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2004年02月29日(日) 生きる知恵と学ぶ力

かずぴーと言い争う。
私を凄い目で睨み、私の言うことも聞かず
ものすごく腹がたったが、殴るわけにもいかず。
腹立ちまぎれに
「出てってちょうだい!!!」と怒鳴ったら、とっとと出て行った。
「あ。」とか言いながら、自分の部屋に何かを取りに行こうとしたので
「家のものは、何も持って行かないでちょうだい!!!」
と再び怒鳴ると、着の身着のままで潔く出て行った。

それから二時間半。
さすがに心配になり、近隣を車で探す。
30分ほどで、なんだか無駄なことをしている気がして帰宅。
それより少し前に、かずぴーも帰宅していたらしい(あやぽん談)。

ーで、どうなのよ?
ー僕は悪くないね。出て行けと言われて出て行ったんだから。
ーそうじゃなくて、発端になったことについてはどうなのよ。
ーああ・・・別に・・・(←発端の意味がわからないのか?と思う)
ー何処にいたわけ?
ースーパーやコンビニをうろついてた。
ーどう思ってたのよ?
ー(自分のことを)何時間もよく頑張っているなぁと思ったよ。
・・・ばか。

夕食の時
彼の食が、あまりにも進まないので理由を聞くと
「時間を狙ってスーパーの『ご試食コーナー』に行ったんだ。
 それまでは、コンビニで立ち読みして
 そろそろかなぁと思う時間にスーパーに行ったらピッタリだったよ」
と自慢げに語り、食べたモノを列挙する。
サバイバーの気でいたのか。

スーパーに、ご試食タイムがあることを
私は知らなかった。。。



2004年02月27日(金) 無題

某社団法人の集まりで、代々木上原に行く。

代々木上原は、思い出深い街。
あやぽんが生後6ヶ月の頃から3歳になるまで住んでいた街だ。

欲しかった娘に恵まれ、外に連れて歩くことができる時期になって
ベビーカーを押して歩くのさえ楽しかった。
まだ、25〜6歳だった私は若かった。
世の中はいわゆるバブル全盛期で、おかげさまで我が家も潤っていた。
何もかもが、満たされていると感じられた。

今は、駅周辺もすっかり変わってしまったが
一本裏の道に入ると、そこかしこに思い出がつまっている。
新米ママと可愛さが増しつつある赤ちゃんは
充実した日々を、あそこで過ごしたのだ。

ふとした光景に思い出が蘇ると
切ないような、悲しいような気持ちになる。
もう一度、あそこに住みたいとも思う。
あの日々が、戻ってくるとは思わないけど。

とんでもない災難に見舞われてから
今日でちょうど1年。

あと5年、あと10年経って振り返った時
私は何を思うだろう。






2004年02月26日(木) 根はいい子なんです。。

アマゾンで本を購入。
注文してから30分くらいで宅配便の人がピンポン。
手にアマゾンの箱を持っていたので本当に驚いた。
「いくらなんでも、こんなに早く!?」と、一瞬でも思った自分に疑問。
届いたのは、二ヶ月くらい前に注文したDVDだった。

そして。
5冊注文した本の中の一冊が、新品のまま我が家の棚にあるのを発見。
キャンセルしようと思ったが間に合わず。
大して多くもない手持ちの本さえ把握していない自分に、また疑問。

今朝は、かずぴーがお弁当を忘れ、駅まで届けに行った。
こんなことで、慌てて駅まで向かうことが、とても無駄っぽい。
その前に
彼のYシャツが一枚紛失したことが判明し
どうにも納得ができないでいるところだった。

学校に来て行くYシャツが消えて家のどこを探しても見つからない。
脱いで帰って来たこともないのに、ヘンじゃないか?
捨てたか、どこかに脱ぎ捨て(着替え)て帰ったかしか考えられず
そのどちらも、納得のいく理由に思えず。

そんなこんなで、彼に対する我慢が一気に爆発しそうになる。

学年会議にかけられるほどの成績なのに
ろくに授業も聞かずテスト前の勉強もせず
あれもこれも、なんだって
結局は、彼の自覚の問題なのだ。

私は口を出してはいけない。
自覚の妨げにこそなれ、彼のためになるとは思えない。
我慢、我慢。。。

うー、苦しい。
とっとと気づけよ!と、言いたい。(言ってるけど)




