stray notes

氷砂糖

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晴れときどきちいさなぼうけん。
2004年01月18日(日)

最近、探し物をしている。ので、晴れていれば、大抵都内を東西に巡っている。車は運転できないので、移動には電車や地下鉄を使う。乗り換えは、気候がよければ地上を歩きたいところだけれど、今は寒いので、地下を歩くことが多い。出口や進行方向等の案内表示もわかりやすいし、余計なものがほとんどないので歩きやすいし、便利だなーと思う。勿論地上のあれこれを眺めつつ歩くのも、また違った楽しさがあるが……ときどき、迷ってしまいそうになるから。

大学の頃から、普通に電車や地下鉄で移動するようになったけれど。小さい頃は乗り物酔いがひどく、旅行等をほとんど楽しめなかった。学校の旅行もつらくて、前日に「酔ったらどうしよう、酔ったらどうしよう」と夜通し悩み、翌朝高熱を出したこともある。家族と旅行の場合、切符を買ってもらうだとか、乗換えを考えるだとかはほとんど父や弟が手配してくれていた。そういう過去があるので、ひとりであちこちに行っていると、ひそかにどきどきわくわくしてしまう。

地下鉄のこことここがつながるのかー、と感心したり、JRの駅構内にあるお店をのぞいてみたり。ちいさなちいさな、普通の人にはどうでもよいようなことも、わたしには新鮮で、味わえることが有難い冒険。探し物はなかなか見つけられず、当分エンディングには辿り着けそうにないけど。


始まってしまえば、それが日常になるのだ
2004年01月12日(月)

前回「ひー休みボケだよー仕事こわいよー」的なことを書いたのですが、始まってしまうと、あっけないほどたいしたことはなかったです。もともとそんなに難しい仕事ではないし、一緒に働いている人も雰囲気のいいひとばかりだし、いったい何をこわがっていたのだ? という感じ。不安も恐怖も、ふるくからわたしのなかにすみついていて、いまさら消えることの無い常駐の感情なのですが、こわがらなくていいものまでこわがるくせは、なんとかならないものかな、という気も少し。

* * *

今月、またひとりこの職場をやめるひとがいるらしい。4月からの1年で、3人目になるのかな? ひとがつぎつぎやめる、ということは、あまりいい環境ではないということかもしれない。前ふたりはとくに親しくしていなかったので、あまりダメージがなかったけれど、今回の人は多少話したことがあったので、すこしショックを受けた。なんとなく、来年も一緒に働くものだとばかり思っていたので。もちろん補充でまた新しいひとがくるのだろうけれど、時期的に(やめるひとはわからないが、残る人も新しい人も)大変そうだなと思う。

それでもじょじょに、「そのひとのいない日常」「あたらしいひとのいる日常」が、日常になっていくのだろうなぁと思う。ひとが来たり去っていったりしても、時が経てばいつしか平気になる。慣れるのはときに淋しいことでもあるけれど、たしかに救いでもあるのだ。


年末年始総まとめ
2004年01月06日(火)

今年の年末年始は、後にも先にもないくらい、平和で穏やかで静かなものだったと思います。理由としてはまず第一に、大掃除が28・29日で終わっていたこと。第二に年賀状がなかったこと(12月頭に喪中葉書は出しましたが)。第三に、母親に会わなかったこと。弟とは年内に会っておいたこと。第四に、父親とは11日以降に会うことになったこと。第五に、今の職場の休みが妙に長かったこと。などがあげられます。

年賀状が無かったのはかなり大きいです。年末の慌しさ、年始の慌しさの大部分はこれが醸しだしてるのでは? というくらい。大掃除に関しては、慣れもあるかな。あと、毎年夫の実家行ってわたしの実家行ってわたしの母親と会って、って移動が大変だったんですよね。今年は夫の実家だけ行って、わたしの父は後回しだし、母親は絶縁して省略だし。去年までの仕事は、年末年始もそんなに休みがなかったし、ちょこちょこ出ていたので、こんなにずーっと休みだったのは珍しく。

はあ。はっきり言って休みすぎです。明日が仕事始めなのですが、今、ものすごーくこわいです。脳がふやけてしわがなくなりそうなくらい安楽な生活をしていたので、社会復帰できるか非常に不安です。わたしはもとが外交的ではないので、ひきこもってても全然苦にならないんですよね。人は嫌いじゃないけれど、遠めに見たり聞いたりが楽しいんであって、人付き合いそのものはあまり好きじゃないのかも……。

まあ、生きるためには食べなくちゃいけないし、食べるためには働かなくちゃいけないので、頑張ります! しかしわたし、大丈夫かなぁ……。職場の人の名前とか忘れてそう……。



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