いつだってこの空



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2009年01月23日(金)
代償



これっくらいのこと幾らでもない

多少の誤差はあるのかな、気持ちの面で

君の気持ちに気が付いて

誰も彼もが同じだと気が付いて

私一人冷静でなかったと思うから


ちゃんと理解できたこともあるよ

ないものにこだわって

知らない人に付いてって鳴かされた心地よく

君が居なくても楽しめる大丈夫だよ


君のこと沈めて埋めて匂いも消して

分かりあえる、そんな気がしてた

それは偶像たぶん本当にほしかったのはそれだけ

私だけ見つけられなかっただけ

夢が憎らしい

出演者は決まって君

笑い声 耳澄ます時だけ君が私に宿る

本当はまだ足りない


涙でうめてくから大丈夫だよ心配しないで

壊れないように滴ためて

待ってるだけ抱きしめてくれなくていい

近くで見てもいい 近くで感じてもいい

遠くで思ってるから

名前は呼ばないから


繋がらない糸たちがいっぱいだよ

そこから見える?

君とは沢山の嘘があって言ってしまったことの事実だけが残ってる

でも君は優しかったんだよね

すぐに気付けなくてごめんね


このっくらい幾らでもないよ

始まりも終わりも決められるんだから

単純だよね 空の色みたいに変わっていきたいよ

糸だって自分で切れるんだから

全部自分で出来るんだから

零れそうな想いたちへ、ありがとう






2009年01月22日(木)


浅い海の下で絡まりあった二本の線は色も変えずに私に復讐して欲しいと頼む

でもそんなこと実際は反対で私の罪を洗い流さんようにとするつもりなのだ

言うことを聞かなかった罰だとあなたは私に言うだろう

それでもいいそれが私の唯一の安らぎ

絡み合って流れてきた二本の線にはどのくらいの相違があるのか

光に運ばれた速さや

鳴き声の高さ

心に捲かれた針金の重さ

どこが答えの入り口だろう

見せて欲しいよ


可哀想なことをしたね

今では二本線も消えたがっている

でも刻まれた時は戻らないと信じていたい

どれだけの嘘であなたを消したいと思ったか

突然の涙で緊張した手が震える

忘れたい 忘れたくない 忘れてほしい

心だけが痛いよ


これがあなたに逢える最後です

覚えていてください

痛みは喜びも与えると





2009年01月21日(水)


ひとりぼっちの背中

押してあげたいでも気持ちが竦む

肩が泣いている 腕が震えている

私はあなたに何もできないの

体はもうボロボロで

声はもう届かなくて

ただ涙がこぼれる

でも側にいるから

あなたの中に私は居なくても


悲しんでる姿見られたくないって

外へ出て泣いてる

夜の隙間に光が見えてる

もう大丈夫だから

一人じゃないから

いいんだよ

休んだって

どこへ行ってもいいから

忘れないで

あなたを守ってる人がいる