umityanの日記
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2012年07月19日(木) 猛暑が新たな旅を誘う。

7月も中旬を過ぎた。相変わらずの猛暑。天候は不順だ。まだ、梅雨はあがっていない。晴れたと思ったら黒い雲が、どこからともなくやってくる。雨雲だ。子分の雷を伴っている。しばらく軒の下で待機していると、どこかへ去って行く。厄介な奴だぜ。

今日はねずみ男君が、仮面ライダーみたいな恰好をして、雑草刈りの手伝いにやってきた。ありがたや、ありがたやである。僕も早速、野良着に着替えて、二手に分かれて、「ワオーン」と機械音を響かせながら格闘すること、2時間。あいまに水分補給だ。汗がどくどく流れ、作業着は水浸し。それでも周囲がきれいになっていくのは気持ちが良い。疲れも限界に達したので、這々の体で作業を切り上げた。

夜はさる小料理屋で打ち上げをやろうと思ったが、お互いに疲れ切って、酒を飲む気にはなれない。そこで、ねずみ男君が帰る時、焼酎のボトルを2本持たせた。一人暮らしの居間で、ホームシアターを見ながら、水割りで舌鼓を打つのが今日の彼に相応しいだろう。

さてさて、雑草刈りの話はこれくらいにして、今日は「とっちゃん坊や達」の新たな旅の計画がまとまったので書いておこう。9月に実行の運びとなる。その前に、盛夏を健康で乗り切らなくてはなるまい。

今度の旅の発起人は、のび太君(友人)だ。彼はつい先頃、演劇公演の発起人として、多大な労をなしたばかりである。その反動があるのだろう。どこか静かな所で、何もかも忘れて、一時の癒やしを味わいたいのだ。僕たち「とっちゃん坊や達」も、同じ心境。話はすぐまとまった。

旅のメンバーは5人。のび太君がリーダー。後の4名は、ねずみ男君、スネ夫君、一休さん、そしてジャイアンの僕である。ドラえもん君と、夜泣き爺さんは、はずせない事案をかかえており、旅への参加は見送りとなった。残念だが仕方がない。

メンバーのうち、スネ夫君は、6〜7年前サンフランシスコへ行ったときのリーダーだ。久々の参加となった。というのも、100才になる母上の面倒を、ずっと見ていたからだ。惜しくも昨年亡くなった。今は一人暮らしの独身者。ひょうひょうとした好人物である。もう一人の一休さん。彼は今回の旅の最年少者だが、一休さんみたいな顔をしていて、利発である。とんちもなかなかのもの。スネ夫君と一休さんはジャイアンの仕事仲間でもある。

のび太君とねずみ男君の紹介はいるまい。何度も、僕の備忘録に登場しているからだ。なにせ、僕たち「とっちゃん坊や達」の旅はいつも、珍道中の、はちゃめちゃな旅となる。過去の旅がそれを物語っている。格安旅行だからなあーーー。はちゃめちゃになるのもうなずける。

トイレ事件・・・・、さるホテルで「水洗トイレの水が強烈に飛び出し、けつの穴を貫通し、腸まで届いた」と、ねずみ男君が言う?。この真偽はは分からないが、笑った事よ。ヌード村で、小さな一物をタオルで隠しながら歩いたこと。外国の女性が、すっぽんぽんで、サウナであぐらをかいていた。これには驚いた。目のやり場がなかった。ベトナムでは、ねずみ男君が夜店で1000円の、ちゃちなアオザイを姪に買ったこと。ロンドン帰りの姪には相応しくなかろうに。少なくとも刺繍が施してある注文生産のものでなくちゃーーー。結局、僕にくれたが、誰にプレゼントしようもない。今はタンスの肥やしだ。ねずみ男君とマッサージへ行ったら、ねずみ男君が、パンツまで脱ごうとしたら、「オー・ノー、それは結構」と差し止められた。背中に変なオイルをべたべたと塗られ、まるで音楽を奏でるように、「パパパン、パパパン、パパパンパン」と背中を叩かれた。ねずみ男君側の音と僕の背中の音が調和し、ハモっている。カラオケで、これくらいハモれば高得点間違いなしと思った事よ。結局、筋肉ほぐれず、居眠りが先行した。これが狙いか?。

