右手の中指の付け根が痛い。

しかも触るとぐりぐりとしこり有り。

しこりのせいか、中指曲がらず。

ちょっぴり怖くなったので、いつもの診療所へ。

「いつきさ〜ん」と呼ばれ、診察室に入ると「あ、いつきさんか・・・」と先生。

いつきさ〜んって呼んだじゃんか。

いつきさんって呼びながら、あたしとは思わなかったのか・・まぁどうでもいいや。

説明して指見せると「・・・ガングリオンと思うよ。」

なんか良性の腫瘍らしいが、痛みがあるなら治療した方がいいと言われた。

「最近、開院した友達の整形外科に行ってみな。詳しく説明してくれるし

どう治療した方がいいかは、そっちの方が専門だから。」とまわされた。


腫瘍と聞いてびびったが、まぁ良性だと言うし、とりあえず病院へ。

診察室に入ると、まずジージョが走り回り、診察ベットで跳ねるなか、

診察が始まり、先生曰く恐ろしい事を軽く言う。

「このぐりぐりを潰そうか。すごく痛いけどすぐ終わるから。」と微笑む。

注射器で腫瘍の液を抜いても、再発の可能性が高い。

手術で取り除くより、その場で潰して破裂させた方が早いし簡単・・なんだそうだ。

顔面蒼白の私に、先生はベットに寝るように進め、ジージョは看護士に連れ去られ

先生の右手には特大印鑑（チェスの駒みたいなやつ）を逆さに持ち、

ぐりぐり付近を確認する。

そして言うのだ。




途中で止めてって言っても止めないよ


その一言で気を失いそうになったが「お産よりは良いはず！！」と根性を決める。

そして大の男が全身全霊を込めて力いっぱい印鑑を押す！押す！押す！





そして失敗したりする




声すら出せない私に、「もう一回いい？」と微笑む整形外科医師。

固まってると「次　失敗したらもぅしないから。」と先生。

私の頭の中は「体重まで乗せる気だ・・鬼や・・・鬼や・・」がぐ〜るぐる。

そして答える間もなく第二回戦。

やっぱり声も出ず、ただただいじらしく我慢していると、何かがプチ

先生も満面の笑顔で「潰れたね♪」

確かに触ってみると、結構大きかったしこりが無い。

でもさっきよりすんごく痛くなってる中指

そしてまだ曲がらない。

半泣きで会計を済まそうとすると、事務の人が話しかけてきて、

「痛いでしょ！皆　悲鳴上げるのに、強いですね！」だと・・・。

あたしは怖かったり痛かったりすると息を飲むタイプで声が出ないだけなんですぅ。

すんげー痛かったですぅと告げると、こちらも微笑みながら言った。

相変わらず的外れな事を言う息子君だが、昨日はとても母を助けてくれた。

家事で忙しく走る回る母に、静電気の如くまとわり着くジージョ。

そこへ正義の味方のように「○○ちゃーん、おいでー。」とジージョを呼ぶ声。

なになに？と私まで走っていくと、学校から持ち帰った縄跳びで、電車ごっこをする息子君。

後ろにジージョを乗車させ、家中「しゅっしゅー。」と楽しそうにやってる。

初めての遊びに、ジージョも興奮気味。

それを横目に宿題で頭抱えてる長女。

「この問題苦手ー・・・」とぷんぷん。


しかし息子君とジージョはとても仲が良い。

どこへ行くにもジージョは息子君を誘う「たっちーこー。」

息子君も「○○ちゃん行くよー」と、まるでラブラブバカップル。

多分　息子君のレベルがジージョと変わらんとか・・・？

遊んでやってる・・・って感じではなく、一緒に同レベルで遊んでる。

そして横目でまたまた見ながら長女発言。

「・・・なんであたしには来ないんだよ！ジージョめっ！」

長女とは９歳離れてるから、遊ぶんじゃなく、子守になっちゃうんだろうな。

まぁ仲良し万歳って事で。

今日　本当は旦那にお休みを取ってもらって、

子供達のサンタからのプレゼントを買いにいく予定だったが、

忙しくて無理と言うので、ジージョと二人で買いにいく事になった。

まぁ今回は、１番悩む長女が決まっているので楽。

うちは父母からとサンタからとあと妖精からもお菓子が届くので、

はっきりいって大変大量の買い物になる。

しかも長女の今年の欲しいものは大型飛び出す絵本で、しかも１冊￥３８００

これの不思議の国のアリスとオズの魔法使い　２冊欲しいんだそうな。

「１つはパパとママが買って！もう一つはサンタさんに頼むの♪」だと。

何をどうしていいか分からない息子君は、焦りながら長女の真似して

「ぼ、ぼくも恐竜の飛び出す絵本にするっ！」

そして￥３８００　３冊決定。


あとは息子君のサンタ用と、ジージョのパパママとサンタ用。

あ〜〜〜・・・大量のお菓子も買っとかなければ・・・・。

ジージョ連れて、これだけの買い物が出来るのか？？？？

ちなみに普段の食料も買いたい。

