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2006年02月28日(火) 完璧を求めるほど強くはないつもり

寝坊した。職場に着いたらもっと疲れが出た。ハルシオンを飲んで眠ったのが良くなかったのだろうか。それともアルコール? ロッカーで新入社員Y嬢に、りょうさん疲れてますよ〜、と言われる。

久しぶりの大型鼻炎。せきまで出はじめてつらい。

職場でたまらなくイライラしているのは何でだろうって思っていた。自分にはともかく他人に対して厳しすぎるのだと気付いた。なんでこんなこともきちんとできないのか、と思いすぎる。
なんとかしたいと思ったので父親に、他人をどう思っているのか訊いてみた。父親が職場のことでいらいらしているのを見たことがほとんどない。完璧な人間なんていないよなあ、と思っているらしい。そう考えたら確かに楽になれるかもしれない。
仕事はしっかりしているのだからそれに見合う評価、報酬が欲しいと思っている。父親はそれを驕りだと言う。確かにそれはわかるけれど、でもひとりで暮らしていくためには今の収入は少ない。もう少しハードルを高くしたっていいはずだ。同じ高さで長く何度も飛び続けるということも必要だとはわかっているけれど。

母親の怒鳴り声が辛くてウォークマンを使うことがある。でもよく考えればわたし自身が怒鳴られ続けていたとき妹や弟はどうしていたのだろう。決して精神衛生上良い環境とは言えなかったはずだ。自分のことだけで今まで気がつかなかった。


2006年02月27日(月) 未来が好きになる

肩こり悪化のため寝るのも一苦労。こんな話ってあるのか。この数日睡眠薬やらトランキライザーで眠っている。2、3ヶ月したら落ち着きそうな気はする。

目先の忙しさのために、考えなくてはいけないことを先延ばしにしている。
この仕事がしたい、というものは特に無い。こういう分野なら楽しそうだ、とかそういったことは考えるけれどその仕事に就くために何か努力をしようとかそういうことを考えていない。思い入れのないことが問題なんだと思う。頑張ったら認めてくれて、成長する意志を持ち続けられ、なおかつ収入は保証されている、ノルマに追われない、その仕事に就いていることに誇りを持てる。そんな仕事は誰だってやりたいよ。子供のほうがよっぽどマシな職業観を持っているかもしれない。

職場から、ひこうきが飛ぶ様子を見ていた。もう夜で空港は思ったほど明るくはなく気がついたら離陸したひこうきが旋回していた。逆の向きの市内の夜景も見たけれど綺麗というよりかは灯りがごちゃごちゃとしている印象。六甲山から市街を見るほうがおそらく綺麗だろう。

職場のひとたち皆仲良くしてくれた。そう思うと人間関係はかなり恵まれていたのだと思う。本当に感謝しなくちゃ。慣れる頃に辞めるのは少しさみしいね。N さんにイチゴもらった。おいしかった、大粒のイチゴ。

腕も肩もつらいし頑張って残業をする気力もないので今日は定時で帰った。明日明後日苦労することになったとしても、わたしひとりがぐったりしてまで仕事をする必要は無いのだし。ここで無茶をすると多分まずいことになる。

ブランキーのベンジーの声はさほど好みではないと気付いた。でも「赤いタンバリン」は好き。

酒量が増えつつある。寝るためには飲まない。それだけは最後のルール。とは言ってもせいぜい350缶2本程度なので全く問題は無かろう…。


2006年02月26日(日) 千のナイフが胸を刺す

目が覚めたら、かなり強い雨音。出かける気力が少し削られる。

今日はおやすみの日。学生時代の先輩たちとお茶をする約束なので梅田まで。
楽しかった。もやもやしていたことも少し晴れた気がする。

ただ、終始自分ばかり話をしていたような気がする。意図的にひとの話を聞くようにしないと多分わたしはほかのひとに話をさせなくなってしまう。そういう意味では自己中心的だ。
そして無邪気にざっくりときついことを言ってしまうのもいつものことかもしれない。なんていうんだろうな、もっとそういうことを自覚的に気をつけるべき。14の頃にできていたはずのことが何故できないのだろう。それとも K 先生がそういう風に良いように捉えてくださっていただけで、同級生たちにはきつい奴だと思われていたんだろうか。…そうだったかもしれない。
そうね。油断している、油断しすぎている。
嗚呼もう、ひとの気持ちをを気遣えるようにならなくては。いつまでも自分のことばかり構って、出会うひと出会うひとに自分のことを気にかけてもらうことを求めて自分はそのひとたちのことを気にかけないなんてあまりにも身勝手。mixi で F 氏が凹んでいるのを見て自分の発言がきつすぎた可能性の高さに漸く気付いた。

