本屋に行く。6冊〜〜♪

明日香(「超少女明日香」和田慎二・コミック)の最新刊が
出ていると聞いたので、本屋に出かける。
だめだよ?明日香だけだよ?
・・・誓いもむなしく、他に5冊買った。
ぶわははは。危ないぞ・・・・週末は図書館の日だ。やばい。

と言うわけで、購入本は以下のとおり。
「世界がもし100人の村だったら」←ベストセラーは買わないが気まぐれ
「九つの殺人メルヘン」←童話の「意味」には興味ある
「左手に告げるなかれ」←衝動買い
「いくつもの週末」←やっと見つけた
「ツチヤの軽はずみ」←笑いたかった
「超少女明日香・式神編2」←最近は二巻完結らしい

そのほかに、「小さな白い本」を買った。ふふふふふ。
「げんきのもと」でも書こうかな。
2002年02月27日(水)
ドラマ。『萩原朔太郎の亡霊』

だいぶ前にやっていたんだけれど、ビデオを今ごろ見ている。
内田康夫さんといえば、やっぱり浅見シリーズなのだが、個人的には
岡部さんもいい。
以前ドラマで石黒賢さんがやっていたのを見たことがあるが
(信濃のコロンボと共演だったかも)、今回は高嶋政宏だった。
ちょっと前に見た火曜サスペンスの余韻が消えきらないうちにどうか、
とも思ったが、政伸氏の浅見より、政宏氏の岡部の方が数段しっくり
くる(ファンの方ごめんなさい)。
マイホームパパな演出は良かったが、全体的に「演技っぽさ」の
前に出た演出が時々鼻につく。
なにかひらめきを得るときにポーズしないでくれ・・・・・・
せっかく高嶋さんならカッコイイ切れ者の岡部ができるのに、
そのへんの細かいトコはちと残念。
それからカミチョーさんが大仁田厚でびっくり。まあこれはいいか。
さらにフックンが切れた若者で出てきた・・・(汗)
三原じゅん子さんや松尾隆史さんなどかなり豪華だ!!

第二弾・・・あるのかしらん。
2002年02月26日(火)
★有栖川有栖。 『ダリの繭』

火村&アリスは今回は二冊目。
『海のある奈良に死す』(だったか?)がちょっとなじめず、
しばらく遠ざかっていた。
今読んだら、違う感想かも知れない。
ちょっとシリーズ読んでみようか、という気になっている。

似たようなトリックを以前読んでいたので、目新しさは
なかったのが自分的にはちょっと残念。
でも、もともとは似てるから読んでみたい、と思ったわけなので、
やっぱり自分のまいた種なんだけれども。

繭にはちょっと入ってみたいかも。
リラックスしたら、やせるかな〜〜(自爆)
2002年02月25日(月)
★太田忠司。 『紫の悲劇』

霞田志郎シリーズは、第1作の「上海香炉・・・」を
読んだだけである。
そのあとをすっ飛ばしての、新シリーズ。
どうやら前作で、手痛く傷ついたらしい志郎さん・・・・
変人だったり、達観していたりする探偵はちまたに多いが、
太田作品の探偵たちは、たぶん皆繊細な感覚の持ち主だ。
悪い意味ではない。より読者に近いということだ。
一作しか読んでなくてキャラについてはそう語れないが、
千鶴ちゃんはちょっと苦手かも・・・
それってワタシが年取ったってことなのかな!
「紫」に関する謎・・・・もう少し最後まで雰囲気を引っ張って
行けたら、もっと意外性が際立ったかも。

「香」の話は全然知らない世界なので、面白かった。
香りを聞いて、それを当てるのを鳥の名前や源氏物語であらわすとか
なんだか教養高い未知の世界・・・・。
香道ってどれくらい今普及しているのだろう?
でも・・・・匂い袋の香りとか苦手なので、向いてないかな。
2002年02月22日(金)
★黒田研二。 『ウェディングドレス』

めずらしく、読むパワーがあがらない・・・・
作品のせいだけでは決してないと思う。仮にもメフィスト賞だし。
やはり最初の謎がおおがかりだと、テンション高くない時には
物語に入り込めない・・・・
シチュエーションも苦手だったし。
はい、感想もどきが書けるほど、読みこんでおりません。
しかし・・・・あのトリックはまさに奇想天外。それは確か。

ああー、やっぱし読書は読むぞっちゅう気持ちが大切なのね。反省。
2002年02月21日(木)
★島田荘司。 『暗闇坂の人喰いの木』

やっと手をつけた。
分厚いのとタイトル怖めなので、ちょっと脇にどけてた(汗)。
感想は・・・・・やっぱし怖い!
何が怖いって・・・・ヒトクイの木じゃなくて、
途中に語られる「死刑の歴史」の絵。
想像力が人一倍欠如しているので、文章よりも絵や写真や表紙が
恐ろしいのである。←ちょっとヘン
だが、ドロドロに怖いシーンあり、暗号アリ、でかいトリックあり、
恐ろしい結末あり、となかなか盛りだくさんだった。
結末は・・・・心臓わしづかみに恐ろしかったけれど、そういうの本当に
出来るの?とちょっとつっこみたくはなった。
そして、レオナさん。
これからも出てくるのね?たぶん。

次は「異邦の騎士」かしら、それとも「水晶のピラミッド」かしらん。
2002年02月20日(水)
図書館の日。

ついにおじさんは下巻を返してくれたらしく、ようやく
今回上下巻そろった。
やっぱりいっぺんに読まなきゃね。

最近は図書館には新作がすぐ入るし(もちろんとても待たないと
いけないが)、オークションや古買いでも結構手に入る。
やっぱり読まれている割りに定価で本が売れないと、
作家さんの懐にも影響するだろうな・・・・
著作権の価値とかにも問題あるやろうし。
ああっでもお金ないんだよう・・・・・

