⊂月⊃
2003年06月29日(日)

そういやぁ、最近、月を見てないなって気が付いた。

どのくらい頑張ったら、頑張ったふうな目で視て貰えるんだろう。
あたしは何時も必死で、去年の分も取り返す気で、
学校もバイトも頑張ってるのに、なんでうまくいかないかなぁ。
あたしだけ頑張ってないみたいじゃんか。
頑張ってないのかも。
頑張てる様にひとから見えないなら、頑張ってないのかも。
頑張ってるよ、ちゃんとあたしの事も視ててよ、
って思うのは、只の邪念かしら。
皆よりも私語を慎んで、遊ばないで、ちゃんとしてたら、
何時の間にか輪からも外れてた。
やっぱりうまくいかないなぁ。
適当に真面目で、適当に笑えて、の、分量に拘わってるのよ。
誠実にやってるのに、真ん中が見えない。
あぁ、自分に対して誠実であればいいのか。
でもそれだけじゃ善くない。
どうしたら上手に生きれて、ちゃんとひとと話せるかな。
あたしはただの馬鹿だから死んだ方が良いって思いながら帰って来た。
こんな馬鹿は誰も要らない。
ゴミは捨てられる。
自殺が逝く地獄はゴミ箱と同じかな。

明日からテストが始まる。
心が揺れたらよくない。
さっき帰って来て、遅い夕御飯を食べながらずっと泣いてた。
無様すぎるあたしの過去がまた、何処かで足首に絡み付いてきて。
背中によじ登ると、思い出して止まらない。
何時の日も何時の日も叱られてばかり。
どんなに過ぎても、なんにも出来ない駄目な生き物。
死ねばいいのに。


⊂解読⊃
2003年06月25日(水)

駅を出るところで、ピンクのチェックのスカートが似合うひと居てて、
いいなぁと思った。
化粧やマニキュアを塗ってみたりするけれど、一口で赤や青とは言えない。
青も似合わない、赤も似合わない、黄色も緑も。
自分には何が似合うのか考えて考えれば、考えるほど自分が醜くて。
パジャマのままで居たいと思う。
あたしはどんな雰囲気を想わせてるだろう?
自分じゃ分からないことは、外見が大半を占めててさ。
言われなければ気付かないことばかり、
生クリーム付いてるよ、って言ってくれるひとも傍に居るけれど。
自分の好きなものを纏ってるばかりじゃ、あたしは出来ていかない。
少しは分かってる。
本当は少しで充分なんだろう。
あとは自分で考えて、自分の色を探していくのよ。
パフォーマンスと同じ。
あたしはあたし。
そういう、頭の中の部分で、あたしは、あたしでいる。

嘘が隣からひとり消えた。
だからといって特に、軽くなった訳でも、重たかった訳でも無い。
お墓まで連れて往くような嘘でも無かったけれど。
あたしは自分の中の何かひとつ、赦せたのかも知れない。
嘘を吐いていたのに、本当を云ったら変な顔もされなかった。
まだ良く分からないけれど、
腹の中に何か強い想いを抱えて、生きてるひとは近くにたくさん在る。
頭の真ん中でそれを視てる感じが同じだと思った。

この間、学校で変な動きをしながらうたうひと居て、
10何人のクラスで、ひとりひとり、前へ出てうたうんだけれど。
そのひと際立っておかしかった。
でも、他のどんなひとがうたってた時より釘付けになってて、
凄い力が心に引っ掛かった。
帰る時、そのひとあたしに話し掛けて来て、知らなかったひとだけれど。
あたしのことを誰かから聞いたそうで、今度うたを聴かせてと云われて、驚いた。
この学校に入って、これだけうたう時に発するなにか力が、凄いひと見たの初めてだった。
上手い、とか、下手、とかじゃなく。
なんだか、凄かった。

明日もうたをうたおう。
でも、風邪の予感。


⊂床のうえに赤い花⊃
2003年06月24日(火)

