どうも最近、愛車のガタツキが気になりだした。 愛車というほど手入れをしているわけではないが、連れ添いの期間からいうとそう言うに値する。平成元年の車だからもうそろそろ17年を迎えようとしている。
それなりに壊れもしたし、当てたりもしている。エンジンはディーゼルなので耐久性はあると言われているが、2、3年前には燃料噴射ポンプのあたりからシールの劣化で漏れが発生したのでこの部分のオーバー・ホールをおこなった。時とともに修理頻度も多くなっているのが現状だ。
毎日、足となって活躍してくれているが、それでも老化現象は身にしみて伝わってくる。シートにすわるたびにカクンとショックアブソーバーのあたりから音を発する。人を乗せるときは私が先に乗って、音をお客さんに聞かせないように努めている。 しかしステアリングから発する異音はどうすることもできない。ハンドルを大きく切るとギギギギッと前タイヤのあたりから音が出るのでできるだけ大きくは切らないようにしている。特に人を乗せて走るとき、こういう音がするとはずかしいものだ。
車全体から発するガタガタ音は、もう慣れっこになっているのだが、バックモードに入れた時の激しい振動はバックミラーが二重になるほどの大きさだ。どうもエンジンの回転数と車体の固有振動数が共振しているような振動で、だんだんと振幅が激しくなってくる。こういう時は思わずアクセルを踏んで振動から脱するのだが、バックスピードも上がるので要注意となる。もう命がけだ。
しかし、あと4、5年もすれば替えるしかないかなと思っている。どういうわけか、車の新しいのが欲しいとは思わないのだが、PDAやパソコンの類になると物欲が出てくる。人それぞれというところか。
まあ、妻だけは新しいのにする勇気もないし、一応満足している・・・のかな?
2004年11月29日(月) |
DELL製PDAその2 |
とりあえず予定表をパソコン本体から同期させて取り込んでみた。 パソコン本体にインストールしている「アウトルック」の予定表の内容がそのままPDAにコピーされるのだが、画面の大きさがまったく違うので、一ヶ月の予定表では内容がわからない。予定があるという三角マークが付くだけである。 したがって内容を見ようとすると、一週間の画面に切り替える必要がある。そこではじめてどういう内容かがわかるわけである。
紙の手帳に慣れていると、こういうサブ画面を次々に開きながら目的の情報にたどり着く作業がとてもわずらわしく感じてしまう。おそらく多くの人が使いにくいとやめてしまう大きな原因だと思う。
情報量は多いが、視認性・一覧性に欠けるというのがひとつの結論だろう。パソコンにしても一度紙にプリントしなければ記述間違いなどを見つけるのがむずかしい。一字の間違いのためにもう一度プリントすることになり、ペーパーレスのはずがどんどん紙を浪費しているのが現状だ。
この「DELL製PDA」だが、手書きのメモをとることができる。付属のスタイラスペンという棒で画面に直接書いていくわけだが、エンピツで書くようにはいかない。十分に違和感があるのだ。ゆっくりとなぞるように書けばそれなりに追随してくるが、普通にさらっと書くと反応の遅れがあるため途切れたりする。 まあ、電話番号を聞いて、ちょっと控えにと思ったときくらいしか利用できないだろう。ペン自体も持ちにくいし、とっさの時はやはり紙の手帳ということになると思う。
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PDAとは「携帯情報端末」のことだが、簡単にいえば電子手帳の高機能なものと思えばいいだろう。
先日お伝えしたように、購入を決意して待つこと約1週間。昨日宅急便が届いた。しかしショックだった。運が悪いことに、私が不在で妻が在宅のときに送ってきたではないか。
私が帰宅すると、リビングの隅のほうにチラと見えた。DELLと大きく書かれた段ボール箱が。見てみぬふりをしていたが、妻から一言。「あれは何ですか。いくらしたの。」「いやいや、あの、ちょっと会社で使う電子手帳。あれがなかったら仕事がはかどらないし・・・」「仕事に使うんだったら会社で買ってもらいなさいよ。」
