umityanの日記
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2015年03月17日(火) |
「さよならの夏」。この歌に僕の心はめろめろだ。 |
昨日は、ネズミ男君と近隣にある竹藪の木々をチェンソーで、ぶった切りした。というのも、クリーク沿いに生えている木々が川面にはみ出し、川の清掃に支障があるのだ。おまけに日陰を与えてしまい農作物に十分な日光を与えられない。
以前から気になっていたが、そばの農家から、「何とかしてほしい」との、要請を受けた。しからばと言うことで、以前、充電式のチェンソー2基を購入していたので、ネズミ男君と、小一時間ばかり、竹藪と格闘した。いやああ、これはハード労働だ。蔓が木々に巻きついているため、木を切っても蔓から容易に離れない。二人がかりで綱引きだ。
僕たちは汗、びっしょり。「今宵のビールは旨いぜ」と、お互いを、励まし合いながら労働を終えた。まだ、ほんの一部分が終わったばかり。これから、事あるごとに格闘しなくてはなるまいて。
おっと、今日はそんな話しを書くつもりではなかった。書きたかったことは、ネズミ男君と、その夜、一献傾け、カラオケに興じたことである。その日は、小料理屋「梓」で、腹ごしらえをして、スナックへ赴いた。この店のママのニックネームは、「フランダースの犬をつれた貴婦人」である。帽子でもかぶれば、まさにその通りである。僕、ジャイアンが命名した。
この店はカラオケの点数がめっぽう辛い。最近、僕ジャイアンがネズミ男君を打ち負かしているため、この点数が辛い店で、彼は名誉挽回をしたいのだろう。僕は「望むところだぜ。返り討ちにしてやる」と、気負いながら店の扉を開いた。
幸い客は誰もいなかった。ネズミ男君がまず最初に、中村雅俊さんの「ふれあい」を歌った。80点。なるほどねー。それじゃあーー、僕、ジャイアンも同じ曲で勝負するかと、自信たっぷりに披露。得点は?。な、な、なんと、69点。ネズミ男君とママが笑うこと、笑うこと。「何でかなあーー?」と僕が尋ねると、勝ち誇ったようにネズミ男君が言うではないか。「要するに、あんた下手なんよ」と。うんんん、この言葉は、しゃくに障ったが、そう言われると、そんな気がしてくる。
まあいいか。ところで、その日は特に歌いたかった曲があった。何という曲かと言えば、森山良子さんのオリジナル曲か?「さよならの夏」というアニメソングである。アニメは 見ていないが、この美しい詩と曲が僕の心をめろめろにした。 「光る海に かすむ船は さよならの汽笛、のこします。ゆるい坂を、おりてゆけば 夏色の風に あえるかしら・・・・・・・・・わたしの愛 それはカモメ・・・・やさしいあなたに 逢えるかしら・・・」。うんん、深く心にしみるぜ。
この歌に、初挑戦した。まだ、正確には覚えていないので、音程は、めちゃめちゃ。なんとか、ごまかしながら歌い終えた。さて、点数は?。わおーーーーーーつ、38点。未だかってないこの低い点数にわが目と耳を疑った。ただ、聞こえるはネズミ男君の、甲高い笑い声のみ。その後、ネズミ男君は余裕たっぷりに、あれやこれやと歌ったが、80点が最高得点だった。ところで、僕、ジャイアンは、70点止まりで、彼に惨敗だ。
そうそう、もう一曲、僕の心をとらえた曲がある。これもアニメの曲。井上あずみさんが歌う「君を乗せて」という歌だ。これもいい。とうちゃん、かあちゃんを思い出す。そう遠くない未来に、僕のレパートリーの一つにしよう。この歌で、ネズミ男君を泣かせてみたいぜ。
2015年03月02日(月) |
早、三月。めそめそは止めにしよう。 |
早、三月になった。母の四十九日も過ぎた。いつまでも、めそめそしてはいられない。母との幾多の思い出を胸にしまって、生きていこう。
最近、めっぽう寒い。すでに春はやってきているのに、全国的に空模様は大荒れだ。未曾有の雪が降っているよし。そんな中、ようやく裏庭の梅の木に花が咲いた。「きりりっ」としてきれいだ。一方、我が書斎の窓の外には沈丁花の花が、蕾を広げ、あまねく香を振りまいている。自然の営みは何と素敵で優雅なことか。
今日は午前中、仕事で外出した。午後、どらえもん君がやって来た。先日貸していた、業務用のCDを返しに来たのだ。たわいもない話しをしていると、パスポートを受け取ってきた帰りに、ネズミ男君が我が家へ立ち寄った。パスポートの写真を見て、どらえもん君が笑うこと笑うこと。よほど、おかしく映っていたか、もしくは、あまりに真面目な顔だったのだろう。僕もおがませてもらったが、「ええつ、これあんた?」と、思わず吹き出してしまった。まあ、写真とはそういうものだ。
いみじくもネズミ男君が言ったことよ。パスポートの写真を撮ったとき、申請窓口の係員が、「はい、顔をあげて」と、まじまじと写真と実物を見比べたそうだ。なんとも、きまりが悪かったそうな。
三人でコーヒーを飲み、しばらくして、どらえもん君は帰っていった。そうそう、丁度良かった。ネズミ男君へ格好の仕事があったのだ。調子が悪くなっていた草焼き機械の気化器を交換すべく、僕一人で悪戦苦闘していたが、成功に至らず。かくして、手先が器用で几帳面な、ネズミ男君へ交換修理をバトンタッチした。見事成功。
彼が言う言葉がにくいではないか。「ジャイアン、あんたは手先が不器用だからなあーー」って。ごもっともです。返す言葉がない。気化器の交換を終え、試し焼きをしてみた。すこぶる快調。僕は言ったっけ。「今度、作業をするときは、これをあんたに使わせるよ」って。ネズミ男君は笑っていた。
ところで、明日はどうも雨になるらしい。草焼き作業は中止になりそうだ。とりあえず、机上の仕事に邁進することになるだろう。
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