むなしむなし、紙風船のよう。

久々に喉を潰した。
思い出してばかりの季節が始まったので、うたっていると溢れるものが、
無駄と無理な力で、喉を汚していきます。
大きな声を出すと、一気に込み上げて、泣いて仕舞うくらい。
ひとの前で泣くのは嫌だから、我慢をしながらうたっています。

いつも個人授業でお世話になっているボイトレの先生と、合うっぽい。
雰囲気を色で云ってくれたり、具体的じゃ無く雰囲気で伝えてくれるから、
とても理解し易い。
あるひとが言う言葉は籠りっぱなしで、気が揺れてるのが分かるから、
理解をするよりも、恐くて嫌いだった。

もっと物腰のやわらかなひとになりたい。
白と黒で分けるのもいいけれど、それとは別にやわらかに居たい。
小学校の時の担任の先生は『けじめ』に煩いひとだった。
授業は授業、休み時間は休み時間、とけじめをつけろと毎日云ってた。
それがとても残っているのか、
此処は此処、彼方は彼方、と、自分の中で自分を切り替えてしまう。
それは悪く無いけれど、余りにあたしが違いすぎて、後悔したりもする。
後悔するのは嫌い。
だから、後悔しそうになったら、自分に、死ねよ、って言い聞かせる。
そうするとコーラに足を浸けたみたいに、
ジュワジュワと何かが頭よりずっと上の方へ昇っていって、居なくなるからそうする。
嫌いな自分を殺すのは、幼い頃からの癖みたいです。
寧ろ身体を傷付けたいと思うけれど、バイトでそうは出来ないから、しない。
したい。

明日はお出掛け。
明後日もお出掛け。
眠い。


⊂24h⊃
2003年06月23日(月)

1日が24時間以上あれば良いのに、って最近まわりのひとが良く言ってる。けど。
そんなにあっても何も変わらないじゃんか。
時間が幾ら待ってくれても、太陽も月も一周終えて帰ってくるじゃない。
あたしは夜がたくさん欲しいと思うだけ。
昨日も明日も、そんな単位なんてどうでもいい。
そんなにあっても忙しいばかりで、お腹が空くだけよ。

あたしは何処に遣られるだろう。
他人の頭の中に生きれもしないあたしは、何処に残っていよう。
バイト先はとても居心地が良くて、何時も名前を呼んでもらえるけれど。
それが終わって電車に乗ってから、少しずつ足が地面から離れていくよう。
学校であたしは存在していくことに必死で、ひとりで居ながらも。
嫌なことだってするし、嫌いな先生にだって笑う。
媚びてるのよ、気持ち悪い。
嫌いなコのことは無視するし、嫌な顔だってするのに。
なにしたい、自分。
あたしなんて死ねば良いと、何度も思ってた。
好かれたくなんてない、嫌われていて充分いい。
好きなだけ悪くいえばいい。
あたしは誰にも負けたく無いと思う。
こうして生きていけるかな?
うたえればいい。
うただけじゃ生きれない。
あたし何したい。
今度は自分の本心に近付きすぎて、近過ぎてうまく視えない。
あたしとあたしの距離を、うまくとれない。
誰かともそう。
このままであたし、ひとで在続けられるのかな。


⊂止まらない言葉⊃
2003年06月22日(日)

バイトの帰り、お店の扉を開けたら噎せ返るように土が匂って、
ようやっと雨がふった。
あとは帰るだけのあたしは、雨に濡れて駅まで歩いた。
雨は霙の様な音を立てて地面に落ちて、当たると針で刺されたように痛く。
痛く痛く、忘れもしない頃が目の前に映った。
時間の流れは余りに早く、また、屈みこんで仕舞いそう。

夜が好き。
雨が好き。
あぁーーーーーーー!!!!!!
文字だけじゃ叫び足りない。
叫びたい。
こんな夜じゃ、うたもうたえない。


⊂にごり⊃
2003年06月20日(金)

メロンが嫌い。
あの刺々しい味も匂いも、大嫌い。
気持ちの悪い黄色と緑の果物、思い出しただけで背中が痺れる。

久々に鬱落ちな様子です。
悲しいことが溢れて、朝から泣いた。
改めて孤独だと思った。
それはあたしだけじゃないし、誰かと繋がっていることにもうんざりするけれど。
ひとりで泣くことのほうが好きだから、結局は誰も求めてなんかいない。
ただ、意識的にひとりでいたわけじゃないけれど、ふと考えたら、ひとりだなぁ、と思って。
何となく部屋の中が空っぽになる感覚があっただけ。

