スイッチ。
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2004年09月30日(木) くだらない質問。


 今日はドラマよりもドラマな展開だったときのことを書きます。
 なんとなく中村サンとの日々を全て綴っておきたいと思う。
 明日にも中村達也があたしの前からいなくなりそうやから、かな・・



 いつだったっけか、夜中集合かかって
 いつものようにいつもの桜の木の下で中村サンの車に乗った。

 たわいのない話しながら
 ふと、またいつもの話になった。

 「誰かイイコおらんかねぇー。


 「・・また?

 「おねがーい雅美ちゃんは?なんかネタあるかもよ?

 アンタまたさとみを巻き込むのですか・・
 今すぐ電話しろとうるさい。
 あたしは半泣きでしぶしぶさとみに電話した。

 「さとみ、今だいじょぶー?

 「大丈夫よ。^^どーした?

 「今中村サンとおるんよ。また誰かイイコおらんかっち聞けっち言われて。

 「えーもうないよお。(苦笑

 

 『お前、待てちゃ!!!

 キレて携帯を取り上げようとする中村サン。
 なんで?本当の事やん!!

 あたしはさとみとそのまま話を続けた。
 途中、異変を感じたのか何度もさとみが

 「みずき大丈夫??

 
 
 『ばか、お前一回電話切れちゃ!!!!

 マジ切れ。
 これにはあたし、マジ泣き。

 「さとみ、一回切るね。ごめんね。

 鼻声で言った。

 『待って、オレから説明する。

 そう言って中村サンはさとみと話し始めた。

 あたしは車の中から夜空見上げて泣いてた。
 結局誰か紹介しなきゃいけないんだ。
 紹介してもらうためにあたしが必要なんだ。
 ただ利用されてるだけやん。

 こんなの、友達じゃない。

 あたしはずっと疑問だった。
 中村サンにとってあたしって何?


 「お前、泣くなよー。

 「・・・・。

 「なんか言いたいことぁるんやったら言えちゃ。

 「・・・・・・・・・・。

 「お前なんでため込むん!?言えっち言いよるんやき言えちゃ!!!!!

 「・・・さとみに、さとみに 相談したい。・・電話していい?

 泣きながら訴えた。
 さとみに聞いてもらってそれから話したかった。

 「なんでそんなコソコソしたマネするんか?オレに言いたいことなんやからオレに言えちゃ。

 「5分だけ、5分だけ一人にして。一人になって考えたい。

 そう言い残してあたしは中村サンの車から離れた。
 車から結構離れた場所にうずくまった。
 ハッキリ聞けばスッキリするだろなあ。
 でも、そのときの答えを聞くのが怖い・・。

 ブッブー

 中村サンの車からクラクションが鳴った。
 なんだ?まだ5分たってないのに。

 ブッブーブッブー

 しつこいくらいにクラクションが鳴る。

 
 しょうがなく車に戻ると、うずくまる中村サンの姿が。
 そうかと思うとイキナリ車から外に飛び出していった。

 あたしは、何が起こったのかわからないで呆然としていた。
 何分かたって中村サンは戻ってきた。
 
 

 「やっべー、まじ気分悪い。。

 いつもの中村サンと全く様子が違う。
 発作が起きたみたいに呼吸が乱れてて、身体か痙攣している。

 「・・・大丈夫?

 背中をさすりながら言った。
 どうしていいか、わからんかった。
 救急車呼ぼうかと思ったくらい。

 「わからんの。お前が何に悩んでるんか、全然話してくれんしそれ考えよったらおかしくなったみたい・・やばこんなの初めて。背中さするよりお前の言いたいこと言えちゃ。。。それ言わんとおさまりそーもねぇ。

 あたしは考えた末に言うことにした。

 「あ、あたし、、中村サンの・・

 涙がでてきて、上手く言葉にならない。

 「‥お前、オレのこと好きなんか?んで紹介してとか言われるの辛かったんか?


 おぃ、ちょっと待てよ!!


 「・・ごめん。いくらあたしでもこの場面でそげな面白いこと言えん。

 中村サン笑う。

 
 「あたしは中村サンの何・・?利用されてるだけかなあっとか思うことがある。


 「‥くだらねぇ質問してんじゃねぇよ!!(キレ)お前はダチだよ。ずっとそう思ってきたし、まあオレが紹介してとか頼みすぎたかもしれんけどお前やけん頼みよったし。ダチじゃねーと学校終わってキツイのに遊んだりせんかろーも?少なくとも今一番の友達はお前よ。俺はそう思ってるよ。

 そう。
 中村サンにとってこの質問の答えは簡単すぎた。


 『友達』 


 
 「これからヨロシク、友よ。


 こうして「友情」が始まった。


2004年09月29日(水) ごめんね。


 今日でテスト終了!
 いやあ、やっとのんびりできるわぁ。(*´−`*)

 とある説明会の最中
 携帯のバイブが激しく鳴った。
 鞄の中で上手い具合に鳴ったわけだ・・
 会場にいるみんな、ウチの携帯だって気づいたらしい。
 隣におったさとみに笑われたし!!
 ご迷惑おかけしました・・

