太れ!たつのふ
一覧|past|next
初めての方へ ←クリック
ご主人様は いつもは のほほんと知らんぷり
でも ピンチの時はかならず現れてくれるんです。
ちゃんと私の事を見てくれています。
ご主人様の私に対する愛情は思った以上に深いようです。
愛情というものは深ければ 深いほど 相手には伝わらないものなのかもしれません。
私は いつもサル介さんに相談ばかりしています。
会うたび 悩みを打ち明け 悩みを打ち明け・・・
それでも サル介さんは いつでも親身になって話を聞いてくれるんです。
それで 私は 申し訳ないなぁって感じているんです。
「いつもいつも 悩みを聞いてもらってすいません」
このあいだ そんな感じでサル介さんに謝りました。
すると サル介さんは、
「悩みが生まれて どうするか迷うっていうのは、一生懸命考えている証拠だよ。いつも真剣に考えて悩んでいる友達がいたら 話を聞くのが当たり前じゃないかっ!」
そのあとも サル介さんは 水臭い事言うな みたいな事を言っていました。
ほんとうにサル介さんには助けられます。
「悩むのは一生懸命な証拠」って言われたのは励みになりました。
でも 面と向かって「友達」って言われると 少し照れますね。
ご主人様の職場が植物園ということもあり
植物に囲まれた生活が続いています。
私は なんだか 心が朗らかで 安定しています。
ご主人様の健康状態も 一時は厳しい状況もあったのですが
最近はすこぶる調子が良いようです。
これは ある人が言っていた言葉です
「部屋に花を飾って生活しなさい」
花を買うには 金銭的なゆとりが必要・・・
花を置くには きれいに整頓された部屋が必要・・・
花を世話するには 時間的な余裕が必要・・・
そして それは 潤いのある順調な生活である事の証だそうです。
とても素敵な言葉だと思います。
ご主人様は公務員です。
ご主人様は 朝8時に職場へ行きます。
ご主人様は 夕方5時半には職場から帰ります。
以前の仕事では 朝9時に職場へ行っていました。
そして 家に帰るのは夜の11時でした。
カルチャーショックです。だって帰る時間なのにまだ明るいんですよ。
ご主人様自身も困惑しているようです。
公務員が批判を受けている理由がわかる気がします。
ご主人様は民間で働いた経験があるからまだ良いでしょう。
でも 学校を卒業して すぐに公務員になって働いた人の事を思うと怖いです。
「あ〜疲れた」なんて言って 5時に帰ってるあなた!!
これは 当たり前ではないです!!
目を覚ましなさい!!
あなたたち給料泥棒ですよ!!!!
いつものように一緒だと思っていました
今朝、ご主人様は星子でお出かけ。
当たり前でないことを 当たり前だと思い込む。悪い癖です。
春の陽気にボヤボヤしていたようです。
少し 目が覚めた感じです。
夕方 ご主人様は 星子に たくさんのブーゲンビリアの鉢を積んで帰ってきました。
私と一緒に出かけなかった意味はそこにありました。
まぁ 愛想つかされたわけではなかったから 良かったです。
ご主人様の通勤経路は 女子高生達がたくさん自転車で走っています。
女子高生たちは短いスカートで自転車を一生懸命こいでいるわけです。
ご主人様は 脇見運転をせざるを得ないようです。
まして 昨日今日のような風の強い日はチラリズム全開です。
ご主人様は もうほとんど釘付けです。
事故ってしまえ!とも思うのですが、そうもいかず 結局私の安全確認が大変になってしまうのです。
ご主人様はもちろん悪いのですが、女子高生のスカートも短すぎます。
あれだけ 太ももをちらつかせて自転車を走らせていれば 脇見してしまう気持ちも同情の余地ありです。
そろそろ女子高生のスカート丈を法律で規制しましょう。
これで 交通安全に加えて 治安もよくならないかしら?
広い宇宙の中には
時の流れが完全に停止している星もあると聞きました。
その星ならば ご主人様とずっと一緒にいられるなぁ と思いました。
やっぱり 動けなきゃ 意味ない と思い直しました。
ご主人様が 目に少し涙を浮かべて帰ってくる機会がけっこうあり 心配しています。
サル介さんに そんな話をしてみたところ
「泣いてるからって 悲しいわけじゃないさ。大人の男ってのは 嬉しい時に泣き 悲しい時はかえって笑顔になってしまうもんだ。だから心配すんな」
男ってのは 随分 複雑なつくりをしてるですね。わかんないや。
今日も 日中は汗ばむ陽気でした
ご主人様はお仕事はお休みのようで 銀行など 事務手続きで駅まで行きました
とにかく 暑いほどの日差し・・・
駅に近づき 線路の反対側へ渡るため 地下のトンネルをくぐろうとすると
わぁ 気持ちいい・・
トンネルの中は 空気がひんやりとしていてとても気持ちがいいんです
こんな気持ちは 車じゃ味わえませんぜよ
桜の花が終わりました。
わたしにとって 5回目のさくらでした。
1回目は ご主人様はまだ大学生でした
2回目は ご主人様の転勤先 滋賀の琵琶湖でお花見でした
3回目は さらに転勤で 岐阜の桜
去年は 平年より2週間もはやい桜に驚かされました
そして今年 初めて落ち着いて桜を見ることが出来たように思いました
桜が散ると、それを合図のように たくさんの植物がざわめき始めます。
春本番です。
ご主人様のお勤め先の駐輪場。
そこからは 少しだけですが ご主人様の働いている姿が見えます。
ご主人様はまだ新人です。
今日は 温室で水やりをしていました。
今日は日差しが強かったので
ホースから飛び出す水しぶきが きれいな虹を作り出していました。
なんか 毎日いきいきです。
朝から雨でした。
