風の行方...深真珠

 

 

小さな一歩。罪。 - 2004年01月31日(土)

一度は止まってしまって、もう二度と動かないだろうと思っていた歯車さえ、
今、静かにゆっくりと回り始めようとしている。
どれだけ油をさしても軋む音ばかりで、素直に動いてはくれないけど。


うちの親戚でいろいろ問題が発生して、僕もその話し合いに参加した。
その中で、クリスチャンである叔父さんが、
「人間に大切なのは、人を許せる心だ」と言う。
(この言葉と問題とは直接関係ないのだけど)
そして、
「人を憎んでいいことはない。そういう思いはずっと引きずってしまう。」
と言った。
僕は、僕が後ろにいろんなことを連れているところを想像したけど、
なんかものすごくなが〜いものを引いていたんで、苦笑いしてしまった。
しかも、とても重そうだった。
「そうやって引きずっても、いいことはないから切っていかなければならない。」
と叔父さんは続ける。
「でも、切れることもあるし、どうしても切れないことだってある。
 それは神様に切ってもらうしかない。」
叔父さんは叔父さんなりにいろんなことがあったんだろう。
別に神様に頼ることをあ〜だこ〜だ言う気はないけど、
少なくとも僕は今、神様に頼る気は無い。
どんなことでも引きずって生きてやる。
どんなに重くても、絶対投げたりしない。
自分が背負った以上は自分で背負い続ける。
もし、70,80のおじいさんになって、無理だって思ったら頼るかもしれません。
そのときは、よろしくお願いします>神様

それと、ちょっとだけ信仰に走る人の気持ちがわかったような気がしました。


一向に勉強は進まない。
今頃心を揺れているようじゃ、あと1年戦っていけるか不安だな。
それでも、少しずつ、一歩ずつ。


BGM:ガラス玉/L'Arc〜en〜Ciel


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真夜中のラブレター - 2004年01月30日(金)

もし、あなたがそこに居るなら、夜が明けなくたって構わない。
僕が朝日を求めるのは、あなたとの夜が幻だったということを、この脳に知らしめるために必要だからだ。

この夜が幻でなければ・・・
この夜が永遠に続けば・・・
このままあなたと居れるなら・・・
僕は夜を愛そう。
冷めた空気を愛そう。
ほのかに光る灯を愛そう。
苦いだけのタバコを愛そう。
悪酔いしかできない酒を愛そう。
生命の源、日の光を憎もう。

この夜のためにかわいいローソクを買い、
この夜のために葉巻も買い、
この夜のために高い酒を買い、
この夜のために毛並みのいい高い毛布を買った。
でも、なにもかも必要ではなくなってしまった。
すべてが幻になってしまった。

明日もまた朝日を浴びることにするか。



新撰組のゲーム買っちゃった。
沖田を使えるわけじゃないのね(涙)
ゲーム屋で30分くらい悩んでたな(笑)
「これ買うからがんばるぞ!」という気持ちと、
「これ買ったらやんないじゃん!」って気持ちが真っ向勝負。
そして、見事に前者の勝利。
自分には甘いなぁ・・・。


何もかも幻であって欲しい。
あの言葉も、あの涙も、あの想い出も、


BGM:鶺鴒〜seki-ray〜/Gackt


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眠れず、日記書き。朝に至る。 - 2004年01月27日(火)

「彼と彼女と彼女の生きる道」
前の「僕の生きる道」と出ている役者が一緒だ。
(最後の2話くらいは見てない)
こういう試みも悪くないんじゃないと思う。
前のもそうだったけど、全体的にスローペースで落ち着いた感じで進んでいくのも、このドラマのいいところだな。
前のは消えていく者の話だったけど、
今回は産まれてきた者、そして、これから生きていく者の話だ。
僕がこの話を見て感じるのは、人は最後の最後まで成長し続けることが、
生きる喜びなんじゃないかと思うこと。

森瑤子氏の本を読んでいるけど、かなりいい感じ。
この人が書くベットシーンはとても官能的だ。
官能的でしかもちょっとひっこんだ感じがいい(うまく言えないけど)
僕みたいに下品じゃないところがいい。
それと最近ちらっと頭をよぎったのは、
僕は村上春樹が書く文章は好きだけど、村上春樹本人とは仲良くできないんじゃないか?ってこと。
いや、まったく知り合いではないし、これからも知り合いになる予定はないんだけど。

物書きの人達(ほとんどがアマチュアだと思う)の短文を掲載してるHPがあるんだけど、
(そこには誰だって掲載してもらうことができる)
そこの文章をよく読ませていただいている。
僕の謙虚さをすべて出し切っても、僕が書く作品の方が情緒的で素敵だとほんのちょっと思う。
自分の作品のことは自分が一番理解できているわけで、
自分の中にあることを文章化しているわけだから、いいと思うのは当たり前だよね。
だからこそ、謙虚であり続けなきゃいけない。

昼間、書こう!と思うことはたくさんあるけど、いつの間にか忘れてしまっている。
忘れてしまう程度の言葉だったのかもしれない。
もしくは、文章化されることを嫌がったか?
そんなにカッコイイもんじゃないな(苦笑)

「はねるのとびら」
北陽が降板だって。
当たり前だ(笑)
残念だなぁ。
ゆめこどえぇ〜っす!とかわいい!!を聞けなくなのね(涙)


BGM:DRAIN AWAY/Dir en grey


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ここが海の底だとしたら、僕はただ目をつぶって、その時を待つだけだ。 - 2004年01月26日(月)

「プライド」
う〜ん、特別いいドラマとは思わないけどな。
キャラクターが現実に近いな。
ドラマなんだから、現実ではいけないわけで、そこにはドラマらしさも必要なんだと思う。
それは脚本でも言えるんだけど。
ありえる話とありえない話の間のどこにポイントを置くかで演出もずいぶん変わってくるんだろう。
竹内の彼(?)がたぶん帰ってくるんだろうけど、そこが見どころか?

