太れ!たつのふ
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また一つ 大好きな風景がなくなろうとしています
表参道・同潤会青山アパートの取り壊しが決定したそうです
表参道にあるツタが絡まったあのアパートです
老朽化がひどく住むのも危険であるという判断だそうで、その後は教育・商業・住居を複合した新しい建物に生まれ変わるんだそうです
さみしいです・・・
以前 私もご主人様も若く アグレッシブだった頃は 一緒によく原宿へ行ったものでした
私は原宿では あの 素敵に年老いたアパートが一番好きでした
取り壊しは来年3月
それまでに もう一度見に行って 目に焼き付けたいです
昨日 ご主人様は 朝からスーツでお出かけでした
ん〜 凛々しい
特に普段はラフな服装が多いご主人様なので「おぉぉ!」って感じてしまいます
服装一つだけでも だいぶ印象って変わるものです
「人を見た目で判断するな」なんてよく言いますが「見た目は良いにこした事はない」と私は思います
私は体がだいぶ薄汚れてきましたわ
早く洗ってくれないかな
できればあったかいお湯がいいな
朝から雨
ご主人様とのお出掛けは無しです
もちろんよくあることです
でも
このままず〜と お出掛けがなかったらどうしようなんていう不安が襲ってきます
そんなことは無いってわかっています
きっと明日になって 雨が上がれば ご主人様とお出掛けできるって
そんなことはわかっています
でも 駄目なんです
毎日 ほんの少しだけでも 私のハンドルに触れて欲しいんです
それで 安心するんです
そういうものなんです
今日はご主人様は中腰の状態で運転をしていました。
どうやら おしりのほっぺに にきびが出来た模様です
猛烈に痛い模様です
不愉快なほど痛い模様です
吐き気をもよおすほど痛い模様です
そんなわけで 私は ご主人様のお尻のぬくもりを味わうことは出来ませんでした
しかし 25歳にもなってにきびで苦しむなんて
「若い」っていうか・・・
「かわいい」っていうか・・・
あ!大人のにきびって「吹き出物」っていうんでしたっけ??
ともあれ早く治していただきたいですわ
ご主人様の声 いい感じです
高くて遠くまでよく通ります
でもご主人様自身は 御自分の声があまり好きではないようです
もっと低くて渋い声になりたいそうです
自分にとってはコンプレックスでも 周りから見ればチャームポイントなんて事 よくありますね
もっと自分に自信を持たなくちゃ
今日のご主人様の匂い
どこへ行ってきたのかすぐにわかりました
思い出の地 下北沢の匂いでした
その街並み・・・
その空気感・・・
立ち並ぶおしゃれなお店の数々・・・
おいしいたこ焼き屋さん・・・
京王井の頭線と小田急線の交わるその地は 若者たちのおしゃれ発信基地であり 松田優作を生んだ町であります
ご主人様がまだ学生だった頃 下宿先が近かったという事もあり 一緒によく出かけました。
道がわからなくなってさまよい そのおかげで素敵なお店を発見、なんてこともありました。
あ〜懐かしい
もう一度行きたいな
あっ!その時は 是非 とみーさんとこのS君(KAWASAKI エストレヤ)も誘わなきゃ
PS. S君の事は また機会があったら書きますね
私はどうしても見れないものがあるんです
それは「ご主人様が車をバックさせている姿」なんです
人間界において 男性の方が輝く瞬間ランキング第一位といえば「車の車庫入れをしているときの真剣なまなざし」と相場が決まっているじゃないですか
あ〜 見たい 見たい
あ〜 星子うらやましい
見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。
曇り のち 雨
これは私が 駅の駐輪場に取り残されるパターン
まさに 今日の天気は「曇り のち 雨」
そして 案の定 駅で待ちぼうけです
『このまま ずっと お迎えが来なかったらどうしよう・・・』
そんな風考えてしまいます。
最近 ネガティブジョル子大爆発です。