今日はお留守番だなぁって思っていました。
しかし ご主人様 ウィンブレ着込んで私と一緒に出勤です。
エンジンのかかりはいまいちだし・・・
雨で路面は滑るし・・・
ボディーも泥だらけになっちゃうし・・・
危険だし・・・
寒いし・・・
なんて書いていますが、お出かけは諦めいてたので、ホントは超嬉しかったです。
私は 素直に喜ぶことも出来ない ひねくれモンです。
ご主人様はいつでもすごく優しくて
冷静で 正しい判断をして
笑顔を絶やさず 周りを気遣っているって・・・
ご主人様のことを 神か仏かのように思ってしまっていました。
ご主人様だって 人間です。
間違える事だってあります。
自分の感情をコントロールできない事だってあります。
理不尽な我がままで 他人を困らせる事だってあります。
今日はそんな事がありました。
私は無意識のうちに ご主人様に「完璧な存在」を押し付けて つらい思いをさせていたのかもしれません。
ごめんね ご主人様。
ご主人様は 家族を大切にしています。
一緒に食事をしたり旅行に出かけたりと 家族と一緒に過ごす時間を多く取っています。
また ご主人様は 友達を大切にしています。
暇があれば友達とどこかへ遊びに出かけます。
ご主人様は自分の趣味を大切にしています。
自分自身の為だけの時間を必ず確保しています。
そのため 結果的に 私と一緒に過ごす時間が少なくなってしまうわけです。
もっと私のためにも時間を割いて欲しいんです。
っていうか ず〜と 私の為だけに時間を裂いて欲しいんです。
でも 家族や友人関係を大切にしたり、一人の時間を設けていたり それってご主人様の最も大きな魅力なんです。
私の要求は ただのワガママであって ご主人様の魅力を下げてしまうだけなんです。
ここのところ毎日 ご主人様の送り迎えです。
毎日 ご主人様と一緒に走れます。
それが 当たり前になり始めています。
毎日一緒に走れることが どんなに素晴らしいことか
ただ ご主人様の職場を行ったりきたりの生活ですけど それこそが幸せの源だって事を 噛みしめています。
何も無い生活がいいんです。
容姿の話です。
はっきり申し上げて 私は自分が「かわいい」と思っています。
これは ただ 自画自賛しているわけでもなく 私はかわいいです。
外国製のべスパさんや トモスさんなどにはかなわないかもしれませんが、日本製バイクの中ではかなり可愛いほうだと思っています。
今でこそ発売は終了となっていますが、発売当初などは「かわいい!かわいい!」と随分チヤホヤされたそうです。
それに 私がかわいかったからこそご主人様は私のオーナーになったんだと思います。
正直、かわいさを利用してピンチを乗り越えたことも多々あります。
「かわいい」って理由でミスも許してもらえちゃうし、周りもすぐに助けてくれちゃうんです。
こういうのって、私だけなんでしょうか?
当たり前ですよね?
ね?
でも
普段「かわいい子に甘々オーラ」を出しているご主人様なのに 私にだけは厳しいんですよね。
なんでかな〜
2003年04月07日(月) |
お誕生日おめでとう。 |
なぜ人間はロボット作るのか
なぜ人間は機械に人間のやる仕事をさせるのか
そのわけはわかりません
こんな冒頭で 鉄腕アトムは始まります。
今日2003年4月7日は アトムの誕生日です。
日本全国で 盛大に アトムのバースデーは祝われました。
しかし アトムの誕生はせつないんです。
アトムを作ったのは御茶ノ水博士ではありません。
天馬博士という科学者です。天馬博士は 事故死してしまった息子に似せてアトムを作りましたが、成長しないアトムに対して怒り サーカスに売ってしまいます。
それを貰い受けたのがお茶の水博士なんです。
物語の初めから、機械と人間の軋轢が生じています。
アトムは人間からひどい仕打ちをたくさん受けます。それでも人間を恨むことなく、いつもニコニコ元気なのです。
ただ それは 人間を憎む気持ちをインプットしなかったからに過ぎません。
私たちバイクはどうなのでしょう。
毎日、雨の日も風の日も ご主人様のために働き それに対する見返りは無し。
そして 壊れたら捨てられて新しいバイクがまた働く・・・
なぜ反乱が起こらないんだろう?納得行ってないバイクたちはいっぱいいるはずなのに・・・
まぁ 私はご主人様が好きだから 全然苦になりませんが・・・
あ みんなそうなのか
やっぱりはめられてるのかも
今日は ず〜と うちでお留守番でした・・・
こんなにいい天気なのにさ
桜を見に行きたいよ〜 なんでよ〜 ぶ〜
そんな感じで ふてくされていたわけですが
そよ風とともに 近所の中学校の桜の花びらが 私のシートの上に舞い降りました。
次々と私の周りに舞い落ちる桜の花びら達・・・
桜は散り際が一番美しい と 再認識しました
その はかなさが 心に染み渡りました。
ご主人様の 新人研修が始まりました。
送り迎えは私です。
ご主人様は いつも朝のお出かけの時に 私のおしりをポンとたたいてから出発します。
それが 嬉しい。
ただそれだけ。
今日は 夜
S君と一緒に走りました。
といっても ご主人様がS君を運転。
トミーさんが私を運転です。
ご主人様は 自動二輪の免許を取って以来 バイクを運転したい病に掛かっており 暇を見つけてはトミーさんを呼び出しているんです。
免許を持っているとはいえ、公道を走るのはど素人のご主人様。
ものすごい緊張が伝わってきます。
そんな ご主人様を後ろから眺め、「かわいい」とか思いつつ
確実に S君への嫉妬の炎を燃やしている ジョル子でありました。
ご主人様の、バイク購入は確実に近づいております。