2003年02月28日(金) |
本日のソフトボールの結果 |
まず内容より結果を伝えることにします。それには ヘッドコーチの言葉を引用するのがいいかと。
"I was extremely frustrated today."
でぼくだったら
"That was terrible."
1試合目はvs Houstonでたいした投手じゃないのに 攻めあぐね、7回裏にセンターが簡単なフライを落として さよならエラー負け。
2試合目は3枚は格が落ちる相手に思うように打てず、 6回まで試合をやってしまった。(6回コールド勝ち) 本来なら5回で15点差ぐらいで終わるべき。
とにかく打てない。ただこれだけ打てないと正直コーチ の指導法にも?がつくような気がする。Swing Hardと 言ってるだけじゃ、おれが少年野球のときに言われた 「球を良く見て打て!」と変わらないじゃん。なんか この辺がうちって足りないんだよなぁ、って外から見てて 思う。相変わらずウザさはないし。
明日は強豪LSU戦。勝ってもらわないと雰囲気最悪。 日本の経済、景気と一緒になってしまう。ここはアメリカ なのに。
2003年02月27日(木) |
かの有名なバトンルージュへ |
今日は午後1時にH'burgを立ち、LSUがあるバトンルージュへ。 最近花粉症対策に薬を飲んでるせいか、いつも眠い。早く学校 のクリニックに行って眠くならない薬、Allegraを処方して もらえばいいんだけど、時間的に余裕がなくてまだ今年は行って ない。
というわけでバスに乗ってすぐに眠りに入ってしまった。 バトンルージュまでは2時間半程度、途中の道筋は全くわからない まま気づくとホテルについていた。これって車内で眠れない人には 幸せなんだろなぁ。
ホテルで荷を下ろし、LSUへ。去年一度LSUに来てるから多少の土地勘 がある。明日はマスコットの本物の虎、マイクに会いに行こう。LSUは ソフトボール場もいい施設を持っている。外野のフェンスにはすべて クッションとなるマットがついてるし、バックネットサイドにはきちん と屋根がついた(というか部屋だけど)プレス用やVIP用の席もある。 大学の施設としてはかなり贅沢な部類に入るだろう。やっぱりお金を もってる大学は違う。
そこで軽い練習をしたあと、夕食をとって宿舎に戻った。夕食は イタリアンだったが、アメリカにきて一番まともなイタ飯を食べた 気がする。味が変にアメリカナイズされておらず、普通だった。 もちろんもっとおいしいイタ飯を日本では食べられるが。
で今ホテルでのんびりしているところ。ちょっと苦労したが インターネットにも繋げて、メールを読むことも出来、こうして 日記をアップすることも出来た。
さて明日からは試合。今週は勝ち越してくれないと困る。
今日の対アラバマ戦が予定されていたが、早々と中止が 決定。今日は室内練習場で打撃練習をするという。 上に電話すると、ソフトボール場からトレーナーキット と水が入ったボトル2,3個持ってきて欲しいという。 どうせ通り道、いいよと言って持っていくことになった。
ソフトボール部が使用する室内練習場はソフトボール場 から車で15分くらいのところ。言われたものをソフトボ ール場に行って拾い、車で室内練習場に向かう。
行くと誰もいない。それどころか打撃練習用のネットすら なくなっていた。改装中とのこと。はてやつらはどこで 練習してるんだ?
携帯電話を持っていないので、連絡の取りようがなく ソフトボール場に戻ってみるが、やっぱり誰もしない。 仕方なく家に戻ってGAの携帯に電話するも、出ない。 今度はヘッドコーチに電話すると室内練習場が使えない ので練習中止とのこと。
早く言えよ。
そもそもGAは今回何もしてない。おまえがコーチから 連絡もらってるんだろうに。自分さえよければいいのか? スケジュール変更があったら連絡入れろよ。
彼と限らずアメリカ人と接していると本当にこういうこと が多く、嫌になる。奴としばらく口きくのやめた。
2003年02月25日(火) |
アメリカ人大学生選手に見る精神的強さ |
他の大学で自分と同じようにトレーナーをやっている 人間と話す機会があったとき、必ず一致する意見がある。 それは「アメリカ人大学生選手は精神的に弱く、痛み にしろつらさにしろすぐに弱音を吐く。」ということだ。 これは100人中100人がそう感じているようである。
今日うちのソフトボール部の女の子で一人が辞めた。 彼女は3年生。辞めた理由として話した言葉は 「部が自分を必要としていないように思ったから。」
この子には申し訳ないが、正直「何だこいつ」って思った。
彼女は去年までは控えで今年はポジションをとるように 思われた。事実1年生と最後までポジションを争い、初戦 はスタメンを勝ち取った。
ただ初戦は散々だった。エラーも1つだけでなく、打てない どころかバント失敗の併殺をくらい、とにかく印象は最悪 だった。(実際途中で引っ込められた。)
次の試合にヘッドコーチは彼女をはずし、新人を使った。 その1年生はそのチャンスをものにし(実際肝い所で勝ち越し のヒットを打った)その日以来スタメンを獲得し続けている。
さてはずされた彼女は代打、代走にも出されず完全に干された 状態だった。またチーム全体の雰囲気として再建期の色合い が強く、多少の失敗をしても我慢して新人を使っていることが 彼女には不満だったのかも知れない。
ただその彼女が知ってるかどうかは知らないが、今出ている新人 たちは決められた練習以外でも早く来たり、残ったりして自分 で練習し、それ以外にもジムで心肺器系の運動をしたりして 少しでも上のレベルに達そうと努力している。
申し訳ないが、彼女がそういう努力をしていたとは思えない。 練習を見ても彼女が変わっている点は見つけられないかった。
コーチの立場に立ってみればどちらを使いたいかは明白だ。 で今日の発言、驚くよりあきれた。自分勝手も甚だしい。
彼女とはもちろん友達だし、よく話したりもしたが、この件 については本当にがっかり。仲良しで一緒にソフトボールを やってる女の子たちは引き止めようとしなかったのだろうか?
