⊂てっせん⊃
2003年11月21日(金)

ふくよかな雨垂れと、止まらないくしゃみ。
この空気の悪さ。
眠ったような眠らないような夢を見たような。
お薬はちゃんと効いている。
けれど、満足には効いていない。
寝直す。
1日1回、うたをうたわないとお腹が痛くなる。
いままで見えなかったものが、ここの夜遊びやひとと遊んで。
話す事で少しだけ分かったりもしたよ。
擦れ違い続ける僕ら。
もう二度と会う事も無いけれどね。


⊂遠泳⊃
2003年11月15日(土)

煙草の煙で肺が腫れたように滲みてた。
好きにはならないでねぇ。
あたしには誰も特別なんかじゃないよ。
友達は特別なのかも知れないけど。
あたしは誰も好きになりたくないんだよ。
今あるものだけで充分なのよ。
このしばらく間、これ以外のものもなにも、増えてないし減ってない。
壊れてしまうからどうしよう。
律儀なあたし、また電話に出たし、また返信をした。
なんてことしたんだろう。
おはようの無い朝と、今の総てでとても幸せだった。
それに。

恋愛よりも自傷が好きよ。
おやすみなさい。


⊂青空の果て⊃
2003年11月06日(木)

悲しい曲を買って聴いてた。
でも共感などぜんぜんなかった。
とてもむなしかった。
でもあたしが学校でこういううたをうたうと、とても似合うと言われるから。
来週、うたおうと思って買った。
ただあたしは訴えたいだけ。
自分で曲が作れない(作らない)から、似た感情の曲を買ってみて。
歌ってみて。
反応をみて。
なんとなくそうすることで、こういう人間でいきてたのよ、と。
訴えたいだけ。
みんながみんな、笑って暮らせる幸せな世界は何が起こっても来ないのよ。
悲しい思いを膨張させて仕舞う心をもった子供は生まれてしまうのよ。
ああ、曲が作りたい。
詩を書いて。
ぽつり、と、東京でうたいたいなぁ。
と思う。
かりて御免なさい。
こっことか、かりて御免なさい。
あたしは強くなりたい。



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由弥 [御手紙]