マクドナルドで夕食。ひとりカラオケ1時間。どちらも随分久しぶり。

ああ、なんだか結局わたし自身のエゴは身の回りの人間を少なからず傷つけるのか。あなたを傷つけても幸せになりたいと書いたのはもう8年も昔の話だけれど、結局そこから自覚的にか無意識でかの違いこそあれあまり変わっていない。


2006年02月25日(土) からみつく鎖

なんで辞めるの?と尋ねられた。別にとがめる口調でもなく普通に。
ああ、もう公表されちゃったかと思った。
あまり早く辞めることを周りのひとたちに言ってしまっても仕事がやりづらいし、かといってぎりぎりまで言わないのも心の準備ができないだろうからいつ切り出そうか悩んでいたのだった。
もう残り1ヶ月、と思うと次の仕事をどうするのか本当に決めていくことをしなくては。思い切るまでに時間が相変わらずかかる。

姿勢が悪いのだろうな。
どんどん身体が重く固くなっていくにつれ、頭も回らなくなりはじめた。
マッサージ受けたい。自分で揉みほぐすのもそろそろ無理。

ひとからの言葉をふさわしい重さで捉えることができない、という欠点を持つわたしは相変わらず今日もぐるぐる悩んでいる。先輩 M さんのメール、そこに深い意味があるのか無いのか。考えすぎてとらわれている。だから動きが遅いのか?


2006年02月24日(金) からめとられた糸をほどけない

靴を買った。
デパートはもうすっかり冬物セールも終わって春物がずらり。
欲しい靴のタイプがはっきりしていない上に、どうも昔のスーツに合わせるパンプスという考えが離れなくてここしばらくずっとうんうんうなりながら靴売り場を見ていたけれど、今は逆にスーツを着ることのほうが少ないわけで、もっと遊んだデザインでいいんだよなあと自分に言い聞かせて靴を選んだ。こういうとき自分のセンスの無さがよくわかる。
売り場のおねえさんに靴を出してもらうついでにお話していたら、やっぱり黒いパンプスタイプの靴は3月上旬くらいまでにたいてい売れてしまうらしい。4月に見に行ったらミュールが並んでいたりするものね…。
季節の先取りで買い物を考えるのは少ししんどいなあ。

メイク物もちょっと欲しいのだけれど、なんだか気乗りしなくて売り場を少しのぞいただけにした。口紅欲しいなあ。

以前から気になっていた元町のムジカで紅茶を飲む。かかっていたBGMが「Questa Bossa Mia...」だったことが余計に嬉しい。小野リサの曲は思考の妨げにならなくていいなあ。気分もふんわりと落ち着くし。
今日はケーキセットにはせずに飲んでみたダージリンが美味しかった。お財布に余裕があれば、堂島ブレックファストも買ってみたい。
堂島の明るいお店も好きだけれど、元町のこの少し薄暗い隠れ家的な狭いお店もいいな。喫煙席が離れているとは言えあるのが難点だけれど。

病院から電話があったらしい。タイミングが悪い。とりあえず忘れ去られてはいなかったことにひと安心。

デパスをもらいに内科医院にでも行こうと思っていたけれど、風邪みたいに差し迫ったものではないので逆に行きづらい。もうちょっと頑張ってみようか。

小川洋子「沈黙博物館」を読み終えた。


2006年02月23日(木) 飛べない翼を捨てたら わたしは舞い上がろう

派遣さんより早く帰る社員ってどないやねん、とぼそっと言った若手社員氏。
そうそう、それなんだよ。
残業はちゃんとつけるから働く時間が長くなるのは別に構わないけれど、気分的なものがあるっていうことを考えないひともいるもんなのね。
まあそれならそれでいい。
これも来月末までだから、そこまでは精一杯できることはやる。