多分疲れ果てて、プレゼント買った時点で家路を急ぐだろうが。

私の住んでる地域は外人が多い。

だから学校には外人の子供も多い訳だ。

その子らの為にある日本語学級。

なんとそこに息子君が通うことになりそう。

　
日本人なのに日本語学級・・・・格好良いじゃないか。


息子君は言葉のボキャブラリーが少ないから、

大人が聞く分には爆笑だけど（前回、前々回）、子供同士だとそうはいかない。

上手く言葉のキャッチボールが出来ないから、

すれ違いや、そっぽ向かれる事がしばしばあるとか無いとか。

今なら治せる・・・って事だね。

ひじょ〜に不安だが。

でもこれでクラスの子供達と上手くコミュニケーションとれれば全てＯＫ。

旦那に報告すると、納得って顔。



旦那といえば最近笑わすことが。

旦那は左頬にちょっと大きめの黒子があるのだが、

座ってるとジージョがやって来て、黒子を指で刺す、刺す刺す刺す。

そして言うのだ。

「痛い？痛い？」

旦那は素のまま「・・・ほくろだから。」

その間がなんとも大爆笑であった。

それからというもの、旦那が座っていると黒子を指で刺しに来るジージョ。

刺すといより、指でぐりぐりの方が近いかも。

いや〜平和や。

トイレに枯葉が落ちていた。

掃除するときに片付けようと、そのままにしていた。

のち、掃除機で吸い取ろうとしたら、あらら泥のように潰れた。

よ〜く見ると、かなり柔らかいうんこだったじゃないか。

掃除機のブラシ部分はうんこだらけ。

床はうんこ引きずったから、うんこ範囲が広がってご臨終。

誰のうんこ？

誰？落し物したの。

しかも落ちてた場所は、便器からはるか遠い場所。

トイレの中には違いないけど、おしり出してるような場所じゃない。

母ちゃんに嫌がらせか？

掃除機ブラシ洗って、床ふきまくって、トイレだけでいつもの３倍時間かかったし。



うんこといえば、こうゆう繋がり話が。


ジージョがうんこしたっぽいので、息子君に臭ってみて・・と頼んだら、

快くＯＫしてくれて、おしり部分をくんくん。

するといや〜な顔をして「やな気分。」

あぁ・・・うんこしてるのね・・・

分かり易いよ。

でもやっぱり日本語おかしい息子君であった。

息子君の靴が、とうとう出てこないので今日買いに行く事に。

今はいているのは半年前まで穿いていた靴。

なので聞いてみた。

「この靴どう？小さい？」

「うん。せまい。」

相変わらず日本語間違えてる息子君。


何度も言わないと忘れるので、しつこく昨日から言い聞かせた。

「いい？明日は靴を買いに行くから、友達と遊ぶ約束しちゃ駄目だよ。」

こっちを見ないまま、テキトーな返事。

心配なので、今朝もしつこく言う。

「靴買いに行くからね？遊ぶ約束しても遊べないよ？」

やっぱりこっちを見ないまま、小さな声で「うん。」

しかし、今朝は担任に提出しなければいけない封書が。

だから「いい？この封筒先生に渡してね？大事だからね？」

・・・・といいながら私には分かっていた。


どっちかひとつ、あるいは２つとも忘れやがるな


リハビリで散々言われた。

実際そうだった。

息子君は一度に２つ以上は覚えられない。

１つづつ言ってあげないといけない。

あぁ・・・もどかしい。

担任にたよって連絡帳に提出物はここに！って書いても連絡帳毎日チェックされてないしな。

知らん。

まぁ息子君が帰ってきたら、聞いてみるさ。

提出したか？約束してないか？ってね。

そのつど対処する事にも慣れた母。はははは。


その息子君が最近毎日言う。

「○○○とこ行きたい。」←私の姉の家・・車で１３時間の故郷

どうやら従兄弟とゲームに明け暮れたいようだ。

実は２９日から帰るんだよ・・・と言いたいが、まだ内緒。

教えると長女と息子君のカウントダウンが半端なく五月蝿いっ！！

だからクリスマスに旦那に発表してもらう予定。

ある意味これもプレゼントだし。

大喜びするのが目に見える♪（超能力者ではない。念のため）

最近ジージョが睨む。

息子君とも激しい喧嘩をしている。

長女なんかは座ってるだけで蹴られている。

何故〜。

しかし旦那が帰ってくると「ぱぱ！ぱぱ！ぱぱ！」と跳ねまくって抱っこをせがみ、

遅い夕食を取る旦那の夕食を横取り。

そして旦那は「なんとかして〜！　ご飯食べれない〜！」と助けを要請。

「知らん、無理。」と去っていく私の後姿は、旦那にとってさぞ、憎い存在だろう。


しかし、このジージョ恐ろしいくらいに食う食う食う。

オヤツにカップのヨーグルト見せたりしたら、３カップいっき食い。

ソーセージは２本食うし、焼きそばみせたら皿ごと持ち逃げ。

