初日 最新 目次


店長のガラクタ部屋
つかちゃん

My追加

2002年08月31日(土)
2002年、日光・会津旅行(その1)

蕎麦屋

今年の家族旅行は珍しくキャンプじゃなくて温泉のホテルに泊まって観光してきました。
妻たかちゃんのプランです。渋いでしょ?
で、出かけた場所は日光・会津方面。
出発の2日前になって車が車検切れになっていることに気づいたりして、なかなかスリリングな出だしでした。
結局、車の車検は間に合わず、”5298FIT”(ごふくや・フィット)で出かけることに。
私とたかちゃん、シャインとぴよぴよ丸の4人分の荷物と家族4人を積み込んで8月27日午前9:00出発!
急遽取り付けた借り物のカーナビの目的地は「日光東照宮」とセットしたのでした。J-WAVE・トラフィックインフォメーションでは高速が結構渋滞している模様。
・・・なので、高速を使わず日光まで行くルートを再探索。それが裏目に出て東照宮に着いたのはなんと午後3時過ぎ。一般道も混んでいたのでした。食事はしたけど、休憩もあまり取らなかったのに・・・。
で、その食事ですが、日光の杉並木を走っているときに並木の切れ目に「手打ちそば」と書いた小さな看板を私とたかちゃんが同時に発見。杉並木のすぐ外側に駐車場があります。
すると、看板。なんと、この奥に店はあるからここに車を止めて歩けというような内容が。
細い住宅地の道路を進んでいく。グレーのトラ猫が車の上で昼寝をしている家のすぐ先の林の中にそば屋はあった。
全員ざるそば。私とシャインは大ざる。ぴよぴよ丸は食後に”蕎麦アイス”をオーダー。出てきた蕎麦は大正解!麺の香りと言い、歯ごたえと言い、つゆの香り、ダシ申し分なし。つまり、超旨!蕎麦アイスも一口味見したけれど、蕎麦の香りがほのかに香る素朴な味。これも甘すぎず後味スッキリ系なのでありました。
そば湯をもらい、結局つゆを全部飲んでしまった・・・。
というわけで、お勧め!そばや発見です。
検索したらサイトがありました。

野点庵(のだてあん)



2002年08月24日(土)
一番安くて一番正確



最近の時計というものはすごいことになっている。
15年ほど動き続けていた当店バックルームの掛け時計がとうとう壊れたので、新しい時計を買ってきた。
まず値段にビックリ。¥1,980なのだ。今は時計ってそういう感じなんですか?滅多に買わないので知りませんでしたよ、私は。
ま、とにかく、時計を買って帰ってきて、箱を開けてみると「電波時計」と書いてある。

ででで、でんぱ〜??
何がデンパですか?

そう思って説明書を見ると
「標準時刻電波の受信装置を内蔵した時計です。」とのこと。
何と1日に14回も標準時刻電波という物に自分で勝手に合わせてしまうらしい。

電池を入れようと裏返すとアラ不思議、針を合わせるツマミがないのだ。
電池を入れるとアラびっくり。針がぐるぐる勝手に回り出し勝手に時間を合わせたのだ。

21世紀ですよ、奥さん!(誰?)

しかし、子供の頃思い描いた未来の時計は絶対に狂わない超正確な時計だったのに、実際は正確さなんて月差10秒くらいで十分、そのかわり自分で正確な時刻に毎日修正してしまえばいいやと。

そう来たか!ってかんじですね。
いやー、オジサン1本取られたね

そんなわけで我が家で一番安くて一番正確な時計がこれ。



2002年08月13日(火)
新盆見舞いという風習

お盆の初日。新盆見舞いという風習は全国的な物なのだろうか?
とにかく臨時に店を5時前に閉めた私と妻たかちゃん、それに息子のぴよぴよ丸の3人はお墓参りに出かける。もう一人の息子シャインは駅前のファミリーマートでバイトなので不参加。店から10分ほどの所にある我が家の墓地に線香をあげる。

それから知り合いの新盆の家に「新盆見舞い」に出かけるのだ。父と母には自宅の周辺の地域をまかせ、私はそれ以外の地域をまわる。
私が受け持ったのは11軒。
黒のズボンに白の半袖Yシャツに黒ネクタイという格好で1軒1軒廻って線香を上げ、祭壇に「新盆見舞い」と書いたのし袋にお金を入れて置いてくるのだ。この辺の平均は2000円らしい。冷たい麦茶をご馳走になり、お返しを貰って1軒終了。