 すぐ電源切ったよー。
 最初から切っとけっち感じやけど。反省だ。

 そのときメールを送りつけてきたのはもちろん
 中村達也!
 なんて間の悪い人なんだ・・(あたしが悪い。

 実習ちょうど終わったみたいで
 一緒に帰ろうの誘いメールでした。
 残念ながら今日も帰れんかった。

 実習で疲れていても、
 今日も中村サンはまゆちゃんに会いに行ったんだと思う。


 中村達也は一言で言うと「おかしい」。

 彼女できてあたしが離れると言ったとき、


 「もし、まゆちゃんが毎日男の人とメールしたり遊んだりしよったら嫌やないん?

 「ぁあー、絶対嫌やね。

 「自分のされて嫌なこと彼女にしたくないやろ?

 「いや、だってアイツも男友達おるし。

 「やけんっち、なんなんよ。

 「わーった、わーかった!!アイツも男友達と遊んでも別にいいし。


 はぁ!?
 
 
 何か違うやん。
 絶対違うやん!!
 
 何人かの友達に話したら「その人おかしい。」の一言。

 

 そこまでしてウチと友達でいたがるのはなんで?
 彼女だけじゃなんでダメなん??


 そんなこと言っても
 結局友達関係続けてるわけで、
 彼女に申し訳ないなあって思う。

 まゆちゃん、ごめんね。


 中村サンがウチを呼び出すときは、
 まゆちゃんに会えないときとか暇なとき。

 側にいて欲しいのは彼女なのに
 そのとき側にいるのはあたしで

 なんか、ごめんね。


2004年09月28日(火) やっぱりこれがいいね。


 学校帰り、中村サンから電話。
 実習先まで車で行ってるらしく、
 ●●駅で降りたら、送ってやるよって。

 しかしながらその駅を通り過ぎてました。
 ごめね、また誘ってねー。って謝った。

 あたしは帰り一緒に帰るより一人で帰りたい派。
 だって貴重な睡眠時間やもん。
 

 駅から家まで歩いて帰りよったらまた電話。

 「お前今どこにおるん??

 「ん、家に帰り寄るよ。

 「今日、親が旅行でおらとね。夕飯食いにいかん??

 「(帰って勉強したいんだけどなあ。)いいよ。(あたしってばか。

 「今どこら辺?

 「ん、金星堂のまえらへん。

 「んじゃ、直接いつもの場所行ったがいーね。またあとでね。^^

 「あぃー。


 こうして夕飯を食べることになった。
 いつもの場所にたどり着いても中村サンの姿はなかった。
 教科書見ながら明日のテスト勉強してたら
 スーツ姿の中村サン登場。

 「おー。久しぶりー。悪いけど前荷物でいっぱいやき、後ろ乗ってくれる?^^

 荷物があってもなくても
 あたしは後ろに乗るつもりだった。
 まゆちゃんの席はとっちゃいけんから‥

 「何食いに行く?

 「ご飯。

 「ご飯?どんなの??

 「やき、お米が食べたいです。

 「お前、大抵のとこに米くらいあろーも!!

 「ウン。やき、ご飯があればいいのよ。
 
 と言うわけでガストに行ってきた!
 中村サンとは初ガスト。(笑

 そこの店員さん知り合いらしい。
 またこの人違う女の子連れてー、とか思われたんだろうな。

 十三穀米の御膳とかいうの食べました。
 ヘルシーでおいしかった。

 中村サンとも久しぶりに会ってたわいのない話しして。
 相変わらず笑うと顔がくしゃってなる人だ。
 ウチも目がなくなるけど。


 「やっぱ連んどくほーがいいね。

 そういって中村サンはあたしの腰をつついた。
 セクハラ!!(ばきゅ。

 やっぱこれがいいんかなあ。
 ウチにとっても中村サンにとっても。
 運命共同体とかで、離れられそうもないし。(謎

 気遣わんで、言いたいこと言えて
 嫌なことがあれば愚痴りあえて。

 これでいいんだよね。


 「お前のテスト終わったらまた色々連もうぜ☆



 なんか嫌な予感・・


2004年09月27日(月) スイッチ、オン。


 中村サンと元通りになった。
 やっぱお互い友達やけん
 離れて淋しかったのが身にしみてわかったわけで。(嘘

 あたしにも中村サンにもお互いが必要なんかな、
 大げさですが。

 ウチ、離れてみて中村サンのこと好きなんかなあとか
 思ったけど、やっぱ違うみたい。

 淋しいと、好きは違うよね。

 きっと誰かに側にいて欲しいんやと思う。
 それが今まで中村サンやっただけで
 誰でもいいんだ、きっと。
 中村サンも同じやと思う。
 彼女いるけどなかなか会う時間なくて
 淋しさ埋めるための誰かが必要なんだ。
 