「乱歩R」
僕がこのドラマに違和感を感じたのは、
現代の設定であるにも関わらず、昭和のテイスト臭さが強すぎるところかな?
場面が探偵事務所と現場だけで、違和感がある。
現代の設定であるにも関わらず、犯行方法や警察の対応が昭和初期って感じ。
服装も小物も、何もかもミスマッチだ。
そして主役の藤井もいまいち。
僕の中に端正なイメージがあるからかな?
ちょっと濃いよね。
それとっ!!展開が急すぎ。
事件が起こって、目を閉じて考えて解決かいっ!
解決に至るまでがおもしろいのにな。
まぁ、ちょっと無理があってもいいのかもしれない。


なんで、近未来の予想をすると決して明るいものではないんだろう。
ハリウッドで生まれた多くの映画のせいだろうか?
それともハードボイルド小説のせい?
未来のことを描いているもので、明るく書かれたものをあまり知らない。
ドラえもんくらいか?
そういう未来予測は、暗に僕らの将来の世界像を予知してしまっているのか、
それともそれを回避すべく努力をしろということだろうか?

人を憎んだり、恨んだりしながら生きていきたくないなぁと思う今日この頃。

今夜はやっと自宅でゆっくり眠れるらしい。
なんだかんだ言って、やっぱり自宅が落ち着く。

ここ数日、不思議な感覚に襲われる。
まるで自分が自分じゃないみたい。
前にも書いたけど。
多くは運転中なんだけど、
「実は本当の僕は事故ってしまっていて、今、車を運転している僕は霊魂なんだ」とか、
「寝ている間に死んじゃったから、きっと死んだことを認識できずにいるんだ」とか、
思っちゃうんです。
日に日にひどくなっていく気が・・・。
でも、なぜか怖かったりはしない。
切なくなってしまう。
「僕も見ても、誰も反応してくれなくなったんだ。」って感じ。
そのせいもあってか、自分自身に質量感がない。
地に足がついていないというか(それはもともとなんだけど)
そういう時に、僕がほんの少しでも現実にいるって思わせてくれるのは、
コーヒーの苦味だったりする。
時には肉体的痛みだったり、性的欲求だったり。
そうやって感覚をなんとか繋いで繋いで、毎日生きています。


あなたの隣にいれば、強くなれるんだって思っていたんだと思う。


BGM:明日無き幸福、呼笑亡き明日/Dir en grey


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このまま堕ちていくなら、それもいい。 - 2004年01月22日(木)

ちょっと遅い正月のような日でした。

昼過ぎにおばあちゃんの知り合いの家に正月のあいさつ行きました。
外は一面雪景色。
大抵は日が昇れば解けてしまうんだけど、今日は一日中残ってました。
車の上にも雪が積もって、出すために時間がかかっちゃった。
もう日ごろ雪が降らないから、ちょっと降ると全部麻痺。
相手の家では買っていった地元の巨峰ワイン(甘くてジュースみたいだった)とビールを飲みまくった。
つまみにでてきたハムやチーズがとてもおいしくて、お酒のスピードも早まる。
そのまま爆睡(笑)<酒飲むと眠くなるらしい
またここの奥さんがめっちゃいい人なんだよね。
よく気が付いて、よく体が動く奥さんなんです。
こういう夫婦になれたらいいなぁって思いました。
晩御飯までご馳走になって帰ってきました。

ところで、僕の嫌いな数の子が出てきちゃって・・・。
お邪魔して出してもらったのに、手をつけないわけにはいかず。
臭いでもうすでにやばかったんだけど、ほんとに一口だけいただきました。
でも、すぐ気持ち悪くなってきて、今もまだあの風味が残ってる。
明日はすっきりしたいです(涙)


今日のキスイヤよかったわ〜。
2組目、いいカップルだ〜〜〜〜〜〜〜!!
うらやましいな。
相性ピッタリやん。
そういう人と出会うのって難しいんだろうな。
まっ、今はまだいいや。

ってゆ〜か〜(何?)
堂本剛くん、眉毛の形を変えたほうがいいと思う。<だいたひかるばりの毒舌


BGM:illusion city/SEX MACHINEGUNS


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気が付けば1月も後半 - 2004年01月21日(水)

あっ!トリビア見忘れた・・・。
真面目に馬鹿やってるところが好きです。
残念。

あまりのコーラの飲みたさにコンビニで1.5Lのペットボトル買ってしまった。
もったいない。
ディスカウントストアで買えば半値近くで買えるのに。
人生にぃ負けたぁぁ〜♪(謎)
コンビニで何気なくファミ通立ち読みしたら、
なんと新撰組のゲームがでるじゃありませんかっ!
しかも明日発売。
めっちゃほしぃ〜。
新撰組ブームに乗ったか?
新撰組って、変に興味があるんだよねぇ。
まぁ、理由は実にシンプルなので、ここには書きませんが。
ど〜しよ、買っちゃおうかな。
戦国無双も欲しいんだよ。
(確か、明智光秀とか服部半蔵とかでてくる)
新撰組という名前くらいしか知らないミーハーはやらないほうがいいのかな。
予約者にはオリジナル提灯ストラップが・・・
しかも、日曜の新撰組も見忘れてる。
再放送チェックしとこ。