思い出を語り出すと、枚挙にいとまが無い。この辺で止めておこう。まずは猛暑との闘いに、けりをつけて、気持ちよく旅立つことを目下の目標としよう。





2012年07月17日(火) 悪夢のような今日この頃。

大雨が降ったと思ったらこの暑さ。一体、地球はどうなっているんだ。節電の為、汗だくだくで、この備忘録をしたためている。異常気象は日本だけではなく、世界中の至る所で、同じような現象が起こっているそうな。

昨夜、はからずも、エジプトと最大のピラミッドに関する最新研究情報をビデオで見た。ピラミッドは正四面体と思っていたら、なんと八面体とのこと。また、一体誰が、寸部違わない正確さで、あの巨大な石を積み上げたのか?。謎は深まるばかりだ。

当時は、クレーンや運搬機械等もない。人力とノミと石ころだけで、石を刻み、あの精巧なピタミッドを築いたというのか?。ピラミッドの外観のみならず、その内部はきわめて正確な黄金比で部屋が造られているという。高度な数学の知識が必要だ。すでに、円周率(3.14)は知られており、測量の技術は長けており、メートル方に置き換えても、その正確さが立証されている。

恐らく高度な文明を持った何者かが、知識を伝授したとしか思えない。その何者かは宇宙人かも知れない。そこまでは分からないが、エジプトのピラミッドから他のピラミッドがある地へ線を引いていくと、地球の赤道上に高度な文明が発展したピラミッドが並ぶそうだ。しかも、石の積み方はきわめて似ている。何故?why?。やはり宇宙人の仕業なのか?。

一体、ピラミッドは何の目的で造られたのか?。王の墓とばかり思っていたが、必ずしもそうではないようだ。じゃああーー何の為?。ドキュメントでは
「後生の人間達への警告を示している」という言葉で結んでいた。要するに、地球は、その昔、地軸の移動や、太陽活動の変化により生命体滅亡の危機を何度も迎えてきた。色んな文明は滅んだが、ピラミッドは、宇宙の星の動きを観察しながら、その様子をじっと見守ってきたわけだ。「人類よ。私を研究することによって、地球滅亡を防ぎなさい」と言っているのかもしれない。

今の時代は、まさにピラミッドが警告した地球危機の時代に突入しているかのようだ。真実なら怖ろしいことだ。人間はもっと敬虔な気持ちになり、地球環境を見直すべきだろう。全ては自然の異変から始まるのだ。

あああああつ、神様、仏様。何とか人類をお救いください。そう祈りたい。





2012年07月09日(月) 雑草刈りで暮れた一日。

ここ数日青空が広がった。青空を眺めるのは気持が良い。綿菓子みたいな白い雲が風で流れていく。こんなにおだやかな雲もあるというのに、時として、魔王が怒りを表したような、どす黒い雲が空を覆う。子分の雷を伴っている事があるから厄介だ。ゴロゴロし出したら、そく、家の中へ駆け込む。君にはつきあっておられないぜ。自然はいつ反旗を翻すかわからないからなあーー。

ここ数日の晴天を利用して、僕は雑草刈りに励んだ。雨で草たちが勢いよく立っている。たらふくまんまで、水を吸収した草たちが、勝ち誇ったように僕の前に立ちふさがる。僕は、新たに新調した草刈りの歯を丁寧に機械に取り付け、「今に見ていろ。一網打尽にしてやるぞ」と、気負いながら襲いかかった。

切れるわ、切れるわ。ばっさばっさとなぎ倒していく。まさに快感ってやつだ。なにせ、葛が草に巻き付き、フェンスによじ登っている。こんな場合は、根元を切ると、おのずと枯れてしまう。思うようにはさせないぜ。

ただ、しかし、バット、体力には自信があった僕も、暑さには閉口する。作業用ズボンに、長袖のシャツ。頭には石ころよけのヘルメット。養蜂業者さんがつけているようなネットが付属している。まさに宇宙服を着ているような感じだ。そりゃあーー、暑いのなんのって。汗がどくどく流れる。「ねずみ男君(友人)を手伝わせれば良かったかなあーー」と思ったが、手当が間に合わず。まだ刈るところは一杯ある。次回に持ち越しだ。

