負けないように、強く。歩きつづけられる強さを。
負けないように、強く。歩き続けられる強さを。
どこへ だれと みらいへ きみと

 

 

 
oOO 失いたくないもの
2007年02月18日(日)

S木くんが、会社を辞めた。

独立するそうだ。



一昨日、一緒にご飯を食べた。

1月に大腸をやられて入院したそうで(もちろん過労で)
それでもビールは飲んでたけど。笑

なのにふいっと入った店が韓国料理屋の店で、
辛いものはまだキビシイ彼には大変申し訳ないことをした・・・

でもタバコは止めといた(`・ω・´)



とりあえず会社でトップの成績を叩き出して、ついに身体壊して、

「もういいだろう」

と思って辞めてきたんだそうだ。

私はS木君の身体を壊させるような会社はくそくらえなので、
その決断を心から賞賛した。

会社はアレとしても、よい先輩とよい部下には出会えて、
悪いことばかりではなかったようで。



彼は頭がいいから、良くも悪くも「世間が見えすぎる」。

人より逆境を踏んできたとはいえ、まだ社会に出て1年目だから、
独立するんだと描く夢は、甘い部分も勿論あった。



でも、世間を一通り見て良い年になった将来の自分に、
「じゃあ甘い夢を描けるのか?」と聞くと、きっと描けないだろう。



だから、応援した。やってみなきゃ分からないと。
独立しようと決意できる時期は一生にそう何度もない。



S木くんが伸び伸び働ける場所が早く見つからないかな。

いつか世間に見切りをつけてしまいそうで。

いつか、笑顔で去っていきそうで危うくて恐い。



自分で作る会社は、決して自分の器は越えない。

S木君のあの優れた才能を最大限生かしてくれる環境に、

なんとかして出会えるといいのだけど・・・。

もうNASAとか入るしかないかな。笑



祈るは彼の幸福のみだ。


oOO きさらぎ
2007年02月03日(土)

2月。如月。

古くは「衣更月」が由来というのが有力だそうですね。

寒くって、重ね着をする季節だからと。



如月という響きは、きっと私にとって一生特別な名前だ。
もう戻れない時期の大切さとそれはリンクする。

会話を聞くだけで楽しかった溜まり場、
やらかしてしまった数々の赤面を伴う行い、
オフをやったこと。

ゲームだからと、全てが楽しかったわけではない。
面倒なこともあったし、納得いかないこともあったし、
やめたい思いもずっとあった。

正も負もありながらそれでもやめられなかったのは、

・ちょうどいい距離を保ちながら人と接し続けられること、
・がんばればがんばるだけ成長(レベル)できること、
・自分ひとりの世界に没頭できること。

こんな夢のような条件があったからだろう。



現実問題、学校にいようが仕事をしようが

ちょっと近づきたくない人とも一緒にいないといけないし
がんばったって成長できてる証なんて目に見えるものではないし
自分の周りには家族も友人も先輩もいて複雑に影響しあうし

大小あれどもいろいろとストレスになることがある。

でも、疲れたら「ちょっとAFK」といってしまえば
すっと離れてしまえる距離は、人付き合いが苦手な人種にとっては
すごく楽だ。
部屋に閉じこもってしまえば、うざったい干渉も入らない。

どうしてなかなか、夢のような世界じゃないか。



でも忘れてはならない。
夢と現実は対比するものだ。

その夢は現実を浸食することもある。

そのことに気づいていても、抜けられないのも十分分かってる。

現実が夢を見ることを許さない状況になって、
私は始めて抜けられた。



セカンドライフという、大規模な米国のネットゲームが上陸する。
mixiやMySpaceなんか比較にならない会員数の増加を見せている。

RMTが公式に認められ、企業も立ち入って構築されるため、
ゲーム内広告という未知数の市場が出来上がりつつある。

世界の浸食が目に見えるようだ。

領域を侵す「侵食」ではない。崩壊を伴う「浸食」だ。
すごく嫌な予感がする。


   
現在 今まで
 

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