埃まみれのノートブック
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最近、私が好きだった日記を書かれていた人たちが、 偶然同時期に二人も日記をやめてしまわれた。
色々と事情はあると思うのだけど、とても寂しい・・・。
私もいつかこの日記を終わらせたいと思っている。 けれど多分まだまだ先の話。
私の心の闇が消えない限り、此処は心の吐き場所として 存在するのだから。
恥を晒しているかも知れないし、 見苦しいかも知れない。
でも、もう少しだけ書いてもいいよね。
どこにも心の置き場所がないのだから・・・。
一日でも早く、この日記を終わらせられる日が、来ればいいのにな。
胸が苦しい・・・。
苦しい・・・。
話したくて話したくてたまらない。
今何しているの?
やっぱり思い切って行けば良かった?
ダメ。
勇気が足りなかったよ。
まだ、ダメ。
もう少し時間をください。
きっとその日が来る筈だから。
2002年04月23日(火) |
また利用されたの、かな・・・ |
また利用されてしまったのかな。 都合のいいときにしか連絡してこないあの子。
私だって意志はあるよ。ちゃんと。
どうして私が全然知らないあの子の友達まで 世話をしてあげなくちゃいけないんだろう。
何か役に立てればと思い、聞きにくいことまで 聞いてあげたし、誠意は尽くしたつもりだけど。
良い返事をすることが出来なかったから、 気を悪くしたのかも知れないね。
でも気を悪くしてるのは私だって同じ。
あれだけ色々と注文を出して頼んでおきながら、 その後何の音沙汰もなしなんて・・・。
一体、どうなってるの??
もう、利用されるだけの存在なら、私なんて要らないでしょう? 要らないよね。 利用されるだけなら、もうあなたの為に何かをするのは嫌だよ。
疲れたよ・・・。
例えその日一日が悲しみで覆われていても、 一日の終わりに少しだけ微笑む事ができるような、 そんな一日を少しづつ増やしていきたい。
あと幾晩越えれば、 朝はやって来るの?
朝が待ち遠しい。
朝が来ない前に、年を取って死んでしまいそうで すごくすごく、怖い。
今の私にとっては、こんなに些細なことでも 重く重く圧し掛かる。
不安。恐怖。孤独。 マイナスの黒い思考がパッと霧散する。
邪魔してごめんなさい。 勝手なことしてごめんなさい。
あなたにとっては そちらの方が重大なんだものね。
本当にごめんなさい。ごめんなさい。
だったらもっと早く言ってよ。どうしてギリギリになってから言うの? 楽しみにしていたのに・・・。
バカ。バカな私。強さが、欲しい・・。ほんの少しの強さが。
この身を切られるような孤独感は、 どうして突然涌いて来るのだろう。
どうして勝手に好き好んで 暗い闇に顔を突き出してしまうのだろう。
また、少しづつ暗雲が広がってくる気配。 やはり私の場合、少し調子が良くても、それが続くと いうことは今の時点ではあり得ない。
コントロールしているのは、全て自分自身。
多分、暗雲に飲み込まれるかも知れないけれど、 ちょっとだけ抵抗してみたいと思う。
だって、全ておかしくしているのはこの私なのだもの。
またしても、私の数少ない信頼できる、大好きな人が 遠くに行ってしまうことを知った。
彼女にはもう、五年くらいお世話になっていた。 とても素敵な人で、こんな地方に居るのは確かに勿体無い くらいだったから、今回の転勤も頷ける・・・でも、すごく寂しい。
前にも多分書いたけれど、 私の好きな人はみーんな遠くに行ってしまうんだ。 人が怖くて、あまり信頼できる人が居ないというのに・・。
幾ら好きでも、信頼してても、ずっと近くに居られる訳は 無いんだよね。 出逢いがあれば必ず別れはあるから。 でもいちいち先の別れの事まで考えて、誰かと付き合うのは 悲しいし、きっとそんな人はそんなに多くはいないよね。
だから、悲しいんだ。 別れは予期しない時にやって来る。
いつだったか、私が自分のことを嫌いだと言ったら、 彼女は「そう?私はあなたのこと好きだけどなぁ」って言ってくれて。 何だかそれがすごく嬉しかった。
彼女も色々と辛い過去があったらしいのに、そんなものは どこかに仕舞って、いつも前向きで明るくて、でも気配りも 出来て優しくて、ウジウジしてる私とは正反対。 私も彼女みたいになりたかった・・。
時間は掛かっても、きっと彼女のように 重い荷物を降ろして、前に歩いていけたらいいな・・。
2002年04月14日(日) |
日付が変わっただけで |
日付が変わっただけで、年を一つ取るなんてすごく不思議。 私が生まれた時間はきっとこの時間ではないから、 正確にはまだ年を取っていないのかも知れないけれど。
もう、こんな年になっちゃった・・・。中味は高校生から 変わってないのにな。 誕生日かぁ・・。 ここ数年は誕生日なんて廃止だ、なんて考えてばかり。 誕生日はみんなに公平で、年に一回しか来ないのに、 私だけ何度も来ている気がするのは変な錯覚?
