⊂くらいへや⊃
2002年11月17日(日)

諦めを思った瞬間、死ぬことしか考えていなかった。
絶望は喉の奥に、血の味を滲ませた。
息が絡まる。
あたしはやめない。
憂鬱は頭に異重力をもたらす。
無駄な時間。
無駄な一歩。
無駄な勇気。
無駄な未来。
無駄な存在。
あたしなんて要らない。
つめたいことばが壊した。
背筋が冷たくなって、気を失いそうになった。

駄目かも知れない。
死ねばいいほど、あたしは弱いから。


⊂ベィビ⊃
2002年11月07日(木)

うんざりするような毎日を過ごしてた。

季節柄、片頭痛は酷く。
それは明らかに、思い出と日々の所為で。
あの日々を愛し、あの家を愛し、ひとりきりで。
夜ばかりを過ごし、けれど。
ひとりじゃなかったから、ひとりだった。
いまは、死んでると同じ。
違うのは息をしていることだけ。

バイトを無理矢理はじめてみた。
あたしはあたしがちゃんと出来ると硬く信じていた。
なのに、どう?
起きあがれない、真直ぐに歩けない。
帰って来たら来たで、ちょっと眠れるだけ。
頭が痛くなって目が覚め、眠れないまま始発の音に急かされてる。
毎日だ。
あたまいたい。
あたしは病んでるかしら。
それとも怠けてる?
あの頃の繰り返しなんてもうしたくないのに。
4月は迫る。
置き去りにされる。
あたしはうたう、けれど、学校でうたを習う意味ってなに?
って考えて、通わなくたってうたえるのに。
理由は解ってる、けれど。
わだかまりは解けない。
頑張らなきゃ、頑張らないと、悲しむ。
まだみんな、あたしの背中にてのひらを押し付けたままよ。
死ぬまで続く。

金曜は無理矢理にでも学校へ行こう。
唯一ではないけれど、うたえる場所で、認めてもらえる場所だから。
それは時にとてもおもたいけれど、なんとなく。
眠ろう。
おやすみ。

リンクつくるね、遅くなってごめんね。



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由弥 [御手紙]