ゲームといえば、去年エヴァがでたはずなんだが、おもしろいんだろうか?
ちょっと調べてみるか。

今まで勉強してきたことって意外と残ってるんだな。
(簡単な)問題を解きながらそう思う今日この頃。
「寝る前にあと何問か解こう」とか、そういう思考が少しずつ当たり前になりつつあるのには驚いた。
(実際は寝ますが、何か?)
1,2ヶ月はやる気を引き出すのに必死になるんだろうと思っていたんだけど。
そういってるけど、1日1時間くらいしかやってないんだろうな。
ダラダラやってるからさ。
ゲームの話してる場合じゃないやん。

今日は地元でも雪が降る寒さでした。
福岡市内は結構降るんだけど、はるか南のうちの地元はそんな降らないんです。
車にも少し積もりました。


雪ってのは、その地球上の黒く汚れきったものを白く包み込んでしまったものが、
その汚れたものの罪の重さに耐え切れなくなって、
地面に降りてきたものなんだよ。
白く降り積もった雪の上で、重ねてきた罪でどす黒くなった僕の血で、
美しい絵画を描いて魅せよう。
見るものすべてに感動と希望を与えるようなすばらしい絵画を。
皆は意識の薄れていく僕の前にひざまづき、至高の賛美歌を天高く響かせてくれることだろう。
僕はその歌声と共に上へ上へと押し上げられ、定住の場所が用意されている。
食べるものも着るものも何もかも与えられ、時間は管理され、
賛美歌は止むことがない。
そして僕は、真っ白い雪を降らせることを決めた。


BGM:THE WAY YOU MAKE ME FEEL/マイケルジャクソン


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欲を言えば、おいしい料理とかっこいいスポーツカーもあって欲しい - 2004年01月20日(火)

YAHOO!のメッセをヴァージョンアップしたんだけど何も変わってないような・・・。
ってか、今全然使ってないから、やっても意味がないんだけど。
そういえば、プロバの更新しちゃった。
ずいぶん迷ったんだけど。
まぁ、なんとかなるでしょ。
なんとかせねば。

「はねるのとびら」11時台にうつったけど、相変わらずとばしてますな。
ピンクハレルヤでかくなりすぎ(笑)
板倉(インパルス)見るたびに、イタッチーを思い出してしまう(重症)
毎回ゲスト呼ぶようになったのかな?
ってか、「北陽」大変だなぁ。
なんでこの日のこの時間帯にきたんだろ。
いっそメンバーチェンジしたほうがすっきりしそうなんだけど。
A様B様って本来は11時までなんだっけ?
野球とかで延びたらどうすんだ?
大人の事情って難しい。

裁判なんてどこ吹く風って感じで、朝からずっとM・J聞いてます。
やっぱりかっこいいなぁ。
あんまり音楽のことは書かないけど(音楽日記なのに)
TVの音を聞きたいときを除いて、そのほかのほとんどの時間、音楽が流れています。
J-POP、洋楽、ジャズ、クラシック。
最近お気に入りの洋楽は、レディオヘッドとU2
ジャズはヘレンメリル(特にYOU'D BE SO NICE TO COME HOME TOという曲が好き)
クラシックはチャイコフスキー(花のワルツが好き)
全体的な感じではシューベルトかな。
この部屋に流れる頻度としては、
J-POP:洋楽:JAZZ:クラシック=6.5:3.4:0.07:0.03くらいかな(えっ?)

あなたと僕の間に、音楽と文学と洒落の効いた会話、そして適度のお酒があれば最高だ。


BGM:REMEMBER THE TIME/マイケル・ジャクソン


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今日はかなり日記っぽい。 - 2004年01月19日(月)

「プライド」見逃した!!
残念。
最後のすこ〜しだけ見たんだけどね。

「乱歩R」も結局ほとんど見なかった。
見たのは最初の20分くらいだったかな。

僕ってヤツは、集中力がない。

こっちが望む望まずに関わらず、事故は向こうからやってくるものだ。
前に進むのはなかなか大変だけど、
生きている限り、僕の体はきっと前へ前へいくんだと思う。

Jの移籍って相変わらず活発だなぁ。
J創世記から支えてきた選手が次々に引退していくのは悲しいけど、
それも世の常なんだろう。
それよりも新しくでてくる若い芽を喜ぼうじゃないか。

「爆笑問題のススメ」って番組が結構好きです。
作家さんと話をするわけだけど、なかなかおもしろい話が多い。
最近は作家さんじゃなかったりするわけど、今日なんて「雀鬼」呼んでるし。

今夜は早く寝て明日に備えましょ。


BGM:おこのみで/椎名林檎


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砂の中に混じった欠片をすくいあげてみる - 2004年01月18日(日)

昨日のめちゃイケででてきた「カバレモン」が頭から離れない・・・。
めっちゃイケのオファーシリーズとか日本縦断シリーズは大好き。
最近はSMAPよりモー娘。寄りみたいですけど。
また中居君の日本縦断やってくれないかなぁ。
「カバレモン」インパクト強すぎだって・・・
からくりTVでKABA.ちゃん見たとき、思い出し笑いしてしまった。

