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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2001年12月28日(金)
ニベアのように音楽を

もう、今年も後ホンのわずか。
さすがに年末。いつもに増して慌ただしい日々を送っております。夏に引っ越しをして以来仕事優先でやってきましたので屋上の風呂というか、台所はほとんどそのまま。冬になってからは外壁材と鉄骨むき出しの室内は見た目にも寒々しいし、いや、実際寒い!と言うわけで、酒屋兼設備屋兼ガス屋のKi−ちゃんにガスストーブを設置してもらい、ついでにカーテンレールも取り付けてもらいました。

・・・あたたかいです。


ブラボー!ストーブ!!
ブラボー!カーテン!!


夏以降、ハイテクな最新鋭の炊飯ジャーは買うし、そのついでに電気屋でんちゃんから中古のオーブンレンジをタダでもらったりして、そんなふうに徐々に人間らしい部屋になってきたというわけです。

しかし、何かが足りない・・・。
生活の潤い?
そう、それは音楽!

考えてみればかつては音楽好きでオーディオマニアであった私たち、そんな私たちがビンゴで当てた定価8000円程のCDラジカセで満足できるわけがありません。
CDをかけるたびに感じる心のカサカサ感は季節が寒くなるに従って日々つのり心を逆なでするのでした。
しかもラジカセの上をいつも猫が歩くので蓋は開くは、猫毛は入るは・・・。CDはふっとぶは・・・。

そこで、ストーブとともにオーディオセットを構築することにしたのでした。鉄骨から”ホールインワンの林さん”(仮名)からもらったスピーカーを下げ、実家から25キロもあるサンスイのアンプを持ってきて、ヤフーで落札した2000円のCDプレーヤーを接続。そしてそして、今日はついに屋上にFMアンテナが立ちました。そのついでにCDプレーヤーの接触不良をなおしてもらったりして・・・。でんちゃんありがとう!
ちなみにでんちゃんには81年製のソニーのテレビ(10インチ)も修理してもらいました。

しかし、接続したチューナーが少々故障気味。FM放送がステレオにならないのです。困ったもんだ・・・。
もう1台使ってないチューナーが実家にあるのでそれを持って来て試してみなくては・・・。
そっちが大丈夫だったらモノラルしかならないチューナー、だれかもらってくれますかね・・・。もちろん送料は負担していただきたいですが、本体はタダで。
ステレオにならないというだけで音はいいっスよ!お店やお部屋のBGM用なら全然平気!メーカーはサンスイです。




2001年12月24日(月)
12/23(日)ビールと囃子と仕事と・・・



9:30 BGMはビバルディの「四季」。いつものように朝のコーヒーを飲み終えると出勤。

私「いってきまーす。」
妻+ぴよぴよ丸「いってらっしゃーい」

出勤といっても階段を4階分降りるだけ・・・。

シャッターを開け、店内をすこし片づけ。それが終わると、パソコンの前でまずはメールのチェック。
日曜はメールが極端に少ないのですぐにチェック終了。
その後一通りNETを巡回。
目新しい更新や掲示板の書き込みに眼を通す。

店員さん1名出勤。
「おはようございまーす!」

続いて初オフ会に出掛けたシャインの事を日記に書いてアップ。

母出勤。
「おはよう。」
すると、母が言うにはたった今出勤途中でおじいさんが運転する車が急に横から飛び出してきて、慌ててよけたらなんとかかんとかと、とにかくあぶなく事故になるところだったそう。

11:00 鯉口に股引それと半纏と帯、雪駄と笛を荒磯柄の木綿の風呂敷に包み、走行距離16万3千キロを誇る愛車プロシードに乗り成田のホテルへ。今日は町内で結婚披露宴があり、福富町囃子連は下座(祭囃子などの曲の演奏のこと)を頼まれたのだ。楽器をおろし、控え室で出番を待つ。参加メンバーは約20名近い。
待ちの間にビールでみんなイイご機嫌。