 中村サンを見ても話しても
 アベ先輩みたいに、ドキドキしたりしないし
 中村サンの一言にむかついたりするし。

 まぁ、なんだかんだで友達関係続行なのです。 


2004年09月26日(日) 元彼カノ同士じゃあるまいし。


 あたしと中村サンは同じ学校やけど、
 校舎が違うけん滅多に会うことはない。

 あたしは中村サンの校舎を利用しないし、
 中村サンもウチの大学の校舎を利用しない。

 たまーにホント偶然学食や売店で見かけるくらいだ。
 

 昨日の今日で会いたくなかったのに、
 こういう日に限って会ってしまうのはなんでやろ‥

 2階に向かう途中、会ってしまった。
 どっからどーみても中村達也その人・・

 大学の建物内におるなんて珍しい。
 なんたって大学の教授に不審者扱いされて2回ほど捕まりかけたし。(苦笑


 何とも言えない気まずい空気。
 あたしは友達でいたかったし、友達と思っちょるけん
 普通に、話しかけた。
 あたしが話しかけなければ中村サンは素通りしていたと思う。
 
 確か、何しよるん?とかだったと思う。
 中村サンも一言答えてその場を去っていった。


 まるで、元彼カノ同士みたいで妙に嫌だった。
 そんなじゃないやん。
 もっと普通にしてよ。
 今まで通りにしてよ。

 こうなりたくて離れたわけじゃないんだよ!!
 こんな仕打ちひどいよ!!淋しいよ!!


 
 もう友達ですらおれんのかなあ・・


2004年09月25日(土) 壊しちゃった。


 スイッチを、壊してしまいました。



 中村サンと完全に終わりました。

 電話でケンカして、メールで話し合って。

 メモリも履歴も全部削除して
 あたしの携帯から中村達也は消えた。

 あっけない結末。
 これがドラマなら、
 ラストはウチが中村サンを好きになったりするんだろうか。
 中村サンがウチのこと好きになったりするんだろうか。

 そんなありきたりの最後はウチらに似合わないよね。


 今でも、大事な友達には変わりない。

 でもね、中村サンとまゆちゃんのことを思うと
 あたしは、どうしていいかわからんくなった。
 今までみたいに、中村サンに接しちゃいけないきがした。
 二人の邪魔になりたくなかった。

 彼は、あたしのものじゃないんだ。
 今までも、これからも。

 わかってるけど、どこかで独り占めしときたかったんだ あたし。



 中村サンは自分勝手で気まぐれで思ったことズバズバ言って
 人が傷ついてるのわかんないのかってくらい無神経で
 都合のいいときだけあたしをオンナ扱いして‥

 でも、頼りになって優しいくてとにかく自分に素直な人。
 そんな中村達也に憧れてた。

 一緒に遊んだりして楽しかったし、
 色々語り合ったことも楽しかった。


 

 今思うと、あたしは中村サンのこと少しは好きだったかもしんないね。


2004年09月23日(木) らしくないのは誰?


 昨日、電話で2時間くらい説教された。
 テスト期間なのにまじ勘弁やし‥

 中村サンに彼女ができると
 あたしと中村サンの間に溝ができる。
 今までみたいにメールしたり電話したり遊んだりできなくなるし、
 そういうことに躊躇してしまう。

 同性同士なら変わらない関係も
 異性となると、変わってしまう。

 バランスが崩れちゃうんだ。

 こんなあたしのことをよく想ってくれる人がいる。
 その人と付き合おうかと思った。
 いい人やし、話してて楽しいし。
 ただ・・好きという感情はない。
 でもこれから好きになっていけたらいいと思った。

 ウチに相手ができれば、中村サンと上手くいくと思った。
 バランスがとれると思った。

 そんな事を中村サンに話したら、

 「お前ばかじゃねーの?なにらしくないことしよーとしてんの??

 「・・ウン。

 「お前さ、元彼のことめちゃくちゃ好きやったんやろ?そんなお前にさ、んなことして欲しくないわけよ。らしくねーことすんなよ!!!

 中村達也、まじ切れ。

 「あたしがどうしようと関係ないじゃない。彼女のことだけ気にしてなさいよ・・

 「彼女は彼女で大切やけど、オレは人間として彼女と同じくらいお前のことが好きなん。やき心配になるし‥ほっとけないん。

 あたしは、つぶやいた。

 


 「・・欲張り。





 両方なんて、ずるいよ。
 あたしはそんな気持ちいらない。
 自分だけがいいんだよ。
 恋とか愛とか、そんな感情わからんけど
 あたしだけにして欲しいよ。

 もう、中村達也から離れたい。
 自分が壊れちゃう・・


 
 元彼によりを戻すさないとハッキリ言った事を言った。
 中村サンにも相談してたし、一応報告。

 「あははっそーこなくちゃ、やっぱお前らしーな。


 「アベ先輩、追っかけてるお前の方がらしくていいよ。


   
 らしいって何?
 中村サンは『らしい』あたしがスキらしい。
 
 あたしはイイコでも、マジメな子でもないよ。
 好きな人には好かれていたい、それだけだよ。



 自分が唯一でないと嫌な、自分勝手な子なだけだよ。



 一番らしくないのは中村サン。
 アナタは彼女が欲しいんでしょ。
 女友達なんていらないでしょ。
 用済みになったら捨ててくんでしょ。


 しかっかりしろよ!!!!!