Salyu のチケット@なんばHatch のプレリザーブ当選。六本木のものは誰かに引き取ってもらえるようにしなくては。
飛び上がって喜んじゃったよ。

自嘲的なものの言い方をするひとは、他人につっこまれることを嫌うのか、それとも自信がないのか。なんだかふっとそんなことを思った。

サントリーのチューハイ、-196℃の初イチゴスパークリングが美味しい。
イチゴ大好きだあ。

住所からタクシー料金の目安が調べられるサイトなんてある。世の中随分便利になったものだ。
→タクシーサイト 全国版 http://www.taxisite.com/


2006年02月22日(水) すべてに立ち向かう 強さをください

肩こり、頭痛、そこから頭がぼんやりする。吐き気も。
リタリン・レキソタン・バファリン・ペラプリンを投入。こんなに薬を飲んでまで頑張る必要があるのか首を傾げたくもなる。
仕事をすることは嫌いじゃないけれど、自分の分担に加えて他のひとのフォローにまわる状態というものは少し辛い。

職場で、「りょうさん、いいチョイスですね」と言われる。
なにって飴。褒められちゃった。
でも飴の袋を出して見せたらものすごく嬉しそうな顔になるあなたも素敵よ。
カルピスのアソートキャンディがとっても好評。


23:07 <***> XMLはタグは必ず閉じるというルールで
23:07 <***> <br>とかの単発はだめなのだ
23:07 <***> <br /> = <br> </br>
23:08 >me< ほー
23:08 >me< じゃあ
23:08 >me< <hr />もあるってこと?
23:08 <***> umu

こういうときに、もっといろんなことを勉強しなくっちゃと思う。教科書を読んで、じゃなくて実際に使ってみる。技術は使ってこそ生きるもの。ただその機会を作れない。

結城浩さんのサイトはプログラマではなくてもためになる。
少しずつ読ませていただくつもり。
結城浩 - The Essence of Programming →http://www.hyuki.com/index.html

ウォークマンの音飛びが無くなって随分と快適になった。


2006年02月21日(火) ウォークマン

昨日、MDウォークマンが突然壊れた。
元々音飛びしたりしていてそう長くはないのかもとは思っていたけれど、全くMDを読み込めなくなってしまった。
しばらくはポータブルプレーヤー無しで過ごすつもりだったのに、耳栓代わりのものがないといろいろと不安を感じてしまって買いに行くことにした。
iPodを買うか、MDウォークマンを買うか悩んでいたところ、以前持ち帰っていたSONYのカタログで良いものを見つけた。
Hi-MD対応機種の録音再生タイプのウォークマンでMP3も聴けるMZ-RH10。これならMDもMP3も大丈夫じゃないかと嬉しくなってこれを買うことにして出かけた。電気屋さんで見たところお値段は3万円台半ば。連続再生時間がかなり短い。付属の充電池だけで使いたいし、丸一日もたないのはちょっと困るなあとも考えて、悩んだ挙句に普通のMDウォークマンを買った。有機ELディスプレイかっこよかったんだけどな。
次のプレイヤーを買う頃にはもっと性能も良くなってお値段もお手頃になっているはず、と信じることにしよう。

シモーヌ・ヴェイユ「重力と恩寵」を買った。これはゆっくり読む。


2006年02月19日(日) ゆらぎ

うまく眠れなかった。
昼間の薬が災いしたのか、精神的に揺らいだことが影響したのか、単に頭が疲れていただけだったのかわからないけれど、爽快感が無い。

昨日から舌もあれはじめた。痛い。

午前中、職場で自分がぐちゃぐちゃになっているのがよくわかった。
頭をかきむしって転げまわってもおかしくないくらいのものでこのところのうちでは一番酷かったと思う。
自分の捉え方次第でどうにかなるものにはそうそう揺らがないと思っていたのに、他人が原因とは言えやっぱり考え方次第のものにここまで掻き乱されていることに、まだ全然変わっていないことを実感させられて情けなくなる。
自分を立て直す為に帰りに本屋さんに寄って「重力と恩寵」を買おう、と決めた。

はちみつゆず茶のど飴とチェルシーのスプリングスイーツバージョンを舐めていた。おいしい。あと、他のひとからもいくつかのど飴をいただいた。ナタデココのど飴が意外とおいしくって癖になりそう。
こうやって仕事中、いつものように飴を舐めているのは、甘いという感覚で意識を繋ぎとめているようなところもある。
気が散りやすい、ということですつまり。