ナイナイつながりで、ゴチ5がはじまるけど、
カツラ度がだんだん下がってる。
岡村しかかぶってないやん。
カツラつけたほうがおもしろいのに・・・。
出川の首は残念だな。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」が食わず嫌い番組みたいになってしまったように、
「ぐるナイ」もゴチ番組になってるよな。
看板コーナーがあるってのは多分いいことだろう。


夜中、布団の中で1人泣くことがあなたを忘れるということなら、
僕は泣くことを忘れたってかまわない。
ビールの苦さが、人生の苦さに似ているとしたら、
僕は一生ビールのおいしさがわからないままかもしれない。


HYDEのチケも届いた♪
2月はライブ漬け。
10日で4つ(笑)
うふふ。楽しみ。
あっ、シングルの予約してこなきゃ。
最初の印象はいまいちだったけど、すでに少しハマり気味っぽい。
やっぱリーダーは偉大だな。

ルート(√)の外し方忘れた!!
教科書に書いてあったかな。
めんどくさいので計算機で計算してます(ゆとり教育かよっ!←意味不明)
僕の頭はまだ錆び付いたままだ。
あと1年後か。

遠くの方に感じるよくわからない不安は一体なんなのだろうか?


BGM:かすみ/Dir en grey


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あなたの首を絞めながら、「愛してる」とつぶやいてあげる。 - 2004年01月17日(土)

遠のいていく意識の中で、あなたは何を見て、何を感じているのかな。


日が落ちて、無性にコーラが飲みたくなった。
たまにないですか?
何かを無性に食べたくなったり、飲みたくなったり。
ちなみに今の僕の気持ちは、


焼肉が食べたい!!!


今日はたこ焼きしか食べなかったな。
さすがにたこ焼き50個近く食べると多少飽きるらしいです。
あつあつのまま食べたから舌を軽く火傷しちゃった。

明日、コーラを大量に買い込んでこなきゃ。

生活のリズムが狂いだした。

傷つくことを、必要以上に恐れないようにしたい。
傷つけてしまったことを、必要以上に背負わないようにしたい。

新撰組の再放送を見ることが出来た(チャンネル変えたらたまたま)
やっぱりあの時代の混沌とした情勢の中で、
自分はどこを目指しているのか?とか、
どういう風に受け止めていくのか?ってことを考えるのはものすごく大変なことだったんだと思う。

って、誰だって大変なんだけどさ。


BGM:ILLUMINATI/MALICE MIZER


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生きて帰って来てください。 - 2004年01月16日(金)

派遣されていく先遣隊に向かって僕が言えることはそれだけです。
それは小泉さんのためでもなく、日本国のためでもなく、
何よりも家族、そして自分自身のためにそうあって欲しいと思います。

しゃべり場ってのは、どうしてこうもつまらない番組になってしまったのかね。
2期目くらいまでがおもしろかったけどな。
もしかしたら僕自身が変わったせいかもしれない。
あんな感じの討論番組を必要としている人も多くいるのかもしれないし。
とりあえず今の僕が見る必要性はなくなったということか。

ひさびさ見た夢。
2004の初夢ではないけども(前に見た夢を覚えていない)
水泳と中高の友達がでてきた。
嫌な夢じゃなかった。

まだ数学と物理しかやっていないけど(しかもまだほんの少しだけ)
理系的思考とか文系的思考みたいなものはやっぱり存在するんじゃないかと思う。
ここ2年間はまるっきり文系的思考できたから、以前の思考を取り戻すのは難しい。
早く感覚を取り戻さないとね。
あとは計算がとにかく遅い。
次第に解決しておくとは思う。

直木賞に最年少の女性2人が選ばれたと聞いて、僕は自分の中に嫉妬心を感じている。
才能への嫉妬というよりも、書いたものが多くの人の目に触れているということへの嫉妬のような気がする。
僕は一体何の為に文章を書いているんだろうか?と考えた。
明確な目的があるようにも思うけど、実際はよくわからない。
僕という存在は、頭に浮かんだことをただ文章化するための道具にすぎないのだろうか。


BGM:同じ夜/椎名林檎


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せめて、この想いだけは・・・ - 2004年01月15日(木)

もう何ヶ月も触れられていないギターが部屋の隅っこに立て掛けられている。
見た目はごく普通のクラシックギター。
決して高価なものじゃなくて、どの楽器屋にも売ってあるごく普通のギター。
ネックのところには明らかに使い込まれたと思わせる色褪せた部分や、
ピック・ガードには無数の擦れたあとが見える。

このギターが美しい旋律を奏でる時、いつもあなたがいた。
あなたの指がその旋律を鮮やかに導いていた。
いつもはゴツゴツして、ささくればっかりの不器用そうな手なのに、
なんであんなにも変わることができるんだろう。
とても繊細で、柔らかな指使いにわたしはずっと見とれていた。
耳は歌声とメロディーに目は指使いに集中していた。
そして、私はそれらと出会うたびに同じ反応を示した。
1回目も100回目も。
何度出会っても、前回と変わらない感動が湧き上がってきた。
私はただその感情に従って、行動し続けただけなのだ。

私はある時から(今思えば1回目からだったかもしれない)ギターに嫉妬するようになった。・・・んだと思う。
何かとあなたに苛立つようになった。
厳密に言えば、あなたの「手」に。
あなたの手は、ギターをあんなにも素敵に奏でていたのに、
その不思議な力を私のためには使ってくれなかった。

あなたは自分のためだけに歌い、歌うために歌っていた。
一度だけ、ただの一度だけその不思議な力を私のためだけに使ってくれた。
最近できたばかりだと言う「別れの歌」を。
それが本当の「別れの歌」だった。