腹が減れば、勝手に食パン食ってるし、１時間ごとに冷蔵庫開けろと命令する。

そして「んまい」と叫び、「旨いもの出せ」と両手を出してジェスチャー。





こいつも豊満になるに違いない・・・・。

昨日、学校から帰ってきてからは外に出ていない息子君。

今朝になって「靴が無い」

なぜだ。

とりあえず家の周りを探してみた。

でも無い。

昨日、息子君の友達が遊びに来たのを思い出し、電話してみたが「無い」

おかしい・・・おかしい・・・

もしかして、ジージョが家の中に隠したとか？？

探す。

家中探す。

しかし出てくるのはコレクター息子の石石石

いったい家の中に何個あるんだ。

玄関からお風呂まで、ありとあらゆる所に隠してある。

いや、ただどこでも置いてるだけか。

泣かれるのを覚悟でお庭に置かせて（捨てさせて）もらおう。

ジージョがいるから危ないし。

そうそう。

布団からも沢山でてきた。

よく寝られたもんだ。

これだけの石、よく毎回ひろってくるなぁ。

せっかくの週末、旦那と２回喧嘩しました。

そして２回ともまぐわって仲直りしました。

う〜ん、夫婦ならでわ。

満足　満足♪


ジージョが言います。

「ママ、マンマンマン！」

「は？」

「マンマンマン！　マンマンマン！！」


「ま」と「ん」しか言わんし。


何かと思ったらアンパンマンじゃあないか。

そうか・・・マンマンマン。

聞きようによっては卑猥な気も・・・。

中年おばさんの考えすぎか？

また右耳が聞えません。

難聴または、メニエールの再来か。

とりあえず眩暈が来ると困るので、薬だけでも貰いに行こうと思ってます。

どうやらストレスを感じると耳に出るようだ＞私



昨日は空手で疲れた息子君。

早々とベットに潜り込む。

少し遅れてジージョも眠くなり、隣のベットで添い寝する。

やっとジージョがうとうとしだした時、

信じられん大きな声で息子君が叫んだ。



「敵が攻めてきたっー！」



不意打ちと、寝言の内容に、おかしくておかしくて涙まで出てきて、

寝そうだったジージョはびくっとし、そのビクッまで可笑しくなって、

声を殺して笑うのに、かなり腹筋使いましたとも。


何の夢をみてんだか。

ちょっと前、参観日があった。

地獄のような１日だった。

おんぶをしていくとおろせ攻撃にあうので、仕方なく歩かせる事に。

まず息子君の教室に行く。

後ろのドアから入ったのに、たっち〜！とまん前に座る息子君まで全速力のジージョ。

ちなみに息子君の名前はたっちーではない念のため。

しかし何故かたっちーと呼ぶ幼児の不思議。


まん前の席まで行ったなら、今度はむぎゅ〜と愛の抱擁。

息子君は嬉しそう。

後ろの父兄も微笑ましく見てくれる。

しかし担任は苦笑い。

恥かしさと申し訳なさで、私も走ってジージョを引き離しにかかるが、

大声で息子君を呼び、手を伸ばし、まるで結婚を反対した両親の心境。

ここには居られない・・・と今度は長女の教室へ行くが、ここでも撃沈。

後ろのドアから入った途端、今度は長女の名前を連呼。

その声は段々と大きくなり、ボリュームＭＡＸに近づいた時、

抱き上げ廊下に非難。

・・・と思ったら、今までにない大声で叫ぶ幼児。



「ぱぱ〜！！！！」



いや、ここには居ないし。

なんでパパ？？？

きっとこの参観で、ジージョの中でママは悪者になったに違いない。

どっと疲れた１日だった。

つーか、まったく参観出来なかったし。

何しに学校まで行ったんだか。

夕飯を食べていた。

普段小食の息子君が、珍しくお代わりだと言う。

しかも自分でご飯をよそうと言い、お茶碗持って台所へと消えた。

・・・長い間、帰って来ない。

と思ったら、ちゃんとご飯をよそって帰ってきたが

「・・・ママ、気分悪い・・」と言う。

どうしたのかと思ったら、おバカ全開だったという理由。



「お茶碗にね、ご飯入れたら熱かったの。　だからね冷やそうと思ったの。

　お茶碗持ったままね、いっぱいい〜っぱいグルグル回ったらね、気分悪くなったの。」


ご飯が飛ばなくて良かったね・・・・と対処した。バカめ。

親はさっさとご馳走様していたが、子供達はまだ食べていたので、

ぼーっとテレビを見ていたら、長女の悲鳴が聞こえる。

振り向くと、あの茶碗、このお皿、グラス全てのものに刺身のツマを

上手に箸で乗っけていくジージョ。

「あ〜！！！」と叫ぶ母の後ろで「こんなに上手に箸を使える１歳児はジージョだけ♪」

と親ばか全開の旦那。



これが我が家の食卓風景。

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