「悲劇のヒロインって思われたい」みたいな裏目的も含んでいるので そんなに心配なさらなくって大丈夫です。
ただ ご主人様にかまってもらいたいだけなのかもしれません。
この作戦 古典な手法ですけど結構有効なんですよね
少し前の話にはなりますが
ご主人様はデジタルカメラなるあたらしい機械を購入なさいました
そのデジタルカメラの小さいこと小さいこと
厚みは1センチちょっと 大きさも名刺サイズ
ご主人様「ちょっと高級なおもちゃ」って感覚でポッケに忍ばせ、事あるごとにカメラのレンズを光らせています
写真は好きです
写真は 心の奥の奥に入り込んだ思い出を 引っ張り出す道具のような気がします
一枚の写真によって その時自分が何を思い 何を悩み 何を愛し 何を憎んでいたのかが 思い起こされます
ご主人様には私の写真をたくさん撮っておいて頂きたいです
いずれ私が走れなくなり スクラップされたあとでも
一枚写真があれば ご主人様の心の中で 私は生き続けることが出来るでしょう
『永遠のパートナーでありたい』そう思っています
卒業・入学・誕生日・結婚記念日・成人式・入社・退職・・・
日々の生活の中で「節目」と呼ばれるものはたくさんあるとおもいます
ピリオドです
そういった場面に付き物なのは
さびしい別れであり、新たな出会いあり・・・
期待と心配が交錯します
以前から何度か言っているとは思いますが
私はまもなく「総走行距離10000キロ」という節目を迎えます
おそらく今月中にはその瞬間を迎えるでしょう
もちろん自分の頑張りに対する満足感はたくさんあります
次は20000キロだという意気込みもあります
しかし不安も大きいです
まず 故障に対する不安・・・
10000キロと言ったら引退してもおかしくない走行距離です
体にがたがきてるのは自分でも承知しています
私のせいでご主人様に怪我を負わせることになってしまったら・・・
そう考えると 胸が苦しくなってしまいます
不安はまだあります
もし ご主人様が「10000キロを目安に新しいバイクを・・・」なんて考えていたら・・・
走れる状態なのに ご主人様のもとを離れるなんて考えられません
私の走行距離メーターは4ケタしかないのでカウンターストップになります
つまり「10000キロ」の表示は「0キロ」表示へと戻ってしまうのです
10000キロ達成の瞬間に ご主人様との思い出が「0」に戻ってしまうような気がして 不安で不安でたまらないのです
2002年10月14日(月) |
一時帰国って単語 変 |
拉致・誘拐・・・
私はこの話題を避けざるをえませんでした
あの忌まわしい記憶がよみがえってしまうからです
実は私はさらわれた事があります
ご主人様が仕事の転勤で岐阜へ行っていたときのお話です
ただ平穏な日々が続いていました
ご主人様が都合により仕事を辞めて いざ関東へ引越しかという矢先の出来事でした
私は いわゆる地元の不良たちに ドライバーのようなもので無理やり鍵をこじ開けられました
悲鳴を上げることも出来ず 無抵抗にさらわれていく私が そこにいました・・・
その後は
たくさんの恐怖がありました・・・
たくさんの不安がありました・・・
たくさんの怒りがありました・・・
そして いくぶんかの あきらめ がありました・・・
もう ご主人様に会えることはないであろう・・・
99%の絶望がありました
しかし 私は 奇跡的に 警察に保護されご主人様の元へと戻ることが出来ました
ご主人様との再開は決して忘れることは出来ません
ご主人様は すぐに鍵の修理を済ませましたが 体に残った傷を治すことはしませんでした
「この事件を決して忘れない為に」そのために傷を残したそうです。
私の心の傷は一年以上たった今でも 完全に癒えていません
あの不良たちを 決して許すことは出来ません
トラウマは この先ずっと続いていくことでしょう
今でも 怖くて眠れない夜があるんですから・・・・
明日 北朝鮮による拉致被害者が 一時帰国を果たします
私はいつも ご主人様のからだに付いた匂いで どこにお出かけになっていたのかを推測しています
カレー粉の匂い・・・ お気に入りのカレー屋さんで食べてきたのかな