それから2度とこのギターが美しい旋律を奏でることはない。
嫉妬心は消えてしまった。
何度も処分しようと思うんだけど、なかなか勇気がでてこない。
ギターを見るたびに、あの指使いを思い出す。
その度に私の中の感性に触れて、何回も感じてきた感動が蘇ってくる。

このギターが輝くことはもう、ない。


すっかり寒くなってしまった。
お餅にマヨネーズつけて食べたら結構おいしかった。
オイスターソースも可。

毎日思いつきで書くのはそろそろやめよう。

数学も関数にはいって(と言っても2次だけど)頭が痛くなってきた。
物理、化学も随時はじめていく予定。
一番の問題は英語だな・・・(涙)


BGM:ROSIER/LUNA SEA


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目が覚めたら、貴方のことを思い出してしまうから、夢で逢いましょう。 - 2004年01月14日(水)

TVの中では横殴りの雪が降っていて、半端じゃなく寒そうなんだけど、
ここでは空を見上げると綺麗な星を見ることが出来る。
僕と星々をさえぎるものは何もない。
空気がいつにもなく澄んでいるように感じた。
空を見ながら、横殴りの雪を思い出して、
「実感がないなぁ」とつぶやいてみたりした。
TVの中のことを実感するってなかなかできないんだよね。

小さい頃、パーマン変身セットみたいなやつを身につけて、
ずっと飛ぶ練習しながら、「なんで僕は飛べないんだろう?」と思っていたことがあった。
「きっと練習が足らないんだ」と思って、ずっとずっと繰り返していた。

今だって、ときどき「カメハメ波」が打てるんじゃないか?とか
「霊丸ができるかも?」なんて思って、やってみることがあるけど、
案の定出ません(笑)

痛い子じゃないんです!
やればできる子なんです!!


数学の最初の方でつまづいてる(汗)
1月中に完璧にしてやる!!←意気込みだけはいい
そういえば数学だけじゃないんだよなぁ・・・

それにしても寒さが半端じゃないな。
エアコンがある生活に感謝感謝。
そして、コーヒーの香りが漂う部屋は最高だ。


その翼が本物だったら、今すぐ羽ばたいて魅せて。
その翼が本物だったら、僕を空高く導いて。


BGM:アネモネ/L'Arc〜en〜Ciel


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僕はその涙の訳を知っている。 - 2004年01月13日(火)

乱歩R見たけど、期待したほどじゃなかった。
う〜ん、藤井ってのがいまいちかなぁ。
それとも脚本のせいか。
起承転結の転の部分かも。
推理小説は読まないけど、なんか気になる分野ってあるんだよね。
次回に期待。

プライド。
キムタクがやるドラマってほんといろんなことやってくれるなって感じ。
若い男が使いそうな言葉がどんどんでてくる。
「maybe」なんて流行って欲しくないけど、たぶん流行るんだろうな。
いろんな複線が見えて、いろんな問題が起こりそうな予感。
ドラマ中のいろんなこだわりはキムタクによるものなのかプロデューサーの支持なのかわからないけど、いいんじゃないかな。
とりあえず3話位までは何も言わずに見よう。

新撰組見忘れた!!ってか忘れてた!!
残念。
なんか新撰組って結構人気あるし、世間ではいい風にとらえられてるけど、
僕の中ではそこまで美化されていない。
全然詳しくはないけど、志は高かったし、歴史に名を刻んだのはすごいと思うけど、
悪く言えば、あまりに志に固執しすぎて時代の流れを見誤ってしまったって印象もある。
それを確認するためにも全話見たかったんだけどな。
三谷脚本ってのがちょっと曲者だ(笑)


髪がずいぶん伸びてきたついでに、髭なんて伸ばしてみちゃったりして。
まぁ、ただ面倒臭くて剃ってないだけだけど。
髭を蓄えると一気に老けるんだよな。


ヒーローの影には必ず犠牲者がいるはずだ。
例えば、愛する人を追って教会から連れ去るという有名なシーン(卒業だったっけ?実は見たことない(笑))
連れ去った男と、女性から見たら劇的な感動シーンだけど、
残された元新郎から見たら、最悪の場面な訳で、
考え出すとろくなことがない。


僕が見る世界がすべてじゃないけど、
僕は僕が見る世界しか見ることが出来ない。


寂しい夜も、
悲しい夜も、
僕が高らかに歌うのは、
君への愛の歌。


BGM:夕立ち/スガシカオ


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朝 - 2004年01月12日(月)

目が覚めると、あなたが隣で寝ている。
これが最後の朝だ。
昨夜、結局あなたは私を抱かなかったけど、
私はあなたの決して巧くない不器用な愛撫が結構好きだったんだよ。
私の性欲を満たしてくれることはなかったけど、
違うところを完璧に満たしてくれたもん。

なんであなたと私が離れなくちゃいけなくなったのかと言えば、
きっと追い求めていたものが違ったからだと思う。
あなたは過去を向いていて、私は未来を向いている。

出会って最初の3日間、あなたと私は濃密な時間を過ごした。
二人とも渇きを潤すように絡み合った。
Hと睡眠の連続。
Hは潤いの為にあって、
睡眠の次のHの為にあって、
Hは次のHの為の睡眠の為にあった。
あなたはその3日間がずっと頭にあったみたいだけど、私はそうじゃなかったの。
私の中の渇きは潤って、その次を見ていた。
問題は、その次に何をするかだったのに。