2004年09月22日(水) スイッチが壊れるとき。


 中村サン彼女できるらしい。
 今日学校で呼び出されて少し話した。

 久しぶりに顔見たよ。
 久しぶりに声聞いたよ。

 相変わらず色黒いし。

 相手はやっぱまゆちゃん。
 妹にしか思えないとか言っておいて
 ちゃっかり妹分に手ぇだしてるし・・

 前もそうだったよなあ。
 ナナコ嬢と付き合う前にすべて完了させてたし。

 なんかガッカリだ。

 思えば中村サンは他の男とは違う、
 そう思って最初なついてたんだっけ。

 あぁ見えて硬派な印象をもててた。

 でも、あたしともやることやっとるし、
 結局その程度の男なんだなあとわかった。
 どこにでもいる男と一緒なんだよね、結局。

 中村サンにとって彼女は自分を保つ安定剤みたいな役割で
 チオ尿素−メタリン酸溶液みたいなもん。
 これがないとビタミンCは熱で壊れてしまうんだよね。

 中村達也は壊れちゃうんだ。


 あたしは、中村サンの恋愛に本気を感じたことはない。
 美人で可愛くてスタイルよけりゃ誰でもいいんだ。

 別れてもあっけらかんとしとるしね。
 次いこう次!そんな勢いだ。


 別れてもあたしがいるからかなあってふと思った。
 話をきてくれて、慰めてくれて、側にいてくれて、遊んでくれて
 しかもえっちまでしてくれるという、まさに都合のいい女がいる。

 ここまで言うと自分はなんて安い女なんだと思う。
 ・・・最低だ。

 あたしはそこまでして中村達也の『トモダチ』やりたくない。



 まゆちゃんとちゃんと付き合うようになったら、
 ハッキリ終わらせようと思う。
 
 中村サンはどうにかしてあたしを繋ぎ止めたいらしいけど。
 どうせすぐ別れるつもりやからやろ‥
 そんなのわかりきっちょるし。


 切っても切ってもついちゃうから、壊すしかない。
 壊れたら、もう直らないカラ。


2004年09月19日(日) 彼がいない日曜日。


 元彼には友達としてでしかおれんっちハッキリ言った。
 残酷かもしれんけど余計な期待もたせるわけにもいかんし、
 彼にはあたしなんかに拘らずもっとイイコ見つけて欲しい。
 浮気した女なのになんでよりを戻したいと思ったんろう・・
 
 中村サンにも言われたっけ。
 何回別れてくっつきゃ気が済むんだよっち。
 今回のことも相談したら、付き合うなと言われた。

 正しいのかも。
 同じ事繰り返してそれで上手くいった試しもない。

 もう、別れたくない。

 これが本音なのかも。


 中村サンは彼氏が欲しくないあたしが気に入っている。
 中村サンの周りにいる子の中で
 一番彼氏ができそうにないのがあたしやから
 仲良くしてくれてるんだって!!
 なんか、ヒドィ言われようだ。(苦笑

 確かに異性の友達って相手に恋人ができたら
 遠くなってしまうのがパターンなのかもしれん。

 あたしも、中村サンから離れたし。

 中村サンは彼女も友達も欲しいっていう、
 自分の好きなものは自分のものでなければ気が済まない!!
 と言ったジャイ●ン的思考。

 あたしと中村サン、いつまで友達でおれるんかなあ。


2004年09月18日(土) イマサラ、元カレ。


 今更元彼から連絡。
 ホント、今更。
 一瞬間違えてメールきたんかと思ったくらい。
 なんか、また付き合いたいらしい。
 ふっきれてしまったあたしには、
 より戻す気もなければ友達になる気もない。
 
 君が大切な人には変わりないけど、
 もう、終わったんだよウチら。



 中村サンは今頃まゆちゃんと遊んでいるんかなあ。
 夕方以降全く連絡ないです。
 まあ基本的に気分屋、違う自分の気持ちに素直な人やけん
 こういうのは慣れっこなんやけど。

 ラヴちゃんは看護学生で寮生活してます。
 門限は9時半。
 昨日は中村サンから9時半過ぎに電話あった。
 今まで友達と遊びよったっち、まゆちゃんのことなんやろ?