誕生日・・ 誰にとっても特別な日。 きっと嬉しくて素敵な日。
なのにこんなに心が沈む私は変ですか?
でも、誰かに祝ってもらえるだけで、一つ年を取った甲斐があったよ。 変な日本語だけどね。 私、誰かに祝ってもらう価値のある人間なんだろうか・・。 誕生日が来るたびにそんなことを考えてしまうよ。 何だか申し訳ない気持ちになるのは何故?
でも、いいや。 一年に一度の日。 今日だけは甘えさせてください。 悲しい気分は少しだけ吹き飛ばして。
私は多分、とても影が薄い女なんだと思う。 例えばネット上で、同じ様に話し掛けてもそれに気付いてもらえない ことがあったりする。 他の人にはきちんと答えているのに。
実生活でもそう。 余りに控え目に生きすぎて来た所為か、 本当に陰が薄い、存在感の無い薄っぺらな人間になってしまった 気がする。
もしかして半分、死神に取り付かれているのかも。
一生懸命呼びかけても答えてくれない。 それがとてもとても寂しい。そして、すごく悲しい。
私みたいな人間は世の中に要らないって思うことも 時々あるけれど、 こんな私にも正面からちゃんと向き合ってくれて、 泣きそうな心を抱きしめてくれる人たちがいることが唯一の救い。
もし誰も居なかったら、本当に死神に連れ去られてしまうかも・・・。
人はやっぱり人が居ないと生きていけないと思う。 生まれて来る時も死ぬ時も一人だ、っていう言葉は聞くけれど、 やっぱり完全に一人で生きていける人なんて居ないと思う。
人を救うのは、やっぱり人なんだよね・・?
2002年04月11日(木) |
getting worse |
あの子との友情を無理矢理断ち切られてから、 色々なことを考えた。今も考えている。
あの子の「病名」・・あの子がそうだと言っていた病気に関しても 自分なりに勉強してみた。
もし、あの子が本当にその病気だったのならば、 いずれはこうして断ち切られる運命だったんだ・・・。
そうでも思わないと悲し過ぎて。
何で私、終わった後にこんなこと調べたり、後悔したり してるんだろう・・。
もう終わる事は判っていたのに。
もしあの子がもっと余裕があって、元気があったら・・ きっときっと私たちは友達でいられたね。
でも、「もしも」は終わった後には何一つ通用しないんだ。
虚しい。何故こんなに虚しいんだろう。 私はまともに誰かと向き合う事もできない人間なのか。
私は、自分が欠陥人間だという事は重々承知しているけれど、 余りに悲し過ぎる幕切れだった・・。
あんなに酷いことをされておきながら、 彼女の事を心のどこかで恨めない自分がいる。 あの子はホントはあんな子じゃないって信じたいのかも。 それを、彼女の心の重荷の所為にしたいのかも。
そして馬鹿な私は、 いつか彼女が元気になったら、また連絡してくるのを 待っている気持ちもほんの少しだけ残していて。
馬鹿だ馬鹿だ。
あの子の気持ちは二度と変わらないと判ってるのに。
馬鹿。もう忘れなさい・・・。
2002年04月10日(水) |
ネットで日記を書くということ。 |
この間、妹が「ネットで日記を公開する人がいるなんて 信じられないね」と言っていたけれど、まさか自分が公開している なんて言えなかった・・(苦笑)
そうだね。 何で私、こんな風に公開しているんだろう。 すごく恥ずかしがり屋だし、自分に自信が無いし、こっそり 非公開にして胸の内を綴ることも出来たはずなのに。
この日記は元々、苦しい時の心の吐き場所として生まれた。 だから本当に信頼できる、大切な友達一人にしか この日記の存在は教えていない。