朝、あなたの顔を見るたびにこみ上げていた愛しさがなくなってしまった。

あなたと私の間に残ったものは、そのうち忘れてしまいそうな思い出とやっかいな小さな情。
あなたと私はお互い何も失ったものはないと思う。
でも、これ以上ないってくらいいろんなものをすり減らしてきた。
粗い目をした大根おろしを皮膚に直に当てて、ゆっくりと確実に擦っていく。
皮が剥がれ、血がにじみ、肉が削がれ、奇声のような悲鳴が体中に響いている。
そんな日々がやっと終る。

やっと1人の朝を迎える。



筑陽残念でした。
国見の中盤のプレッシャーが早いし、ディフェンスラインのポジショニングが絶妙だったな。
個人技、フィジカル、組織力、すべての面での差がでちゃったかな。
あとはなにより経験の差。
1−0までは集中してたからいい試合だったんだけどね。

首が痛い・・・。


BGM:au revoir/MALICE MIZER


...

鹿児島宇宙空間観測所 - 2004年01月11日(日)

あなたは落ち込んでいる私に、
「明けない夜はないんだよ」と洒落た言葉を言ってくれたけど、
この世の中には夜が明けない場所もあるんだってことを私は知っているのよ。

君は僕がこっそり流した涙を見つけて、
「いつか雨は止むんだよ」なんてらしくないことを言ってくれたけど、
例え雨が止んでも、何もかも流されてしまったあとでは、
虚しささえ感じることはできないんだ。
そして「雨があがれば、明るい太陽が顔をだすよ。」と付け加えるように笑顔で言ったけど、
僕はその太陽を心の底から憎んでしまうかもしれない。

あなたは私の腕に刻まれた何本かの傷痕を見ながら、
「血が赤いことを確認しなくても、君はちゃんと生きてるしここにいるよ」って抱きしめてくれたけど、
私はあなたの血が赤いことを知らないからどんどん孤独になっていくの。
あなたは血を見せてくれないの?

君は安い酒を大量に飲んだ後、
「あなたがどんなことをしても、考えても、日は昇って沈むし、波は寄せて返すじゃない?上れば降りなきゃいけないし、沈んでもそのうちあがってきちゃう。それが人生だと思うな。」と僕を諭したけど、
時と場合によっては、沈まない太陽だってあるんだよ。


明日、筑陽がんばれ!!
国見にまけるな!
そういえば、今年の同窓会総会には国見の小峰総監督(校長)がくるようなこと言ってたな。
講演聞いてみたいけど、今年は無理っぽい。残念。
って、10月くらいの話なんだけど(笑)
ベスト4に九州から3校でてるってすごいよな。
なのにJのチームは弱いっと・・・(涙)

気持ちはまだまだ10代らしい。

昨晩から鹿児島までドライブしてきました。
佐多岬(九州最南端?)まで辿り着けず残念。
眠気と時間の問題だったわけだけど、近いうちにまた行きます。
鹿児島の3号線10号線以外を走ったのは初めてだな。
指宿の温泉に行きたい!!!!!!


BGM:DISPOSABLE TEENS/マリリン・マンソン


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そこから笑えばいい 堕落してゆく僕を - 2004年01月09日(金)

あなたは傷を舐め合う関係なんてイヤだっていうけども、
どんな関係だって結局は舐め合うことになるんじゃないの?

あなただから僕はこの傷を遠慮なく披露することができるし、
あなただからこの傷を癒してくれると信じている。


今日、鏡餅を包丁で切っていたら、手首のところを切ってしまった。
しかもかなり綺麗に。
結構血も出たけど、表面だけだったのか痛みはほとんどない。
僕は精神的な苦痛は我慢することはできるけど、
肉体的苦痛ってのは苦手で、血を見るのも好きじゃない。
特に擦り傷なんかはムカツク。
骨折なんか考えただけでゾッとしてしまう。

数学、まだまだ結構やれんじゃん!と思いつつも、
やっているのは高1の最初の授業でやる範囲だったりするので、意味がない。
数列とか微積あたりになるとガタガタだろうな。
英語の単語はほとんどぶっとんでますし。
まっ、やれるだけやるだけです。


あなたがいれば、死ぬことさえも恐れなくなるのだろうか。


BGM:砂の果実/中谷美紀


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知恵熱発動中 - 2004年01月08日(木)

そこに止まり木があるのなら休むことができる。
そこにベンチがあるのなら座ることができる。
そこに餃子があるのなら食べることができる。
そこにギターがあれば愛を歌うことができる。
そこに銃があれば人を撃つことができる。
そこにあなたがいれば抱きしめることができる。

そこに何もなければ・・・

僕は思考することができる。
何も無くても思い描くことができる。
想像することができる。


生と死は隣り合わせでも、紙一重でもない。

奇抜なことを考えつくことが才能ではない。


BGM:Oasis/Do As Infinity


...

