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2008年05月31日(土) |
山のあなた ガイドブック |
映画「アフタースクール」を見てきた。 これ、おもしろい! あのドンデン返しにはびっくり!
帰りにパンフレットを買うとき、 ついでに「山のあなた ガイドブック」も買ったら、 レジのお姉さんが気付かずにガイドブックを2冊袋に入れてくれた。
どうしようかなってちょっと迷ってたら、 後ろからくまおが 「ちゃんと言って」 って耳打ちしてきた。 まあね、そんなんで2冊手に入れても なんだかいい気持ちじゃないしね。
ちょっと悪人の自分が見えたできごとだった。
また新たな剛くんの一面を見ることができた舞台だった。 いったいどこまで進化するんだろう。
スーツとかジーンズでもいいんだけど、 今の時代のかっこいい剛くんを生の舞台で見たいと思っていたから、 カツラって聞いてちょっとがっかり、あまり期待していなかったんだけど、 実際に見た姿はものすごく格好よかった! とっても似合ってた。 ただ、今回は笠をかぶっていたり、うつむいてる場面も多くて 顔がよく見えなくて少しもどかしかった。 もっともっとあの素敵な顔を見ていたいのにー。
せりふは昔の言葉が多くて、わたしにとっては少し難しかった。 集中して聞いてて、 頭の中で一瞬考えないと意味がよくは理解できない感じだった。 前回の舞台の方がすんなり入ってきた気がした。
だからか父帰るのときほどは感情移入できなくて、 客席からはすすり泣きも聞こえてきたけど、それほどではなかったかな。 前回は始まったとたんに感動して鳥肌が立つほどだったんだけど、 今回はそれほどワクワクしていなかったせいもあるのか 最初からドキドキ緊張するって感じでもなかったな。 あくまでも私の場合だけど。
でも全体的な流れはとても分かりやすいし、 場面展開が早いのも、集中力が無い私にとっては 途中でだらけなくて良かったと思う。 舞台は全部で90分、休憩は無しだった。 あっという間に感じた。 すぐに舞台の世界に引き込まれて、 次はどうなるんだろう、忠太郎はどうなるんだろう、 お母さんはどうするんだろうって、ワクワクしっぱなしだった。
剛くんの顔がよく見えなくても、 膝の上から太ももまでの素肌が見えて、その筋肉の感じがもう「剛くん」なの!、 まあ脚の形とか歩き方とか肩の感じも見てなんだろうけど、 出てきた瞬間に「あっ、剛くんだな」って分かったの!
あのむき出しになった腿の筋肉はよかったわー。
あと、階段を上るところとか、 くるっと振り返る(踵を返すっていうのかな)ところとか、 ちらっ、ちらっと「いつもの剛くん」が見えてちょっとニヤッとしてしまった。
殺陣のシーンも良かったよー! 時間としてはそんなに長くないんだけど、 一瞬にしてスパッと切るっていう感じがとても格好良かった。 やっぱり動きが軽やかだし、ビシッビシッと動きが決まるのはさすがだなって思った。
父帰るのときもそうだったんだけど、 普段あんなにカミカミなのに、せりふでは全くそんなことが無いのは不思議。 まあ、それだけ稽古を積んでるってことか。 声も太くてよく通るし、大声を出すところも迫力があった。
印象に残ったのは、立ち姿! 背筋がスッと伸びていて、綺麗だったー。
声も姿も、こういうのを「凛とした」っていうんだなと思った。
一番好きな場面は、中盤頃かな、 まわりに3組の人が佇んでいて、 剛くんが舞台中央に立って白っぽい光を浴びる場面。 わたしの席(2階下手)からだと上手から照明が当たっているように見えて、 剛くんの顔の凹凸がはっきりと浮かびあがっていて、ものすごく美しかった! きれいだったー!
終盤の大竹さんとのやりとりもよかった。 どうなるのかハラハラしたし、 大竹さんの、激しい口調なんだけど表情は寂しげというか悲しい感じで、 お母さんの難しい感情を表現しててすごいなって思った。
それを受け止めた忠太郎はより強くなったように見えて、 その忠太郎が「瞼の母」を語るところは感動だった〜。
カーテンコールのときに忠太郎とお母さんが隣同士に並んでいて、ほっとしたよ。 最後にはけるときにちょっとニコッとしてたように見えたのは気のせいかな。 もう一回剛くんだけが出てくるかと期待してたんだけど、 カーテンコールは一回だけで寂しかった。
パンフは前回よりも大きくて(B5?)、1100円だったと思う。 浴衣姿の稽古場の写真がいい! いろんな表情をしてて、とってもいい! どれだけ一生懸命この舞台に取り組んでいるのかが伝わってくる。 あと瞼の母の本が売ってたけど、他には何も無し。
チラシの束のなかには徳市のチラシと 猟奇的な彼女のパンフまで入っててラッキー!
はぁ、今ごろ剛くんはどこで何をしてるのかな。 どんな気持ちでいるんだろ。
どうか怪我が無く、無事に千秋楽まで終わりますように。
他の出演者の方々の感想も書きたかったんだけど、長くなったのでまたいつか。
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