太れ!たつのふ
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今日は サル介さんとのあいだで
もしも人間に生まれ変わるなら 男と女どっちがいいか?
っていう話題で盛り上がりました。
私は断然 女の子です。
女の子にうまれて、素敵な恋がしたいからです。
彼氏とディズニーランドに行ったり、旅行で外国へ行ったり、お部屋でいちゃいちゃしたりしたいんです。
それに引き換え サル介さんは 男になりたいそうです。
男同士のスカッとした友情に憧れているようです。
というより、「人間の女同士の胡散臭い友情関係なんてまっぴらごめんだよ」と言っていました。
根本的に発想が違うなって思いました。
私は恋のことばかり考えている。
サル介さんは、恋よりも 周囲を取り巻く人間関係に重点をおいている。
もし サル介さんが人間に生まれ変わったら
友達や家族を大事にするような、人情に厚い男になるんだろうなぁ
そして そんなところが 女の子にモテモテなんだろうなぁ
もし 私が人間に生まれ変わっても、
恋愛のことばかり考えて、彼氏が出来たら もう「彼氏 彼氏 彼氏」ばっかり
男の子には「重い」と思われるタイプの女の子になっちゃうだろうなって思いました。
ハクレンが満開です。
コブシも咲いています。
ソメイヨシノもどんどん満開に近づいています。
夜でも、白い花が咲き乱れると、その木を取り巻く空気まで青白く光を発します。
一年のうちで、夜が一番明るい季節。
旅立ちの、新生活の、巣立ちの、出会いの・・・
四月が始まろうとしています。
私は
本当に愛している者同士には、「好き」とか「愛してる」なんて言葉は無意味なものだ。
という話を聞きました。
確かにもっともだと思いました。
「好き」は相手に伝えるため というよりも あいまいな自分の気持ちを確認するために言っているのかも知れません。
だからといって、「好き」っていう言葉は やっぱり聞きたいと思う ジョル子でありました。
ちょっとコンビニまで
ちょっとビデオ屋さんまで
ちょっと駅まで
ちょっと市役所まで
そんなお出かけばかりです。
ご主人様にとって最後の長期休暇
私は遠出を期待していたのです。
どうやら 私の思いもむなしく四月を迎えることになりそうです。
あ〜 どこか遠くへ行って スピード全開で走りたかったのに・・・
どうして、ご主人様は こんな私の思いに気が付いてくれないの?
サル介さんに聞いてみると
「ご主人さんもどっかに連れて行ってやりたいとは思っているだろうよ。でもそれ以上にジョルちゃんの事を心配しているんじゃないかな?ジョルちゃんも若くないだろう?無理して途中で壊れちゃったらどうすんだい?」
サル介さんが言うには
男の人は 大切な人を相手にした時ほど 心配のあまり言動が臆病になってしまうそうなんです。
いつも陽気で楽しく振舞うご主人様も
私にはわからないたくさんの事を考え、そして悩んでいるのかも・・・
男心は繊細で難しいものなんだなと思いました。
私はいつも、いじいじしています。
ありもしないことで悩んだり。
ご主人様の表情をうかがって行動したり。
「いざとなったら誰かが助けてくれる」
そんな風に甘えているんです。
私は 強くなりたい。
さばさばさっぱりしてて、言いたい事ははっきりしゃべり、主体的に行動できるように・・・
例えば 柴崎コウのような 男らしい女を目指したいんです。
サル介さんが 言いました。
「俺たちバイクは、ご主人様のことを好きになるようにインプットされているのではないか?」
衝撃でした。
サル介さんが言うには、私たちバイクは 端的に言えば 人間にこき使われる為に存在しているに過ぎない と。
それなのに、人間に反旗を翻すバイクたちはまったく現れない と。
人間たちは、反乱を恐れ、その予防策として ご主人様を好きになるようなプログラムがインプットされているのではないか と。
確かに、ご主人様のことが嫌い、と言っているバイクには一度たりとも出会った事はありません。
あの鉄腕アトムでさえ、「唯一の欠陥は、人を憎むことが出来ないことだ」と言われています。
所詮、私も操られているのでしょうか・・・
まぁ 確かめようもない事なので 考えたって仕方がないんですが・・・