それにしても大きすぎるぞ、この箱。手のひらに乗るPDAなのに、何事かと思わせる大きさの箱だ。 最初から不吉な予感はしていたのだが、ここまでみごとにやられるともうあきれてしまう。あわてて注文したのがいけなかった。よくよく計算するとちょうど週末に配達される格好になるのだ。
まあそれはさておき、うきうきしながら箱をあけて中身を取り出してみた。よしよし思ったとおりにスタイリッシュだ。それに小型で軽い。できればポケットに入れて持ち歩きたいのだから。
とりあえずまずは充電だ。クレードルをセットし、PDAを乗せてみた。 おお、なんと感動的だ。メッキのような半透明のような不気味な輝きをしていたクレードルに「DELL」の文字がブルーで輝いているではないか。
画面もまずまずの見やすさだ。「デオデオ」でザウルスの画面を見たが、これはもう他の追随を許さぬ鮮やかさであった。それに比べれば見劣りするが、実用に支障はないだろう。
それからパソコン本体との同期設定やらを済ませて、まずは予定表を入れてみた。
〜つづく〜
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今度こそはコース変更を忘れないようにしよう。 何事も思ったときにしておかないと、歳とともに物忘れが激しくなってくるので後で大変なことになる。
この「The CD Club」のジャズ・コース、今月も変更することにした。いや、冊子を見たとたん、変えることにした。
ジャズはピアノ・トリオの特集で2枚組、あまり興味がわかない。歌謡曲コースはというと『ムード歌謡全曲集』となっている。「和田 弘とマヒナスターズ」「フランク永井」「森 進一」などなど。もうこれは10対1で軍配は決まった。即座に自動音声電話システムで変更届けを出した。
じつは新聞などによく掲載されているCD・カセットの通信販売広告を見るにつけ、「ムード歌謡」のセットを購入しようと都度思っていた。しかし、その場で実行しないため忘れてしまうのと、セット販売なので結構高価なのが決断を鈍らせてしまう。 その点、今回のものは1枚なので躊躇なく飛びついたわけだ。それも「The CD Club」の特徴であり、魅力でもある名曲、名演の選りすぐりなので、はずれがない。セットものには趣味嗜好から外れるCDというものが1枚や2枚はある。それらはけっきょくほとんど聴くことはないし、封を切らずにしまっておくことだってある。
「ムード歌謡全曲集」のこのCD、岡山県笠岡市出身の音楽評論家「長田暁ニ氏」が評論しているのも気に入っている。 吉田 正の甘く切ないメロディーは私のお気に入りだが、長田暁二氏はこう述べている。 「松尾和子の囁くようなお色気と、マヒナスターズのムードたっぷりなコーラスがからみ合って、甘い退廃的な感じの漂う作品に仕上がったのが『誰よりも君を愛す』である。ハワイアン・バンドのマヒナスターズが・・・。和田 弘のすすり泣くようなスチールギター、佐々木敢一の裏声、松平直樹のねっとりとした甘さ・・・」
久しぶりに心待ちできるCDとなった。
今年に入ってサックスをほとんど手にしていない。 H楽器店の閉店時間が早まったため、上田啓二先生のレッスンがほとんどできなくなってしまったことと、カルテットの活動を停止していることが大きな原因だが、よく考えてみると、その気さえあれば別に自分ひとりでも練習できるものだ。 けっきょく、何かに頼らなければ行動できないのが人の常かもしれない。
しかしここにきてちょっと練習をしなければいけない時期になった。毎年、お正月にサックス演奏をする機会があるためだ。いつも直前になってばたばたするので、今回は事前に準備をしておこうと思っている。 ほんとうは生のピアノがいいのだが、お正月に時間をとってもらうのは気が引ける。
そこでいつものパターンになってしまうが、CDカラオケを作成することになる。ピアノ楽譜をパソコンに打ち込むわけだが、これ、けっこう手間がかかる。すらすらとピアノが弾ければ鍵盤をパソコンにつないでそのまま入力できるのだが、悲しいかなそんな特技は持ち合わせていない。 さらに悪いことに音源はソフト音源といって簡易的な音なので、出てくる音は安っぽいものになってしまう。ほんとうは音の伸びなどを考慮していろいろとソフトで加工してやるわけだが、そこまで使いこなしてはいないので薄っぺらな音楽となってしまうのだ。