これをすべての家で繰り返す。お腹はタポタポである。中にはお茶の用意を省略する家もあるが、替えってそれが嬉しかったりする。お茶を省略する家の場合はお返し物が入っている袋に缶入りのお茶が入っている。お返し物はのり・洗剤・せっけん・タオル・酒など。
そして新盆廻りも中盤にさしかかった頃、はじめの方に回った1軒でなんとYシャツのポケットに入れたままでのし袋を置いてくるのを忘れた家があることに気づく。全部廻り終わってからもう一度その家へ行く。そこの若奥さんが去年PTAで一緒でその関係で伺った家だった。

「すいませーん、先ほどはどうも。若奥さんいらっしゃいます?」と玄関で聞くと、その声を聞きつけてすぐに若奥さんが出てきた。
スラリと長身で黙っていれば美人のイケてる若奥さん、てるみちゃん。(金髪)

「あのさー、さっきこれ置くの忘れちゃって・・・」
「え?ほんと?ウチの?またうっかりしたね?うっかりつかちゃん。」
「そうなんだよ、またネタ作っちゃったよ。」
「あははは!みんなに教えなきゃ。」

(注;てるみちゃんのセリフはすべて標準語に翻訳してあります。)

19:30、やっとすべて廻り終わる。
急いで店に帰り浴衣に着替え、笛を持って家をでる。今度は盆踊りだ。
踊りとはいえ、場所がないので駅前の喫茶店の前の駐車スペースで盆踊りの曲を囃子連で演奏をするのみ。躍る人は居ないのだ。通行人が立ち止まって見て行く。9時過ぎまで演奏を続け、あとかたずけして軽い宴会。「八海山」をご馳走になる。最近囃子連に入った若い女の子と話す。親父ギャグの極意を伝授。聞くと高校1年生。若すぎ。しかもなんとお母さんですら私より一つ若い!

そんな風にして忙しい13日は終わったのであった。



2002年08月12日(月)
お盆

お祭りモードも一段落して、やっと落ち着いてきました。そして、今度はお盆モードに突入の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?つかちゃんです。

というわけでお盆の話し。
お盆を明日に控え、たった今(12日午前9時)近所の新盆のお宅に「棚吊り」に行ってきました。「棚吊り」というのは要するに新盆の祭壇を飾ることでその手伝いをしに行ったわけです。
でも、手伝いと言っても今では祭壇は葬儀屋さんが全部作ってくれるので我々は最後の仕上げだけすると、そんな状況。
その仕上げですが、何をするかというと以下のような流れです。

まず、新盆のお宅に到着すると家の前でメンバーが揃うのを待ちます。地域の最小単位は千葉県八日市場市あたりでは「組」と言います。その「組の者」が揃ったら「おはよーございます」とおもむろに家に入って行きます。全員黒のスーツにサングラスです。・・・というのはウソ。

すると最後の仕上げグッズが揃えてあります。
植物の葉っぱで作ったランチョンマット大の小さな敷物とまっすぐな芦の枝数本、茄子が2個と紙で作った花、それと麻の繊維を乾燥させたもの。

みんなで線香を上げたら作業に取りかかります。
まず、茄子を使って馬を作ります。
「馬のことならまかせてくれよ、毎週やってるよ」と言いつつ喫茶レストランと居酒屋を経営する競馬マニアの”マスター”が約30秒で2頭の馬を作り上げた。
はやっ!
茄子に芦の枝を適当に折って茄子が自立するように4本刺し、へたを頭に見立てて丸いお尻のあたりに造花の茎をぶすりと刺す。以上。

そのつぎははしご。使うのはやはり芦の枝と麻の繊維。2本の長い縦棒に短く切りそろえた5本の横棒を麻の繊維で縛り付けてハシゴを作るのだ。
まずは焼鳥屋のオヤジさんが試みるが1ヶ所縛っただけで私に差し出す。
「つかもとさん、やってくれや。」
こういう細かい作業は結構得意な私、「器用だね〜」誉められてホイホイ働く私。(単純)
約10分で作業終了。みんなでお茶をご馳走になっておみやげにミカン2個と水ようかん貰って解散。9時集合、9時半解散。集合した組員9名実働3名実際の作業時間10分。
おかげで店の開店時間に間に合いました。
今度は15日の夜8時、「棚流し」に集合です。