 隠さなくてもいいのに。
 ってかアナタ嘘つける人やないでしょ・・(苦笑

 まゆちゃんは妹みたいな友達らしい。
 いっぱい懐いてくれる可愛い子。
 恋愛対象にもなりえる子。

 ちなみにあたしはただの普通の友達。
 ちっとも女の子扱いしてくれないしなあー。
 男友達的感覚なんかなあ??(汁

 まあ、いいんだけど。
 9時半過ぎにある連絡が嫌いです。

 二人が上手くいけば解放されるし嬉しいのに
 どっか淋しい。

 一番の女友達はずっとあたしであって欲しいって思うのは
 自分勝手なんかな・・


2004年09月16日(木) ずっとこのままで。


 おばかな中村サンは朝寝坊したらしい。
 ギリギリ授業間にあってヨカッタね。

 帰り、一緒に帰ることになった。
 いつもなら電車組のあたしは、一足先に学校を出て
 いつもの駅で合流することになってる。

 しかし、今日に限って
 バスで一緒に帰ろう、とのこと。

 どこまで淋しがり屋なんですか!!!

 しばらくホールで中村サンからの連絡を待つ。
 10分くらいして電話が鳴った。

 外を見たら中村サン。
 中村サンもあたしに気づいたみたいで、
 先行きいくね、って目で合図した。

 電話を切ってあわてて向かった。


 髪を切って爽やかになった中村サンがいた。
 みんながかっこいいと騒ぐ理由がなんとなくわかった気がした。

 中村サンはお疲れモード。
 やっぱ女子大だけあって女の子特有の空気があるやん?
 その空気に慣れることができんくて、
 自ら一匹オオカミになっている中村サン。
 オンナのあたしでもあの空気は慣れないから、なおさらかもしれない。

 話し合い途中で抜け出してきたって言うし‥おばかだよなあ。
 嫌なもんはとことん嫌な性格。

 
 初めて

 「学校、疲れるね。

 学校・勉強大好きな中村サンが、「疲れる」と言った。



 駅の一つ前のバス停で降りて夕飯食べようっち事になって
 近くの商店街をウロウロした。

 中村サンとウロウロするのはいい。
 気を遣う必要もないし、会話にも困らない。
 お互い変わった店を探すのがスキ。
 ちょっとお洒落なレストランがあって
 今度来ようっち約束した。

 途中かばん屋さんがあって、
 あたし今ポーターのバッグ欲しくて
 ウインドウに並べてあるバッグ見ながらいいなあって言ってたら
 「寄ってく?」だって。
 寄りたかったけど、お金なかったし諦めた。(´・ω・`)

 夕飯食べて駅に向かった。
 ダイヤが乱れてて駅は混雑してた。
 満員電車に乗り込んで、中村サンはちゃんと手すりのところをゲット。
 ちゃっかりしてます。

 あたしはフラフラにりながら踏ん張って立ってた。
 しかし、バランス感覚のないあたしはよろけた。

 中村サンが、倒れそうになったあたしを助けてくれた。

 「つかまっとけよ。

 なんとか手すりを握った。
 心配やったんか、腕 ずっとつかんでてくれた。


 電車で中ではスニーカーの話。
 お互いスニーカー好きだけあってかなり盛り上がった!!
 こうやって自分と共通の趣味を持った人と話せるって嬉しいよね。
 今度スニーカー買いに行く約束したよ。

 
 んで、最近よくする就職の話。
 ジモに就職希望のあたしに中村サンは、

 「んじゃオレもジモにしよーかね。

 ジモでも一人暮らしするかもねって言うあたしに

 「お前の部屋の隣の部屋借りよーっと♪

 そういや、不動産屋の前通ったとき、

 「一緒住もうや。その方が楽いやん?(通学に1時間半はかかるからね‥)実習もあるしー。

 とか言ってた。
 どっちみちご飯が目当てなのはバレバレですよ!!
 部屋の掃除もあたしがするんやろうし。嫌だ嫌だあ!!(涙


 中村サンは今友達の紹介でメールしてる子がおるっち言った。
 その子は看護学生のまゆちゃん。
 写メ見た限り、、、うん。(謎

 そんな二人が今日初めて会いました。
 あたしと友達になれそうな感じの子、それが第一印象。
 写メよりも顔がまん丸やったことを除けば
 愛嬌があってとてもイイコらしい。
 
 こうなると、あたしは中村サンと連絡を取ることを拒む。
 上手くいけばラヴちゃんが彼女になる可能性があるからだ。

 ナナコ嬢の時もそーやったけど
 中村サンに好きな人や彼女ができた時、あたしは連絡を取らない。
 二人に上手くいって欲しいから。
 変な不安材料になりたくないから。

 「んじゃー、彼女いらんかも。

 なに、言ってるん?
 中村サンの欲しいのは友達やなくて彼女やん。

 「だって、お前おらんかったら誰と遊べばいーん?

