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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2001年01月29日(月)
着物でモバイル



酔っ払いオヤジ


23日、東京は日本橋で同業者の情報交換会。正月なので、着物で集まろうよということになったんで、着物着て出かけました。前日、残業が2時ころまでかかったので超睡眠不足。車ではちょっとキビしいものがあります。途中で寝そうです。
そんなわけで電車に乗って行きました。こんなこと言うと着物フリークのみなさんに笑われるんですが、車以外で着物で出かけたのはホントに久しぶりのこと。でも、一歩家を出てしまえば人目は全く気にならず、「どうだー!」って感じで気持ちいいっすねぇ。特急の中は暖房が効いて、しかも窓側だったのでイイ気持ちで寝られそうです。
ちょっとまてよ、その前に・・・。と思って愛用の”胸騒ぎモバイルギア”を取り出して、掲示板チェックとメールチェック。あと、頼まれていた原稿1本書いて・・・とやっていたら東京に着いてしまいました。
なんてこった!寝られなかった!
情報交換会の合間にちょっと急用で商品の写真を撮っていかなくてはならなくなり、時間がもったいないので、タクシーに乗って移動。行き帰りのタクシーの運転手さんは別の人ですが、おんなじような反応。「いいですねー!着物姿。私なんかも持ってはいるんですがねー。もう10年も着てないですよぉ〜。」私も2人に同じように答えます。「ぜひぜひまた着てみてくださいよー。気持ちいいですよ〜。」
情報交換会、面白かったです。同じ呉服の小売店なのにインターネットの使い方(考え方)がぜんぜん違う例がメンバーの中にありました。うん、面白い。
情報交換が終われば当然飲みに行きます。今日は電車なので、お酒が飲めて嬉しいです。たまには同じ立場の仲間同士、問屋さんの話とか着物の話とか、楽しいです。
途中でトイレに行こうとして立ちあがったらなんと帯がほどけてしまっているではありませんか!私は腰紐使わないで着物を合わせたらいきなり角帯で締めてしまうので、もうちょっとで前がかばっと全開になるところでした。「あぶねーあぶねー。」と言いながらその場で締めなおします。新しい帯はなじんでないから滑ります。注意しましょう。
居酒屋さんを二軒まわって、帰りは東京駅から高速バスで。
着物で出かけて気持ちよかった1日でした。



2001年01月23日(火)
厄除けとJAZZの一日



1月21日8:00pm、厄除け宴会が終わって解散になったので、次は”リーフ”。前にも日記に登場した弦楽4重奏LIVEを見に行った店なんだけど、今夜はJAZZのライブがあるのだ。ワンドリンク付きで3000円。いつも一緒に行くKi−ちゃん夫妻はKi−ちゃんが酔っぱらって転んで腰を思い切り打ってしかも頭まで切ってしまって行けないと言うし、BOTA夫婦はBOTAが某団体のイベントの打ち上げでダメ。私は厄除けで時間は未定で当てにならないと言うことでBOTA夫人とウチのたかちゃんが2人で行っているはずなのだ。きっと今頃は第1部が終わって休憩時間くらいかな?と思いつつリーフに到着。2人と合流することが出来た。
JAZZのバンドということで、イメージしていたのとは違って、メンバー若いっす!ボーカルはコジマサナエちゃん、めちゃくちゃ明るくて休憩時間にはエッチな話もこぼれ出すその唇からはソウルフルでしかもジャジーなノリノリのかっこいいうたが次々と店内を満たして行く。バックはピアノとドラムとウッドベース。みんな20代!(1人を除いて・・・)若いのにほんとにクールで素晴らしい演奏。
JAZZのスタンダードナンバーも彼ら流の独自の解釈で演奏していてもう最高に楽しめた。演奏が終わってメンバーと一緒にビール飲みながらお話。ほかのお客はだいたい帰ってしまって我々一部の常連とマスターはじめ店のスタッフ、あとはバンドのメンバーのみと言うところで話も盛り上がり、そのうちもう1曲やろうかという話に・・・。そのあと2曲もその場に居合わせたホンの数人のためにスペシャルな演奏を聞かせてくれたのだ。もう、本当にラッキ〜!
CDを買ってサインしてもらって、ホームページのURLを交換して帰ってきました。いや、ほんとになんて中身の濃い一日だったのでしょう。



2001年01月22日(月)
寒さ倍増・・・

どうして人間は髪が伸びるんでしょうね?最初っから人間に髪の毛が無かったらどうだったでしょうね。頭皮に絵を書いたり、刺青したり、帽子が今と比較にならないほどすごく重要なファッションアイテムになったりしますね、きっと。
あと、吸盤でぺたんとつけるタイプのアクセサリーが女子高校生の間ではやったりして・・・。
そうなったら床屋さんはどんなことするんでしょうね?頭皮のツヤ出し屋さんとか・・・。
カリスマ美容師の手にかかるとなんとも言えない透明感の頭皮に仕上がるとか・・・。さすがっ!って感じでもてはやされるんですね。