それでもそれなりに伴奏は成り立つので、今まで我慢して使ってきた。要は生音のほうがどうかが問題なんだから。しかし、何ヶ月も演奏していないと、このブランクはこたえる。音は安定しないし、音程はおかしくなってしまう。コントロールができないわけだ。
日々の精進を痛感する。
私の誕生日は11月だが、先日「お誕生日おめでとうございます。お元気ですか。・・・」と手書きされた『Happy Birthdayカード』が届いた。
どうやら一度行った店のようだが、すぐには思い出せない。妻にいろいろと言い訳じみた言葉を発するのだが、それでも思い出せない。 住所をみて、やっとわかった。もう何年も前になるのだが、行ったことはある。それも2回。 しかし何かアンケートを書いたという記憶はない。それでもはがきが来るということは何かを書いたんだろう。
それにしてもかわいらしい字で「またお会いしましょう。」なんぞと書かれると、行ってみたくもなるというものだ。
何年もたってから来るというのはどうもおかしい。おそらく今までのはがきはそのままゴミ箱に廃棄されていたんだろうと勝手に解釈している。 いや今回のもそのまま捨ててもらっていれば無駄銭を使わなくていいのかもしれない。
でも久しぶりに行きたいなあ・・・。yakoでも誘うか。
「日経Masters」12月号が届いた。 今月の特集は『男たちの再就職』。見出しで『定年ボケを防ぐ健脳生活』というのもある。 この雑誌、いわゆる第二の生活を始めようとする定年組の人たちのものである。いや、そう思っている。
私にとって定年もそんなに遠い未来のことではない。逆に今からその時のために準備をしておく必要もあるだろうと「日経Masters」を購読し始めた。すでに2年目に入っている。
先日、会社から継続を促す書類が届いたので書いて送っておいたが、今さらながらやめといたほうがよかったかなと思ったりする。読めば読むほど、歳を感じてしまうのだ。 やっぱり「サライ」のほうがいい。料理に関する記事も多いし、なにより読みながら老け込まなくてすむ。
今月の記事の中で、『カレーは脳に効く』というのがあった。カレーを食べると血液の流れがよくなり、脳への血流もよくなるので、脳の働きが活発になるというのだ。結果、老化を防止することができるというものだ。 脳内血流を測定したところ、血管拡張剤である『ニトログリセリン』とほぼ同じ効果だという。
いや、これを読んで、会社の昼食ではカレー曜日を増やそうと思った次第である。やっぱり歳をとりたくないのだ・・・。
久しぶりに聴く「サム・テイラー」もなかなかよいものだ。 サム・テイラーとくれば『ハーレム・ノクターン』となるのだが、今聴いているのは古賀メロディーであり、そして『夜霧よ今夜も有難う』である。
たった今、水原 弘の『黒い花びら』をブロウし出した。サム・テイラーのグロー・トーンが吠えたかと思うと、次は『知りすぎたのね』では、スッとサブ・トーンに切り替えられた。
今でこそジャズを聴くが、その昔は、サックスといえばサム・テイラーだった。そして歌謡曲は松浦ヤスノブのむせび泣くテナーだった。
こうして夜が更ける中、yakoが去った部屋で一人聴き入っていると、無性に楽器を取り出したくなってくる・・・。
毎月送られてくる『The CD Club』の冊子には各コースのおすすめCDの紹介が載っている。 私の場合はジャズ/フュージョンコースを登録しているので、そのまま放っておけばその月のCDが届くシステムになっている。もし気に入らなければ、キャンセルするなり他のコースのものにするなりすればよい。電話の自動オーダーサービスで変更をすればよいのだ。
今月はというと、「マイルス・デイビス」の黄金期のCDだが、どうもトランペットは好きではないし、それに1950年代の録音なのでモノラルで音も悪い。これはもう変更に限ると冊子をデスクの上に置いていた。 変更なしか、変更のオーダーを済ませたなら冊子を本棚にしまうようにしている。デスクの上にあれば変更要ということで、空いた時に電話でオーダーするわけだ。
ところが今月は例のイベントやらで多忙をきわめ、デスクの上も書類の山になってしまった。ついに冊子も下のほうに埋もれるはめになって、いつしか忘れ去られていた。たしか「ペドロ&カプリシャス」にしようと思っていたのだが。
