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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2000年08月27日(日)
そして太夫は胡弓を弾きはじめた

27日

 東京は青山の”スパイラル”まで問屋さん主催の着物の展示会を見に行きました。まだ取り引きしたことのない初めての問屋さん、初めての商品を自分の目で確かめずにお客様に勧められないので、今回は見るだけ〜。お客様は招待せず、妻と2人で出かけて行きました。・・・で、どんな着物かというと”ジュサブロー”。そう、あの人形師の辻村ジュサブローさんデザインの着物です。結論から言うと着物は感覚的に私たちが共感できる感性で作られており、そのコーディネイトに関するコンセプトはまさに当店と同じ(と言ってもいい)でありました。着物も素晴らしかったけど、今回それよりも有意義だったのはなんと言っても”特別企画”。


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 会場に着くと特別企画の”太夫道中”が始まるところ。問屋担当者の前説明では本物の”太夫”さんがショーを見せてくれるとのことで、ちょっと興味はあったものの”太夫”と”花魁”の区別が全くつかなかった私、どうしたものかと思っていたのだけれど京言葉のナレーションがはいり、「なるほどー」と見入ってしまいました。

 太夫は高々と結い上げた自毛の日本髪にきらびやかな髪飾り、30キロもあるという豪華絢爛な衣裳を身にまとい白い素足に三足(履き物)を履いて”内八文字”といわれる歩き方で優雅に歩を進める。
 やがて舞台に到着、あらゆる照明器具は消され、2本の蝋燭の炎のみ。
そして太夫は胡弓を弾きはじめたのだ。
一瞬にして青山スパイラルホールの空気は安土桃山時代に遡り、もの悲しい胡弓の響きは観る者の魂を惹きつけて離さない。
 舞台はそのあと幻想的な舞へと続く。一連の「芸」が終わり、来た道を”内八文字”で帰る太夫を会場のすべての目が固唾をのんで見守り、最後にくるりと客席に向き直りゆっくりとお辞儀をする太夫。その瞬間、「ほぅー」というため息とも感嘆の声とも付かないどよめきと万雷の拍手。ひとりひとりが魂を込めて拍手をした。

 長かったのか短かったのか、そもそも時間というものがあったのか解らなくなるようなそんなひとときでありました。

 一通り着物や帯を見せていただき、そのあと近くのカジュアルなレストランへ。おいしいイタリア料理の前菜を各種オーダーし、それをつまみにワインを飲みました。あまりにおいしい料理とワインにまた感動。2人でデキャンタで赤白各1本を飲み干してしまいました。うぃ〜〜。





2000年08月24日(木)
ぎりぎりな1日

8/24

 朝、店へ着くとすかさずコンピュータの電源を入れ、ソッコーでホームページのデータをCDRに焼き付ける。モバイル・ノートとCDRをセカンドバッグに詰め込み、胸のポケットにケータイを放り込んだら「行って来ます!」と叫んでダッシュ!焦って乗車券を買い間違えたが、なんとか特急電車に間に合った。

 久しぶりのネクタイで窮屈なえりもとの汗をハンカチでぬぐう。L特急の中は快適に空調されている。早速ノートパソコンを起動し、「駅スパート」を立ち上げ、八日市場〜大手町を検索、東京駅から丸の内線で1駅か・・・。
 1時間半ほどで東京駅に到着。改札を抜けるとCDをワゴンセールしていた。時間があったので、ちょっと物色。「ビル・エヴァンス」の1969年のライブを購入。今夜帰ったらビールを飲みながら聞くことに決定。
 丸の内線に乗り目的の駅に到着。地下に張り巡らされた横穴や縦穴をかなりの距離歩き目的の地上出口を発見。階段を上るとあまりの暑さに倒れそうになる。うう・・・東京は暑い。