14:00頃 演奏開始。予定より1時間押しで出番。演奏時間は20分くらい。
八日市場に帰ると楽器を地域で使っているコミュニティーセンターに収納。

16:00 打ち上げ。天ぷら、刺身、釜飯&ビール。2時間ほど宴会やって解散。

18:00 帰宅。
パソコンの前に座るも、眠くてしょうがない。
10分ほどパソコンデスクにひじをついて目をつぶる。

復活。

たまった事務処理をする。

19:00 閉店。

また事務処理。

20:00すぎ、シャインが秋葉原でのオフ会より無事帰宅。

夕食まで事務処理。

20:30〜21:30 夕食
宴会後まだホンの数時間なのでおかずを摘みながらまた缶ビール。
子供達と会話。食後は特別編の「うるるん滞在記」を少しだけ見る。

22:00〜23:30 続きの仕事に集中。

23:30〜0:00 楽しみにしている唯一の番組「世界遺産」を見る。

0:00〜2:00 妻たかちゃんと会話&ビール。BGMはSade。

2:00 風呂。

2:30 就寝。猫がうるさい。




2001年12月23日(日)
初オフ会と反面教師

中3生息子1号改めシャインは今朝早くそわそわと出掛けていきました。いつも顔を出しているアニメだかゲームだか良くわかりませんがそのサイトのオフ会に参加するということです。
生まれて初めてのオフ会。そのワクワク感は私にも良くわかります。オフ会場所は秋葉原。ちょっとオ○クはいってるかも・・・。ま、いいか。

さて、昨日は今日の出発に備えて彼なりに色々調べたり考えたりしてどうやら「ホリデーパス」という物があってそれがお得で便利らしいと気が付き、早速駅までホリデーパスを買いに行きました。

シ「あの〜、ホリデーパスって・・・」
駅「ああ、それはここでは売ってないよ」
シ「じゃ、ホリデーパスは、」(どこに行けば買えるんですか?と続けて言おうとしたがすかさず遮られ、)
駅「ここには売ってないんだよ!」
シ「いや、そうじゃなくて、どこ・・・」
駅「だから売ってないって言ってるでしょ!」
シ「はぁ・・そうですか」

「こっちの言うことを最後まで聞こうともしない。全く話しにならない。」憤慨する息子。

「ホリデーパスはその対象区間内の駅に売ってます。だからここでは買えません。」が正しい答えですよ、JR東日本総武本線八日市場駅の駅員さん。相手が子供だと思ってぞんざいに扱わないで欲しい物です。
たまにはそんなふうにして息子の話しを聞いて腹たてたりすることもあるおとーさんとおかーさんなのでした。

シャインは夕御飯を食べながらぼそっとこう言いました。


「あんな大人にはゼッテーなりたくねぇ」


反面教師、どうもありがとうございました。>八日市場駅の駅員さん

しかし、この季節に半袖Tシャツとハーフパンツ、薄ーいウインドブレーカーを羽織っただけで出掛けるのもどうかと思うぞ。>シャイン




2001年12月21日(金)
本当にあったドラマみたいなシーン

 前回の日記でスターバックスで遭遇した”ちょっとした目が点になるようなアクシデント”について書きましょう。
 クラプトンのコンサートに行くべく、とあるスターバックスで妻たかちゃんと待ち合わせをし、地下でまったりとトールサイズでなごんでいたとき、突然そのドラマのような出来事が起こったのでした。
 店内に背を向けて座っていた私には実は見えなかったのだけれど、両手にテイクアウト用の紙カップを一つづつ持った若い女性が階段を下りて地下のフロアーに入ってきました。そして、まっすぐに一番奥へ歩いて行くとあるカップルの席の前に立ち止まります。
和やかに話し込んでいたカップルがその女性を見上げると、皮肉を込めた口調で何事か叫んだ女性は手に持っていた2つのカップを同時に2人の頭の上に勢い良く浴びせかけたのです!
 ひとつ席を置いて座っていた私たちはとつぜんの尋常ではない出来事に唖然として思わず3人を見てしまいました。男性の頭にはクリーム?アイス?状のモノがのっかっています。一瞬、時間が止まりました。そのままでは時間が止まりっぱなしになりそうだったので思わず私は小さい声で言いました。

「おお?ナンダナンダ?」

 次の瞬間、女性は走るように店の外へ出て行きました。残されたびしょぬれの2人に店員が駆け寄ってきて濡れた髪や服を急いで拭ってくれます。男性はこの時、意外に落ち着いていて店内の他の客に向かって、「すみません、お騒がせしました。」と言いました。
二人は髪と服を拭き終わると出て行きました。
 他人のことをとやかく詮索するのは私はあんまり好きじゃないんですが、この時ばかりは何があったんだろう?これからどうなるんだろう?彼氏のあの落ち着きは何を意味するのか?と言う具合に頭の上で”?”マークがぐるぐる回転していました。
 しかし、この出来事に匹敵するくらい驚いたのが隣の席の女性です。
彼女はこんなに大騒ぎの大変な場面がすぐとなりで繰り広げられているのに、ホンの一瞬チラッと見ただけで後はずーっと何事もなかったように本を読んでいたのでした。




