| 2005年02月26日(土) |
血液ぃ、サ〜ラサラっ！ |
１ヶ月半くらい前から、近所のスーパー（おかじま都留食○館）の中で、怪しい陽気な兄ちゃんが、「サラサラ広場」なるものを開いております。お兄さんは自称「新潟から来た広島（広島って名前らしい）」ですって。ミニ情報としては、朝に弱い様子です。10時くらいから開いているのですが、朝一番は声がいつもガラガラですんでね。で、これはおそらく催眠商法に近いのですが、山梨人（特におっさんとおばさん）は催眠商法が大好きなのでたくさん溜まっています。トラベルインフォメ◯ションの隣・元石鹸屋で過去に数回か開かれていたり、オギノのオープン時には道で堂々と盛大にやってましたよ。一緒にするのは問題かもですが、催眠商法の中でも宣伝講習販売（SF商法）に近いものでしょう。
んで本題の催眠商法ですが、あれは見ているとかなりギャグです。まずどんな商品かと言いますと、椅子に座るだけで血液がサラサラになり、肩凝りや腰痛・便秘まで治るという素晴らしいシロモノ（正しくは電位治療機という分類になりそう）。どうやら体に電気を流すおかげらしいです（ただし厚労省から承認を得た医療器具というのは本当でしょう。問題があるのは、その売り方です←ここだけは少し真面目に）。
サラサラ広場に行くと、お兄さんが「（今なら空いていてすぐできるからという意味かな？）運がいい!!（最近は「運がよいっ！よいよいよい!!よーーーーい!!!!」と変化しつつあります）と絶叫しながらお出迎えしてくれます。お兄さんはカモ（お客）一人一人の名前を覚えており、ご年配の方々には基本的に「下の名前」で呼んでもらえます。下の名前で呼ばれるというのは、ご年配、特に女性に喜ばれることが多いのです。そのためか、お兄さんとカモたちはとても和気あいあいとしています。
処置中は、カモに対して兄ちゃんがずっと喋りっぱなし。あの元気さには感服だね。
さて初めて行くと、まず通電するかのテストをしてもらえるようです。通電があると、電気が付くんですと。１回目はやたらと気分が悪くないか聞いてくれます。２回目になると少し変わって、帰宅後体調が悪くなったりしなかったかとか聞いてきます。とにかくお兄さんは「体調に気を配ってるぜアピール」をしてます。処置が終わると、お兄さんは楽しそうに「じゃあ、今日もぉ！血液ぃ〜サラサラっ！」と絶叫し、お客も共に「サラサラ！」と言わされて終了します。多くの客は、満足げに帰っていきます。
基本的に何か買わさせられるということはありません。あくまで無料体験をアピール。開始して１カ月くらいして兄ちゃんが姉ちゃんに１日だけ変わったことがあるのですが、そこで初めて「新しく発売された◯◯なんです」ということを発言。あくまでも兄ちゃんは、商品販売には関わらせないのかねえ。最近は名前だけ書かせているようで、近々きっと住所とか書かせ始めるんじゃないの（勝手な想像）。因みに姉ちゃんは、「今日はお兄ちゃんはいないの？」と客に聞かれ、「今日は木村拓哉似の広島に変わって私が！」とのたまい、会場はドッと笑いの渦に…という証言があります。
法的に問題ってないんですかね。例えば通電するだけで血液サラサラって詐欺だろし、腰痛・便秘などが治るって断言できないのにしちゃいけないだろし、患部を治すのは医療行為じゃないの？
前述の通り、おそらく厚労省の医療器具認可は得ていると思います。電位治療機の場合、腰痛・肩凝り・便秘などが効能として挙げられた上で認可される例が多いことを確認しました。ただ問題は、その売り方。全国の事例を見ると、認可された効能以外の効能をうたっていることが多いらしく。例えば「体調の不調は何でも効く・万病に効く」などと言うのは完全にアウト（薬事法違反）。サラサラ広場の兄ちゃんは「生活習慣病に効く」なんてほざいてましたよ。ダメダメ〜。
てかその前に、おかじまがよく開催を許したもんだ。ただでさえオギノと戦っているのに。少なくともおかじまの南側の出入口は、近寄り難くなりました。…雨宮店長って馬鹿？もっとも、最近は固定客で会場はいっぱいなので、新規客の呼び込みは少なくなってきたようですがね。
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・「使えば病気が治ると聞いて購入した電位治療器、効果がないので解約したい」
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/s_sodan/jirei/g_iryouyougu01.html
↑ってか、これだろ？
・「アクトリーD9000」
http://www.actry.jp/
↑これに近いかも。何でも治るよ（うそ）。