去年も同じことがあって、負け越しシーズンを送った。 そして計らずも今年も起きた。今年はさて、どうなる。
今日はソフトボールの練習なしで、午後はオフとなった。 もっとも午後1時から1コマ、6時半からナイトクラスが 1コマあって、たいしたオフではないんだけど。
先週気候の変化が激しかったのと、長時間バスで揺られて 疲れたのか、のどが痛い。花粉症のせいかも知れないけど なんかだるい。なのでこのオフは横になって休むことで 終わった。
今週も水曜日地元で試合、木曜日からはルイジアナ州は バトンルージュまで行って日曜まで試合。時間とられそう だから、早く体調整えて勉強もしないと。
なので今日はこれでおしまいです。みなさんも風邪には お気をつけてください。
2003年02月23日(日) |
NFCA Leadoff Classic 終了 |
今日は朝から試合。昨夜雨によって試合が中断され、残り の1回半を今日やった。ま、得点圏に走者を進めるも、また もやタイムリー欠乏症。0-2でスタンフォードに負ける。
軽い昼食を取ったあと、1時からノースカロライナ大 チャッペルヒル校と対戦。今度はボールが前に飛ばず 三振の山。相手に11個の三振を許して、これまた完敗。 守備は今季初のノーエラーで投手を盛り立てるも、あれ だけ打てないと勝てません。結局0-1、7回表のホームラン 1本に泣きました。
うちの選手って素人目にみても三振の仕方がよくないよう に見えるんだけど、どうだろう?見てて打てる気が 全くしないんだけど。そもそもバントもまともに出来ない から、球が見えてないんでしょう。
かくして今週末のトーナメントは3戦全敗で終わりました。 しかも得点ゼロ、ホームベースを物理的に一度も踏むこと なく終わりました。すべて全米トップ25に入る相手だった とはいえ、見てるほうにとっては寒すぎる2日間でした。
この後6時間ちょっとかけてハティスバーグに到着。 久しぶりに自分の部屋に帰れて今、すごく落ち着いた気分。
2003年02月22日(土) |
ホームページつながり |
昨日大雨が降りながらも、今日はどうにか試合開催にこぎ つけた。それでもかなりグランドコンディションは悪く、 選手には気の毒。怪我が起きなければと思ったが、案の定 一人の選手がハムストリングスを痛めた。
試合はネブラスカとスタンフォードと試合をしたが、全く でもっていい所なし。スタンフォードとは2度にわたる 雨天中断を経て、翌日残りをやる決定をする歯切れの悪さ。 (最後は風も雨も強く、グランドもぐちゃぐちゃだった。) 結局力の差を見せられて、どちらも負けたんだけど。
さて今日もまたびっくりしたこと。試合前に選手のアップ を見てるとある方から声をかけてもらった。その方は 他の大学でGAをやってる日本人の方だった。しかもネット サーフしてるうちにぼくのHPにたどりつき、名前まで 知ってもらっていた。
彼が同じカンファレンスに属する大学に所属ということも あり、スタッフATCが試合会場で会ったなど噂では聞いていた が、まさかこんなところで会えるとは思わなかった。それと なく自分の紹介や大学での話、トレーナーについての話を した。日本語で会話してたのでコーチや他の選手、スタッフ にちょっと怪しまれたけど。(実はソフトボールでうちの 大学と彼の大学はカンファレンスでいいライバル関係にあり、 勝った方が実質優勝となる位置にお互いいる。)
知らないところで同じ日本人ががんばってるのを知り、いい 刺激になりました。でもアメリカには一体どのくらい数の 日本人がATCとして活躍してるんだろう?
2003年02月21日(金) |
トレーナーへの手厚いおもてなし |
結果を先に言うと、天気予報の通り雨が降って午後に予定 されていたゲームはみな中止になった。午前中小雨が降る 中、打撃練習したのが唯一チームとしての行動だった。 あとはホテルでひたすら待機。
さて今回この大会、えらく大きな大会で全米TOP25を一同 に集めて相互に試合をさせてしまう。西はカルフォルニア 北はイリノイなどから飛行機に乗ってやってくる意味がある ほど、権威があるみたい。確かに各チームを見ると去年 ほとんどのチームがすごい記録を残し、今回招待された チームのほとんどが現在全米Top25にランキングされている。
何故うちが招待されたか?という疑問がわいたが、それは 1999-2001年の成績が評価されてのことだろう。去年の話 ではない。
大会をバックアップするメディカルスタッフも結構なもので スポーツ医学一筋の病院と、そのスタッフであった。
ご丁寧なことに初日の朝、各チームトレーナー全員を病院 に招待してくれ、朝食をご馳走になりながらスタッフの話 を聞いた。おまけに帰りにはお土産すらもらった。まるで 日本の接待みたい。
ただこの病院を主宰するお医者さんの名前を聞いたら、確か に権威のある方で、教科書でも目にしたことがある方だった。 少し大袈裟かも知れないが、スポーツ医学のパイオニアで あり、父であるとのこと。特に普及に関して熱心で、今回 このような会を開催したとのこと。実際は勧誘というのも 裏であるようだけど。
スポーツがビジネスになるところでは、それを取り巻く 環境もビジネスになるんだなぁ、というのが正直な実感。 日本じゃきっと成り立たない。
2003年02月20日(木) |
あるレストランでのトイレでの話 |
明日からジョージア州のコロンバスで行われるソフトボールの トーナメントに出場するため、朝8時にハティスバーグを出発 した。ジョージア州までは約6時間かかる。バスでの移動で 自分が運転しない分楽なことは楽だが、これが毎週となると かなりうざい。
途中昼食をとるため、アラバマ州のどこかでレストランに 入った。朝食で有名なSHONEYSで、毎度のごとくバッフェ形式 の昼食をとる。ここでは特別な話はない。
その後出発間際にトイレに入った。で用を足して出ようとする と突然白髪の紳士っぽい人に声をかけられた。