2004年02月25日(水) そして私はまた肥える

午後、渋滞している首都高を運転中
ずっと、お腹がすいていた。

家に着く頃は、ほぼ夕方。
夕食までには、少し時間があるが
しっかり食べてしまったら夕食が食べられない。
そんな時間。

お茶でも飲んで、気を紛らそうと思った。
そう、たしかに思っていたのに。

家の近くのコンビニに、吸い寄せられるように入ってしまった。
おにぎりを買おうと思ったら、好きなものがなく
脂ぎった焼そばに目がいってしまった。
レジでは、みたらし団子まで買ってしまった。
しまった・・・しまった。

そして、脂っこい焼そばにマヨネーズまでかけて完食。
夕食後に、みんなで食べようと思っていた団子まで食べた。
こういうのを『堰を切ったように』・・・とは言わないか。

これで、夕食もしっかり食べることに疑いの余地はない。
今夜は、キャベツとアンチョビのパスタに
ドライトマトのマリネとルッコラのサラダ。
残さず食べるに違いない。。。

ーーーーー
そして、数時間後。
すっかり胃の中に収まった食事の在りし日の姿。



2004年02月23日(月) 寂しさの理由

二年前、一緒に研修を受けた仲間の一人のWさんが
今月いっぱいで職場を去ることになった。

彼女とは、一番よく話もしたし
出勤日が同じ日は、必ず一緒に帰っていたので
辞めてしまうのが、とても寂しい。

その話を
今日職場でみんな(同じ時期に研修を受けた仲間)がしていた。
私は、今月の始めに、直接彼女から聞いていたが
最近になって知った方もいたらしく
みんな一様に残念がっていた。

私も本当に残念だ。。。が
寂しいのは、そのことだけではなかった。

みんな、いつの間にか携帯メールのアドレスを教えあっていたらしく
今回の情報も、メールを通じて知った方もいたらしい。
みんな、と言っても5〜6人の仲間うちのことなのだが
その中で、どうやら私だけ、誰とも教えあっていないようなのだ。
・・・何故?

みんなの様子を見ていると
私が誰とも教えあっていないのも知らないという感じで
「教えて」と言えば、どうということはないような雰囲気。
聞けば私も無事仲間入り、という感じなのだが。

そこで、ふと思う。
誰かのアドレスを教えて欲しいのか?
いや、別に。。。用がないし、送りたいメールもない。
じゃ、なんで寂しいと思ったのか?
なんで、知りたいとも思わないことを知らなかったことが寂しいのか?
仲間はずれにされた感じ?
そんな感じもしないけど。。。

今の職場が楽なのは、煩わしい人間関係がないことと
淡々とした職場環境にあると、常々思っていたではないか。

この手の身勝手な孤独感を
ときどき感じる今日この頃。



2004年02月21日(土) ゴールド免許・その後

今日の昼食時。
モモコさん他、数名とご飯を食べながら
昨日の顛末と、私の結論『ゴールド免許は運の良さの賜物』を披露。

「そんなの当たり前じゃない」の一言で片付けられた。
「あなたはゴールドなの?」と聞くと
「今どき、みんなゴールドだよねぇ」とまわりの人々に言い
一名を除いて、みんな頷く。
ショック。

もっとショックだったのが
運の良さには、気の強さも必要らしく
モモコさんも、その御主人も
シートベルトや一時停止違反で、強気に言い返し
反則キップを逃れたことがあるという。
そ、そんなんあり?

なんだか損をした気分だ
と、あやぽんに言ったら
「損はしてないよ。違反はしたんだから。」・・・正論。

モモコさん他は得をしたけど、私は得をしなかったんだね。
そういうことね。
それって『損した気分』だと思うんだけど、『損をした』とは違うのね。
。。。そうかもね。



2004年02月20日(金) 幻のゴールド免許

交通違反のキップを切られた。
罠にかかったみたいな取り締まりで
「こんなのあり?」みたいな違反キップ。

言っても仕方がないことは、重々承知の上で
控えめに抗議してしまった。
「お気持ちはわかりますが、違反は違反です」とのこと。
それで7000円。
金額にショックを受けていたら
「駐車違反だったら、15000円ですよ」とおまわりさん。
駐車違反をしたわけではないので、なんの慰めにもならない。

何が悔しいって、今年は免許の更新の年で
今度こそ、ゴールド免許のはずだった。

前々回の更新の年もそうだった。
更新まであと数カ月という時に、リゾートマンションの敷地内で
「ここは大丈夫」と友人に言われたのを鵜呑みにし(私有地内だし)
駐車違反。それで、ゴールドをふいにした。
あれから、6年。6年だぞ!
6年も、無事故無違反だったのに!
どうにも、悔しいではないか!!!