軸 - 2004年01月06日(火)

僕は汚い大人になってしまったのだろうか。
僕はずるい大人になってしまっているんだろうか。
僕は他人の痛みのわからない大人になってしまったんだろうか。
僕はなんで、こんな人間に育ってしまったんだろうか。

そんなことをなぜかお風呂の中で考えてしまった。



僕は毎朝電車で天神のど真ん中にある会社まで通っている。
入社してもう3年になろうとしているのだが、なんだか同じ日の繰り返しのように感じる。
満員電車の中の人達は、みんな無表情で焦点の定まらないような目をしているし、
街を歩く人は誰も空を見上げようとはしない。
会社の人間もまた、誰もが常に何かに追われていて、
次から次に流れてくる書類の山をまるで何かのゲームのように処理し、また次のステージへ流していく。
そして今日も僕は同じ時間に起き、同じ時刻の電車に乗り、同じような表情を見ながら天神の街へ降り立った。

駅前の大きな交差点にできた信号待ちをしている群集の中で立ち止まった。
対面側にも人の群れができていた。
進めの信号と無意味に耳に残る音楽とともに、あの群集が一気にこっちに押し寄せてくる。
こっちの群集もそれに負けじと歩を進める。
お互いがお互いの隙間を縫うようにして行き交い、止まれの信号とともにまた一時の静寂が訪れる。
それは毎朝夕に当たり前のように起きる。
そして僕はその中に当たり前のように飲み込まれている。
でも、今朝は何か感じが違う。

浮遊感のようなものを感じている。
まるで地に足がついていないみたいだ。
それでも何か体に芯が通っているような気がする。
ダイヤモンドで出来たような強固な芯にこんにゃくのようなものがまきついているような光景を思い浮かべた。
ふと下を見ると、僕はマンホールの上に乗っていた。
その瞬間、ここは地球の軸なんだと気が付いた。
もちろん地軸ではない。
他の・・・例えば、価値観や宗教、風かもしれないし雨かもしれない。
性欲の可能性もあるし、食欲の可能性だってある。
とにかく「何か」の軸であることは間違いない。
きっとこのマンホールの下は、穴が地球の反対側まで続いている。
マントルも核も貫いて、反対側にも必ずこういう穴が空いているに違いない。
反側もこのマンホールと同じように何かでカモフラージュされているに違いない。

天神のど真ん中に「何か」の軸があるとわかって僕の意識は変わっていった。
そういうものがあるということを感じ取れたのは自分に何かの才能があるからだと考えるようになり、
自分はいつでもその軸の上に経つことが出来る。
その優越感は僕を支配した。
同時に爽快感も得ることが出来た。
マンホールの上に立つと、疲れや嫌なことや嫌な思い出が少しずつ僕の肉体から飛び出して行くのが分かる。
なぜならここは「何か」の軸だから、遠心力のようなもので吹き飛ばされていくのだ。
ここに立っていれば、「僕が回っているんじゃない。僕は中心にいるんだ。僕は静止していて周りだけが動いているんだ。僕は中心に立つ力があるんだ」と思うことが出来た。
マンホールの上に立つたびに活力と自信が溢れてくるのが分かる。


え〜っと、このまま書くとどこまでも書いてしまいそうなのでやめます。
これは昼間ふと思い浮かんだんだけど、小説のネタにしたいと思います。
ネタは何個かあるんだけど、実際書けてないな。
書いてないのがこれ合わせて4つ。
構想だけしかしないのかよ!


BGM:Stage of the ground/BUMP OF CHICKEN


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灰皿とハイライト - 2004年01月05日(月)

あなたがいなくなったこの部屋は雑然としていて、
まるで生気を失ったような感じがする。
あなたはこの部屋にいなくてはいけない要素だったし、
あなたが居なくてはこの部屋は成立しない。
もちろん、私も成立しない。

あなたとの思い出が容赦なく私を飲み込もうとする。
あなたの優しさが私の右腕を引きちぎって、
あなたの臭いが私の左腕を食いちぎって、
あなたのぬくもりが私の右足をもぎとって、
あなたの笑顔が私の左足を切り落とした。
最後に残った私の胴体は、あなた自身が引き裂いてしまった。
結局、私という人間は何も残らなかった。
あなたがいないと、私の細胞の一つ一つが結びつかなくなるの。

あなたが残していった、まだ3本入っているのハイライトと、
シルバーのシンプルなZIPPO。
あと、大量の安いウイスキーは手切れ金代わりにもらっておくわ。

私の中であなたという存在は絶対に消えない。
ツタのように複雑に絡み合い、もう解けなくなってしまっている。
それでも、少しでも、ほんの少しでも、あなたのことを消してしまいたくて、
あなたの住所とTEL番が書かれたメモを、あなた専用だった灰皿で燃やしたわ。
メモ紙に安いウイスキーをかけて、持ち主を失ったZIPPOで火をつけたの。
マッチ売りの少女みたいに火の中にあなたのことを見て、
感傷に浸るなんてことはしなかった。
でも、火が放った暖かさがあなたの暖かさととても似ていて、
思わず泣いてしまった。

泣き終わった頃には火は消えていた。
なんとなくこの灰皿を供養したくなって、夜の海へ出かけたの。
30分ちょっとの火葬行列。
あれ?火葬行列って言わない?
まぁ、いいや。

夜の海はとても静かだった。
堤防の上に昇って、海のほうにむかって「バカヤロー」と叫んでみた。
ちっともすっきりしない。

灰が入ったままの灰皿を投げ捨てようとしたんだけど、
海の底に沈んでいく灰皿の様子なんてものを想像しちゃったら、
なんだか切なくなっちゃった。
別に灰皿に同情したわけじゃないのよ。
どうしたらいいのかわからなくなって、その灰皿をつかって、ハイライトを3本吸って帰って来た。
たばこはまずい。

灰皿は近所の粗大ごみ捨て場に捨てた。
馬鹿でかいブラウン管テレビの上においてきた。
収集車が来るまでにはまだ時間がある。
もしかしたら、通りかかった人が拾って行くかもしれない。
それでもいい。
もうあの灰皿は、彼の手を離れ、私の手を離れたのだから。