「ソフトボールの方ですか?」 「はい、ぼくは学生トレーナーですが」 「どこの大学?」 「サザンミスです。」 「どこまで?」 「ジョージア州のコロンバスです。トーナメントがあるんです。」
ここまではもちろん英語で行われた。ただ次の瞬間びっくりした。
「貴方は日本語わかりますか?」
日本語だった。すごく流暢だったが、それでも片言かと思って 英語で、もちろん日本人ですから、と答えると、
「私は宣教師で昭和27年から5年間、日本にいました。大阪の 茨木市や群馬の水上にいました。温泉があるところです。」
昭和で年をいわれてびっくり。ゆっくりながらも完璧な日本語。 助詞もきちんと使われていた。でここからぼくも日本語。恐らく 5分程度、そこで立ち話をした。
最後は行かなくちゃいけないので、ということで分かれたが 奥さんとそこで食事していて、奥さんも日本語できるとのこと。 いやぁ、こんな南部の町でびっくりした。日本の米軍基地に いた、という軍人は何度も聞くがそれ以外では初めてこんな人に あった。
最後に、もちろん日本語で
「それではがんばって下さい。さようなら」
といわれて別れたが、自分の心の中では試合のことだけでなく、 英語のことを言われたような気がした。
がんばろうっと。言語体系の違いは言い訳になりません。
2003年02月19日(水) |
今日のソフトボールの結果 |
昨日トレーナーの役得を書きましたが、今日また新しい ソフトボール部仕様のスウェット(上)をもらいました。 今度は靴がいいな。暖かくなるから帽子でもいいけど。
今日は午後からルイジアナのハモンドと言うところまで 遠征して、1試合してきました。相手が弱くて6−0の 完勝でした。スコア以上に力の差があり、早く終わって 明日からのジョージア遠征に備えたいと途中から本気で 思ってました。実際予想より早く10時半に帰ってこれた ので、よかったのですが。
ジョージアでは、ネブラスカ、スタンフォード、そして ノースカロライナのチャッペルヒルといわゆる強豪所と 当たります。どこまでうちのチームが通用するでしょうか。
ちなみに今日の試合に応援にきてた選手のお母さんから 試合後「先週いなかったでしょ?どこ行ってたの? 寂しかったわよ」と言われました。実際学生シンポジウム に行っていたと正直に言ったけど、覚えてもらえただけで ちょっとうれしかったりします。
さて明日から日記が滞るかも知れませんが、ご容赦下さい。 接続可能かどうかもわからなければ、時間があるかどうか も怪しいからです。
2003年02月18日(火) |
学生トレーナーの役得 |
USMの場合、最終学年時は1年間1つのスポーツを担当する。 ぼくの場合、何度も書いているように女子ソフトボールだ。 それまではずっとローテーションしてるのに、1年間ずっと 一緒となるとそれなりに親しみも持ってくる。選手とも それなりに仲良くなるし、一人一人の性格、バックグランド なども把握してくる。
それ以上に親しくなるのがコーチやスタッフだ。何かと よくしてくれる。ヘッドコーチの方針もあるのだが、 トレーナーも含めてチームの一員だと。
でそれなりに役得がついてくる。その主なものがグッズだ。 着るものには全く困らなくなる。すでにTシャツ3枚、 ポロシャツ1枚、スウェット上2枚、下1枚、通称シャカパン 上下1セット。もっともこれは遠征、試合では必ず着なくて はいけないんだけど。
今日これらに新しくバッグが加わった。遠征のときに使う ものだが、ちょっと変形させるとバックパックにもなる アディダス製のおしゃれなもの。日本から持ってきた バックパックがヨレテきて新しいのを買おうかどうか 悩んでいただけに非常にありがたい。あと帽子と靴が 欲しいかな。
もっともこれらはただではもらえない。今がシーズンである ソフトボールは本当にスケジュールがきつい。実は今日で学校 に行くのはおしまい。明日はルイジアナのハモンドと言う所 まで行って試合。当日夜中に帰ってきて木曜日はジョージア のコロンバスと言う所まで遠征。大会なのでそこで3日間、 5試合ぐらいして、土曜日夜遅くに帰宅予定。
勉強する時間ないじゃん?って思った人その通り。どうしよ。
2003年02月17日(月) |
M.ジャクソンのドキュメンタリーを見て |
今日ナイトクラスが早く終わったので、少し身体を動かそう とペインセンターへ。最近心肺機能系の運動をしてなかった ので、45分バイク(手も漕ぐやつ)をひたすらやりました。
そこでふと見上げると、いくつかのTVの中で恐らく再放送 だと思われる元々イギリスで放映されたマイケルジャクソン の顔の話がやってました。(もしかしたら違うかも)確か に彼は顔が白くなってる。顔も変わっているように見える けど、それは成長、老化のせいか、それとも整形かは わからない。本人はほんの一部しかやってないというが。
ほかに曲の作り方や子供と寝ることの話があった。レポーター は信じられないといったことを連発して、番組の作り自体 もマイケルジャクソンの異常性をかもし出すような感じで あったが、個人的な意見としてこんなことはどうでもいいと 思った。
彼は凡人でないから、ひらめきも行動も違う。ただそれだけ だと思う。他人に理解されないから、ある意味天才なのだ。 彼はアーティストなんだから、犯罪を犯さない、裁判を起こ されない限り、彼の曲に耳を澄まし、ダンスに見入ればいい。 凡人と同じ尺度で彼を測るのはあまりにも愚かで無意味すぎる。
こんなことを考えながら汗をかき、その後サウナに入って シャワーを浴びて家に帰りました。
2003年02月16日(日) |
フットボール選手、光と影 |
Hattiesburgにきてフットボールを観たことがあるなら Derrick Nixという名前を聞いた事があるかも知れない。 もしその名前を知らなくても、#43で主にボールをもって 走る人、と聞けば思い出すかも知れない。