・「催眠商法にご注意！」
http://www3.ocn.ne.jp/~ao.syohi/jirei4.html
・「高齢者を狙う悪徳商法」
http://www.pref.miyagi.jp/seibun/syohi/knowledge/kourei.htm
・「周りの雰囲気に惑わされ、45万円の健康治療器を購入」
http://www.shohi.sl-plaza.jp/news/200306/qa.html
↑全国から寄せられている事例
・「電子治療無料体験会の謎」
http://www.vuvu-world.com/myhome/diary_0206.htm
↑都留ではないですが、体験記です。かなり詳細まで書いてあります。
またしても食ネタです。今回のネタは「文旦（ぶんたん）」。柑橘系の果物の一種で、高知県の特産品です。先日の「食わず嫌い王」でヒロスエが四国に媚びを売るために（勝手な想像）お土産で持ってきたのが「水晶文旦」という高級文旦でして、それを覚えていた私の連れが岡島で購入してきました。すぐ飛びつくなあ…まあいいですけど。何でもかんでも飛びつかれると困りますが、食に関しては問題ないです。
見た目や香りはグレープフルーツと同じ感じ。グレープフルーツよりちょいとでかく、高い（岡島で298円）。上品な雰囲気が醸し出ていて「早く食べて」と言わんばかりなので、さっそく食しましたよ。パッケージに書いてある通りの剥き方で剥いてやると（外皮が厚いので、包丁じゃないと剥きにくいんです）…。
味はグレープフルーツとはっさくの真ん中のような味。へたのある方を包丁でザクッと切ると、あとは極めて剥きやすい感じ。皮もサクッと剥けるし、身も皮からあっさり離れる。粒の様子を見て連れは「（毛穴すっきりパックで取れた）毛穴みたい…」とのたまっていたが、基本的に粒も可愛い。ビヨーンと長く、食べやすい。酸っぱすぎず甘すぎず苦くなく。まあいいんじゃないですか。
でも、1個298円は高い！これなら「はっさくを買え」って話です。美味しいは美味しいけど。ヒロスエが持ってきた「水晶文旦」とやらを一度食してみたいものです。
今年も出ました、山梨限定「765ラーメン」。これは山梨のラジオ局「YBSラジオ」がAM765KHzに統一されたのを記念して出されているもので、今年で2年目。昨年は味噌ラーメン、今年は塩とんこつでした。詳しいことは「765ラーメン」のサイトを見て頂きたいのですが…と言うのも「YBSラジオ」なんて聴かないので分からないんです。昨年の「765ラーメン」はまあまあの味でした。「山梨人が作ったラーメンなんて、どうせ大したことないだろう」と甘く見ていたら、意外といけました（感動はないけど、そこらのラーメン屋よりは美味）。ってことで、今年もチャレンジ。
先ほど述べた通り、今年は塩とんこつ（とんしお）味。「765ラーメン」は基本的に地元の食材を利用しておりましてね。例えば豚は「ワイントン」を使用してます。甲州ワインを朝晩ブタさんに飲ませているという、あの「ワイントン」です。ゴマは身延町曙地区のもの。…とここまでは順調なスローなのですが。塩は山梨じゃ取れません。なんと沖縄県宮古産の「雪塩」を使用だそうで…まあミネラル含有量世界一らしいですから、いいんですけど。肝心の塩が沖縄産ってのは…やっぱねえ。
で、食しました。…普通？いや、普通に美味しいっちゃ美味しいんですけど。大騒ぎするほどのもんではありませんでしたわ。CMで「いよいよ待望の…」ってありましたけどさ。企画モノだから買ったわけで、普段から食べるものではありませぬ。700円くらいしましたが、その価値は、、どうかね？Yahoo!オークションでは一時期800円近くの値がついたこともありましたが、今は600円でも売れないようです。
「765ラーメン」って、毎年続けるのかな？来年はしょうゆ味？山梨って醤油は作ってたっけ？信玄餅味でも作ったらええんと違う？冗談でふ。
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「765ラーメン」http://www.ybs.ne.jp/ramen/index.html
「ワイントン」http://www.kanto.maff.go.jp/chiiki/genchi/gj0308/03083103.html
文中でも触れた通り、朝晩ワインを飲ませたブタさん。ワインを飲んだブタのはずだが、ワイントンのイラスト（ロゴマーク）は「ワインに飲まれたブタ」と逆になっている。わざと??
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