 まゆちゃん。

 「どーしようとオレの勝手やろ。好きとかじゃないし、少なくとも今はいい友達なんやから。お前とは今までと変わらず連絡するしね。

 そういうと電話を切られた。
 

 ずっとこのままの関係でおれるとはあたしは思えない。
 おりたいけど、ね。
 やっぱ彼女できたら遠慮しちゃうし。
 あたしのことより彼女のことを優先するのが
 あたしの知っている中村達也やもん。


 ウチらは、ミスチルのLoveのような関係にはなれっこないんやから‥


2004年09月14日(火) *失恋記念。*


 中村サンは先生にふられたらしい。
 正確に言うと、やっぱり先生には好きな人がいるんだって。
 そんなんで、失恋しました。

 昨日の夜、集合がかかって
 実習のためにまた髪が黒くなった中村サンと会った。
 中村サンは黒髪の方がカッコイイと思う。
 というか落ち着いて見える。
 (茶髪やとどうみても10代やもんなあ。笑)


 「あぁー、淋しいよ。

 また始まった。
 中村サンの“淋しい病”。
 本当に淋しがり屋なのがよくわかるけん、
 淋しさのあまりシヌんじゃないかと思うこともある。

 「ホント淋しがり屋やねぇ。

 「ウン。やき癒して?

 そういうと中村サンは抱きついてきた。
 またか、と思いながら仕方なく頭をなでた。

 「よしよし。

 「人にくっついてると癒されるよねー。(ニコニコ

 「そーかもねえ。(笑

 んで、ちゅーされた。
 なんかいっつもこのパターンやし‥

 もう中村サンはやる気満々。
 こうなると止まらないのもわかっちょる…

 胸触ってくるし!!
 ズボンに手入れるし!!!!!!
 

 あたし、嫌がる。

 「今日くらいよかろーもぅ。

 「だいたい何の日よ。(苦笑

 「何日やっけ?

 「13日。

 「あ!失恋記念vお願いー。

 「あぁ、すべてが終わった記念ね。

 「ぶはは。(爆笑


 結果的にやってしまった。
 あぁー、、あたしどこまであほなんやろ。
 もう好きでもない人としないっち決めたのに
 結局中村サンに流されて、ビビッてやってしまった‥

 気持ちよくも嬉しくもない
 感情のないえっち。
 あたしは早く終わることを願って夜の空ばかり見てた。

 なんにも、考えてなかったと思う。



 中村サンは

 「別に利用しよるわけやないけんね?

 そういった。
 いや、十分利用されてる感があるのはなんでやろう。

 「お前と海行きたいね。

 あぁ、失恋したら海行きたくなるっち言うもんねー。

 「そーなん?いや、利用してないっち事わかって欲しいけんね。つーか、利用するならもっと可愛い人にするし(笑)これだけのためじゃねーってこと。


 中村サンにとってあたしは
 今一番信頼できる、一番仲のいい友達らしい。
 一番連絡とっているのもあたしで
 一番遊びに行くのもあたし。

 あたしにとっても中村サンは友達で
 それ以上でもそれ以下でもない。


 友達なら友達らしくしてたいけど、
 そうはいかないのはなんでやろ・・


 あたしと中村サンは友達。
 なにがあっても友達。

 これからも、そこだけは変わることはない。




 中村サンのこと、いっそ好きになれたら楽になれるのに・・


 



 明日中村パパは髪を切りに行くらしい。
 どんな髪型がお好み?と聞かれたけん
 短髪!中村サンは短髪のがかっちょいいち思うっち答えた。
 短い方が爽やか好青年に見えます。
 
 

 絵に描いて送ってと言われて描いたヤツ。
 結構似ちょるかもー。(笑
 
 さて、どんな髪型になるんだか。


2004年09月13日(月) 中村達也恋愛紀行、最終章目前。


 ターゲットはやっぱり図書館の先生。
 中村達也恋愛紀行、最終章らしいです。
 ウチは図書館の先生と結構仲良くなってしまったんで
 協力体制で頑張ることになった。(なんで・・・

 もう最後なんだってー。
 彼女探すの。

 そのあとは普通に友達やろうねー、みたいな。
 普通って言い方へんやけど、
 今まで散々彼の彼女探しをしてきたわけで、
 どっちかというと「それ」がウチと中村サンを繋げてたわけねー。

 お役目ゴメンなはずなんに、友達でいてくれるらしい。
 これからもずっと。

 変。
 オンナ友達より彼女欲しいくせに。

 変すぎる。


 そんなの、あたしの知ってる中村達也じゃない。


 図書館の先生とうまくいけば、あたしのことなんか忘れちゃうくせに。


2004年09月10日(金) ドラマよりドラマ。


 今毎日が目まぐるしく変わってます。
 中村サンとも前よりもっと仲良くなれて
 (というかやっと友達になれた。

 いっぱい書きたいことあるけど
 テスト前でかなり忙しくて無理ぽい。
 (ごめんなさぃ、ごめんなさぃ。)

 
 今心配なのは体調崩している中村サンで
 ウチとさとみのこと考えて悩んでいる中村サンで
 あたしのこと、本当に友達だと言ってくれる中村サンで
 出会いよりあたしとの友情を選んでしまう中村サンで