今日、「マイルス・デイビス・ストーリー プレスティッジ・イヤーズ」とタイトルが打たれたCDが届いた。 それでハッと変更を忘れていたことに気づいた。このCD、よりによって2枚組みときている。開封せずそのままCD棚に陳列しようかと思ったのだが、まあ一応は聴いてみようと取り出した。そういえば、未開封のCDが何枚かある。後で聴こうと棚にしまうとそのまま忘れてしまうのだ。
『The CD Club』のCDは大体、名演というものを取り揃えている。名演を選りすぐって1枚のCDに作り直しているのである。まあ当たり外れというのがないわけだ。
今回の「マイルス・デイビス」は1950年代の演奏ということで、オーソドックスなスタンダードが並んでいる。ジャズ喫茶で一人、コーヒーをすすりながらジャズ・マニアづらをして没頭した若かりし頃がよみがえってきた。
名演中の名演『ウォーキン』や『バグス・グルーブ』を久しぶりに聴くと、 今はあるかどうか知らないが、ジャズ喫茶なるところに行きたくなるものだ。やはりこういう音楽は、聴くにふさわしい場所というものがある。
アルバムの中に、『蛇の歯』という曲がある。ここではソニー・ロリンズのテナー・サックスに続いて、なんとチャーリー・パーカーがテナー・サックスを吹いている。 どんな演奏なんだろうと興味深々だが、やはりチャーリー・パーカーだった。楽器が変わってもわかるものである。
しばし、ちょっとくたびれたCDラジカセで聴く本物のジャズは、なぜか心を癒してくれるものだ。
カメラがデジタルになれば、手帳もデジタル化されてきている。
いわゆるPDAと呼ばれるものだが、かくいう私も何度かチャレンジしてみた。しかし、はっきりいって全く使いこなしていない。面倒くさいのと、必要なときスッと出てこないのだ。 手帳というと携帯しておかないと意味がない。いつ必要な時がくるかわからないし、たいてい外出しているときがその時ということが多い。ポケットにすっと忍ばせておかなければいけない。
今までのPDAは、そういう意味で不満足な性能だったかもしれないが、最近のはどうも違うようだ。使いこなせば手帳以上の価値が出てきそうな気がする。まあ、そう思って過去にも購入したのだが・・・。
特に必要性を感じるのは「予定表」である。そして連絡先。会社の手帳、そしてプライベートなシステム手帳とあると、けっきょく双方を照らし合わせなければならなくなる。その場で判断できないわけである。 忙しくなってくると、バッティングという予定の重なりが増えてくる。直前になってあわてる事しばしなのだ。
そして「デル」のPDAの購入を決意した。理由は安いから。
先日、家電量販店「デオデオ」に行ったとき、デジタルカメラ・コーナーに立ち寄ってみた。 雑誌で試用リポートやら性能やらをチェックしてはいたが、やはり現物を見ると想像とは全然違って、考え方が変わってくる。雑誌で見たイメージとは違うわけだが、寸法は雑誌に数値として掲載されているので頭ではわかっていても実物を目のあたりにすると、えー、こんなのだったのかと驚くこともある。
ここにきて「一眼レフ・タイプ」の新商品が出てきて、価格も手が出そうなところに設定している。別にカメラマニアでなくても、欲しいなあと物欲をくすぐられる。しかし、大きい、レンズがいろいろと必要になってくる、などを考えると何でもかんでも「一眼レフ」に限るとはいえない。
先日のギター発表会では、SカメラのSさんが写真を撮ってくれている。Sさんは自分の出番の時だけ代わってもらって、写真とビデオの両方を操作した。カメラを見せてもらったが、ソニーの「サイバーショットF828」という10万円以上する、コンパクト型では上位機種のデジタルカメラだ。もう発売されて1年近く経つと思うが、デジタル系としては時代遅れということになる。それぐらいカメラでもデジタルとなると進歩が早い。そして新機種は間違いなく価格が下がり、性能も上がっているのだ。
この「サイバーショットF828」、他のデジカメに比べてとても高級感があふれている。そんなに大きくはないのだが、重量は800グラム以上もある。レンズはドイツの名門「カール・ツァイス」を使用して、マニア受けを狙っているようだが、カメラ屋のSさんが使っているくらいだからそれなりの性能も備えているのに違いない。