2時間残業して、本屋さんへ。
「八本脚の蝶」を少し読む。サブカルの棚に置かれていた。言い知れないむなしさに似たものを感じたけれども、それは仕方のないことなのかもしれない。
感受性の強いひとを羨ましく思うけれども、強すぎるそれは自らの首を絞めることにもなるということにもようやく気付く。繊細で、深遠な文章を書けるひとをわたしは尊敬する。けれどもその文章を書くために必要なものがその強い強い感受性というものであるのなら、そのリスクはあまりにも大きいのかもしれない。
「重力と恩寵」は無かった。
けれども、今日明日くらいはうまくやっていけるくらいにはなった。
本屋さんの力は偉大。


2006年02月18日(土) どうしてこんなに眠いの

昨夜、レンドルミンを飲んで眠った。
薬を飲んだときの眠りは違うということがわかるようになった。眠りにつくかつかないかのその時に考えていることが飛躍しすぎた連想ゲームのようで、そのことを自覚してはいるけれど何をどう考えたのかは覚えていない。
薬が残ったのか妙に朝の寝覚めが悪い。

雪崩れていく作業。残業してだいぶ減らした。
キーボードをずっと叩き続けていると、右手の小指が辛くなってくる。テンキーもカーソルキーも家ではあまり使わないから余計に。

恋愛ってゲームとは違うと思う。
戦略を立てているのかもしれないけれど、相手の感情ってものを考慮に入れてるの?


2006年02月17日(金) 空を覆う雲、こぼれおちる雨

このところ、悩んでも底なし沼に沈み込むあの感覚がない。前向き。
自分次第でどうにかなることで悩んでいるってことか。

靴を買いに行ったけれど、どんな靴がいいのか今ひとつはっきりとしなくて買うのを見送った。黒い靴、というだけでは絞り込めない。
ある程度以上の金額になると買う決意をするためにある程度のテンションの高さを必要とするみたい。
ぶつよくまじん状態はつまり躁状態。
感情の揺れ幅が小さいときに買い物はしづらい。

本との出会いは一期一会、というのが座右の銘であるわたくしは本屋さんに行くと暴走しそうになる。
ほうっておくと紙袋一杯に買いかねないのだけれど、財布の中身や置き場所のことを考えて大部分をあきらめている。今日も数冊手にとって2冊だけ買った。1冊は漫画。1冊は文庫。花村萬月の王国記シリーズ4作目が文庫になっていたのでつい。

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あなたのは愛ではなくて、依存じゃないの?
わたしを必要としているんじゃなくて、新しい誰かを愛することが面倒なんじゃないの?
そんなのまっぴらごめん。
あなたを必要としていないってはっきり何度も言っているのにどうしてしがみつこうとするの?
わたしは1年半で随分変わった。もう知らない誰かになっていると思うよ。
だからもうわたしのことは忘れてください。


2006年02月15日(水) 人類は不感症に浸って 罪深い愛で塞いでしまった

久しぶりに世間一般の通勤時間帯に電車に乗った。
なんだかポートライナーの混み具合が酷くなっているような気がする。
空港まで行くひともそりゃまあいるわけだし、利用する人数が多くなっていても不思議は無いけれど、通勤がつらい。
首都圏じゃないんだからラッシュには耐性が今ひとつ無い。

口内炎が少し酷くなって口の中が痛い。

次回手術に備えて、ビタミン剤をいくつか買った。
どうしてビタミン剤ってあれもこれも入っているんだろう。素直にビタミンB数種だけって無いものかね。ビタミンC・EにもBが入っているし、BにはCが入っていたり。
過剰症が出ないものとはいえ、選ぶのに困ってしまう。

これから何をやろうか思いっきり悩み中。
自分が表立って何かを作っていくだとかは向いていないなあとは思うけれど、システム関係と事務系で心が揺れている。
今はこういう感じの希望。これをそのまま派遣会社に出したら問題だろうな…。
・理系の研究所とかで働いてみたい(生物・化学・医学系好き)
・上記に限らず、マニアックな知識がつくのも面白そう
・事務系も好き
・コンピューターいじるのも好き
・向上心を保ち続けたい
・プレッシャーに弱いので営業系はパス
・交通費と身分保障ください
もうしばらく要考慮。


2006年02月14日(火) 夕方の雨

職場に着いたら、新入社員嬢たちが職場の男性にチョコレートを渡していた。
まとめて渡すのではなくてひとりひとりに渡していて、告白でもしているみたいだった。男性諸氏も顔を赤らめていた。
こういうチョコレートの渡し方も微笑ましい。