 とにかくドラマよりドラマな展開、
 とか言えちゃうかも。

 もうこの先どーなるかわかんない、未来が知りたい。


2004年09月06日(月) あなたはあたしの憧れです。


 今日は実習のオリエンテーションがあって大変でした。
 丸一日講義ー。眠かった。(ダメ人間。
 実習は女の子5人、楽しくやっていけそう。^^

 同じ学校の子と3人で電車で帰りよったら
 中村サンらしき人を見た。
 ってか、絶対中村サン本人。(笑
 向こうは気づいてなかったみたいやし、
 女の子と一緒におったけん見つからんよーに隠れた。

 可愛い子連れてるやん、パパ。(いつもの事やけど。笑

 帰り着いてご飯食べたら睡魔に襲われて爆睡。
 明日は台風で休校やし思い切り寝ようと思って。(*´▽`*)


 電話が鳴った。
 ・・・中村サンだ。

 「ハリケーンきよるよー。

 「んあ・・(寝起き。 ハリケーンやなくて台風でしょ。

 「ほっほっほ〜♪

 「なあん?テンション高いねー。(こっちは寝起きだよ。

 「友達ん家に行っちょったんね!んで、今その帰りー。ばり眠くてさ。普通に運転しよったら寝てしまいそーやき、電話してみた。こういうときはauの人に限るしね〜♪

 いや、あなたの友達auの人多いことくらい、知ってるんですけど
 なんであたしにかけてくるんだ・・
 どれだけ暇人と思われてるんやろ。(苦笑

 「そーなん?気をつけて帰ってねー。

 「おぅ。^^



 「つーか、誰かイイコおらんー?


 はあ!?


 「えっ、てか彼女当分つくらんち言ったやん?

 「オレそんなこと言ったっけぇ?忘れっぽくてさあ。(*´−`*)

 「最近よ!!一週間もたっちょらんし。(笑汁

 「わーすーれーたー(はぁと

 「Σ(´□`)

 「いや、あんときはまじでつくらんどこーち思った。お前ばーり泣くしさ。お前にそんな想いまでさせてつくるのもね、あれやし。

 あのとき、彼女をつくらないと言ったのは
 あたしが泣いたかららしい。
 ちかのことを思って、自分に腹が立って泣いた日ー。

 「そーなん?

 「おぅ。でも、やっぱ欲しいのは本音やん?

 「おっかしーと思った!!中村サンが彼女欲しくないとか有り得んしね。(笑

 「やろー?(笑

 「ウン。それ聞いたときには中村サンシヌかと思ったもん。(笑 かなりの淋しがり屋やからねー。

 「(笑)男でこんなに淋しがり屋も珍しいよなあ。女人は淋しがり屋の子多いけど。

 「確かに。^^(笑

 そのあと色々話した。
 何であたしに頼むんだろう、
 女の子の友達いっぱいおるのに。

 答えは、信頼できるのがあたしだけらしい。
 大げさに言ってるだけやろうけど。
 ってか、どこで信頼を勝ち得たかわからん。

 中村サンには「好き」か「嫌い」かしかなくて
 一度嫌いと思ったら離れていくタイプ。

 あたしには「好き」か「嫌い」以外に「どっちでもない」がある。
 女の人は、あたしみたいな人が多いんじゃないかなあ??

 そんなんで、中村サンは仲良くなっても離れていくパターンが多いらしい。
 少なくともあたしは嫌われてないんかな?

 誰か紹介してって頼めば、
 一生懸命探してくれるあたしが気に入っているらしい。
 (そりゃ命がけですから。)


 「お前、本当にできた子やねー。なんつーか、ソンケイ?する。

 なんかの会話の流れから中村サンがぽつりと言った。
 中村サンにはイイコとか言われることがあるけど
 決してあたしはイイコでもできた子でもない。(苦笑
 ただ平凡な女子大生やってるだけで
 ハメをはずすと言えば夜中、たまに出て行ったり
 友達と飲みしたりするくらいで
 思い切った行動のできない小心者なだけだ。
 

 「あたし、中村サンに憧れるよ。

 「オレ?

 「うん、思ってること素直に言えるやん?それ、すごい羨ましい。あたし、思ったこと言えないからさ。

 「オレとか、あれよ。部屋じゃ体操座りしちょるくらいへこんだりする人間よ?(笑

 「そーなん?(笑 でも、憧れる。生きてる人憧れたの初めてかも。ずっと、言いたかったん。最近中村サンは憧れだって気づいてね。^^

 「あはは。そっかー。(笑

 電話越しに中村サンが照れているのがわかった。
 本当は会って言いたかったけど、
 まぁ、伝えることができてよかった!
 スッキリした。

 目指せ、自由人中村達也。


 明日台風が午後までに過ぎていったら遊ぶかも。
 台風次第な約束。
 そーいやバイトだよー。嫌だなあ・・



 また豆乳飲みだしました。
 豆乳飲むとミネフジコちゃんになれると聞いたので。(ばきゅ。
 前 飲みよったけど、生理がかなり早くきちゃって怖くなってやめたんよね・・
 でも胸が大きくなるのは確かやし、またチャレンジしてみます。(笑
 

 あー、胸欲しい。(´・ω・`)


2004年09月05日(日) すれ違い。


 今日は日曜だというのに学校行ってきました!(>_<)
 水曜提出の課題を班のみんなでやることになったのだ。
 班はみっちゃん以外他のクラスの知らない子ばかり。

 みっちゃんには中村サンの話前、なんかのときしてから
 たまに話す。
 みっちゃん的にウチと中村サンの関係はおもしろいらしい‥(苦笑
 はたから見るとそーなんかなあ??


