諦めを思った瞬間、死ぬことしか考えていなかった。 絶望は喉の奥に、血の味を滲ませた。 息が絡まる。 あたしはやめない。 憂鬱は頭に異重力をもたらす。 無駄な時間。 無駄な一歩。 無駄な勇気。 無駄な未来。 無駄な存在。 あたしなんて要らない。 つめたいことばが壊した。 背筋が冷たくなって、気を失いそうになった。
駄目かも知れない。 死ねばいいほど、あたしは弱いから。
うんざりするような毎日を過ごしてた。
季節柄、片頭痛は酷く。 それは明らかに、思い出と日々の所為で。 あの日々を愛し、あの家を愛し、ひとりきりで。 夜ばかりを過ごし、けれど。 ひとりじゃなかったから、ひとりだった。 いまは、死んでると同じ。 違うのは息をしていることだけ。
バイトを無理矢理はじめてみた。 あたしはあたしがちゃんと出来ると硬く信じていた。 なのに、どう? 起きあがれない、真直ぐに歩けない。 帰って来たら来たで、ちょっと眠れるだけ。 頭が痛くなって目が覚め、眠れないまま始発の音に急かされてる。 毎日だ。 あたまいたい。 あたしは病んでるかしら。 それとも怠けてる? あの頃の繰り返しなんてもうしたくないのに。 4月は迫る。 置き去りにされる。 あたしはうたう、けれど、学校でうたを習う意味ってなに? って考えて、通わなくたってうたえるのに。 理由は解ってる、けれど。 わだかまりは解けない。 頑張らなきゃ、頑張らないと、悲しむ。 まだみんな、あたしの背中にてのひらを押し付けたままよ。 死ぬまで続く。
金曜は無理矢理にでも学校へ行こう。 唯一ではないけれど、うたえる場所で、認めてもらえる場所だから。 それは時にとてもおもたいけれど、なんとなく。 眠ろう。 おやすみ。
リンクつくるね、遅くなってごめんね。
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