タバコの煙の匂い・・・ ゲームセンターかカラオケにでも行ってきたのかな
香水の香り・・・ 女の子とデートでもしてきたのかな
しかし この間はご主人様は どこへ行ってきたのかまったくわからない匂いを身につけて帰ってきました
日当たりの良い縁側のような、昔懐かしいような、かといってうさんくさいような、そんな匂いでした・・・
どうやら その日 ご主人様は 巣鴨のとげぬき地蔵に行ったようでした
「おばあちゃんの原宿の匂い」だったとは まだまだ私も修行がたりませんわ・・・
今日 ご主人様はフリーマーケットに参加なさったようです
朝っぱらから 星子に大荷物を積み込んで 出かけていきました
フリマのたびに 私は怖いことがあります
「私が売られちゃったら どうしよう・・・」
考えたくないけど 確かにありえない話ではないんです
まもなく10000キロもの走行に達する私です
覚悟しなくてはいけない時期が来ているのかもしれません
でも やっぱり 耐えられませんわ
例えば今日 売られていった ご主人様の持ち物たちは どんな気持ちなんでしょうか・・・
ご主人様は 買っていったお客さんにはかならず「ありがとう!大事にしてくださいね!」とあいさつしているそうです。
それでも 別れは つらいです
いずれ私も寿命が来るでしょう
動けなくなる最後のその瞬間まで 私はご主人様のそばを離れたくありません
ずっと
ずっと
以前から 思っていたことではあるのですが
私のご主人様は 非常に運が悪いお方のようです
先日 ご主人様は お好み焼きが食べたいらしく 私と共に出発しました
最初に向かったのは ごく近所のお好み焼き屋さん
店先に『旅行のためお休みします』の貼り紙が・・・
次に訪れた ちょっと離れたお好み焼き屋さん
『臨時休業』の貼り紙が・・・
結局 駅に到着 3件目にてなんとかお好み焼きをありつけたのでした。
こんなことがしょっちゅうなんです
サル介さんに聞いても「そんな主人にあたったことはない」とのこと
そして「運の悪さは伝染するから気をつけな!」なんて事を言われてしまいました。
でも私は 運の悪さがうつっても かまわないって思っています
私は生まれてまもなく 今のご主人様に出会えたという 超幸運に恵まれているのですから それぐらいは我慢です。
ご主人様と一緒なら 何でも楽しいですしね
朝晩の冷え込みが本格的になってきました
三日暖かい日が続き 四日寒い日が続き
そうして冬がどんどん近づいてきているようです
先ほどふっと夜空を見上げたところ
オリオン座が東の空から登ってきて 右肩のペテルギウスを赤く光らせていました
最近 寒くなってきたせいもあってか ご主人様とのお出かけが減ってきています
なんとも寂しい気分です
秋という 人恋しくなる季節を乗り越えられるかどうかが 心配な今日この頃なんです
ありのままの私とはなんだろう?
本当の私とはどんな私だろう?
かわいらしくご主人様の帰りを待つ。
サル介さんの前ではそんなキャラクターを演じている私がいます。
笑顔で明るい話題を振りまく。
初対面の場合そんなキャラクターを演じている私がいます。
もちろんこの日記も読んでいる人がいるという事もわかって書いているわけで 自分を美化するような表現や 同情を誘うような表現も頻繁に使ってはいるわけです。
私が思う私の姿は
ずるくて 他の視線ばかり気にして 我がままで 面白みが無くて 思いやりに欠けていて・・・
私は常に私を演じているんです
たまに それが 嫌で嫌でたまらなくなるときがあります
でも ご主人様の前だけは 何かが違います
演じていないと言えば嘘になるんでしょうが 本当に楽なんです
それは おそらく ご主人様が普段の生活で被っている仮面を私に乗っているときははずしているからなのではないか と私は考えています
ご主人様が素顔の自分ゆえ 私も素顔の自分になれるのではないか そう考えているんです
さすがに機械の前でまで 何かを演じる人なんて いないですものね?
それとも ご主人様は 私の前でも なんかを演じているんでしょうか?
