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■ 目からウロコ
林先生と話していると、目からウロコなことが多いのだが、昨日もそんな事があった。
私が、「チヌを浮かせるには?」という質問をすると、「浮いてくることもあれば、そうじゃ無い時もある」というお答えを頂いた。 少し、補足すれば、私は、自分が釣りたい場所やタナにチヌを誘い込むのが攻める釣りだと思い込んでいた。しかし、先生は基本的に毎回同じに調整したマキエ打って、その日のタナに合わせて、チヌの口へツケエを持って行くという釣りをされている。つまりは、チヌが中心にある。エサ取りが多ければ、チヌも自然と浮いて来るだろうし、その逆なら、タナは底付近になる。その毎日変わるタナに対して適格なタナ設定が出来ればチヌは釣れると言う。 考えてみると、そりゃそうだ!(笑)
確かにエサ取りの量如何では、チヌをあえて浮かしたり沈まっしたりする必要も出てくるかもしれない。しかし、それも、人間を中心にするか、魚を中心に考えるかでは大違いだろう。 とかく人間は、人間が思うように自然を合わせようとするが、釣りに関しては、人間が自然に溶け込んでいかなければ本当の面白みは見出せないのかもしれない。
2001年11月30日(金)
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