と、心の中で力説して、ふと思う。

実際には、6年間、無違反だったわけではない。
右左折の際には、曲がる手前の規定の距離(25だか30m)で
必ずウィンカーを出していたとは言えないし
制限速度40kmの所を50〜60kmで走ったことがないとは言えないし
その他もろもろ、交通規則に違反していないとはとても言えない。
そもそも、完全に規則どおりに運転していたら
円滑な運転などできず、かえって危ないことにもなりかねない。
現実の要請に則した運転をしている人々は
ほぼ全て、なんらかの違反をしているとも思われる。

そうか。

ゴールド免許をいうのは、違反をしていない人のものではなく
円滑な運転をする程度の違反はしていても
たまたま取り締まりにひっかかることのなかった
『運のイイ人』のものなのか。

とにかく違反もしたし、運もなかった私は
今回の更新でも、そしてその次の更新でも
またまたゴールド免許とは無縁になってしまったのだった。
なんだか、とても私らしい。



2004年02月17日(火) 森光子さんも山岡久乃さんも若かった。

『時間ですよ』が最終回になってしまった。
『ありがとう』もイレギュラーに休んでいる。

ビデオに撮って
わくわく楽しくケチケチ観ていたのに、とても残念。
残念。。。というより、寂しい。
寂しいのか、と思ったら、そんな自分がまた寂しい。
あぁ。

今日は、某社団法人の定例会。
いつもより、多数の出席者の前で
簡単な説明をするつもりが
話しているうちに、わけがわからなくなり
ややこしい説明をしてしまった。
どうやら、私は愛されているらしく
私の後に、二人もの方がフォローにまわって補足説明をしてくれた。
・・・あ。頼りないってこと?

お歴々の方々も数人参加して下さり
感謝と緊張と、ほんの少しの煩わしさで体がこわばる。
一番のご高齢者は、88歳。
その方が、急に老け込んで(今さら、のようだが)
何故かショック。

かつて、今の私などより
ずっとずっと、立派に活発に仕事をこなしていらしたはずの方が
朽ちて行くように衰えて行く様が辛くさえある。

彼女の半分も生きていない自分にも
やがて、間違いなくやってくるものの正体が見えたのかもしれない。
時間は優しくも残酷でもあると思った。

『時間ですよ』と『ありがとう』の時代も、遥か彼方。。。



2004年02月16日(月) 華麗なる諸々

ずっと気になっていた胃痛に決着をつけようと
思い立って病院に行った。
病院の待ち合い室で、何の気なしに見た眼病のポスター。

そう言えば、視力の低下が著しいので
ついでに検眼もしていこうと、軽い気持ちで眼科も受診。

それが。

数種類の検査の後
「眼圧が高い」とかで、奥の部屋でさらなる検査をするように言われて
緊張が高まり
『チカチカが見えたら押すように』
と言われて手渡されたボタンを持つ手にも力が入る。

大したことは無さそうなのだが
半年に一度ぐらいの受診を勧められた。

そして。
胃の方は、血液検査をして次回に便の検査。
血圧が高いと言われて(今まで低かったはずなのに)今日は終わり。
結局、胃はどうなんだろ?

あれもこれも、加齢によるものだと言われれば
それで片がつけられそうな
そんなお年頃なのね。。。きっと。



2004年02月14日(土) 愛する人が倒れたとき・・

知人と一緒に
あやぽんのライフセービングの授業を参観。
講師の女の先生が、すごくカッコ良くて見とれる。

来週、エレメンタリー・ライフセーバーの資格試験があるので
みんな、真剣に聞いている。

のだが。

心肺蘇生法の説明で
マウス・トゥ・ノウズというものがあって
文字どおり、口から鼻に呼気吹き込みをするのだが
「自分の鼻から相手(傷病者)の口にですか?」
という質問をした女子に、大いに笑う。
ちょっと、想像しがたい光景ではないか。>鼻から口

他に、海での応急処置の説明で
「みんなが普段食べているクラゲは、なんていうクラゲか知っている?」
という質問には「きくらげ」と張り切って答えた前列の女子。
・・・高校生って、こんなもん?