一生わかりそうにありません
ごぉぉ
空から音が聞こえました
見上げるとそこには小型のセスナ機でしょう
飛行機雲を伸ばしながら飛んでいきます
子供たちは「飛行機だ」なんて空を指差し喜びます
私も「気持ちよく 空を飛びたいな」なんて思い 飛行機が見えなくなるまで見つめます
よくある日常のひとこまだと思います
そこには何の恐怖も悲しみもありません
でも世界に目を向けると
空から聞こえる「ごぉぉ」という轟音は爆撃機の飛来を意味することもあるでしょう
この音で子供たちは逃げ惑うでしょう
犠牲になった家族のことを思い 涙する人たちもたくさんいるでしょう
米軍によるアフガニスタン空爆から一年になりました
私はご主人様と一度だけ旅行をした事があります
ご主人様の学生生活最後の年の夏「国道一号線行けるところまで行こうツアー」が決行されました
ご主人様お得意の「思いつき旅行」のようです。なぜなら ご主人様の荷物は寝袋一個と神奈川県の地図一冊、あと水着だけという軽装備だったからです
しかも当日の出発は午後9時過ぎ 訳がわからない旅のはじまりでした
ただただ当ても無く国道一号線を西へ走るだけの旅
湘南の松並木と磯の香
ライトアップされた小田原城とその街並み
箱根の山道(ここのバス停で一泊しました)
熱海の海
三保の松原
総走行距離500キロ。給油は十数回。
ただただご主人様と走り続けました
ただそれだけですけど ご主人様との一番の思い出は?と聞かれたらこの旅をあげるでしょう
普段私は ご主人様と一緒にいられるのは 一日のうち ほんの数分です。
ご主人様が どこで 誰と 何をしているのか?どんな表情を見せているのか?そいうことはまったく知ることが出来ません。
でも その旅行は 三日三晩 ご主人様とずっと一緒にいることが出来たんです。ご主人様の寝顔を見ることが出来たんです。海を見たときのご主人様の表情が見れたんです。
一日中一緒にいることが出来る
その喜びで胸がいっぱいになれました
また 旅行が したいな
一泊でいいから
ご主人様が 軽くなった気がします
軽くなったって言っても「チャラチャラしている」とかそういった意味ではないですよ
目方のお話しですの
ご主人様はそもそもずいぶんと痩せていらっしゃるんですけど どうもその「痩せっぷり」が進んでいらっしゃるのです
おそらく今は55キロかそこいらですけど 春先は57〜58キロあったと思うんです
ご主人様にとって「痩せる」ってのは良い状態ではないのです(以前痩せまくったときは失恋だったようです)
私の体はどちらかというと「デブ」の部類に入るのでうらやましいというか 憎らしいくらいなんですけど・・・
頬のこけたご主人様を見たくありません 心配です
今日はご主人様と夕焼けを見に土手まで行きました
台風の強風で 空気の塵が一掃されたようで
空は澄みわたっていました
いよいよ夕焼けがはじまりました
空も
雲も
川の水も
散歩中の犬も
土手を散歩している人たちも
そして私たちも
みるみるうちに真っ赤に染まってゆきました
私は土手の上にただ立ち尽くし 暮れる夕日を眺めていました
15〜20分が過ぎ 辺りはあっという間に夜の闇に包まれました・・・
こんなに心が暖かくなる夕焼けは久しぶりでした
「不謹慎だけど 台風って ワクワクするよね」
そんな ご主人様の言葉を耳にした事があります。
私思います
『本当に不謹慎です』
家の中で外を眺めているご主人様はいいでしょうけれど
屋外で雨ざらしになっている私にとって 台風は好きにはなれません
いつ増水が起こって 水浸しになるだろうか・・・
空から物が落ちてこないだろうか・・・
風で吹き飛ばされないだろうか・・・
しかもこんな雨の日は星子が大活躍してしまうし いい事なしです
台風なんて大嫌いですわっ
でも明日は台風一過 きっと晴天が広がるはずです
どこか景色のいい場所に つれてってもらえないかなぁ