好きより嫌いなエネルギーの方が強いと感じるから。
嫌うことや、嫌われることで、負けないことを生き甲斐に息をする。
今度はひとを好きになることを忘れてゆくようです。
安心するひとと居れば、そのひとを好きだとか嫌いだとか、いちいち考えない。
考える必要無い。
優しくしてもらえたら、優しくしてあげれる。
いちいち好きだとか、嫌いだとか、意識していたらバランスはめちゃくちゃになって。
崩れては、歪んだまま大きくなって、どうなるか知ってる。
大切だと思うひとには、好きだなんて思いたく無いし、口にもしない。
嫌いなひとには、嫌い、と云う。
近付かないでと思う。
近付かれたら何をされなくても、威嚇してきっと傷つける言葉を云って仕舞う。
嫌悪感は飛び抜けて、あたしを傷つけるのはあたしだけでいい。
誰かに傷付けられるのだけは耐えられないから、先に攻撃をする。
ずっと不穏でいる、胸の中。
鬼が在る。

苛つくから寝よう。


⊂ことば⊃
2003年06月18日(水)

ようやっと調子良かったのに、人間不信がぶり返しそうです。
殆どのひとには裏と表があるけれど。
どちらかの面にぐるりぐるりマーブリングの様に滲み出してきて。
あぁ、黒が見えた、と思って引いて仕舞うこともあるのです。
ちらちら見えてたものは、出てくると以外と大きかったりする。
今のうちに逃げるべきかしら。
切り捨てきれるかしら。
いやな強さの怒りが、嫌いな言葉と出て、矢張り男のひとは嫌いです。
大嫌い。
何考えてるの、こっちだって分からないわ。
分かろうとしてないもの。
あのひとに興味はないから。

カミングアウトを企んだけれど、今はまだ止めておこうと思った。
今月中に10年間お世話になったものがなくなる。
そう思うと泣きそうだったりした。
最近、泣いてないなぁ。
相変わらず楽しく忙しいです、バイトは楽しいし。
パートおばさん達の突っ込みに堪えながら、仲良くしてます。
泣かないけれど、空になってすうすうと虚しくなる時は。
少し泣きそう。

こっそり写日記やってます。
そのへんにリンク貼ってあるので、よかったらどうぞ。
そういやメルアド変わりました。
どうでもいいけれど。


⊂水平線縫合⊃
2003年06月08日(日)

バイト先の店長の歩き方はチャップリンに似てる、と思う。
膝を曲げ気味で、てくてく歩く。
店長は厳しいけれど、とてもいいひとです。
バイト先のひと、みんな好き。
高校生の時に一番続いたバイトと、そんな雰囲気が似てた。

手の甲の傷は三日で殆ど治った。
血。
堪らない。
あたしは吸血鬼かしら。
血、あまい。
あかい。
裂ける皮膚。
ぴりぴりぴり、とヒビ入る。
そんな魅力的な自傷を繰り返した。

ひとの弱さが目に余る。
だれかさんは棚上げ。

おととしの夏が恋しい。
母さんの車で、少し遠い病院へ連れていって欲しい。
病院が終わったらファミレスに寄って、御飯を食べて。
お買い物をして、夕方、お家へ帰る。
車の窓を開けて、あの曲を聴いて、また。
あのカセットテープはまだ母さんの車の中にある。
お母さん、きらい。
大きらい。
全部いや。
あたしもいや。

あぁ、いやだ。


⊂ロープウェイ⊃
2003年06月04日(水)

早朝、不意につけたラジオから、ルビーの指輪が流れて泣きそうになった。
意外に歌謡系も好きです、母親の好みで小さい頃からAM聴きだったから。
CMで異邦人が流れてると、一緒にうたう。
だから学校の先生と話すと、話が弾んだりする。
父親の車ではFMばかりでした。
小さい頃のが色々聴いてた、今は偏ってて全然だめ。