彼はUSMで歴代リーディングラッシャーでC-USAでも2位 の記録保持者である。しかも彼は3年生のとき全くと いっていいほど試合に出場していない。1、2、4年の シーズンはいずれも1000yds以上走り、将来のドラフト 候補選手と言われていた。
その彼が腎臓の病気に冒されているのは前の日記でも 触れた。それでも今シーズン戻ってきて、最後のボウル ゲーム以外は出場した。ボウルゲーム以外は。
ほぼ丸2年腎臓の病気の完治のために費やして2002年度 のシーズンを過ごしたが、腎臓は決してよくならなかった。 レギュラーシーズン終了後、ドクターストップ。検査の 結果、彼の腎臓の片方は機能しておらず、もう片方も 10−20%程度しか機能していないことが判明したのだ。 今は週に3回人工透析を受けながら、腎臓移植手術をする 日を待っている状態である。
そんな彼にアトランタに行く前にあった。彼とは同じ アパート群に住んでいるから今までも良く会ったが、最初 誰だかわからなかった。その姿はあまりにも痩せこけていて、 タックルする選手を引きずりながら前進していた頃の面影は 全くなかった。
いつも通り挨拶して、「元気?」と聞くと「まぁまぁかな」 と答えていたけど、本音はどうなんだろうか。いろいろと 聞くことも出来たが、気の毒な気がして結局聞けなかった。 通り過ぎた後、彼の後ろ姿を見たがあまりにも小さくて 元フットボール選手とは到底思えなかった。
トレーナー仲間に聞くと、彼は普通の量の食事すら受け付け られない状態だという。こけるのは当たり前だ。
USMだけでなくOle MissのOBもお互いに呼びかけあい、彼の 手術代への募金を募っている。移植手術は莫大なお金がかかる そうだ。自分もここを出ることが決まったら、気持ちだけだけ ど彼のためにお金を置いていこうと思う。
1日も早く腎臓移植出来ることを望むとともに、その後の 彼の健康回復を心から祈りたいです。そしてここハティスに いたときにフットボールを観戦して、もし彼を覚えている人が いたら一緒に祈ってくれることを希望します。
2003年02月15日(土) |
SEATA学生シンポジウム終了 |
今日はまるまるレクチャー漬け。寝不足と花粉症の薬を 飲んでるせいもあり、途中なんども落ちかけた。ただ はっきりいえることは、今回はかなりまじめに聞いた。 で昨日も書いたとおり、かなりやらないとやばいことが わかった。
あと試験まで50日。出来ることをしてみようと思う。
3日いたアトランタともお別れ、毎日通ったフードコート ともお別れ。2日とも日本食とったのに、最後の日は 結局ハンバーガーにしてしまった。ハティスバーグに 帰る準備か、それともアメリカ食が恋しくなったか。
帰る途中雷が伴う大雨が降った。運転しない身だから お気楽だったが、運転した人は大変だったと思う。
アラバマから来た方、無事にタスカルーサに着きましたか? 今度是非遊びに行かせて下さい。まだ3月にお邪魔する時 にもよろしくお願いします。
ちなみに今家に帰って、久しぶりにオンラインにして 日記書いてるけど、やっぱり家はいいね。ゆっくり出来そう だし、落ち着く。ソフトボール部は明日までフロリダにいる ので、僕自身は明日オフ。今学期初めての1日オフだと思うと かなりうれしい。
2003年02月14日(金) |
バレンタインデーの過ごし方 |
今日は午後12時半から夜9時まで、びっしりシンポジウム。 ま、今年は勉強しにきたのでやる気があっただけに苦では なかったのですが。
ただWritten Testがあまりに出来なくて絶句。これじゃ まじで4月のテストがまずい。なので決意を新たにして 今後久しぶりに勉強をまじめにやることを宣言します。 なので今後日記は短くなる予定。
さてシンポジウム終了後、深夜までアラバマ大から来ていた 学生(日本人)と話していた。話をする限り、似たような ことやってて、似たような悩みを持ってるなぁと思った。 まぁ、くだらない話のが多かったんだけど。
でたべっていた場所がロビーからちょっと下に下った レストランの一角みたいなところだった。周りは人口だけど 木々に覆われ、それとなく雰囲気はいい。気づくと今日は バレンタインデーで、正装したカップルが多い。さりげなく ホテルで食事して、いい雰囲気にして、お泊りというコース のようで、なんだまったく日本人とやること変わらないじゃん と思ってしまった。
クリスマスの過ごし方はずいぶんと違うが、バレンタインデー はチョコを渡す以外、日米に差はなさそうだ。男が主導権 握ろうが女が主導権握ろうが、行き着くところは一緒という ことで。
明日からの学生シンポジウムに備えて、学生トレーナーの 大半が12時半に学校集合し、バスでアトランタに向かった。 自分にとっては3度目の参加、しかも昨年の12月に単独で アトランタにいって土地勘も多少出来たため、余裕がある。
ホテルに着く。去年と場所を変えさらにいいホテルでの 開催となった。気づくと、12月に来た友達の会社のすぐ 近くだった。目の前は元いた会社の買収元、HPだし。
ホテルの目の前がモールで、食べるところには困らない。 これは以前より改善された。前のホテルは回りに何もなく 外で食べなくちゃいけないときは苦労したものだ。さすが アトランタというか、日本食のファーストフードも2軒あり 夕食は照り焼きチキンにした。ちょっと高いと思ったけど それでもボリュームがあったので、よしとする。松井じゃ ないけど、ハンバーガー食べるよりお米食べた方がいい。
今日は何もないので、部屋に戻り早速インターネットに 繋げてみようとする。Local callは無料、と思い込んで つなげようとすると、変な注意書きを目にしてしまった。
「Local call 1回につき0.95セント、60分すぎると さらに1分ごとに10セント」
どういうことだ、市内電話にお金をとるとは。1回辺りの 使用に対してチャージするのは施設使用料として百歩 譲って納得しても、60分後のチャージはどういうこと?