午前中、一回。その後、一時間ばかり昼寝をして、午後にまた一回。体は疲れるが、爽快な気分だ。おっと、蛇の抜け殻を見つけた。かなり大きいようだ。周りにいないだろうな?と、僕は機械を左右に大きく振り回し、雑草を倒しながら、恐る恐る前へ進む。蛇も機械音に驚き、退散した模様で、抜け殻以外に現物に遭遇することなし。やれやれだ。

僕は何故、草を刈るのか?。お百姓さんではない。米も野菜も作っていない。まず、第一は美観の問題だろう。きれいになることに喜ばない人はいないからだ。もう一つの理由。昔、偉い坊さんから、「何事も、ただひたすらやることの中には、仏法が宿っている」と言われた事があった。炎天下のなか、ただひたすら、草をむしる坊さんがいた。「何も、こんな炎天下で草をむしることもないでしょうに?」と、人が問うと、「何はともあれ、ただ懸命に草むしりをするだけです」。坊さんはそう応えた。

なるほど。そうなんだ。禅問答だぜ。単細胞の僕は、「ただひたすら」という言葉が好きになり、ただひたすら雑草刈りに専念したわけだ。どっと疲れがきたが、作業のあと、ぐっつと飲み干す水のおいしいことよ。今日の我が行いには仏法があったのか否や?。いけない。いけない。そう考えることが、さもしい根性だ。ただひたすらなせば、それでよいわけだ。

今日は、雑草刈りで暮れた一日だった。







2012年07月03日(火) 雨、雨。

うらめしいように雨が降る。そろそろ、幽霊さんの季節だったか?。うらめしさも理解できるというもの。雨、雨、降れ降れ母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいなあーーーー。もう僕にそんな時代は終わった。今は、母さんを迎えに行くのが戸土樽。ただし、僕は雨が降れば濡れていこうの主義である。なんとなれば、手に物を持つのが煩わしいからだ。人に会うと、タオルを貸してくれるから幸いだ。困ったときの人頼みってやつだ。

それにしても、よく雨が降る。昨年はどうだったかな?と思えど、さかのぼって日記を読み返す気になれない。もう、僕の後ろに道はないのだ。僕の前に道は出来る。前を向いて歩こう。去年は去年だ。

最近、とんと、お天道様を拝んでいない。じりじりと照りつける日射はいやだが、あたかも父親のごとき太陽を拝めないのは、寂しい気がする。先般、金環日食があり、日本中が浮き足立ったが、我が地では見えず。残念だった。太陽のみならず、地球を取り巻く宇宙の現象には驚くことばかりだ。火星の地下に大量の水があるそうな。地球によく似た環境の惑星もある。アメリカが昔、打ち上げた惑星探査機が太陽系外にでようとしている。ダーク又マター、ブラックホールの存在。新たなる発見が楽しみである。

宇宙に夢を馳せるのはたやすいが、現実の世界での夢はどうだ?。先日、二夜連続で、のりちゃん先生と小料理屋、「梓」で杯を交わした。男同士、話していて飽きないから不思議だ。彼は学生に講義するかのように僕に語り出した。学生達に10の質問をしてレポート用紙にに書かせた。その中に、「あなたの夢」というテーマもあった。回収したレポート用紙を見ると、何と、昔、僕たちが描いてた夢とのギャップの大きさに唖然としたそうだ。夢に優劣はないが、時の流れは人の生き様にも大きな影響を与えるようだ。

他に話すことと言えば、たわいないことから、ためになることまで多種多様。英語の話になると、ママさんが、にんまり顔で話に加わる。週一回、バハマから来ている英語教師について、英会話を勉強している。そのせいか、英語の話になると、料理そっちのけで、勉強の成果を披露する。出した小料理の値段を、つけ忘れてくれたら幸いだが、まずそれはない。

おっと、噂をすれば、のりちゃんからのお誘いだ。出かけよう。








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