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 某生命保険会社の本社ビルが会場。正面の自動扉から堂々と入ったつもりがいきなり正面からネクタイ&制服の日頃保険業に携わる人々が300人くらいドドドドッ!と押し寄せてきてそのまま飲み込まれまた外に出てしまったワタシ。
その瞬間、鋭く私はピンと来たのである。「こいつら、昼休みだな?ということは、あとをつけて行けばスルドクうまい昼飯屋があるに違いない。受付時間までにはまだたっぷりあるし・・・。」というわけで、仲の良さそうな3人組のお兄ちゃん達のあとについて歩き出した。・・・ところまでは良かったのだが、たどり着いた先、地下の横穴に洒落た飯屋さんがびっしり。例の3人組はなんと昼間から寿司屋!ぐっ、しかも行列!私は行列が苦手なのである。見るとどの店もどの店も行列行列行列・・・・・・。さっきまで元気だったオレの”食欲”、へなへなへなと崩れ落ち、冷たい大理石の壁にもたれかかって自分を冷却。シュ〜〜〜・・・。空冷+石冷。熱暴走を起こしかけていた私のCPUはみるみる復活し、新たな思考が!

「そういえばさっき紀伊国屋書店があったな・・・。」

結局昼飯も食わずに紀伊国屋書店の洋書コーナーで立ち読み。
非常に興味深い本を発見!
「JAPANESE DESIGN」

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ああ!好きだなぁ〜こんな本。え?¥3,800?たけぇ〜!でもほしい・・。
あ!これは?うわ!可愛すぎ!!(即死)
「Kittens in Japan」

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2冊の本とCDをぶら下げ、フラフラと会場に。
ジャワ・ティーでホッと一息、知り合いと挨拶して研修会。事例発表我々の出番、制限時間はひとり15分。難しいっすね、15分って。ヒトの話しもあっというま、自分の話は「ン?」って思ったぐらいで終わってしまう。

終了後、懇親会で水割りを3杯。会話していて料理は食べず、気が付きゃ5時。やばい!帰りは高速バスでと思っていたわけで、東京駅を出発が5時20分。ピンチ!「じゃ!」と手を挙げ皆の衆に挨拶。朝と同じくまたダッシュだ!

地下に駆け下り走って走って・・・、ちょうど来た電車に飛び乗り一息。
東京駅、イェイ!ひたすら走る。しかし何でこんなに遠いのバス停。八重洲南、やえすみなみ、ヤエスミナミ、あった!

「すいません、ハァハァ、このバス、ハァハァ、八日市場駅、ハァハァ、行きます?」「はい。」

よかった〜〜!とシートに倒れ込んだ瞬間、バスの自動扉は閉まり、涼しげなテープのアナウンス、マジ涼しい空調の吹き出し口に感謝。そんな感じのギリギリで走った1日。飯も食わずに低燃費なつかちゃん。翌日測ったら体重が1キロ減ってました。



2000年08月20日(日)
国際交流の夜




タダでバーベキューと生ビールが飲めるというので「八日市場市国際交流協会」という団体のパーティーに行って来ました。市内に住む外国人ともっと交流を持とうという趣旨です。で、中央の彼女は英語の先生、すんごいキュートでした。ブラック系の人を見て「うわ!カワイイー!」と思ったのはローリン・ヒル以来です。一番左の人は台湾から来た”李さん”。李さんはプログレッシブ・ロックが大好きなんだって。それとお嫁さん募集中だそうです。

年々盛況になるこのパーティー。今年はバーベキュー用の牛肉25キロも用意したのに1時間ほど遅れていったらもう全然ありませんでした。焼きそばをつまみに生ビール飲みながら、「来年は時間通りに来るぞ!」と心に誓ったのでした。





2000年08月19日(土)
眩いばかりの・・・




久しぶりに会った友人はツルピカだった。「最近のつかちゃん」というタイトルで、この写真、勘違いしないで下さいね、私じゃありません。東京の日本橋に情報交換会に行って来ました。同業の7人で作っている会です。

当然みんな呉服屋。上の写真じゃにこやかに笑っていますが、怖い顔をするとかなりやばそうです。とても呉服屋さんには見えません。こんな風貌の彼はやることもなかなかイケてます。このまえ、自宅のフェンスにペンキを塗っていたら近所の小学生に「おじさん、なんでそんな色に塗ってるの?」と聞かれて「どんな色に塗ろうと勝手だろが、このくそガキ!」と心の中で吐き捨てながらサングラスをはずすとあらびっくり!フェンスは燦然とまばゆいばかりのゴールドに光り輝いていたということです。ペンキを塗るときにはサングラスははずしましょうね、みなさん。