むかついて、ネットにつなぐのやめた。約10ドル払えば Lan利用できるみたいだけど、そこまでしてつなぐほど 仕事するわけでもないし。
こんなんだったら、Days Innのがよっぽどいい。
ということでこの3日間、ネットに接続せず日記を更新しま せんでした。更新を期待してこのページを訪問してくれた 方、感謝の気持ちを添えてお詫びします。
内容はともあれ昨日の勝利のためか、今日の練習は短め だった。まだ内外野ともにぽろぽろして不安だけどね。 ただ努力してる子もいるし、チームとしてもまだまだ 手探り状態かな。スタメンはどんどん変わりそう。
チームは明日からフロリダ遠征(at U of Florida)ですが ぼくは悩んだ末SEATAの学生シンポジウム出席するため、 アトランタ行きです。ぼくがいないときも勝っていい雰囲気 で帰ってくるといいんだけど。
さて早く終わったので、久々にジムに行った。先週は大学院 の出願に追われてて、全くいかれなかった。今日はなんだか 異様に混んでて、お気に入りの手漕ぎつきバイクにのれず、 ただのバイクをえっさえっさとこいだ。この機械は脈拍が出る んだけど、どんなに一生懸命こいでも120をなかなか超え なかった。脂肪を燃焼させるのがどんなに大変だか、身を もって体験してしまった。時間も30分弱だったしね。
でその後ベンチプレスにシュラッグ、チンアップとディップ をやっておしまい。フットボール部の友達がスポットを してくれたおかげで、ベンチプレスでは限界近くまで力を 出せて、いい運動が出来たと思う。
でその後好きなサウナとシャワーへ。ここで題名の人を発見。 サウナに入ろうとすると、上着は着てるはズボンもはいてるは おまけに靴まで履いていた。かといって下にタオルをひいて いるわけでもない。はだしで入ろうとした自分は嫌な感じに なって、サウナには入らずにシャワーを浴びて退散すること にした。
靴はいてサウナ入って、床がきれい汚いもさることながら、 足から汗をかいて臭いだけでなく、水虫にならないのだろうか? この感覚、信じられない。やっぱりこの先機会があっても アメリカ人とは部屋をシェアしたくない。
2003年02月11日(火) |
vs Northwestern State (La) |
今日はホームでの開幕戦で相手はNorthwestern State。 結果を先に言おう。2つとも辛くも勝った。うちはエンジンの かかりが遅く、いつも先手を許す。どうみても緊張していて エラー絡みで失点する悪いパターン。ただ今日は相手のミスも あり、内容はよくなかったが勝たせてもらえた。
ぼくが見たうちの感想。まず打順に疑問。1,2番に打てなく てもうざくて早い選手がいない。3球であっさり三振するは 送りバントも出来ない。しかもボール球に手を出して自分で カウントを悪くして、三振、凡打に終わる。中学、高校で ソフトボールをやってきたとは思えないほど、ソフトボールを 知らない。絶対に打順を変えたほうがいい。
それと元4番の今日5番。完全に大ブレーキ。本人もわかって いてベンチでうなだれているが、その割に普段の練習で努力 する様子もない。練習でもまったく芯に球が当たってないのが わかっているのに、何故彼女を使いつづけるのだろうか? 当たればでかいが、当たらなければただの扇風機。我慢して 使うのなら、もっと打順を降ろさないと、精神的にきついの では。案の定、彼女の打席には塁上にランナーがいることが 多いのだから。
現状うちのオフェンスは打てないし、打てないならじゃどうする の工夫も見られない。DHの2番だけが頼り。相手がミスしない限り 点を取れないのなら実力上の相手に勝てないだろう。それとも これがアメリカンソフトボールなのか?
