雲間の朝日に想うこと


< 損な恋愛って存在しますか >


確かにお前の言う通り。
電話がなければ安心できないとか、
メールがなければ不安だとか、
そんな事はない。

けれども、
お前が電話をかけてきたのは2週間ぶりだ。
着信履歴にお前の名前が無くなってから、
もう何日が過ぎたんだろう。


お前はいつもそう言っているけれど、
本当に寂しいと思ってるのかな?
人の恋愛相談に答えられるほど、
俺らの恋愛は確固たる物かな?

言葉と正反対の行動に、
言い訳ばかり重ねる姿は、
もう見たくない。



自分で悩んで自分で結論出して、
俺は何でも自分で判断しすぎかも知れない。

けれども・・・
そんな俺の相談を、
まともに受け止めた事がありますか?



こうやって思っている事をぶつければ、
しばらくは楽しくこうやって過ごしてるよ。
でもそれはいつも通りの事で、
本質的にお互いが変わったわけじゃない。

きっと何日かすれば、
俺はまた同じ事を悩み始めるんじゃないのか?

嫌になるほどネガティヴな考えだよ。




もっと楽に恋愛できたら良いのに・・・
美味しい所取りで良いのに・・・


2001年10月28日(日)


----------
History



< 終わりの予感がありましたか >


貴女の視線に見えていた風景・・・

今さらそれを音で追ったとしても何の利益もないけれど、
それでもあの時の貴女に近付ける気がして、
必死にCDを聞き続ける。

余計に傷つく事だとわかっているのに・・・



匂いの混じった水溜まりは、
夢の残した確かな足跡だけれど、
そっと鼻を近付けても夢は戻らない。

頭でわかっているつもりなのに、
決して身体は言うことを聞いてはくれない。

ずいぶん自虐的にメソメソしてるよ。




  ~終わりの予感~

   歩いて15分の帰り道 余計なことを考える道
   そんなに遠くはない将来に悲しいことが起きそうで

   いっそ別れてしまえば
   ここまで辛くないけれど

   ほんの少し希望が見えるのなら
   今はすがってみよう
   それも消えて すべてが終わったら
   何か服を買おう


   やめるか続けるかの分れ道 いろんな人の忠告よりも
   あなたを信じたい気持ちだけが「ひとりぼっち」を支えてる

   言われた通りにするから
   あなたに決めてもらいたい

   ほんの少し期待が持てるなら
   今はすがってみよう
   それも消えて ほんとに終わったら
   一日だけ泣こう


   あきらめたら楽になる心で
   何を望んでいるの?
   寂しくなる準備を始めてる
   それが答えなのに

   ほんの少し希望が見えるのなら
   今はすがってみよう
   それも消えて すべてが終わったら
   何か服を買おう

  ~~




いったい貴女は、
何を考えてこんな歌詞を見ていたんだろう?


もしかしたら・・・

これから起こるかも知れない出来事を思い浮かべて、
俺は凍った背筋を必死に支えてたっけ。




今朝は少し早く目が覚めたので、
起きたらすぐ窓辺に立って、
二人で見た朝日を見ました。

そんな事を思い出しながら、
まんじりともしない朝を迎えちゃった。


2001年10月23日(火)


----------
History



< 混沌が始まりますか >


嘘に嘘を重ねて、
周囲の友達を騙しに騙して、
それでも俺の元に飛び込んできた貴女を、
俺は追い返せない。

けれども・・・
貴女に嘘をつかせている自分がいる。

例え貴女がそれを望んだとしても、
俺が嘘をつかせている事には変わりない。



嘘が嘘を呼んで、
そしていつか身動き取れなくなる・・・

そんな不安感は気のせいだろうか?





貴女一人が責任を感じるのはおかしい。
貴女一人で罪悪感を被るのはおかしい。

俺が受け止めたんだから。

最近すごく好きとかそんな状態じゃなくて、
俺は間違いなく貴女が好き。


2001年10月16日(火)


----------
History



< 身動きが取れないですか >


正直こんなに怖い物だと、
思っていなかったんだろうね。
正直こんなに厳しい物だと、
思っていなかったんだろうね。

貴女にすべてを押し付けている・・・

それがわかっていても、
俺には何もできない。




自分の無力さを恨み、
あえて無力にならなければいけない状況を恨み、
自分の考えの甘さに腹を立てている。

情けねぇ。


2001年10月14日(日)


----------
History



< 貴女の心はどこにありますか >


視線はどこか遠くにあって・・・
瞳の奥に俺はなくて・・・

それでも目の前の唇に触れる時、
少しだけ俺の物になったような勘違い。



どんなに深くまで押し入っても、
それはその時だけの覚醒。

夕日が落ちて俺が眠れば・・・
また一人残されたあなたは、
きっと俺を見つめたまま貝殻の奥へ戻ってしまうのだろう。



体はあっても心がない。

悔しいけど・・・
気持ちを側に引き寄せられていない。


2001年10月13日(土)


----------
History



< どんな気持ちの好きですか >


あなたの好きは、
いったいどんな好きですか?


前後関係も考えて・・・
あなたの心情をも考えて・・・
どんな好きか一生懸命考えて・・・



 「好き」

どんな気持ちも込められる事の出来る、
魔法の言葉。


たった二文字なのに、
さっきから激しく揺さぶられて止まらない気持ち。


あの人の好きにこれだけ迷っている事を、
わかってもらえているのかな?


2001年10月09日(火)


----------
History





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL