stray notes

氷砂糖

My追加

歌徒然
2006年03月05日(日)

最近TVでは、音楽番組ばかり見ている。バラエティは苦手だし、スポーツはさっぱりわからないし、興味を持っていたアニメは終わったし、ドラマは毎週見ないといけないのが苦痛だし、ニュースはwebと新聞でチェックすることが多いので、音楽くらいしか選択肢がないのだ。ケーブルTVはミュージックオンリーチャンネルがあるのでとてもありがたい。

画面を眺めつつ歌を聞きながら思うのは、世の中たくさんの歌い手さんがいるんだなー、しかし売れたり人気が出たりはごく一部なんだなー、ということ。さして目新しい感慨でもないのだろうけれど、ふつうの番組では出てこないような、マイナーなひとたちも見られるので余計に感じるのだ。しかしこれも歌い手さんを目指してるたくさんのひとたちの一部なんだっけ、とも思う。

また一時人気がでても維持は大変だなーとか、売れるのって歌がうまいとか曲がいいとかだけで決まるんじゃないのかも、とかも考える。あまりうまくなくてもキャラの勢いで売れることもあるし、歌がうまくなっても歌い手さんに魅力がなくなりさほど売れていないこともある。もともとよい曲だけれど、タイアップの影響で通常よりさらに売れることもある。諸要素からまりあっているんだろうな、とか。

しかしこの時期卒業や門出、桜などの歌がよく出ていて、どことなくバカっぽいというか馬鹿にされているような気分になる。夏に冬の歌が出たら変だとは思うし、季節に合った歌を歌うのを間違ってるとは思わないけれど、あまりに皆があわせすぎていると妙な気がする…。それを歌いたい! というのならいいのだが、マーケティングされてるのを聞かされてるとしたらなんだかな、というか。桜は一種独特の意味をもつ花だと思うし、それを題材にした名曲も多いけれど、あちこちで使われていると複雑な気分になってくる…。

とここまで書いていた内容とあまり関係はないけれど、やはり宇多田よりはあゆのほうが好きだなと思う。見た目も、世界観も。べつだん宇多田が嫌いだというわけではなく、レターズあたりまではそれなりに好きだったのだけれど、初期のせつなさみたいなのが薄れてきたからかな?



BACK   NEXT
目次ページ