守備も相変わらず不安、公式記録で2試合で4つのエラー。しかし 見た目は6個あった。しかもどうみても凡ミス。練習でのミスは 試合でもそのままでてる。通算3試合で6個のエラー。どうにか 減らしていかないとこのままではピッチャーが切れる。
とはいえ、この2つの勝利はコーチ、選手にとって何よりの良薬 となったであろう。試合前にはがちがちになっている選手を 見るのもこれ限りにして欲しい。新人君たちもそろそろ試合に 慣れてきただろうし。
エレファントマンという映画を見た人は多いと思う。 自分もテレビの放映時に見たが、詳しい内容までは 覚えていない。ただそのタイトルとその人の話を今日 久しぶりに聞くことになった。
月曜日の夜のクラスは、お医者さんを毎回招いて その人の専門の講義を聞くことである。今日は皮膚科 の先生がきて、いろんな話をしてくれた。
正直、皮膚科の先生が出すスライドは観ていてあまり 気持ちのいいものではない。アスレティックトレーナー では恐らく普段みることも出来ないものまで見せてくれた ので、途中鳥肌がたってしまった。
たかだか、菌、ウイルスをばかにしてはいけない。人を 死に追い詰めるのだ。顔がかびて歯茎、鼻がすべてなく なってしまった人(この人はこれで亡くなった)を見た。 この人はその部分にいくつもの団子状(大仏様の頭を思い 浮かべてくれるといい)でカラフルのかびが繁殖していた。 黄色やら緑やら白やら、である。
で最後にエレファントマンの題材となった人の胸から おなかにかけての写真も見た。確かにぞうさんみたいで くしゃくしゃで乾燥していた。人は本当にこのようにも なりうるんだ、と少しショックを受けた。
みなさん、お風呂に入って身体を清潔に。日焼け対策も きちんとしましょう。皮膚がんになってからでは遅いです。 ぼくももちろん気をつけます。
2003年02月09日(日) |
支援者達とのdinner |
また、と思われるかも知れないがソフトボール部の話。
今日は朝9時半から練習のあと、午後は女子バスケの 試合を観戦。OTのすえ、Marquetteに勝ち。今年の女子 バスケは怪我人だらけなのに、よくやってるよ。それ に比べ期待されたのに、イマイチ。
でその後6時半からまた召集があった。みんなでdinner を食べるというものだ。しかも正装をしないまでも きれいなかっこで来いという。話をあまり聞いていなか っただけに、なんで?と思って会場に向かった。
行くと選手もきれいなかっこ。正直、ものすごい違和感。 お化粧して女の子らしいかっこして、かわいいことは かわいいんだけど、なんがすごく変な感じ。でその場に いってようやくわかったけど、今晩のdinnerはソフト ボール部支援者達との顔合わせdinnerであった。
今週火曜日、ホームで今シーズン最初のゲームがある。 その前に支援者(正確に言えば父母、OG、近所の人など 部に多大な寄付をしてくれた人)との交流の場を持ち 今後の寄付の継続と、試合に足を運んで応援してもらう ための場であった。dinnerにガイドブック、Tシャツ その他グッズのお土産つき。これなら金を出す気にもなる。
さすがだなぁって思った。やっぱりお金くれる人は大切に しないと。どこかの大学の部みたいにただただ金くれって いって、特別に選手と知り合う機会もなければ、試合の チケットすら送ってこない。日本の部活はこれじゃ支援者 増えないなぁと痛感する。
ちなみにぼくも会場でソフトボール部のトレーナーとして コーチから紹介されたけど、ぼくのときだけまわりから 大きな拍手が起きたのは何故?
2003年02月08日(土) |
ソフトボールで早い球を投げる |
来週の火曜日に夕方5時半から試合(しかもダブルヘッダー) があるため、今日は4時半から練習だった。主に寒さ対策と 照明下でボールを追うのに目をならすためだ。
練習中トレーナーは基本的に座ってるか、立っているだけ なので寒いこと極まりない。なので今日は球拾いでもして 積極的に身体を動かすことにした。
時間が空いたときは友達とキャッチボールもしたのだが、 一つ疑問になることがあった。ピッチャーみたいに下手投げ で早い球が投げれないのである。投げようとするとワン バウンドするか、相手の頭遠くを通過してしまうボール ばかり。
不思議に思ってピッチャーを見てるとどうやらリリース ポイントが違うらしい。野球ではリリースは遅ければ遅い ほどいいとされるが、ソフトボールではちょっと違うみたい。 また下手投げといっても手のひらを上に向けて腕をまっすぐ にして投げてるようには見えない。ずいぶんとひねってる ように見える。
筋力的に女の子に負けてるとは思わないから、あとどこが 違うんだろうか?biomechanis的に非常に不思議。ぼくも きちんとした動作を覚えればあのぐらいの球速は出るのだ ろうか?
今度ピッチャーの子に聞いてみよ。
ついにその日が来てしまった。今までお世話になり続けて きたHead Athletic TrainerのMattの最後の日。今週で 引越しを済ませ、来週からルイジアナのバトンルージュ に住むと言う。
今日は11時から12時の時間帯に誰も選手の予約を入れず、 Mattとのお別れパーティとなった。学生トレーナーや スタッフが一同トレーニングルームに集まり、一人一人 お礼とお別れの言葉を述べた。別れに関しては意外と 淡白なアメリカ人にしては、えらく感傷的なセレモニー だった。逆にいえば彼がどれだけ周りから愛されていた かわかる。
自分の番ではあえて感傷的にならず、お礼の言葉と新しい 仕事場でのエールを送った。彼自身苦しい決断をして、心 苦しい時間を過ごしたんだろうから、これ以外言うことは ない。
彼は最後まで家族との時間が欲しいと言っていた。14年間 NFLとNCAA Division I-Aのトレーナーとして過ごしたこと をもちろん後悔していないが、犠牲になったものも小さく ないという。ただ子供がまだ3歳なのが救いで、これから 彼と一緒の時間を増やせるだろうと。
これから何年アメリカにいたら自分はこんなことを素直に 口に出せるようになるんだろうか?とふと考えた。
たぶん、ないだろうな。日本人だもん。
2003年02月06日(木) |
NATA exam申込み |
昨日ガソリンのことを書いたが、今日家の前の表示をみたら 1ガロン1.47に上がっていた。わずか1日で値段を変えるなんて 非常に珍しい。ベネズエラからの石油ってそんなに大事だった のか?
さて、個人的な話ですがようやくNATAの試験を申し込むこと が出来ました。お陰様で希望の4月、ヒューストンで受けられる ようになりました。これからは気合を入れて勉強していこうと あらためて誓った次第です。
ってうまく試験登録できたからいいけど、なんで受験資格が あるかどうか確認するのにこんなに時間かかるんだ?実は申し 込んだのは1月14日。今日は2月6日。しかもオンラインで申し 込んだから、向こうは事務手続きだって大してやることないのに。 受験資格っていったって、おれがカリキュラムのある学校の 生徒であることは別便で証明済みだし、5月に卒業できるのも 内容見れば一目瞭然だし、何を一体時間かけてたんだ?