頼まれ仕事も早めに片付けたいのでまたもや残業。
居残り癖は良くない。
なんでわたしばかり、と思いそうになる。ものを頼まれやすいのだろうか。

この時期は暇を持て余すと思っていたのに忙しい。
空港開港が予想外に影響した。

上にへつらい下に冷たく、ということはしたくない。
そうせざるを得ないひとはそうすればいい。
わたしはそんな必要の無いように努力はする。

数ヶ月もしたらこの慌しさも落ち着くだろうから、そうしたらシモーヌ・ヴェイユをまた読もう。


2006年02月13日(月) もっと好きなことしていいのよ

昨夜のラジオでMDに録音した「Tower」をずっと流しながら眠っていた。

ひとりで仕事をするよりふたりで仕事をしたほうが圧倒的に効率がいいのは当然、か。
そうしてアップアップしているところに仕事が増える。
今日は1時間だけ残業した。

どういう仕事をしたいのか考えないと。
これまでのことを考えてきたら、スポーツにせよ他の活動にせよ自分がメインになってやるよりかはサポート役にまわるほうだ。
そういう方向のほうが向いているだろうか。

愛とか信仰とかそういうことについて少し考えた。
依存と勘違いしそうになるけれど、どちらも違うのよね。
心の支えにするもの、かな。
そのうちもう少ししっかり考える。


2006年02月12日(日) 好きなのはあなたの全てじゃなくて

昨日。

F会長と梅田でお茶。
話し込む。なんだか自分の話ばかり聞いてもらって申し訳ない。
しかし会長とも知り合ってかれこれ8年近く。ある程度の時間を共有しているからこその安心感がある。
会長もお元気そうで良かった。
話すことで気付くこともあって、誰かと話すことの素晴らしさをあらためて感じてしまう。

その後、桂のK氏宅で某老人会某誌の編集作業をしているところに乱入。
お礼状書きと鍋準備をしてみた。作品を書くことをしていないのでメインの活動は全くしていないわけだけれど、こういうサポート役でその場に参加させてもらえて嬉しいよ。
某老人会の面々もやはり長い付き合いなのでほっとする。
「エマ」を読ませてもらう。この漫画やっぱり好き。

帰りの電車の中でたまらなく絵を書きたくなる。スケッチブックに鉛筆と絵の具と色鉛筆あたりで。
イメージがぼんやりと浮かぶけれど、紙に写し取れるかが難しい。
金魚すくいのようなものだろうか。ぱしっと和紙を破ってイメージは逃げてしまう。

夜空。月。電柱と送電線。街灯。
ふっと目に留まるそれらが気になるのはアルコールのせいだけじゃないでしょう?

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今日。

職場の愚痴は言うまい、と思いながらもなんでこうなるのと思う。
両親にあげるチョコレートを買いに行くので、仕事を山のように残して帰った。
今日から5日働くのだから無茶はしない。

チョコレートはモロゾフで買った。箱がかわいい。

Salyu新曲をラジオで聴いた。キラキラしていて元気になれそう。

「百億の昼と千億の夜」ようやく読了。
結末を覚えていない理由がよくわかった。SFに慣れていないし物理の知識もないので、その場面をイメージできなくてあいまいになるのだ。今回もいまひとつはっきりわからない。虚数空間とかってどういうものよ?
それはともかく、話の作りとしてはとても好き。

Mさんとのメールのやりとりは、考えるヒントをたくさん与えていただけて本当に自分のためになっていると思う。
良き出会いに感謝、だ。


2006年02月10日(金) あおい空とあおい海、両方見えるこのまちが好きだ

休みの日。

改修工事の音がものすごく響いて、この振動で建物が崩れたりしないのかと思う。
ベランダの柵を取り替えるそうで、もう切られていた。それでも安全のためなのか工事用の足場に金具で固定されていて、ぱっと見では柵がある。ぼーっとしていたらそのまま寄りかかって足場ごと大きく倒れたり……しないか。

確定申告のために税務署へ。
本当は2月16日からだそうだけれど、還付申告だけなので今でもできる。書類を作成して持参。
一度やるとなんとなく手順がわかるので早い。
戻ってくる金額は2000円ちょっとなので申告すべきか悩んだけれど、かえってくるものはいただくことにした。

