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いよいよ、いよいよだ。 来週末から始まる期末テストで かずぴーの進路が決まる。
とっくに腹をくくって 新たな道に光を見出そうとしていた私と違い かずぴーは、あくまでも今のまま高校に進むことを望んでいる。 それなら頑張らなくちゃ・・・とは、もう言わない。
頑張ることに気づくことも 気づいてどこまで頑張れるかも すべて彼の問題だ。
そして、今週から新しい家庭教師登場。 今の『プロ家庭教師』の所からは3人目。 3人目にして、初めて 「あの人、いいよ」とかずぴーがその気になる人が登場した。
もっと早くに・・・と思うも 今だから、その気になったのかもしれないとも思う。
彼の問題、と思いつつ だからと言って他人事のような距離を保てるわけではないが 何があっても、私はここにいる というスタンスが大事なのだと思う。
やっぱり、親って大変だ。
誰か、私の面倒を見てくれないものか。
2005年11月22日(火) |
行動は大胆になっても |
遠い昔に読み覚えた詩が 急に思い出されて懐かしくなり その詩が出ていた本をネットで探す。
絶版になっていたその本を オークションで落札して、本日手元に届く。 包みを開けてびっくり その詩は、違う本のものだった・・・。 作者も、勘違いしていた・・・。 なにしろ30年も前のことだし。
30年前に、私がキュンとなった詩。
『 その言葉 』 内山 登美子
素敵な言葉は沢山あるけれど 頼もしい言葉も沢山あるけれど わたしが初めて聞いた 優しい言葉・・・ それは ーー ぼくがやってあげるから ーー
教室のガラス戸は重く 窓の外は花を散らす雨と風 わたしは泣いていました 重いガラス戸が閉められずに
そのとき わたしは聞いたのです 耳もとで囁く 頼もしい言葉 うっとりするほどの優しい言葉 ーー ぼくがやってあげるから ーー
春の嵐が吹くたびに わたしは その言葉を想い出します そのひとの お嫁さんになりたかった 幼ないわたしを想い出します
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寄せる想いは、今も同じ。
あやぽんの予備校のお友だちが泊まりに来た。
愛知出身のお嬢さんで 浪人生となってから、予備校の寮に入っていらっしゃる。 久しく、娘の同級生も見ていなかったせいで 『大人!』であることに、少し驚く。 19歳だもん、大人だよね。
予備校仲間の別のお嬢さんの話になり 「あの子の顔ってさ、痛い、よね」 と、かなり言いづらそうにおっしゃった。 言いづらいからには、褒め言葉じゃないことはわかったが 『痛い』が、いまひとつピンと来ない。 聞いてみると。
顔がそれほどじゃないのに 着ている服装その他が、かなり可愛い系で だから『痛い』のだそうだ。 ふーん・・・。
これって、彼女たちの年代では 一般的な表現なのか?
今日、娘が帰って来たら聞いてみよう。
2005年11月12日(土) |
やっぱり『男前』がいい! |
男前豆腐にすっかりまいっている。 居並ぶ面々の中でも 『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』 こいつに首ったけだ。
硬派を装いながら、ジョニーはヤワだ。 スプーンがないとつかめないほどヤワだ。 その食感と、コクがたまらない。
商品名やブランド名は、伏せ字にする主義なのだが 今回ばかりは堂々ご披露。
ついでに、粋なショッピングバックもお見せしよう。
ナツヨさんの紹介で マーケットリサーチのバイトに行く。
某老舗スーパーの利用客で40歳代という参加条件のもと 集まった方々は、何気にタカビー。 円卓を囲んで質問に答え、思うところを述べるのだが さりげなく、話のあちこちに自慢気な台詞がちりばめられ 負けず嫌いの匂いも漂う。
短時間ご一緒しただけなのに 私にとって わりと好きな人とそうでない人、に分類されるのが興味深かった。
私はとても感覚的な人間だと、この頃特に感じてはいたが あんな風に、人を嗅ぎ分けるのか。 なるほど。
楽しい2時間だった。 あれでお金をいただけるなんて またよろしくね、ナツヨさん。
久しぶりに、かずぴーの試合を観に行く。 中学校生活では、最後の大会だ。
我が息子の試合を観るたびに 感じるのは、技術的なことではなくメンタルな部分。 精神力の弱さが気になってしまう。
でも。 帰りには、降り出した雨に私をかばい しばらく付き合ってくれなかった買い物にも 「荷物を持った方がいいんじゃないの?」 と、一緒に行くことを申し出て どれもこれも、かなり照れくさそうにぶっきらぼうではあるが 反抗期も半ばを過ぎた成長ぶりを感じた。
男の子って、こどもっぽいけど頼もしい。
あ。 男って・・・に、そのまま置き換えられるかも。
いろんなことが 思うように行かない時期らしい。
いくつかの歯車が上手く噛み合ないと感じると 上手くいっていないことばかりがクローズアップされて 何もかもが上手くいっていないような気になる。 本当は、順調に進んでいることだってあるはずなのに。 ・・・あるだろか?
痩せて綺麗になった と言われた時期もピークを過ぎて 心なしか、顔色までがくすんで見える。
『この間は、ちょっと綺麗になった気がしてたんだけど なんか最近、パッとしない』と、鏡を見ながらぼやいていたら 『顔っていうか、肌っていうか、魅力っていうか とにかく、綺麗な時期とそうでない時期があるらしいよ。 それって、排卵に関係あるらしい』と19の娘が言う。
『え?排卵期にゲットするためにってこと?』という親とも思えぬ質問に 『ま、簡単に言うとそういうことかな』と大人な返答。
そんな会話に、ついうっかり 『そんな働き、もう私には関係ないや』とホルモン系の愚痴をこぼすと 『いや、まだもう少し大丈夫じゃないか』と励まされる。
こんな会話ができるほどに、我が娘が成長したということは やはりもう私の出番は終わりなのだろう。
人生も秋・・・か。
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