非常に不思議に思う。35ドルも払わせて何をやったんだろう?
そういえば、他人のサイトでイギリスの郵便事情が不安定なのを 知った。これはアメリカも例外でない。以前親が国際書留で何かを 送ってくれた時のこと。3週間たっても着かないのでおかしいと 思い郵便局に確認をとると、局員いわく、「日本の中では確実に 飛行機に乗っていますが、実はアメリカではどうなってるか わからない。」これを聞いて温厚なうちの親でさえ、あきれて 切れそうになったという。
みなさん、書留は日本国内だけで利用しましょう。海外では高い お金払っても何の保証もありません。アメリカなら多少高くても FedexやUPSを使いましょう。こっちのがはるかに安全で確実に 着きます。(Webでトラッキングも可能)
2003年02月05日(水) |
ガソリン高騰、予備役召集と戦争 |
最近メールでこっちの情勢を聞かれることが何度かあったので 現在アメリカに住む1市民として、どんなことを目にし、耳にし たか書いてみようと思う。
まずガソリン。短期間のうちに高騰している。うちの前の ガソスタンドではちょっと前まで1ガロン1.29ドルだったのが 現在は1.44ドルまで上がった。日本に比べればまだまだ安い が、それでも上がり方が普通じゃなかったのでびっくりした。 ちなみにこっちにきて3年以上経つが、これまでの最高値は ガロンあたり1.51ドル。しかもここ数ヶ月は安い水準をずっと 保っていた。
理由としてはベネズエラのストライキとイラク危機だそうですが どうも後者を疑ってしまう。どちらにしても状況が逼迫したら 戦略的備蓄石油の開放を行って、アメリカ国内のガソリンの価格を 下げるのでしょうが、その時期が確実に近づいているように思い ます。ちなみに前回うちの辺りで1.51ドルをつけたときは、この 開放があり、すぐにガソリンの価格が下がりました。
そして予備役召集。前にも言ったとおりミシシッピあたりは 軍に入りながら大学に入る学生が非常に多い。退役軍人が多く 住み、その子孫が多くて親の影響を受けるからなのか、愛国心 あふれる学生が多いのか、それとも本来なら学校に行けないが 軍の奨学金に頼って大学に来てる生徒が多いのか、とにかく 多い。彼らは俗にいう軍の予備役で、何も無ければ週に何回かの 軍事訓練(大学の単位にもなったりする)をこなす以外は普通の 学生として生活する。ぼくが通うアスレティックトレーニング学科 にもそんな学生がいる。
昨日ミシシッピ州立大学に行ったが、学内新聞のトップで予備役 の召集が特集され、その学校からも今回のイラク危機のために 訓練地に行ったと言う。ここUSMからも間違いなく何人か行ってる だろう。日本語版のYahooのニュースですら、米国防総省が5日、 1万7000人近くの予備役を追加招集したと発表したことを 記事にして載せている。招集された予備役は計11万1000人を超え たそうな。
さらに今日の国連安保理での外相会議にてパウエルさんがイラク 疑惑の証拠提出したことをTVで盛んに放映していた。
こんな状況から考えればスペースシャトルの事故調査を進める こととは全く関係なく、イラクへの攻撃は始まるような気がする。
2003年02月04日(火) |
at Mississippi State |
朝7時半にハティスバーグを出発してミシシッピ州立大学がある スタークビルへ。自分自身にとってこの大学に来るのは3度目で 校内なら(正確に言うとスポーツ施設がある近辺は)どこに 何があるかわかる。
で試合前にはお決まりのブルドッグデリで昼食をとる。ここの サンドイッチはおいしい。ひそかにお気に入りになっている。 ジュースが入ったプラスティックのコップもおみやげとして 毎回持ち帰っている。今年はデザインもかわったみたいだし。
試合前に関してコメントはなし。いつも通りにやった。あっ、 ひとつ言えば、うちの選手の親がたくさんきていたことに びっくりした。平日3時半からの試合に何故来れるんだ? しかも母親だけだけでなく、父親も。仕事はどうしたの? しかもその半分近くはテキサスから来てる。車でここまで 10時間以上。今シーズン初戦とはいえ、親バカぶりも甚だしい。
試合は結果から書くと1−3で負け。結果的には一つのエラー から3点を献上して追いつけなかったが、それにもまして 内外野でエラーの連続。ヒットどころか外野に球がはじめて とんだのも6回と気候同様寒い試合だった。
あれだけエラーされると、おれがピッチャーだったら切れる。 (注:ぼくは少年野球でピッチャーでした。)先週の紅白戦 でも同じようにエラーしてたが、それが試合でも出たという ことだけかな。打撃も淡白で、いやらしさがない。打てなく とも相手が嫌がることして、少しでも自分たちに有利なよう に持っていかないといけないのに。おれの少年野球時代の 方が考えて緻密に試合を進めていたとすら思える。
課題が多く残った初戦でした。スタメンもまだまだ変わって いくでしょう。
日本だと今日は節分だろう。銭は内、デフレ、失業は外って いった感じか。
月曜日はぼくにとって1週間で一番忙しい日。午前中はいつ ものトレーニングルームに行って、その後2人の先生に 大学院に送る推薦状をお願いしてきた。それだけ渡すのも なんなので、世間話をして予定より長居してしまうがたまに傷。
午後は薬理学の授業を出た後、ソフトボールの練習。明日 が試合なため今日の練習は短めだった。練習の終わりには アスレティックディレクターの人がわざわざお見えになり 激励の言葉を残していった。そりゃそうだろう。マスメディア に触れる機会が少ないからフットボールほど知名度はなく ても、ここ数年USM内で常に全米レベルTop25に入る活躍を 見せている部活はこのソフトボール部だけなのだ。
しかも驚くことに固定ファンがいる。別に娘がいるわけで ないのに、定期的に練習を見学し、ときには差し入れや プレゼントを持ってきてくれるおじさんたちがいるのだ。 またここまでしなくても、Home gameは必ず観に来て、週末 では必ずテイルゲートパーティをする有名なおじさんもいる。 日本ではちょっと信じられない。
ちなみにこの人たちは退役軍人さんらしい。ミシシッピには 退役軍人が多く住み、彼らは年金生活で暮らしてるので時間 はあるわけだ。彼らは強い部活を観に来ているか、それとも ただの若い女の子好きなのか?
