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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
12月25日 テメレア戦記郡 新刊

12月25日から、書店の海外文学の新刊のコーナーに「テメレア戦記掘Ч雲の彼方へ」が並んでおります。
1806年を舞台に、元英国海軍士官ウィル・ローレンスを主人公とした、歴史ドラゴン・ファンタジー(英国ドラゴン空軍の物語と言うのが正しいのだと思いますが)
このカバー絵がめじるしです。
テメレア戦記掘Ч雲の彼方へ

私もちょこっとお手伝いをしていますので、宣伝というのは何かとも思いますが、
でも敢えて言わせてください、
これ、これまでの3巻の中でいちばん面白い!あの時代の歴史がお好きな方に>絶対のおすすめです!

物語は前巻を引き継ぎ、マカオ港のアリージャンス号から始まり、最後はバルト海のヴァンガード号にたどりついて終わるのですが、
今回は海洋小説というより歴史冒険小説、ほとんどが陸上の物語です。
…と言ってもこの陸上とういのがとんでもない!まず中国大陸を横断、それから西域…敦煌とかタクラマカン砂漠とか、NHKシルクロード第一部の舞台、さくっとカラコルム山脈を越えてたどり着くのはイスタンブール…オスマントルコの首都、トルコ宮廷やイスタンブールの街の風情を味わった後は、国境を越えてオーストリア帝国領を経て、プロイセン王国で、そこで彼らが遭遇するのはなんとイエナの戦い。
何と言ってもドラゴン空軍の物語なもので、イエナの戦いも空から俯瞰です。これが迫力…ピーター・ジャクソンが映画化権を手に入れたがった理由がわかったような気がします。
このイエナをこの通りに映像化したら、ロード・オブ・ザ・リングのペレノールの野の戦い以上になるのは確実ですもの。
そしてまた前作同様、歴史上の人物が様々に登場します。

これ以上だとねたばれが過ぎてしまうので、もうちょっと解説など語りたいところなのですが、
それは今週末に私が年末年始休みに入ってから、ねたばれ注意つきであらためてということで。
本日のところはこれまで。

テメレア戦記の前2巻については、下記の日記をご参照ください。
テメレア戦記挟
テメレア戦記鬼


2009年12月27日(日)
ヴィクトリア女王と三浦按針

今年3月15日の日記でご紹介したヴィクトリア女王の映画が、ついに今週末(12月26日)から公開になります。
M&Cファンとしては久々のポール・ベタニーを見に行く楽しみもありますが、英国らしさも存分に味わえると思います。
詳細は下記サイトを
http://victoria.gaga.ne.jp/

今週はクリスマスですね。
先日とどいた帆船とセイルトレーニング情報メールマガジン「Salty Friends 通信」によると、クリスマスから新年にかけて各地の帆船もイルミネーションで彩られるようです。
横浜の初代日本丸は、12月23日〜25日、大阪のあこがれは12月10日〜25日がクリスマスバージョン、12月27日〜1月6日がお正月バージョン、富山の初代海王丸は12月27日〜1月6日の金・土・日&祝日にイルミネーションが点灯されるとのこと。石巻のサンファンバウティスタも12月31日までイルミネーションで彩られます。

また、これもSalty Friendsのメルマガで教えていただいた情報ですが、
現在、東京・天王洲の銀河劇場で「ANJIN イングリッシュ・サムライ」という舞台がかかっているとのこと。
ANJINとはリーフデ号のウィリアム・アダムズ、日本名 三浦按針。
このアダムズの物語を日英混成キャストで上演するとのこと。すでに12月10日から上演が始まっています。1月18日までの上演です。
詳細は下記をご覧ください。
http://anjin-englishsamurai.com/

転載情報2件で今回は手抜き恐縮ですが、どちらも知ったからにはそのまま黙っているのは惜しい情報だと思ってしまったもので。
Salty Friendsのスタッフの皆様>いつも楽しく拝見しています。情報、広めさせていただきます。よろしくおねがいたします。


2009年12月20日(日)
12月1月テレビ放映情報

今回はテレビの英国海洋関連情報を3本

まずは明日、
12月14日(月)13:00〜15:14 NHK BS2にて「戦艦バウンティ号の叛乱」
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html#200912141300

今週の水曜日、
12月17日(木)19:00〜19:40 NHK 教育テレビ(地上波)「地球ドラマチック:ドラマ『ダーウィン・種の起源の誕生まで』」
http://www.nhk.or.jp/dramatic/
実はこれは後編です。
私も放映に気づかなかったのですが、先週の前編をご覧になった方から「ビーグル号の航海の様子が描かれていて、ガラパゴスが懐かしかった」と教えていただきました。
後編だけでも間に合えばということで、
Kさん>教えていただきありがとうございました。

3本目は、これは来年1月になりますが、ケーブルテレビのチャンネル銀河で、ホーンブロワー第一シリーズの連続放映があるとのことです。
Mさんより情報ご提供いただきました。ありがとうございました。

初回「決闘」の放映は、2010年1月9日(土)18:00〜
1話を3回ずつ、全4話計12回の放映があります。放映予定は下記のページをご参照ください。
http://www.ch-ginga.jp/epg/?series_code=1672

「坂の上の雲」は毎回、どこでロケをしているのかしら?と思いながら見ています。
今日の放映分は旧日本丸のようでした。当時らしいところを探すのも、なかなか大変だろうと思います。


2009年12月13日(日)
Capt.クック、21世紀の評価

先週、英字新聞で「キャプテン・クック展」の記事を読みました。
というと英国での展示会か、でなければオーストラリアかニュージーランドだろうと思われるでしょうが、あにはからんや会場はドイツのボンです。

18世紀にキャプテン・クックが南太平洋から持ち帰った数多くの収集品は、現在世界中に散らばっていますが、その中でもっとも多くのコレクションを有している(約550点)のは、意外や実はドイツなのだそうです。

クックの評価は歴史の中で紆余曲折がありました。
航海当時や19世紀はもちろん、英雄的行為と称えられましたが、20世紀には批判も多くよせられました。
彼の南太平洋訪問が、その後の現地の植民地化と伝統文明の破壊につながったからです。

しかし21世紀になって、再びこのクック・コレクションは注目を浴び再評価されています。
今回のボンの展示会に出品された装飾品の数々の中には、現地ではもう製造技術がすたれてしまい、ヨーロッパに持ち出されたことでかつての技が残ったものもあるとのこと。

この展示会は来年2月28日までドイツのボンで、その後5月〜9月にオーストリアのウィーン、10月〜2011年2月までスイスのベルンで開催されるとのことです。

海外旅行をしない限り見ることはできませんが、英国・英連邦諸国以外の国でのクックの再評価という点でちょっと面白い記事だったので、ご紹介してみようかと思いました。

原文は下記
Captain Cook : explorer standing the test of time
http://www.bangkokpost.com/news/asia/161432/captain-cook-explorer-standing-the-test-of-time


2009年12月06日(日)