 帰りの電車の中で電話が鳴った。
 中村サンだ。

 電車の中ってなんであんなに電波悪いんやろ‥
 なんち言いよるんかさっぱりわからんやった。
 (電車の中では携帯電話での通話はご遠慮ください。
  (JRサンごめんなさい。ペコ)


 お前どこにおるん?
 は?何で学校??
 あーねー。
 オレずっと寝ちょった。
 暇やー。

 は?帰り着くのまだまだやん??
 お前バイトは?
 帰ったら一応電話してー。
 遊べるかわからんけど。^^


 たぶん、こんな事言ってた気が‥
 
 家に帰り着いたのは4時過ぎ。
 バイトは6時から。

 中村サンが1時間半のためにあたしと遊ぶはずないってわかってたけど
 一応電話してみた。(笑


 お前今どこ?
 家!?(どうやら家に着く前に連絡すればヨカッタらしい。
 つーか遅せぇし!!(笑
 オレ用事入ったよー。
 ウン、また今度ねー♪


 というわけで今日も会えなかった。
 水曜日に会ったのが最後。
 4日も顔を見てないとか変な感じだ。(笑
 同じ学校でも学科違うからか会わないしねー。
 さとみはよく会うみたいやけど。

 もおー!いつになったら伝えられるんやろー。
 早く伝えたくてウズウズする。(笑


 さて、いつ会えるかなあ。

 明日からハードな一週間が始まる。
 バイト週4だ!!
 課題発表、提出いっぱいある!!

 頑張れ、自分。


2004年09月04日(土) 彼にとってのあたし。


 今日はとにかく疲れました。
 学校がある日のバイトほどきついものはないっすね。
 バイト、やめるかも。
 続けたいけど‥やめるかも。
 やめたいかも。

 昨日は一日中村サンから連絡なくて
 今日は朝からメールと電話があった。

 帰り、一緒に帰ろうと電話があったけど、
 バイトが5時からやったけん帰れんかった。
 せっかく誘ってくれたのに、ごめん。

 会ったら伝えようと思ったのに、
 中村サンはあたしの憧れの人やって。
 伝えたい、ちゃんと。


 それにしても中村サンは謎な人だ。
 さとみも意味不明な人って言いいよったっけー‥

 図書館のお姉さんの件、ちかの件が終わって
 用なしになったあたしなはずなのに。
 なんで連絡くれるんやろ?

 彼女探すのやめるんだって。
 出会いが来るまで待つんだって。

 その原因はあたしらしい‥

 あの淋しがり屋の中村サンがそんなこと言い出すとか
 ホントびっくりしたしっ!!
 なんかあったのかなあって心配しまくったけど
 本人はいたって元気やき、心境の変化なんやろなあって受け止めた。

 しかし原因があたしとか、あたし なんか余計なこと言ったっけ?(悩
 


 中村サンにとってあたしって何なんやろう?
 あたしが思っているように友達って思ってくれてるんかなあ?


 少しでも思ってくれてたら嬉しいなぁ。 


2004年09月03日(金) 中村達也になりたい。


 昨日の夜、中村サンと会いました。
 図書館のお姉さんの話したり、ちかの話したり。

 結果的にちかと中村サンはうまくいかなくて
 ちかを傷つけてしまいました。

 一番、したくなかったことをしてしまった。

 ゆんこにもなんで中村サンをちかに紹介したのか、
 ちかだけは紹介して欲しくなかった、そう言われた。


 うん。

 あたしが、悪かったんだ‥

 考えてたらいっぱい涙がでてきた。
 中村サンは泣きやまそうと、面白いこと言ってくれたりした。

 それでも、涙は止まらなくて

 お前は悪くないよ、自分でもわかるやろ?

 うん、悪くないかもしれない。
 でも、悪いかもしれない。

 オレだけはお前は悪くないって思ってるし、
 なんか言われたらオレが言い返してやるよ。

 ありがとう。


 誰にも嫌われたくない、
 そんな自分勝手な想いがちかを傷つけてしまった‥

 ちか、ごめんね。


 
 あたしには学校に憧れの先輩がいる。
 好きなタイプにそのまま当てはまる先輩。

 異性としての憧れ。


 中村サンは冷たかったり、自分勝手やったりするけど、
 すごい優しくて頼りになる人。
 自分の気持ちを素直に相手にぶつけることができる人。
 人の顔色なんて気にしない人。
 自分の行動に自信を持てる人。


 自分に正直に生きている人。



 人として、すごく憧れる。
 あぁいう風に生きてみたい。


 
 中村サンになりたいよ。


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