それ以外は、偶然見つけてくれてほんの少しでも 共感してくれて、ちょっとだけ立ち止まってくれる人が 少しでもいればそれでいいと思ってた。
何だろう・・ こうして人に公開して日記を書くということは・・。
苦しくて暗い心を少しでもここに置いて、少しだけ 楽になりたいから、なのかも。
この日記を書く事によって私自身が救われているかどうかは 判らない。 でも、誰かが立ち止まって読んでくれているという事実は、 燻った心を温めてくれるんです・・・。
クローン人間が初めて産まれるというニュースが。
不妊治療の結果がそうなったらしいけれど、 その子は自分が誰かのクローンだと知った時、 何を思うのだろう。 小さい頃から「あなたはクローンなのよ」なんてまさか教えるのだろうか。 それとも、ある程度大きくなってから話すのかな。
両親が心から欲しかった子供なら、どんな形であろうと 愛されて欲しいけれど、クローンなんて、本当に倫理的に 許されるのだろうか?
もし、私が誰かのクローンだと知ったら、 きっと耐え切れなくて潰れてしまう。 唯でさえ自分のアイデンティティーを見失っているのに。
世界でたったひとり。 当たり前だけど、自分と同じ人間はどこにもいなくて。
たったひとりの自分をもっと大切に出来るようになりたい。 (それが出来なくて、自分を責めてばかりだから苦しいのだけれど・・) 当たり前で、すごくシンプルな事だけどそんな事を考えてしまうこの頃。
あと数日でまた一つ年を取ってしまう。 子供の頃はみんなより誕生日が早くて、ちょっとだけ お姉さんになったようで少し嬉しかった。
でも、今はその逆。 年なんて取りたくない・・。 何で私だけこんなに早く産まれちゃったの。 (お母さん、ごめんなさい)
中味はいつまでも成長せず、幼いまま止まってしまってる。 年を取る度、その度にそのギャップに引き裂かれそうになってしまう。
もう2X歳なんて、信じられない。 子供の頃想像していた2X歳とは、随分違ったものになってる私。
バカみたいだけど、ずっと子供のままでいたかった。 ピーターパンになりたかった。
心だけどんどん取り残されていく・・・。 少しだけ待ってと言っても時間は聞いてくれない。
私はこれからも、このギャップに苦しみながら、 何となく生きていくんだろうな・・。
人間は正直な方がいいに決まっているけれど、 時に嘘が必要な時もある・・
あの子に、何度か嘘を吐いた。 嘘を吐かないとあの子は嫉妬し、傷付いてしまうから。 嘘、というより、隠し事、と言った方がいいかも知れない。
あの子と友達で居たかったし、友情を壊したくないと思っていた。
何もかもが正直な関係だったら最高だったけれど、 そういう訳には行かなかった。
ホントに重要なことは絶対に嘘なんて吐かなかったし、 私の嘘、は小さなことだと思ってた。 あの子への思いやりだと思ってた。
けれど小さな嘘の綻びは、今思うと自分自身を苦しめてた。 あの子も敏感に、私が隠していたことを感じ取ったのかも知れない。
隠し事をしなければいけない友達関係なんて、最初から 無理があったのかも知れない。
でも全て話していたら、 とっくに全てメチャクチャになってて、もっともっと傷付いてた。 これだけ傷付けば充分・・もう充分だよ・・。
やっぱり、時に嘘は必要なんだ・・・。 自分を守る為にも、相手を守る為にも・・。
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