この部屋から、あなたが吸い残したハイライトがなくなり、
灰皿も住所を書いたメモもなくなった。
そして、油のきれたZIPPOだけが残った。
油のきれたZIPPOはすっかり存在価値を失ってしまって、お気楽な隠居生活を送っている。

あなたのことを思い出すことが徐々に少なくなってきている。
最初は変に意識しちゃって悲しかったけども、今はそうでもなくなった。
むしろ、やっぱりあなたはずっとずっと私の中に居続けるんだってことを改めて思わされている。



う〜、ここまで書いて寝てしまった。
しかも、昼になってやっと気づいた(笑)
と、言う訳で、これで終わり。


BGM:Shining ray/Janne Da Arc


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僕は何も知らない。 - 2004年01月04日(日)

僕は高校の頃からかなり真剣に、「僕の感じている現実は現実じゃないのかもしれない」と考えている。
マ○リックスの影響とかじゃないです。

僕が僕として生きてると感じてるこの世界は、
本当の自分が、見ている幻想なのかもしれない。
未来の幻想製造機器は、味覚も聴覚も触覚も生々しく表現することができて、
人生をやり直したいという欲望を満たしてくれるのか、
もしくは自分の歩んできた人生を振り返るための機器かもしれない。
そうだとすれば、僕が死んでしまったら、現実の僕の人生がはじまるわけだ。
きっと現実の僕は、長いヴァケーションでもとって、この幻想製造機器の中で目を閉じて、この世界を楽しんでいるに違いない。

もしかしたら、古代の人間が、魔力かなにかでこの幻想を作り出しているのかもしれない。
冷たくて光のない時間に、ぬくもりと光を求めて、この幻想を見ているのかもしれない。
古代の人は、こうやって闇の恐怖からのがれていたのかもしれないと思う。

中学校の頃、僕は生きている意味があるのだろうか?と考えてて、
それが、人間はなんで地球上に存在してるんだろう?に変わって、
高校のときは、なんで人の心はこんなにも移り変わってしまうんだろう?と真剣に考えていた。

終りのない、答えのない、自問自答が僕の中で何度も何度も繰り返されていて、
それは命題を変えながら未だに続いていたりする。

同じ命題を反芻していると、不思議とそれはそれほど大きな問題じゃなくなってくる。
ちょっと違うな。
今まで尖っていたものが、丸みを帯びてきて、自分の中にあってもたいした苦痛じゃなくなる。

真理がわかっても、憧れの人とエッチできるわけでもないし、
金持ちになれるわけでもないし、不老不死が手に入るわけでもない。
そう思いはじめると、ある程度のところで思考も止まってしまう。


ボブサップのおもしろさは、あの未完成さだと思うんだよね。
格闘に関してまだまだ知識が無くて荒削り。
彼は、自分が生きていく道を、場所を見つけたみたいでうらやましい。


僕は何も知らない。
あなたが僕の事を本当はどう思っていたかすら、知らない。


BGM:SHALLOW SLEEP/HYDE


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おやすみの前に - 2004年01月02日(金)

そのまま目を覚まさないで、僕の隣で寝ていてくれないか。
もし、君が目を覚めしてしまったら、僕は君を抱かずにはいられなくなる。
お願いだから、そのまま目覚めないで。

君が恋の魔法を知っているのなら、2度とその魔法が解けないようにしてくれないか。
もし、魔法が解けてしまったら、僕は涙が止まらなくなってしまう。
お願いだから、解けない魔法をかけて。

目を閉じてキスを待っているのなら、諦めてくれないか。
もし、キスをしてしまったら、あなたの何もかも吸い尽くしてしまう。
お願いだから、キスを期待するのはやめて。

冷たくなった僕の手を暖めてくれているのなら、やめてくれないか。
もし、君がその手を放してしまったら、僕の手は余計に寒さを感じてしまう。
お願いだから、僕の手を暖めるのはやめて。

ずっと冷たいままだったら、暖かさの喜びを知ることもなかったのに。

お願いだから、まだ眠らないで。
僕らが話さなきゃいけないことは、まだまだたくさんあるから。




あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
なんでこんな意味のない文章書いてるんだろ。


BGM:Beauty&Stupid/hide



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春が来るのを待っている - 2004年01月01日(木)

2003年が終ると思うと、なぜかとてもかなしくなった。
なんか2003年の記憶が遠くにいってしまいそうで怖かった。
年越した後、思わず涙を流してしまった。
すでに初泣き終わり。

あんまり酒が好きじゃなくなってしまったわけだけど、
大晦日からずっと酒飲んでます。
ビール、熱燗、ウイスキー、シャンパン。
これが不思議とはいっていくんだなぁ。
たぶん三が日終ったら、飲まなくなると思いますが。

よく考えたら、昨日と1日違うだけなんだよね。
何か劇的に変わったことはない。
カレンダーを付け替えたことくらいか。

どれだけ離れても、忘れられるわけがない。

朝から漫才見て、昼はサッカー見て、夜は酒飲んでる。
そんな元旦。

CDセールスbest200っていう番組を見てたんだけど、
ラルクって「花葬」「snow drop」「NEO UNIVERSE」「HONEY」って4枚も100万枚超えてたんだ。
「HONEY」だけかなぁと思ってました(苦笑)
100万枚と言っても延べ人数であって、
トレカ目当てで大人買いした人が多いからなぁ<正月から毒舌


あなたが見ているだろう夜空を、僕は毎晩見ようと思う。
あなたは夜空に僕の顔を映してくれているだろうか?


BGM:花葬


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