ま、そういうわけで、髪の毛をカットしてきたわけです。(なんちゅー前振り・・・)
ウチの店から歩いて20秒くらいのところに床屋さんがあるんですが、そこのおにーちゃんはなんとロンドンのビダルサスーンで勉強してきたということで、ウチのたかちゃんもおにーちゃんにやってもらっております。床屋さんですよ、ほんとに。美容室じゃないんですが、おにーちゃんの腕が良いのか女性のお客さんが結構来るらしいのです。
余談ですがそのおにーちゃん、つい先日までモロにドレッドヘアーだったんですよ。本物ですよ。人口三万の田舎町には目立ちすぎるっつー感じですが・・・。
私もはじめて今回そのおにーちゃんにやってもらったわけです。

「どうしましょうか?」
「うーん、ナカ〜タみたいにして。」
「わかりました。じゃ、仕上げはつんつんと立たせる感じにしますか?」
「そう、えと、なんだっけ?水溶性頭固め糊」
「・・・、ジェルですか?」
「そう、それで最後は仕上げて」

結果は、大満足。久々に短い髪は気持ち良いです。でも、タイミングよくきた寒波に頭に鳥肌が立つのがわかります。
外を歩くときにはコートの襟を立てて、まるでカメのやうに首を引っ込めて歩くのでありました。



2001年01月21日(日)
100円で救われる単純なワタシ


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地元の先輩3人と同級生1人、後輩1人というメンツで、THE YAKUYOKEに行ってきました。横文字で書いたことには意味はありませんが・・・、漢字で書くと「厄除け」です。
成田空港に近い「芝山」というところにある「芝山仁王尊」です。広い駐車場に車をとめ、参道を進むと石段が現れ、その上には由緒正しいお寺の建物の屋根が木々の間から見えます。さらにその真上をかすめるように747が爆音をとどろかせてゆっくりと通り過ぎてゆきます。
40歳になってしまったのだなぁと自分でもびっくりします。

・・・と書いたのは去年の日記でしたが、今年は翻訳こんにゃく。
じゃなくて、本厄なのでした。41歳!まじっスか?
本業の方のホームページの「よみがえれ!アンティーク着物」のコーナーの更新を終えたらもう集合時間。去年のお札を持って16万キロ目前の愛車に飛び乗り集合場所の農協倉庫前へ。シブイ待ち合わせ場所でしょ?で、今年は人数も総勢13人に増え、160%増量(当社比)です。

今回も参道で上を見上げるとピカチューペイントの機体が太陽の光を反射させながら成田に向かって着陸態勢で通り過ぎます。昨年は一番ちっちゃい3000円のお札だったんで、今年はちょっと奮発して5000円のお札を申し込み、祈祷する建物の中に入ります。

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畳の上に座り、さっき入り口で買ったおみくじを開いてみました。
なんと「大吉」。何をやっても楽勝でオッケーらしいです。「空に向かって適当に矢を射てもなんかしらんけど獲物に当たっちゃってびっくりだ〜ね(意訳)」みたいな結構投げやりなありがたいお言葉が書いてあります。
石で出来た「本厄」という文字が背中にのっかっていたのがガラガラガラと崩れて行きました。
「やった!ラッキー!」5000円のおフダよりも100円のおみくじの方が気分的には効果絶大です。(単純)

祈祷の後、おフダを受け取り仁王門やその上の本堂を見学。至る所に施された竜などの彫刻が素晴らしいです。頭のナカでは「世界遺産」のテーマ曲がエンドレスで流れます。

帰ってきてからみんなで宴会です。そこで「雨上がりの夜空に」を熱唱っつうか、爆唱!
他人が歌った「風雪流れ旅」の歌詞を初めて味わって聴いて感動。わたしゃ、演歌ってだけでいままで嫌っていましたがアレはすごい曲ですね。

で、たっぷりゆっくり宴会が終わって時間は8時過ぎ。でも、さらにその後感動の時間が私を待ち受けていたのでした。
なんて中身の濃い1日!日記にすると長すぎるので、1月21日20時過ぎの至福の時間についてはまた明日の日記で書くことにします。

キーワード、JAZZ






2001年01月19日(金)
日本橋vs八重洲地下



1月15日は私の誕生日で、ついに41才という信じられない年齢になってしまいました。しかも厄年\(^O^)/!。あははは・・・。

で、誕生日はサクッと何事もなく過ぎて・・・、あ!妻たかちゃんがプレゼントくれました。CDジャケットというか、パッケージのデザインを集めたような本で、一つのアートとしてのカテゴリーにもCDジャケットは入りうるのだなと実感させてくれるそんな1冊でした。なかなか興味深い本。Book Off の袋に入っていました。

16日は仕入れに日本橋へ。1月も半ばになると、もうこの夏の浴衣が各社発表になります。「撫松庵」のゆかたの発表会場はさすがにお洒落でポップなディスプレイ!お見せしたいところですが、「写真撮影禁止」でした。

帰りは東京駅から高速バスの予定。
早めに着いてしまったので、八重洲口地下に入ってみると前回の話題のスターバックスがありました。おお、こんなところにも!