実技の説明で、吐瀉物への対応を聞いたり
返しのついた釣り針が刺さった時の抜き方を聞いているうちに
なんだか、とても大変なことをするのだなぁと思い
みなさん、頑張って資格をとって
世のため人のために、いざという時には役立って下さい
と、神妙な気持ちになった。

余談だが、欧米ではライフセービングの授業が小学校で行われており
「もし、自分の親が倒れたらどうするか?」という質問に
日本人の子どもは「救急車を呼ぶ」と答えるのに対し
あちらの子どもは「まず、気道を確保する」と答えるのだそうだ。

それぐらいは知っておいた方がいいかもしれない。






2004年02月12日(木) 飛んで火に入るあやぽん

先日のあやぽんの模擬テストの結果。
ひどい。
試しに、私もやってみた(日本史)。
私の方が10点ほど多かった。
かなり、低レベルの争いである。
ほとんど『無い』に等しい点数のどんぐりの背比べ。

今度の日曜日も模擬テストだ。
前回のテストの結果は「あはは・・・」で終わり
次回のテストの勉強もしない。
なんなんだ!!!

そもそも私は、大学受験をして欲しいとは思っていない。
このままじっとしていれば、何の受験勉強もせずに
都内某私立大学への内部進学には、全く支障がないのだから。
内部進学という楽々コースを棒に振り
敢えて他大学受験をしたいと言うのなら、言いたくはないが
『勉強しろよ!!!』

十年以上前。
幼稚園受験は、親にとっては苛酷なものであった。
小学校受験と違い、たかだか4歳児の幼稚園受験では
本人は『泣かずに』『元気に』遊んでいれば良いだけだ。
その後に続く
小学校・中学校・高校とひたすら払い続ける授業料も苛酷であった。
去年からは、予備校代とのダブルパンチ。
今年はさらなる増額が予想される。

「ウチの大学には魅力を感じない」とかおっしゃるが
しかし、アナタ
その大学ですら一般入試なら合格は危ないんじゃないか?

それも、本人の希望なのだからと言い聞かせ
泣く泣くお金を振り込む時の心境をわかって欲しいとは言わないが
自分が好きで受験するのなら
『勉強しろよ!!!』


テストは運まかせの「当てっこゲーム」じゃないのだ。



2004年02月11日(水) 長い時間用

かずぴーと二人で、ドラッグストアに行く。

最近では、どこに買い物に行っても
店内を一緒に移動することはほとんどないのに
今日に限って、それも生理用品売り場にいる時に限って
彼が横にいた。
おまけに
「こっち方のが、長い時間だいじょうぶって書いてあるよ」
などとも、おっしゃる。

・・・
恥ずかしくないのだろうか(私は少々、照れくさい)と思った時
ふと気付いて言ってみた。
「これって、おしっこ用のものじゃないよ」
「え?だって『長い時間トイレに行けない時』って書いてあるじゃん」

・・・
小型おむつか?
女はみんな、おもらしするとでも思っているのか?

とにかく違うのだ、と教えたが
そんなことはとっくに知っているはず、と思っていたのは何故だろう。

妙に大人のような、びっくりするほど子どものような。
あの年頃は
成長具合が微妙らしい。



2004年02月08日(日) 奥さまは魔女は平和の匂い

昨日・今日と仕事が休みで
だらだら過ごす。

内面の葛藤を鎮めようと、デパスを奮発して
床暖房の上にカフカの「変身」を思わせる姿でDVD三昧。
DVDのストーリーが夢に混じりカオス状態となった脳内に
時折、現実が現れて
夕御飯の買い物に行かなくちゃ
洗濯ものもたたまなくちゃ
アイロンも。。。と余計な指令を出す。
はぁー。。。

仕事や「しなければならないこと」がない日には
こうまでだれるのか。
気持ち良く潔くだらだらしているならまだいいが
なんだかすっきりしない。
なんだ?
何から逃げようとしているのだ。
多分、逃げようとすらしていないのかも。