今日は 私が不安になるような事を言った サル介さんが 少し嫌でした。
今日は 駅からの帰り 雨に降られてしまいました。
私もご主人様も もうずぶ濡れのひどい状態でした。
でもなんだか幸せでした。
ひとりだったらつらくて厳しい状況ですけど、
ふたりだったら 楽しい思い出に早変わりですね。
イラク問題
アメリカの独走で戦争が起こされようとしています。
「正義のため」「平和のため」という名の下に これまで どれだけの悲劇がうまれてきたことでしょう。
善意の押し売りは 相手に迷惑なだけかもしれません。
私は最近ずっと「ご主人様の為に、ご主人様の為に」と思って行動してきました。
それはきっと ご主人様にとってはありがた迷惑だったのかもしれないなと思うようになりました。
明日からは 少し「自分の為に」という事を考えて行動してみようかな。
依存ではなく、お互いの自立が 良い関係の第一歩であると、今になって気がつきました。
ご主人様が 原付のボアアップについて調べ始めました。
ナンバープレートがピンクで 二人乗りとかOKなあれです。
どうやら ご主人様は私を手放すような考えはないみたいです。
うれしい気持ちでいっぱいです
でも 「私はもうお払い箱かも・・・」なんていう風に ご主人様の事を 疑っていた自分が嫌で嫌で仕方がありません
「信じる」という困難な行為をさけ、「疑う」という安易な方向に走ってしまいました。
ご主人様は信じるに値する方だと あれだけわかっていたはずなのに・・・
ご主人様は「お前が壊れるまで 一緒だ」って言ってくれていたのに。
「信じる」ってどうしてこんなに難しいの?
今日は S君と一緒に走る機会がありました。
S君はバイク屋さんに入院していて退院したばっかりだ という話を聞いていたのですが 思いのほか元気そうでした。(実際 ついて行くのがやっとです。)
私は今まで 元気そのもので 入院したことがありません。
入院は いろいろ不安だろうなぁと思って S君に聞いてみたところ そうでも無いみたいです。
S君が言うに 他の入院バイクたち またお店に並んだ新品・中古のバイクたちと話をするのが とても楽しいそうです。
S君は強いなって思いました。
私だったら そもそもご主人様と物理的に距離が離れているだけで不安になるし、「もしこのまま迎えに来てくれなかったら」なんて思っちゃうし・・・
今日は S君とご主人様のトミーさんの間にある 強い信頼関係に 嫉妬してしまいました。
ここ数週間 いろいろ 考えました
落ち込んだ うつ状態のあと 激しい そう状態
その繰り返し。
考えても考えても 何も変わらず 最近は もうどうでもいいやっていう境地に達し始めました。
どうあがいたって 別れの時は いずれくるわけだし
私だって いつ壊れるかわからないし
ご主人様だって 寿命があって無限に生きてるわけでもないし
明日地球が滅亡するかもしれないし
ご主人様と別れたくないけれど それは 結局は無理なわけだし
ただそれが 早いか 遅いか それだけのことです
むしろ 5年間も一緒にいられたなんて ラッキー ラッキー
もう 信仰に走りそうですわ
あぁ 何かを拝みたい
昔は何も考えていなかった
ただ ご主人様と走っていた
特別な感情はなかったと思う
ただ 走るのが楽しくて うれしかった
お出掛けのない日も まぁいいや って感じだった
いつからだろう
ご主人様のとる行動に いちいち 一喜一憂するようになったのは
たくさんの思いが交錯し どんどん 複雑に絡み合っている感じです
何も考えずに走れた あの頃に 戻りたい
純粋だったあの頃に 戻りたい
ご主人様はバイク教習頑張っています。
「バイクの免許を取りたい」
これは ご主人様が口癖のように いつもつぶやいていた言葉です。
そして今 その夢が叶おうとしているのです。
自分の大好きな人の夢が叶おうとしているのに、どうして私はこんなにつらいのでしょう。
一つの目標に向かって 頑張っているご主人様を見るのが 私は大好きだったはずなのに・・・
今は つらいだけなんです。
寒々しい雨。
ご主人様の教習所送り迎えは 星子の独占状態です。
ご主人様の頑張っている姿が見たいのに・・・
でも 明日こそは。
明日は 「明るい日」と書くんだから。