2001年12月13日(木)
エリック・クラプトン日本公演

■12月11日
エリック・クラプトン日本公演に行ってきました!
午後3時30分、車に乗り込み夕日に向けて出発。途中四街道付近から渋滞が始まる。
朝から仕事で日本橋に来ていた妻たかちゃんとスターバックスで待ち合わせ。
トールサイズを飲みつつ時間を調整。ちょっとした目が点になるようなアクシデントに遭遇し、ビックリしつつも6時15分、スターバックスを出る。アクシデントについてはまた後日・・。
水天宮駅そばのパーキングに車を止め、地下鉄で九段下まで。武道館への道には人が溢れかえり、ダフ屋が声を枯らす。
席に付くと開演10分前。南東2階席。ステージの上で楽器の最終チェックをしている人が豆粒・・・程ではないにしろ柿の種サイズである。これでS席だって?スモールサイズに見える席って意味なんだ、きっと。
会場の照明が、フッと落ちる。わき上がる拍手と歓声、その1万分の1は私の物。アコースティックギターを1本持ってステージにひとり現れたクラプトンは、スポットライトを浴び中央の椅子に座るとマイクに向かってこう言った。

「こんばんは」

ものすごくすんなりと良い発音の日本語だ。
それだけで大喝采。
その声援の中、クラプトンは一人でアコースティックギターを弾きつつ歌い始めた。

「I've got the key to the highway...」

かっこよすぎ!
私はしょっちゅうクラプトンと一緒にセッションしてきた。もちろん夜中にクラプトンのCDをかけて、それに合わせて弾くというだけだけれど・・・。ところが今日はクラプトンと私は同じ建物の中にいて同じ空気を吸っているのだ。クラプトンのギターに続いて頭の中で自分なりのフレーズを弾くとクラプトンがそれに答えるかのように弾く。もう、嬉しくて嬉しくて・・・。今回でクラプトンを見るのは3回目だけど、今までで一番気合いの入った演奏に思える。「チェンジ・ザ・ワールド」の演奏は特に最高!ラストの気迫とノリの素晴らしさに曲が終わった瞬間、私はもう泣く寸前でした。あと「ワンダフル・トゥナイト」のイントロが終わり、最初の歌い出しの声が聞こえたときも鳥肌とともにジワ〜と来てしまいましたネ〜。
最初から最後まで今回のクラプトンは本当に弾きまくってました。

全てが終了して人混みに流されるように外に出た二人は演奏の余韻に浸って、というよりも放心状態でろくにしゃべることも出来ず、そのまま地下鉄の駅に吸い込まれたのでありました。





2001年12月08日(土)
息子の日記を盗み読み?

中3で受験生の息子1号が最近頑張っている物は・・・ホームページ作りです。
勉強しろー!>息子1号
一昨日、息子1号が希望する高校へ推薦入学の願書を提出の手続きをしてきましたので、これが決まっちゃったらますます勉強しなくなるでしょう。
さて、サイトの内容はアニメと漫画とゲームを題材にしたショートストーリーを中心にしたものとなっているようです。私は漫画もアニメもゲームも最近はご無沙汰なので読んでもさっぱりわからず読み始めてだいたい7秒くらいしか持ちません。それを過ぎると耳から煙が出てきます。
ショートストーリーはあきらめて「日記の場」をたまに見てみます。これが面白い。いや、笑えて面白いという意味じゃなくて、毎日の学校での出来事や友達とのやりとりが伝わってくるのです。
中学生くらいになると男の子は親ともろくに口をきかず、うちの子は何を考えているのやら・・・。とお嘆きになっている親御さんも多いと聞きます。そういった面ではもともと良く会話してる我が家なんですが、ヤツのサイトの「日記」を読むとさらに色々なことがわかります。
テスト中に怪音が聞こえ・・・みたいなこと書いてたりして、テストに集中できなかったことを私が見てるのを意識して書いた言い訳では?と思ってしまいます。
あと、授業中によく寝るらしいです。
たかちゃんが面談の時「ウチの息子は良く授業中によだれをたらして寝ているやうですわね。おほほほ。」と先生にいうと「わ、私の口からは言えません。」と慌てていたとのことです。ん?ほかになにかあるのか?
閑話休題、息子1号はハンドルネームが”シャイン”といいます。どこかの会社の社員なのでしょうか?いやいや、本当はシャイニング・ガンダムからとったらしいです。息子1号にしてはかっこよすぎですが、仕方がありません。これからは息子1号改め、「シャイン」と呼ぶかぁ?・・・なんか、イメージちがうなぁ・・・。
因みに息子2号(小6)はまだHPは持っていませんが、ハンドルネームが家族会議で決定しました。その名も「ぴよぴよ丸」。こっちはぴったり!はまりすぎのハンドルです。
ちなみにシャインのページはこちら。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/2258/



2001年12月04日(火)
幽霊塔

謎は解けた!