「サイバーショット」と並んで、コニカミノルタ製の「ディマージュA2」という、これも高級志向のカメラだが、ちょっと気にかけている代物があった。じつはこれが雑誌で思っていた感覚と違っていたものだ。あれ!こんなに小さいの、それに軽い、うーん、「サイバーショット」に比べるとちょっと高級感にかけるかなと。それでもズームは手動なので、他のものに比べると選択肢としては十分だ。
このズーム機能だが、いわゆるモーターでウィーーンと動くタイプは反応が遅いのでマニアの間では敬遠される。「一眼レフ・タイプ」も当然ズームは手動である。手動のほうが高級タイプということになる。
うーん、「ディマージュA2」かなあ・・・物欲に支配された貧しい命が見え隠れ、ああ悲し。
学区の祭りがなんとか無事終了した。 今年も昨年同様、雨の心配をしなければいけない事態になったのだ。朝6:00に会場に到着したが、外は真っ暗。それにどうも空は雲に覆われているようだ。天気予報では午後からおかしくなるとのことだが、どうも朝から雲行きがおかしいのだ。
とりあえず音響の機材がセッティングできるようテントを起こして、机、イスのセット。 いやいや、パラパラときだしたではないか。スピーカーだけは野外になるのでひとまず様子を見よう。それにしてもパラパラときたかと思うとやむのだ。どうも遊ばれているようだ。まあいいだろう、こちらにも打つ手はある。結論は雨でも決行!
こういうものは勢いだ。結局ついに天も味方した。時折、お日様ものぞく過ごしやすい天気になってくれた。
警察音楽隊のドリル演奏も華麗にこなすことができた。昨年は雨の中をずっと待機したのだから。
ぬいぐるみを着たバンドのお子ちゃま向けの曲とトークは今日の花形でもある。
さてと、来年は・・・。
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中林淳眞先生が「これはいい音がするよ。」と何やら古臭いギターを渡してくれた。 私の「ホセ・ラミレス」に比べると音質が全然ちがう。音量的にはそんなに大きくはないが、とても落ち着きがあり、甘い音色だ。そして響いているのがよくわかる。おそらくステージでは遠達性があるに違いない。 そして私のギターを弾いてみると、ガンガン鳴っているがちょっと品がないかなと思ってしまうくらい、この古めかしいギターは奥深い音色を持っている。
1920年代の製作ということだが、作者の名前を聞いてもよくわからないし、ラベルもボロボロになっている。しかし銘器だそうである。どうやら先生が若かりし頃、スペインで手に入れられたそうだ。「古けりゃいいってもんじゃないけど、作りがしっかりしていればほんとうにいい音がするよ。」 おそらく再塗装したのだろう、刷毛でべたべた塗ったような汚い塗装跡がある。それに普通は鏡のようにピカッと光るはずの表面板もべこべこと傷だらけである。こんなのを楽器店に展示していてもだれも見向きもしない代物のように見える。
「M君、買わないかね。云百万円だ。店で買うともっと高く取られるよ。」「はあ・・・」「お金を貯めて、買ったほうがいいよ。」
中林先生の銘器を弾かせてもらったことがあるが、それとも違っていい音がするのだがなあ・・・。
昨日、突然会社に滋賀県のMさんから電話があった。 別段びっくりすることではないが、Mさんというと「写真の便り」という頭しかないから、会社に「Mです。」と電話が来ると一瞬とまどってしまう。
私が勤務している会社の京都本社にMさんはおられる。電話の内容はいきなり写真の話ではなく、仕事のことであるが、写真のこともいろいろと聞きたかった。しかし、周りを気にするとそんな話ばかりするわけにはいかない。
Mさんとは同郷ということもあって、なぜか親密感を感じる。電話で久しぶりに聞く声は、単なるメールのやりとりと違って心が通うようでもある。
時々、何年も会っていない人の声を電話で聞くとお互い、心が溶け合って話が弾むものだ。声は人柄を表す。また、その時々のその人の状態も声から察することができる。メールと違ってしゃべる事柄を考える時間はない。その瞬間瞬間で思いを述べるわけだからうそがつけない。いわゆる「対話」ということになるのだろう。
また脱線してしまったが、写真についてはMさんからもっとご教授いただかなければと思っている。 実践する時間があるかどうかは別として・・・。