「なんか、楽しいこと提供してくれない?」とあやぽんに言ったら
「提供してもいいけど、その前にママの悩みをなんとかしないと
 楽しいことも楽しめないよ」と言われた。

彼女は、正しい。



2004年02月06日(金) 地味で激しい彼女

仕事中、若い女性からの注文を受ける。
なかなか、せこいことを言う人で、話し方もやや切り口上
イヤな奴ってほどじゃないけど、好感度はかなり低い。

と思っていたら。
あやぽんの担任の先生の奥様だった。
去年の文化祭でお目にかかったときの
地味な印象とはずいぶん違う。

あやぽんの担任は、珍しい名前であり
文化祭で会った時に奥様は、赤ちゃんを抱いていた。
電話の横では赤子の声がしており、名前も一緒・・・
たぶん、いや絶対にそうだろう、そうでなかったらもっとビックリだ
と思いながら帰宅し、名簿を見たら住所も同じ。
やはり。

シチュエーションが違うと、印象もずいぶん違う。

あ、そうだ。
前に日記にも書いたけど、あの人
担任の元婚約者から彼を奪い、結婚にこぎつけたんじゃなかったっけ?
それなら、印象は一致する。
しかし、見た目はどう見ても地味・・・
ふーん。

ふつうに注文をこなし、その後にトイレに駆け込み
あやぽん&仲良しのご父兄に、さっそくメールを送った。
今日の私の、一番のトピックスである。
世の中狭い。



2004年02月03日(火) 父より福・・・か?

節分に巻寿司。
関西地方では、定着している習慣かもしれないが
関東地方、少なくとも我が家では昨年からの習慣である。
それ以前は、聞いたこともなければ
お店やさんで、それらしきものを売っているのを見た記憶もない。

今日も、昨年同様、食べてやろうじゃないかと
夕方になってから、かずぴーをテニススクールに送るついでに
デパートの地下の食品売り場に買いに行く。

行ってびっくり、長蛇の列。
15分も並んでしまった。
すぐそばに
同じようなものを売っている比較的すいたお店もあったのだが
そもそも、突然やってきた習慣に飛びつようなノリである。
お店やさんも、みんなが買う方で買った方がいいと
何の根拠も信念もないまま、ただ列の最後尾に並んだのであった。

それにしても、御予約済みの袋が沢山並んでいて
夕方になってから
何の考えもなしにノコノコ買いに行った自分の首尾の悪さを知る。
というより、降って湧いたような習慣が
こんなに浸透している事実に驚く。

不景気だからなぁ。『福』と名がつきゃ
飛びつきたくもなるよなぁ。
と、我が身と同じものさしで、他の方々の心情を勝手に推察。

夜。
親子三人で恵方を向いてかぶりつく。
黙々と食べる。
し〜ん・・・とすると
あ、また笑いの虫が・・・と思いかけて
今回は『幸運』がかかっているんだ、笑っちゃいけない
と戒め、笑わずに食べ終えた。

お父さん、ますますごめん。



2004年02月02日(月) 心配のタネは尽きず

あやぽんの同級生の男子が
痴漢をしてつかまり、退学になるらしい。

以前にもそういう噂のあった子で
休みが多くても、停学なのか怠学なのか
これまでは、噂の域をでなかったのであるが
今回は、下級生の子が捕まった現場を目撃しており
いよいよ退学か、ということらしい。

あやぽんが中学生の頃
痴漢の被害にあった時には
「とんでもないヤローだ!」
と、相手のおやじに対してひどく憤慨したものだが
今回、その男の子の話を聞いた私は
胸中複雑な思いがしている。

男の子の悲しい性とでも言おうか。
まさか・・・かずぴーも・・・魔がさして・・・。

性犯罪は、単なる欲望の産物ではなく
病的なものと理解しているのだけど
「満員電車の中で、つい・・・」なんてことが
絶対にないとは言い切れない不安がつきまとう。

しかも。
正真正銘、たった一回の出来心であったとしても
その不名誉な出来事が、自他に及ぼす影響を考えると恐ろしい。
例えば、件の少年も
将来に渡って「痴漢をした○○」と言われ続ける可能性は大である。

電車に乗ったら、両手でつり革につかまるように!
と、今夜からでもかずぴーに言いたくなった。




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