幽霊塔

小学生の頃からの謎がやっと解けました。小説「幽霊塔」に関する謎です。
小学3〜4年生頃の夏の夜、ラジオのNHK第1でラジオドラマ仕立てで「幽霊塔」という放送がありました。親父と2人でこの放送を毎回楽しみにして聞いていた記憶があるのです。
で、その放送の冒頭でナレーターが重々しく「黒岩涙香原作、幽霊塔 第○話」と言っていたのを、その声の質や抑揚まではっきりと今でも記憶の片隅に憶えています。
そしてその数年後です。コナンドイルを経て続いて江戸川乱歩にハマった私だったのですが、江戸川乱歩の作品にも「幽霊塔」という作品があるではありませんか。どのくらいストーリーが似ていたのかは今では憶えていませんが、読んで頭に大きな「?」が浮かんだのでした。「これはラジオでやってた幽霊塔とほぼ同じじゃないか。幽霊塔は黒岩涙香原作のはず。まさか江戸川乱歩が盗作したわけじゃないだろうけど・・・。はっ!もしかしてペンネームを変えて書いていたのかも・・・。」なんて色々悩んでしまったのでした。学校の図書館を見たけど、黒岩涙香という人物が書いた本は見つからず、小学生の私にはそれ以上調べるすべもなかったので、そのまま30年間すっかり忘れていたのでした。
ところが先日あてもなくネットサーフィンしているときなぜか突然「くろいわ・るいこう」という名前が頭によみがえってきました。そして、すぐさまGoogleで検索かけてみました。すると!なんと、黒岩涙香の幽霊塔がまんまHTML化されてあるではありませんか!いやーインターネットって凄い!
しかもそこには「幽霊塔」を巡る「黒岩涙香」と「江戸川乱歩」の謎の答えまで載っていたのでした。
しかし、30年前少年時代にラジオドラマで聞いた物語を今頃になってインターネット上からダウンロードしてモバイルギアの画面をスクロールしつつウナギを腹にため込んだ機上で読むとは思ってもみませんでした。
真実がわかったところで、江戸川乱歩の「幽霊塔」も読みたくなったので、探してみたのですが、こちらはまだネット上にはなく、本を買うしかないようです。近所の本屋で探しましたが無かったので得意のbk1で注文することにしましょう。
ホント、便利だねー、インターネット。
黒岩涙香「幽霊塔」、面白いです。お勧め!



2001年12月01日(土)
豚汁の日


息子2号

12月1日、小学校のマラソン大会がありました。ウチの小学校ではマラソンの後子供達に豚汁をふるまうという行事を毎年続けているんですが、今年で4年目となり名物行事となりつつある豚汁の日です。
野菜はほぼ100%各家庭からの提供品。前日、集まった食材を女性の役員さん達がチェックして足りない物を買い出しに、男性の役員は市役所から災害など非常時用の大鍋とボイラー×2、それとアルマイトの鍋10個ほどをあっちこっちの市の施設から借りてくる。そしてボイラーをセットし、大鍋を洗って水を張り、こんにゃくを茹でるのです。茹で上がったこんにゃくをざるに移して前日の準備は終了。
そして当日。朝7時15分集合。前日のこんにゃく茹ででボイラーの操作は練習済みなので、7時25分にはボイラーの組立を完了し、お湯を沸かしはじめることが出来ました。
子供達も豚汁を楽しみにしています。作っている途中で何度も寄ってきて蓋を取っては「おぉ〜〜!」「すげぇ!」とその圧倒的な量とうまそうな匂いに感嘆の声を上げます。
そして全学年のマラソンが終了するまでには”豚汁奉行”の異名を持つお母さん、小川さん(仮名)の的確な采配もあり、全くスムーズに大鍋4杯分強の豚汁が出来上がったのでした。もちろん味は星3つ!(厨房ですよ)
家から”マイお椀”を持ってきた子供たちは4杯も5杯もお代わりしながら豚汁を楽しんでくれました。
子供達も帰り、撤収も半分終わってから日本酒とうどんを追加してスペシャルバージョンが出来上がりました。風もほとんど無く、日差しが暖かいグラウンドの片隅で先生方も呼んでみんなで豚汁を食べたのでした。
こっそりとだれかが買ってきたビールとお酒もうまかったですヨ。