私立高校の入試の日だったみたい。受験帰りの中学生が電車にたくさん。
この路線を使うことはもう滅多に無いので懐かしいなあと思いながら3両編成の電車に揺られた。

東海林さだお「おでんの丸かじり」をぱらぱら読んだ。相変わらず面白い。高校時代丸かじりシリーズは何冊も読んだっけ。東海林さんの文章を読んでいると普通の食べ物がとても美味しそうに思える。それに身近なことでこんなに楽しめるということをあらためて思い出すのだ。「海苔のお仕事」を真面目に考えている大人ってそういないと思う。

アサヒの本チューハイ「泡」を飲んでみた。泡盛オレンジ。
泡盛には苦い思い出が多い。ロックでだと2口でギブアップし、泡盛で漬けた梅酒は美味しくて飲みすぎて終電で寝過ごしタクシー帰り。大丈夫かしらと思いつつ誘惑に耐えかねて買った。
ひとくちめは意外と飲みやすい。でも飲んでいるうちに辛くなってきて頭痛。これってわたしがアルコールに弱くなっただけなのか、やっぱり泡盛には勝てないのかどっちでしょう?

オーラソーマリーディングをやってみた。
あの色のたくさんのボトルが綺麗だな、と思っていたけれど実際にオイルとして使えるとは知らなかった。
当たっていると言えば当たっている。本質はともかく今時点の状況だとか。


◆ 一本目 魂のボトル(あなたの本質を示します)

内面には深いやさしさを湛えながらも、しなやかで強い行動力を持った人です。人に頼らず、自分のことは自分で行う、真の意味での自立を手にしています。自分の生きる道を本能的に知っていて、それを歓びを持って歩むことができるでしょう。内面の女性的な直感を大切にしているあなたは、自分の感性を信じ、自分自身を信頼しています。平和的な精神で、友好的に人と接します。物事を穏やかながらも強い推進力で動かしていくでしょう。
ボトルNo: 101
ボトル名: Archangel Jophiel(大天使ヨフィエル)
カラー: ペールブルー/ペールオリーヴ

◆ 二本目 チャレンジ&ギフトのボトル(あなたの過去と乗り越えるべき課題を示します)

深い混乱に陥っています。何が生きることを困難にさせているのか、何に恐れを抱いているのか自分でもわからない状態なのかもしれません。周囲の些細な言動に深く傷ついているようです。他人から見れば取るに足りない事柄でさえ、あなたを激しく落ち込ませます。そして、そんな自分をますます卑下してしまっているのです。自分には何も取り柄がないというような否定的な思考を手放しましょう。あなたの中にも確実に宝は宿っているのですから。
ボトルNo: 014
ボトル名: Wisdom in the New Aeon(新しい時代の叡智)
カラー: クリアー/ゴールド


◆ 三本目 「今ここ」のボトル(現在の状態と気づきを示します)

新たな人生を歩みはじめようとしています。信仰心が高まっており、神の叡智に気づきつつある状態です。自分にとっての快適さ、居心地の良さを大切にしましょう。世間体や周囲の価値観にとらわれている思考から解放されるべきときです。物事を一つの視点でだけ考えるのではなく、あらゆる角度から見ていく理性が養われます。何か問題に直面したときや決断を迫られたときなど、すぐ行動を起こさず、ひと呼吸おいて冷静さを保ちましょう。
ボトルNo: 053
ボトル名: Hilarion(ヒラリオン)
カラー: ペールグリーン/ペールグリーン


◆ 四本目 未来のボトル現在の状態からどう変わっていくか、未来の可能性を示します)

透明で愛に満ちた心が目覚めています。天からの大きな愛の存在に気づいたあなたは、日常生活のあらゆる場面に愛を見出し、「神」を見つけることができるでしょう。日々をクリエイティブに、スピリチュアルに生きるあなたは、愛に満たされ、人生に満足しています。人生は修行であると認識しており、苦しみのなかにも成長を見出し、痛みを解放しています。自分の潜在的な可能性を信じ、神の愛を信じ、自分の人生を成功へと導くのです。
ボトルNo: 069
ボトル名: Sounding Bell(鳴り響く鐘)
カラー: マジェンタ /クリア

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オーラソーマリーディング:http://white-love.jp/13.htm
オーラソーマカラーリーディング:http://www.voice-inc.co.jp/as/reading.html