でその後は6時半から夜の授業。今日はFamily medicineを やるお医者さんが来て講義をしてくれた。実習で初めて耳の 中を見るotoscopeと眼球を見るophthalmoscopeを使った。 パートナーの鼓膜を見るはずだったけど、耳垢しか見えな かった。これが終わったのは9時ごろかな。
さて明日は朝7時集合で、ミシシッピ州立大学へ。 早く寝ようっと。
2003年02月02日(日) |
ただいま大学院出願中 |
先日Graduate Assistantship(以下GA)の出願を1つした。 これは僕の場合、アスレティックトレーナーとして体育会 のチームを面倒見るかわりに、学費免除+金銭的補助を受ける というものだ。もちろんそれまでにATCになる必要があるの で、その試験には一発合格する必要があるんだけれども。
日本にいるとわかりにくいが、アメリカの場合体育会の予算 と学校の予算は独立してると考えてよい。つまり今回の GAshipの申込みも体育会(Department of Athletics)に したわけで、一方で学生である必要があるから学校側にも 通常どおり願書を提出しなくてはいけない。
つまるところ体育会と学校、両方から合格通知をもらわなく てはいけないわけだ。でうまくいけば体育会が学校でかかる ぼくの学費やら諸費用をすべて負担してくれるということに なる。
で前述の通り体育会側には出願した。ただまだ学校側には 出願し終えてない。この大学院がいくつもの細分化された 学科を持つため、どれが一番自分にふさわしいか選ぶのに 時間がかかっているのと、入学前からかなり具体的に将来 像を描き、あらかじめ指導して欲しい教員に連絡をとって おく必要がある手続きが必要だからだ。
この指導教員に連絡というのが何気に気を使う。指導をお願い する以上彼らの興味の対象を知らなくてはいけないし、自分 がどうしたいかも伝えなくてはいけない。例えOKをもらって も、Statement of purposeで自分の経験、そして今後のこと を指導教官との研究テーマに関連させて書かなくてはいけない ので、これまた一苦労である。
よくよく考えると自分の人生はつじつまがあってないことの が多いし、思いつきで決断したことも多い。うーん、自分が やってきたことがうまく繋がらないからうまく書けない。そ もそも俺は将来何をやりたいんだ?とまた悩んでしまう。と にかく矛盾だらけ。
こいつは困った。けど自分を見つめなおすにはいい機会だろう。
どこかのいい加減な大学院ではここまで求められなかっただけに 今回は頭の悩ませどころである。
2003年02月01日(土) |
スペースシャトルコロンビア爆発とガンダム |
今朝起きて何気なくテレビをつける。最近は朝起きてお約束の 8chお天気チャンネルを見るのが習慣になった。ここで11Fを 記録して以来また寒い日が来たりしてと思うが、ここはアメリカ でも最南部。そうそう寒い日は来ない。
今日は晴れ、しかも気温が上がるという。ソフトボール部の練習 にはもってこいだ。2月4日の初戦(vs Mississippi St.)に 向け、いい練習をしてもらいたいもんだ。
で珍しくチャンネルを回す。といってもミニマムオプションの 契約なので、チャンネルはすぐに一周してしまう。となりの チャンネルではウルトラマンギガをやっていた。漫画だけでなく、 円谷プロもアメリカに進出してるのだ。でリモコンをこちょこちょ まわす。一瞬、目が止まる。あれっ、スペースシャトルになんか あったの?
すでにみなさんもご存知だろう。コロンビアが大気圏再突入して 着陸までの間に爆発して空中分解したのだ。まだ朝だっただけに 情報が集まっていない様子だったが、とにかくえらいこっちゃと いうのがさかんにニュースで流されていた。
ニュースを聞いていると、大気圏再突入のことを話していて、 再突入時には空気との摩擦で機体が高温になるという。今の所 何らかの原因で再突入時の角度がよくなかったか、機体の傷で 耐熱パネルがはがれたのでは、といわれてる。
この話を聞いていて、(不謹慎な話かも知れないが)アニメの ガンダムでの話を思い出した。ガンダムの中でも大気圏突入の シーンがある。確かホワイトベースが地球に戻ろうとして際、 大気圏突入間近でジオン軍がザクを動員して奇襲をかけた。 ガンダムが出動したが、大気圏突入が近いため時間は限られて いる。あまり地球に近づきすぎると地球の引力によって地球に 落っこちてしまうのだ。
で結果、戦いは長引き、ザクとガンダムはそのまま大気圏突入。 ザクのボディーは大気圏突入する耐久性を持たず、パイロット は「シャア大佐ぁ、うわぁー。」といってザクごとあえなく 燃えてしまう。じゃガンダムは、というとアムロが大気圏突入前 に必死にマニュアルを読みフィルムみたいなのを取り出して ガンダムを覆い、突入に成功するのだった。
今思うとガンダムを守ったあのフィルムは何で出来ているのか なぁと、この事件で考えた。これを考え出したらノーベル賞 もらえるかも。「超耐熱物質の発見」かな。
P.S. 確かホワイトベースからミライがザクと戦うアムロに 向かって何度も「アムロ戻って。」って言ってた気がする。 詳細を覚えてる人は掲示板までコメントを。
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