今日は学校サボって寝てた。
朝御飯たべた切り、まる一日寝てて。
それから夕方、お昼御飯を買いがてら、学校までの道をお散歩した。
雨の道、傘をさして歩いたけれど、ひとの目ばかり恐く。
黒い傘が欲しくなった。
でも、透明のビニル傘のが前見えていい。
お給料が入ったら、日・雨兼用の傘でも見に行こう。

それから窓を全開にして、音楽かけて、ぼうっとした。
なによりも、苛々がなくて、静かに居れたことが嬉しかった。
でも、最近はお薬が欲しいと思う。
薬物依存、ついにくるか。
依存なんて、柄じゃないのに。
でもお薬が欲しいなぁ。
眠れないんじゃないかって不安になるより。
眠れなくて苛々しながら一晩すごすより。
寝て、起きて、笑えなくても、眠たくない一日を過ごしたい。

たくさん寝て、たくさん夢見た。
白いカラスの群れに落とされた。
巣には生まれたばかりの雛がたくさん居て、白くて大きなカラスが。
傍らであたしを見てた。
触ったら、普通のカラスと同じ感触がしてた。
雛は肌色で、うようよと動き回ってた。

もうひとつの夢は、知らない校長先生の机の上に飛び乗って。
怒鳴り散らしてる夢だった。
電話でお母さんに怒られたけれど、校長先生の態度が悪かったから腹が立ってた。
それからUFOが出て来て、観覧車を焼き払った。
それから思い出せない。

明日も学校。
眠れそう。


⊂膜⊃
2003年06月03日(火)

ビニールの膜、どろどろ溶けた雨の日。
背中が疼いて、眠れない。
雨降ればいいのに。
もうすぐ梅雨かな。
台風は近付くかな。
晴れた空なんて見たくない。
高層マンションの陰が重なって、川のように風が流れる。
駅前の広い場所、あそこで静かにしていたい。

褒められても、褒められなくても。
自分で自分を赦せないのなら、そんなことどうでも良かった。

折角、携帯にもカメラが付いてるし、写日記でもやろうかな。
ささいな足しだけど、何故か挫折しそうな予感。
写真撮るのは好き。
そうしよう。
明日には。


⊂苦しまずに⊃
2003年06月02日(月)

喉が痛い。
喉が痛い。
喉から何か、生まれるか。

迷いは無いと云った。
迷いが無いと云われた。
迷ってなどない。
ただ、真直ぐ歩けないだけよ。

夕べも夢遊ぎみだった。
何度も目が覚めたような、曖昧な記憶がある。
何したのかは憶えてない。
でも起きたらテレビとコンポのリモコンが、置いた場所から無くなってて。
クロゼットの中にあった。
寝てる間に隠された…。
明日から暫くバイトはお休み。
うたえない。
うたえない、ヴォーカル科の生徒は、学校に行ってもやることがない。
だけど行かないと欠席になる。
おかしな世界。


ら ら ららら らら ら ら ららら。


⊂おわりの言葉。⊃
2003年06月01日(日)

断るのは苦手。
断るのは悲しい。
断るのはつ○い。
笑いながら、さようなら。
さようなら、もうこれっきり。

今日もバイト。
帰り、風が強かって、とても気持ちが良かった。
11時間立ち続けた明日の裏が、擦り剥けて骨が剥き出しになりそう。
うたをうたいながら駅まで歩いた。

踵にヒビが入る夢をみた。
意識は微かにしかないのに、暴れて。
熱くて、ベランダに飛び出した。
それからベッドの下に座り込んで、それからは記憶がない。
夢遊したのは先月もした、すげー疲れてた日に。
幾ら鍵閉めて眠っても、死ぬかもあたし。

足の裏と脚の骨が痛い痛い。
本気でもう歩けない…。
スタジオに誘われたけれど、幾ら何でも今日は無理です。
明日起きれるのかしら。
歩けるのかしら。
明日もバイト。
もう寝るお休みなさい。



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由弥 [御手紙]