umityanの日記
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2014年12月31日(水) 今年の失敗談。

泣いても笑っても、笑っても泣いても大晦日。今年も色々とあったが、総じて可もなく不可もなしってところか。それにしてもよく遊び、よく仕事もした。

あえて、今年最大の失敗をあげると、なんと、ネズミ男君と飲みに行った帰り、歩道の敷石につまずいて転んだこことだ。相当に酔っていたのだろう。両手を地面についたは良かったが鼻をコンクリートに打ち付け、血みどろになった。しばらく意識を失っていたらしい。

ネズミ男君が抱え起こしてくれたらしい。「こりゃ大変」という事で、彼が救急車を呼んだ。僕、ジャイアンは乗らないと言って、だだをこねたらしい。強引に車に乗せられて、即、大学病院へ運ばれた。病院ではタンカーで運ばれ、手術台みたいなものに乗り、レントゲンというか顔面や頭を撮影したらしい。「鼻にひびがはいっています」との診断。頭はどうもなかった。

「手術しますか?、そのままにしておきますか?」と問われた。「手術しなくても鼻が曲がっていないなら、自然と直りますよ」と言う。鏡で鼻を眺めた。曲がっている様子はない。ただ、目の縁がパンダのように腫れ上がっていた。鼻は押さえると痛かった。自然治癒を選択した。

「反省、反省」で一週間がすぎた。目の腫れもとれ、見事に復活。病院へ赴くと、女医の先生が、「にこっ」と笑いながら、「もう大丈夫ですよ」と言ってくれた。

いやああ、未だかってない失態だった。ネズミ男君は服を血で汚しながら、最後まで面倒を見てくれた。一瞬、僕が死んだのではないかと思ったそうだ。僕、ジャイアンの記憶にはございません。ただ、ただ、ネズミ男君には感謝している。

よく考えてみれば、僕ジャイアンも、ネズミ男君もそうかもしれないが、今は、少々つまずくと、転けるほどに齢を重ねているということか。足が上がっていないのだろう。いつまでも青年みたいにはいかないのだ。反省、反省だ。

その事件以来、深酒と足下には極力注意している。ネズミ男君が言うではないか。「あんた、つま先で歩いているからいけないんよ。まず、かかとをつけてから前に踏み出さなくちゃ」と。「へえーーー、そんなもんかねーー」と僕は言いながら、もっぱら、彼の忠告を念頭に置きながら歩いている。

まあ、ついでと言っては何だが、ネズミ男君の失敗談をあげておこう。これも、飲食の後の出来事。めっぽうかわいがってもらっている店で、二人ともお歳暮をもらった。僕は日頃のお礼にと彼にもたせた。そこまでは良かったが、なんと、カラオケで二人ともゾロ目を出した。景品をいただくこと常のごとし。この「景品も彼にプレゼントだ。僕たちは気分良く、店を出た。

この店は二階にあったので、階段を降りなければならない。両手に、品物を抱えて、機嫌良くネズミ男君は階段を降り始めた。およよよーーー、階段を踏み外して転げそうになった。2〜3段、滑り落ち、かろうじて踏みとどまった。大事にいたらず幸いだ。お互いに笑った事よ。

おっちょこちょいで、能天気で、ふーけもんの僕たちは、来年はもっと、もっと、もっと慎重に人生を歩まねばなるまいて。
 
そうそう、今年もたくさんの方々に、お世話になった。この紙面を借りて、感謝の言葉を書いておこう。「今年一年有り難うございました。来年もかわりませぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。よきお正月をお迎えください」。


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