後輩が引っ越すらしい。 子どもも二人になって、今のところが手狭になってきたようだ。 何でも今住んでる所から、歩いて5分の場所らしい。
昨日会社から小さな台車を1台借りていった。 おいおい、まさかその台車で引っ越すわけじゃねーわな。 夜な夜な台車を押して少しづつ荷物運んでるらしい。それって夜逃げじゃん! 話を聞いてた私と部長。
私 「手伝いに行こうか?」 後輩「いや いらないす」 部長「どうして?、引越しといえば上寿司ときまってるだろう(笑)。だから行こう か?」 私 「おお、そういえば、昔、部長んちの引越しの時は上寿司だったぞ(笑)。んで?●●●●んちは何が出るの?」 後輩「イヤだから、こなくっていいですって(笑)」 こんなやり取りがしばらく続く(笑)。なんとも後輩思いの私達だこと(^^)。
後輩「だいだい、二人とも腰痛いでしょ?役に立ちませんよ。」 部長「腰痛くたって、引越しの手伝いくらい出来るさ。荷物運ぶ人がいれば現場監督だって要るだろう。俺が監督に行ってやるよ」 あぁぁ、なんとも図々しいオヤジふたり。
あ゛でも二人も監督要らないね。 私 「じゃ俺、声だけ手伝うわ。「せーの!」とか、「コレ重いよ」って運ぶ人に声かける係り。これも要るだろう?」
すっかり楽しんでいる、なんやなかんとうるさいオヤジ二人。
私 「で、引越しはいつ?」 部長「引越しそば は、頼んだか?下の階と両隣くらいは要るぞ。」 後輩「あー、やっぱ要りますかね?」 私 「そりゃ挨拶の時にいるでしょう。で、ついでに、上寿司はもう頼んだか?(笑)」
後輩「だからぁ、ふたりの治療費の方が高くつくからいいですって(笑)」 部長「しょうがない。並寿司でもこの際ガマンしてやる」 後輩「ダメっ」 私 「じゃ茶碗蒸しだけでも!」 後輩「ダメですぅ」 部長「ガリだけ‥」‥それは虚しいだろう‥ 私 「じゃ引越しそばの汁だけ!」 ‥んなもんだけすすってどうすんじゃ‥
後輩「笑‥」
部長「しょうがないなぁ、じゃ寿司は諦めて、この際、吉牛の特盛で手を打とう!コレならいいだろう!どうだ、それで勘弁してやる。」 ってだから、何を勘弁してやるんだか。(^^)
私 「吉牛かぁ。しょうがないなぁ、でも、お味噌汁とおしんこもつけてね。割引券使う?。部長も一枚もってるよ(笑)。」 部長「おお!それで行こう。どうだ?それで?」 部長「そういえば女手も要るだろ。掃除とか。うちの嫁さんと娘も連れこうか?。娘が吉牛好きなんだよねぇ(笑)。 本当は上寿司の方が、もっと好きなんだけど。(笑)」
私 「あっそうだ。引越しのお祝いに、俺んちで預かってる、会社の商品の在庫持ってこうか?ダンボールで3箱、4畳半なら3分の1は埋 まるよ。(笑)」 部長「おおそれいいなぁ(笑)。うちも要らんもの一杯あるんだわ」
会話の途中で、後輩が居なくなってるのにも気づかず、勝手に際限なく盛り上がっていく二人のオヤジ。 なんて後輩思いの私達。 こんだけ説得したのに、彼は、業者に頼んでしまったようです。(^0^)
‥‥仕事しよ。(苦笑)。
部屋に帰る。 ホットカーペットをつける。 ストーブをつける。 でも寒い。
奥様いわく
「この部屋、冷蔵庫の温度と変わらないぃ」 冷蔵庫開けて、前に居るのと、部屋に居るのと温度が変わらないって(笑)。
「だってさぁ、冷蔵庫入れるより、外に置いていたビールの方が、冷えてるって知ってた?」
‥‥
どおりで、最近冷蔵庫の中が、すっきりしてるわけだ。
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