2006年02月09日(木) ちいさな幸運が飛び込んだ

寝つきも悪く、夜中に目が覚め、朝早くに目が覚めた。
あまり疲れていなかったのかもしれない。

気軽に尋ねるんじゃなかった。
売店のおばさんがまた新しいひとになっていたので、しばらく見ないなと思っていたおばさんは辞めてしまったのかと思って最初からいるおばさんに聞いてみたのだった。
そうしたら、冗談混じりにあれこれ言った後、声を小さくして手癖の悪いひともいるから、と。
こういうことは興味本位で聞くべきことじゃない。

企画部の前を通りかかったときに印刷物の試作品を見せてもらった。
こういう仕事も面白そう。デザインはできないけれど。
それにしても仕事って一緒にやるひとも大きな要素なのだね。

ぴあのプレリザーブでSalyu の4/23ラフォーレミュージアム六本木の立見席に当選した。
勢いで申し込んだので後のことをきっちり考えていなかった。3/29だと思い込んでいたものは一体なんだったんだろう。
慌てふためいて会場を調べ、時刻表検索。
頼みの綱の空路は最終便に間に合わない。新幹線を使えば日付は変わるけれど戻ってこられる。
抽選に当たったのは嬉しいけれどもこれは行けないかもしれない。
4月からの職場がどうなるのかもわからないのに無茶して夜行バスというのも次の日辛いかもしれない。どうしよう。


2006年02月08日(水) お金で買えない価値がある

遅い時間の出勤なので午前中(とは言っても1時間程度しかないけれど)やる気が出なくて参った。
頭の中がイライラソワソワしているのがよくわかって、とても仕事どころではない。
こういうのってどうやったら和らぐんだろう。
とりあえず何故かビタミンC。

そして本日も残業。遅い時間帯だと実労働時間は短いのにとても疲れている。

20代から30代前半にかけては苦しい時期、ということばを目にしたことが何度かあった。
今悩めばその分後で楽になれる、と信じることにしよう。
と、こんなことを書いてはいるけれど今わたしはぐるぐると悩んでいるかと言えばそうでもない。
4月から何をしようとかそういったことは考えるけれど、道が無くても今はそんなには怖くはない。
草だらけでも石ころだらけでも走り抜けてやる。
いつかまた言い知れぬ不安に襲われる夜、自分の言ったことを思い出せ。
悩め。考えろ。書け。それがわたしの価値だ。


2006年02月07日(火) 眠りを思い出した日

よく眠った。昼頃一度ご飯を食べてメールチェックをしてまた夕方まで眠った。
たまには、と言ったくせに昨夜はレンドルミンとリボトリールにマイスリー。
リボトリールは次の日の夜まで残るような気がする。
トランキライザーゆえのけだるさ。

調べ物をするつもりがこんな休日。
たいした仕事をしているわけでもないのに、充電が必要みたい。

宮様のご懐妊で沸き立つこの国には象徴であっても天皇という存在が重要らしい。

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ごくまれに被害妄想的なまでに孤独感にさいなまれる。
自分から誰かを求めようとしないのに。
ゆっくりとお茶を飲みながら誰かと静かに話をしたい。
それだけのことが何故か一番難しい。


2006年02月06日(月) 風が吹けば

昨日のこと。
いただきものがたくさん。チョコレート、老祥記の豚まん、草もち、カツサンド。
どれも美味しくって幸せ。
職場で何でこんなに食べてるんだろう。

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あまりに肩、首筋、頭が凝って辛いので、寝る前にセルシン。
ぐっすり眠れたし凝りも随分楽になった。
たまには飲んでもいいかもしれない。

今朝、出かけようとしたら雪がちらついていた。傘を差したら、強い風が吹いて骨が折れた。
曲がってきていたからそろそろまずいかも、と思っていたところだった。
冗談みたいな話。

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自分から誰かを好きにならないということは、つまり自分を一番愛しているということなのだろうか。昔は自分のことが嫌いでたまらなかったけれどそれも自分に向かう感情の表れ方の一つに過ぎなくて一番自分に感心を向けていたのだろう。
でも、誰かを好きになるということも、自分のことを手放しで好きになるわけでもないしもちろん自分にとって心地よいから好きになるのだろうから、やはり基準になるのは自分なのだろう。
そうやって考えると、ひとを好きになるひととそうでないひとがいるのか余計にわからなくなってきた。
わたしはまだ自分から誰かに対して恋愛感情を持てない。
依存心ゆえの好き、や友だちとしての好きならあるのだけれど。
恋愛感情と依存心はやはり違うのだろうか。