2000年08月17日(木)
水着とくらげと缶ビール




いきなり妻の水着姿をアップ!む、無謀な!
というわけで久々のゆっくり休んだ定休日。近所の海へ波乗りに行きました。
最近やっていなかったので肩の力が落ちてなかなか沖に出るのはつらい物がありましたが、とりあえずまだ忘れていませんでした。よかった。ボードを子供にバトンタッチし、波打ち際近くの階段に置いたクーラーBOXをあけるとちゃんと缶ビールが!さっすがー、たかちゃん(妻)。

たかちゃんも何年ぶり?って感じですが、あっさり乗れてたのにはちょっとびっくり。それと2人の子ども達、お兄ちゃんはボディーボード、にこにこしながら楽しんでいました。小5の弟はサーフィンがおもしろいらしくちょっと教えたら今回初めて自力で波に乗れました。「はじめて立てた!」と、ホントに嬉しそう。私にしても初めてボードの上に立てた時のことは嬉しくて今でも覚えています。小5の夏に初めて波乗りできたんだって覚えとくんだぞ。

焼けすぎないように日が傾いてから出かけた海だったのに私は日に焼けすぎて体中がひりひりと痛いような痒いような・・・、子ども達は兄はクラゲに刺され、弟は貝殻で足を切ったけど、久しぶりの海で楽しかったです。無事だったのはたかちゃんだけ。



2000年08月15日(火)
ケータイわらしべ長者



先日ケータイを買った。5台目にして初めてお金を払って”買った”のだ。思えば初めてのケータイはモトローラのでっかい筐体。それも友達がインターネットの懸賞に応募して当たったのをタダでもらったのであった。それ以降「いらないケータイはありませんかー?」ともらいまくり、データの書き換えのみでここまでやってきたのであった。1円も使わずにどんどんケータイが新しくなって行く。人は私のことを「ケータイわらしべ長者」と呼んだのであった。
チッチッチッ!でもねお嬢さん、それは昔の話。(誰に言ってる?)そんな生活とはおさらばさ。いまじゃ最新型の日常生活防水のマシンなのさ。ふふふ・・・。

あ!新しいデータ通信カード買わなくちゃモバイル出来ないじゃん!また出費が・・・、とほほ・・・。



2000年08月14日(月)
BON DANCE!




へーい!これをご覧の霊の皆さん、お元気ですか?お盆ですよ。ちゃんと間違わずに生前のお家に帰れましたか?
お盆といえば盆踊り。私は町内の盆踊り大会に出ました。囃子連なので、踊る方じゃなくて演奏する方ね。
始まってすぐ雨は降ってくるし、踊り手はいないし、せっかくの浴衣が雨でよれよれになってしまいました。麻が入ってるからよれよれ度256倍(当社比)という感じです。

観客もいないまま予定通りの曲目を演奏しました。千葉県無形文化財の「権左が西国(ごんざがさいごく)」や「大漁節」など、5〜6曲演奏します。私は個人的には「庄八」という曲が好きなんですが、何の事やら分かりませんよね。

終わったあとはサクサクッと片づけて宴会に突入。かつおのカルパッチョとバランタインの21年がうまかった〜。



2000年08月13日(日)
戦慄のダイフク


休憩時間に頂き物のダイフクの包みを開けた。瞬間!戦慄が走り、背筋を冷たい汗が伝う。そこに見たものは・・・、「生クリーム大福」「モンブラン大福」言葉をなくした私は見なかったことにして箱のふたを閉じた。と、言うのはウソで、生クリーム大福に挑戦。たかちゃん(妻)はモンブラン大福に挑み、・・・玉砕・・・。
あ!決してまずいって訳じゃなくて、もともと甘いの苦手なんだよねぇ。
ちなみに地元八日市場のお菓子屋さん。HP上でオンラインで手に入れることもできます。


モンブラン大福