長男が入院した。といっても虫垂炎なのでたいしたことはないが、薬で治すという。もう五日目になるのでそろそろ退院だろう。 どうもその前日から腹痛があったらしく我慢していたようだ。入院の当日、仕事が終わって腹痛を告げて帰ろうとすると先輩から病院に行くよう言われ、そのまま入院となったわけである。本人は我慢して仕事からそのまま帰るつもりだったが、先輩の機転が利いた。
着替えなどを持って病院に行くと、明日は帰るという始末。先生は「まあ、様子を見て調子がよかったらとっとと帰ってもらうから。」とは言っておられたが、予定表を見ると、薬で治療する場合は4〜5日の入院となっているではないか。 病院でじっとしているのが不満なのか、それともゲームができないのがいやなのかわからないが、ここは我慢してもらうしかない。
担当部署は外科になっていたが、薬治療ならば内科のような気もするのだが。
それにしても子供が入院したと聞くとドキッとするものだ。たいしたことでなくてほんとうによかった・・・。
毎日メールが何件も届いている。 しかし、ほとんどがメーカーや商社からの広告である。中にはこちらが登録したメール・マガジンといわれる定期的に届く読み物もある。 ソフトなどを購入すると「ユーザー登録」をするが、その時「メールでの案内を希望されますか」という項目にたいていマルをしてしまうのだ。何かいい情報を期待してのことだが、これが増えてくると毎日毎日、見もしないメールに悩まされる。だいぶん登録抹消をしたのだが、それでもまだ多い。 ついでにウイルス・メールまで入ってくる始末である。まあこれはノートン先生がガードをしてくれるので被害はないのだが。
この前まではお金を出して購入した「シュリケン・プロ」というメーラーを使っていたが、どうも調子が悪い。すぐにエラーが出て送ってくれないのだ。急ぎの時などはほんとうに頭にくる。 で、メーラーを「アウトルック」に変更した。これはスケジュール管理もできる優れものだが、かといってそんなに使いこなしているわけではない。
ここでちょっと困ったことが起こった。「シュリケン・プロ」で作成したアドレスをどうやって「アウトルック」に移行したらいいのかわからないのだ。結局、必要時に一つ一つ新しくアドレスを入力するはめになった。それでも、そんなにばんばんメールを入れるわけでもないので不自由はしていない。私用では、相手がメール環境になっていないということもある。
仕事では、メールは欠かせないツールになったが、私生活では若者と違ってまだまだIT環境は整っていないようだ。
2004年11月02日(火) |
学区の祭りまであと・・・ |
昨年は雨にたたられた学区の祭りがあと2週間を切った。 ステージをまかされているがやっとプログラムが決まった状況で、昨年よりもさらに遅れている。しかし、不思議なことにそんなにはあせっていない。おそらく5回目ともなると、良くも悪くも全体の流れがわかってきているのでなんとかなるという気持ちが働いてくるのだろう。
今年の出演のエントリーはちょっと変えている。今までは申し込み書を各町内に回覧して申し込みがあったものはすべて出演していただくようにしていた。演目が多すぎて本番では急きょ時間短縮をお願いするはめになってしまった。それはそれはステージではてんやわんやのどたばた劇を演じていたのだ。 そこで出演を募らないことにした。こちらからプログラムを考えてお願いすることにしたのだ。 が、甘かった。蓋をあけるとプログラムが膨れ上がっていた。昨年よりも30分早く開始するにもかかわらず、終了はさらに遅くなってしまったではないか。どうも個別の問い合わせに対して断りきれず承諾したようだ。
結局、断れるところは遠慮をしてもらったが、それでも時間的余裕はなくなってしまった。もうここは頼みの綱、yakoちゃんに采配をゆだねよう。はい、はーいとやってきた。なかなか気が利いて、うまくプログラムの配分を考えてくれた。「サブ・ステージがあるんでしょ。うまく利用しなくっちゃ!」1時間近くの短縮をやってのけてくれた。
人それぞれ得意分野があるものだ。感謝感謝。
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