2006年02月03日(金) あなたと新しい飛行機 飛ばしてみたいな

髪を切りに行った。
このまま伸ばしてしまおうか悩んでいたけれど、今の職場では長い髪はまとめなくてはいけないことが気分的に重荷になってしまっているから切ることにした。
ここに至るまで約2週間。ぐるぐると思考が空回り。
いつもお願いしている美容師さんは事情をだいぶわかってくれているので、3月末に今の職場を辞めるまで髪をまとめなくていいくらいに切って欲しいというわがままを聞いてもらった。
そういえば髪を切るときにはこういう髪型にしたいではなくて、セットしなくてもいいようにだとか外に跳ねないようにだとかそういうお願いの仕方をしている。
おしゃれの為なら手間を惜しまない、という気合の入った女性とは対照的だと自分でもよく思う。

ひこうきが飛んでいた。
電車を降りたら駅のホームから見えた。2週間後の空港開港に向けて随分前からテスト飛行が始まっているとは聞いていたけれど、見たのは初めてだった。
機体が大きく見える。
以前は飛行機が飛ぶ町に住んでいたのに随分珍しいものを見たような気分になった。

吉野朔実さんの漫画文庫を4冊買った。
「ジュリエットの卵」全3巻、「グールドを聴きながら」
彼女の作品を初めて読んだのは、母親が時々買っていたぶ〜けに連載されていた「いたいけな瞳」だと思う。
こころだとか人間関係だとかそういったことを描く彼女の漫画が好きだ。

夕焼け空の色がとても綺麗だった。
重たいトーンのグラデーション。これを絵の具で出せたらどんなに素敵だろう。
家に帰ってデジカメを持って外に出た。
夕暮れ時の空の色はすぐに変わってしまうから、はっと息を飲んだあの色は残せなかった。

恵方巻をかじった。

感じたことをこまごまと書き残すようにしないと、何かを感じ取る力が鈍りそうな気がしていた。
だからまた少し長い日記を書くようにしている。


2006年02月02日(木) 海を走る

思ったより暖かくて駅に着いたら汗ばんでいた。
極端な気候。

ポートライナーの延伸部分が開通。駅では記念グッズが売られていた。
この数ヶ月ほど駅も改修工事されていて明るく綺麗になった。
ダイヤが変わっていていつもより早く職場についてしまった。

久しぶりに時間内に仕事を終えてしまい最後1時間半ほどのんびりと他のお手伝いをしたりしていた。こういうゆとりが仕事にも必要だと思う。

気が利かない気が利かない。
そういう声が聞こえてきそうな気がする。
でしゃばりでしゃばり。ああもう本当に。
ふとした瞬間に見えてしまうことや気がついてしまうことがある。つい口に出してしまうことがある。そういう自分があまり好きじゃない。
見えたことや気付いたこと全部自分がやってしまったらそれこそもうオーバーワークになってしまう。本当に仕事のできるひとはそんなこと気にせず必要なことならやるのだろうけれど、どうもわたしは大したこと無いことまで意識にひっかけてしまうようで、最低限必要なことが分別できない。そしてそれをわたしが片付けようとしたらまた手が回らなくなるだろうし、わたしの仕事ではないと線を引くことをする。
多分今のわたしの立ち位置が微妙なんだろうな、と思うのだ。
もう少ししたら去る職場をせめて引っ掻き回すことだけはするまい、と自戒。

バレンタインのチョコレートを職場の男性に贈るというのは、まあ一つのお中元お歳暮的なことでほほえましいけれども、その当番に当たってしまうのは大変だ。今年も新入社員嬢たちが頑張る模様。
集金のメールが来ないのですっかり失念していたけれど、新入社員嬢に聞いてみたら派遣社員からはお金がもらえるといいな、というくらいの感じらしい。
そういうことはきちんと言ったほうがいいと思うんだが。
とりあえず払った。

帰りのポートライナーが不調。停車位置がおかしくてドアが開かない。さあどうなる、とホームにいるひとたちがざわざわし始めたところでがたごとと動き出しドアが開いてようやく乗り込めた。
試運転とかしてなかったの?


諒 |MAIL