迷わず店内に入ってみるとほとんど満席。とりあえずいつものトールサイズを注文。ふたの付いた紙のカップに入って0.5秒くらいで目の前に。速い!大量の注文を処理するためと店のスペースの関係か、紙のカップオンリーらしい。丁度席を立ったカップルがいたので、そこに座ることが出来た。

ここで、発見したことが一つ。日本橋のスターバックスの方がだんぜん旨いのだ!日本橋の方は注文してから豆を挽いて入れているのに対し、八重洲地下は注文前にすでに出来ている。しかも、八重洲地下は紙カップにふたをされている。席を探しているウチに味はどんどん変わって行くのだろう。

写真は日本橋のトールサイズのマグカップ。



2001年01月13日(土)
コーヒーブレイクのお薦め本

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皆さん、コーヒーは好きですか?私も妻もコーヒー無しでは生きて行けないカラダになってしまっているのですよ。人間の体の70%が水分だとするとその内半分がビールで残りの半分はコーヒーという感じですね。
そんな二人なので、日本橋に仕入れに行くと必ずスターバックスに立ち寄ります。店内に入ったとたんに深煎りの豆の香ばしい香りがたまりません。もちろんオーダーはトールサイズのカップになみなみと・・・。
最近はスターバックスみたいに深煎りのコーヒーが飲める店が結構増えてきてうれしいです。我が家でお気に入りのハンバーガー屋はモスバーガーなんですが、モスのコーヒーもイケますよね。あと近所にガストがあるんですが、ファミリーレストランでも深煎り系のところが増えてきました。でもホテルの朝食のコーヒーだけは全然ダメって感じですね。頑張って下さい>ホテル関係の方。
ということで、ある日、妻がJ−WAVE(FM)聞いていたらその番組の中でスターバックスのCEO、ハワード・シュルツという人の書いた本を絶賛していたというのです。J−WAVEで誉めてたんなら間違いないというわけで、早速bk1で注文、それにしても翌日には届いてビックリ!
本のタイトルは「スターバックス成功物語」。これ、面白いです!単なるサクセスストーリーじゃないです。21世紀最初の超お薦め本です!



2001年01月11日(木)
新春お笑い夫婦マジ激論!だーれが殺した着物業界。

ああ!21世紀になったというのに、仕事を自動で片づけてくれるロボットはまだ登場してません。どうしてくれましょう。白い髭を伸ばしたツルピカ頭の博士が開発に成功しているはずなのに・・。資金繰りがつかずに日の目を見ないのでしょうか?おかげで年が明けて10日以上過ぎてしまったのにやっと日記を書き込んでいます。
明けてしまいまして11日目です、おめでとうございます。今世紀も100年間よろしくお願いいたします。(100年分たのむよ!)
最近それはもう、忙しいのですよ。
その割には年明け早々家族でスキーに行ったり、ライブ見に行ったり、新年会に出たりしてますが・・・仕事しろ!>自分
・・・って、感じです。

昨日は店がお休みだったのでつい、火曜の夜は(正確には水曜)久々に妻と家で麦酒飲みつつ語り合ったのでした。寝たのは朝の4時。とほほ

どんな話をしたかというと・・・
21世紀、着物業界はすでにニッチ産業と呼んでもイイ位だと思うんですよ。なのに時代を勘違いしている。商品を置いておけば売れた時代に他店より抜きん出ようとした一部の小売店がどんどん販売テクニックに走りだし、消費者を無視しだしたわけですが、それが業界全体にあっという間に広まり、着物の高級化、高額化に拍車を掛け、着物離れを広めたのだと思うのです。というか、そうなんです。
着物自体がニッチなのにみーんな売り上げ最優先の発想でしか考えていない。バブルの時代じゃあるまいし、そんなにほいほい高い物買えませんよね、普通の人は。それよりも着物の楽しさを多くの人に広めて行かなければ業界全体だんだん尻つぼみでしょ。売上金額のことはちょっと置いといて、着物の楽しさをどれだけの人に広めるかを考えるべきだ!

・・・と言うような話で盛り上がっていたのでした。こんな風に実はたまにはまじめな話で盛り上がる二人なのでした。