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2005年12月31日(土) 年の瀬

年末年始の雰囲気が好き。
と、去年の日記にも書いたあった。

年末の買い物は、人が多くて大変だが
何故か沢山買ってしまうと
去年も一昨年も日記に書いていた。

そして
今年も同様の思いを味わいながら
年末を迎えた。

かずぴーは、問題山積だが
とにかく高校へ進学。
あやぽんは、まだ未定だが
多分大学へ進学。

春になれば、それぞれが新たな道を進み始める。

そして春になれば。
3年越しの問題も、ようやく終わりを迎えて
また安定した日々が訪れる、はず。

当たり前の日常が当たり前に過ぎて行くことが
幸せだと思う。
少しの苦労を大きな喜びにつなげて日々を過ごして行くことが
幸せだと思う。

そんな年の暮れ。

来年も、良い年でありますように。



2005年12月24日(土) 疲労と空腹と怒りのクリスマスイブ

クリスマスイブの今日
毎年恒例のケーキを買いに、渋谷に行く。

デパートの地下1階にエレベーターで降りて
目指すケーキ売り場まで数メートル歩く間に
二組のご夫婦のケンカを目撃。
どちらも
混雑と買い物疲れによる奥さまのイライラが原因と思われる。

ありがち、だ。

デパートで、ケーキを買い
あやぽんのクリスマスプレゼントにピアスを奮発し
ソニ○ラに行って自分用の小物を買い
ボディショッ○でいつものバスジェルを買う頃には
私もかなり疲れてきたが、まだまだ。

家の近くの駅で
これまた恒例のケンタッ○ーフライドチキンを受け取り
かずぴーを拾ってテニススクールに送り
最後には、母のいるホームにプレゼントを届けに行った。

時は夜の8時。
思えば、お昼過ぎに家を出て以来、何も口にしていない。
人も車も、どこもかしこも混んでいて
お腹も空いて、体も疲れて、そろそろ限界
と思う頃に、あやぽんからメール。

帰りが遅くなる、という。

なんだか今日一日が、急に虚しく思われ
何故かそれが
どこにそんなエネルギーが、の、怒りに転換。

9時30分。
勢揃いした(と言っても私を入れて3人だが)家族の前で
わけのわからないことを怒鳴り散らす。

そのあまりの下らなさと、大人げなさに
こども二人、思わず苦笑。

こんな怒り方なら、一年中怒っていてもいいのかも
と、昼間の奥さま達よりはマシな自分を褒めてあげたい。



2005年12月18日(日) とうとうバーキンが

偶然と幸運が三つぐらい重なって
とうとうバーキンを手に入れた。

やった!

とても嬉しい。
幸せだ。

「バーキンがあった!幸せのお裾分け
 欲しいものがあったら、買って帰るよ♪」
と、あやぽんに携帯メール。

しばらくして。

「よかったね。今、思いつかないから
 (何も買わなくて)いいよ。」

浮き足立っている私をよそに
彼女は非常に冷静だった。

少し、恥ずかしかった。

そんな彼女も、我が家に登場したバーキンを見て
「いいねー。素敵だねー。」を連発。

やがては、あなたのものです。

やがては娘に・・・
私が、高額のものを買うときのいい訳である。



2005年12月15日(木) コンサートに行く

かずぴーの進学問題、いよいよ大詰め。

内部進学の道は厳しい。
外の学校に移るのも厳しい。
いずれにしても厳しい選択だから
そして
その試練は自分で乗り越えなければいけないものだから
大変だろうけど、自分で選んで決めて欲しい。
この先、困難な状況に陥った時には
「別の道を選んでいれば・・・」と間違いなく思うから
そして、そのときには、人のせいにしたくなるものだから
だから、大変だろうけど、自分で決めて欲しい。

と、担任の先生がおっしゃった。

おっしゃる通り。
私も、彼の選択をじっと待つ。

森山良子さんのプレミアムコンサートが学園内であった。
関係者の一部に、チケットが用意されたが
私は、とてもそんな気分じゃないのでお断りした。

「あなたと一緒に、森山さんの歌を聴きたいので
 当日、チケットを持って会場入り口でお待ちしますね。 
 私はいずれにしても行くので
 もし、来られなくても、ぜんぜん構いませんから」

なんて素敵なお誘いなんだろう。
気分がどうした、なんて言っている場合じゃない。
彼女の言葉に魅せられて、寒い中を出かけた。

森山良子さんの歌声も、本当に素敵だった。

「私は学校が大好きで、なんと高校には4年も通ってしまいました」
・・・そうか、留年したのか。
「デビュー曲の『この広い野原いっぱい』は、高校に通いながら作りました」
・・・他にそんなに魅力的なことがあったら、勉強どころじゃないだろう。

歌とは関係のないところで
非常に励まされた。

大先輩も、留年しながら頑張ってあのように大成なさったんだ。
頑張れ、かずぴー。



2005年12月08日(木) 師走

日記を長いことつけていて
同じことを、何度も書いた記憶がある。
たしかにあるが。

気分の浮き沈みの波に、翻弄されている。
楽しいはずの出来事が憂鬱のタネになる。

気分のせいなのか、出来事そのもののせいなのか
よく働かなくなった頭でいくら考えても
わからない。

わかっても結果に影響がでるわけじゃない。

いいんだ、どうでも。

そんな気分なのに
自分には落ち度がない、と思える状況で
若いおにいちゃんに
『へたくそ!運転するな!ばかやろー!』
と怒鳴られた。

詳細は省くが、どう考えても誰が見ても
あれは、あいつがおかしい。
それが証拠に、怒鳴ったくせに
私が反論もせずに黙っていたら(何も言えなかった)
自分から譲歩して車を動かしていた。

あの人も、怒鳴りたいような心境だったんだろうか。


モモコさんとランチ&お茶。
私の言いたいことが、とてもよく伝わる相手と
なんの気兼ねもなく話せることは
本当に本当に、まったくありがたい。



2005年12月01日(木) 指導するほどの器じゃない

職場にて。
新人の方の補佐をする。

その方が注文の電話を受けているそばで
何かあったら助けられるようにと
耳を傾けながら、ただじっと座っている。
補佐が必要なだけあって彼女の対応はかなりまずい。

一生懸命なことも、真面目なこともよくわかるので
よけいな口出しをして、もっと混乱させてはいけないと思い
「大丈夫、慣れればどうってことないから」
と口では言うものの、内心では注意したいことが山ほど。

彼女は、私が何かを指摘するたび
どうしてそういうことになったのか、の説明に忙しく
私の話を、ちゃんと聞いているという手応えがない。
要するに言い訳が多くて、得るところが少ないのだ。

間違いを責めているんじゃない。
彼女が窮地に立つたびに
そういう場合は、こうした方がいいのだと
それを言いたいだけなのだが。

「誰かに何かを教わる時は
 とりあえず自分の言い分は棚上げにして
 人の話をよく聞いた方がいいよ。」
最近は、食事のたびに子ども達にそう言って聞かせている。

でも、そのことが本当にわかったのは
私自身、ごく最近のことだ。

知ることは、案外簡単だけど
気づくことは、本当に難しいものだと実感する。




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