今回はこんな感じ。
『天国への階段』←すでに感想もどきもどきをあげたが
『洗脳試験』←もう図書館にあるとは!
『ウェディング・ドレス』←メフィスト賞もたまには
『紫の悲劇』←霞田さん・・・・
『ダリの繭』←深い意味ないがトリックを見たい
『お見合い』←やっぱり怖いサイコホラー
『猫弾きのオルオラネ』←懐かしさのあまり思わず・・・・
『HPビルダー基本操作早分かり』←あっはっは。ビルダー初心者
『Dino Press』←図書館にあった!感動・・・・・
2002年02月18日(月)
★白川道。 『天国への階段』

一番最後にちょっと泣いてしまったよ。←すぐ泣く
まあドラマだから・・・・ミステリではなく、うーん・・・
ラブ・サスペンス・復讐もの?
これってあの「本パラ」仕掛けだったらしい。
本の折り返しにさりげなく書かれている著名人のメッセージには
ちょっと惑わされたかな。
これを書く前に他のサイトを回ってみたが、けっこう酷評も多い。
「生ぬるい」というのがその多数か。
しかし、ストーリーは血縁と人脈が複雑に絡み合っていて、
いったいこの人たちをどう結末づけるのか、最後まで気を抜けずに
楽しめたと思う。
それにしても・・・・
柏木さんは、にくめないひとなのになんであんなにクールなのかしら。
クールと思わせてすごくロマンチストだったり。
これは・・・・女性には受けない話かも。

関係ないけど、ヒロインの娘の名前が、自分のムスメの名に似ていて、
感情移入しまくり(汗)
あんな美しく澄んだ心をもった、聡明な女性になったらいいのに〜
(しかも「あんな美しい人はみたことがない」女性だし!)
あっでもそんな美人になったら、早くムシがつくかも。
やっぱり前言撤回(爆)
2002年02月17日(日)
★恩田陸。 『月の裏側』

もう本を返してしまい、ちょっと手元にないのだが・・・
びっくり。ミステリじゃなかった。
というのも、ワタシはまだ恩田さんの作品は2〜3作くらいしか
読んでいなくて、一番最近読んだのがミステリの短編だったので、
ついそのイメージで読み始めたのだ。←ありがち
特に図書館本はハードが多く、しかも帯がない。
内容はまったく、その題名から想像するしかないのである。
そしてこのタイトル「月の裏側」。
・・・・うまい。
ストーリーはSFといったら一番近いか。それともホラー?
読み進んでいて、思わず昔夢中になって読んだ、眉村卓を思い出した。
あんな雰囲気で、もう少し文学っぽく、湿度と色がある。
・・・・そして、怖い。
主人公の年齢が、設定よりかなり若く感じるのがちょっとおしいが
そう気にもならない。

むむむむ。「六番目の小夜子」でちょっとひいたのだが、もう少し
他のも読んでみようか。
2002年02月16日(土)
★泡坂妻夫。 『しあわせの書』

正式名称は『しあわせの書 迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術』。
泡坂作品は、あんまり数は読んでいないが、煙に巻くようなその
独特の雰囲気は結構好き。
「亜愛一郎シリーズ」とか。
それはさておき、この「しあわせの書」はけっこう売れているのでは?
あるテレビ番組で、これが登場したのだ。
詳細は述べないが、それでどうしても手にとってみたくなった。
あー・・・・
読後感は、「やっぱり見なければよかった」。
意味不明で申し訳ないが、ネタばれをふせぐため。
ストーリー中のトリックには、ちゃんとびっくらこいた;^^)。


2002年02月15日(金)
☆東野圭吾。 『サンタのおばさん』

絵本と聞いていたので、もっと文字が少ない子供向けのものかと
思ったら、そうでもなかった。つぼにはまった。
ちょっとオトナのための絵本、という感じかな。
杉田比呂美さんの絵も、とってもキュート。

とても説得力アリ(笑)。
子どもに読んであげても面白いかも。
だって、アフリカのサンタが緑のマントを着ているのはなぜか、
なんて面白い。
サンタを題材に、女性についてだけでなくさりげない「色々」に
ついて語ってくれるのは、なかなか痛快。
そして、物語のラストがなんだか素敵。

うーん、恐るべし東野圭吾。
2002年02月14日(木)
★岡嶋二人。 『チョコレートゲーム』

少し前に『おかしな二人』を読んだところだったので、ちょっとは
印象が変わるかと思ったら、結構楽しめた。
(というかもうどっちも忘れている)
奥付を見ると、昭和60年とあるが、今でも全然遜色ない。
まあ今の時代、おこちゃま方もケータイを携帯するようになって
きているので、「長電話」とかは時代にそぐわないのかもしれないが。
しかし、ストーリーは読ませる。
入り組んでもつれた糸は、きっちり最後に解かれていく。

登場人物たちは中学生だが、いつか自分の子どももその年になる。
昔読んだときにはきっと感じなかったであろう、主人公がたどる
親としての心境が、この本の読後感をたぶん以前と違ったものにしている。
2002年02月13日(水)
★鯨統一郎。 『金閣寺に密室』

正式名称は、『とんち探偵一休さん 金閣寺に密室』である。
書店で見かけても食指が動かなかったのは、このベタなタイトル
のせい・・・・というのはあくまでも個人的な見解である。
悪いとか面白そうじゃないとかではない。
ただワタシが恥ずかしいのである・・・・とんち探偵一休さん、というのが。

鯨統一郎さんといえば、『邪馬台国はどこですか?』では
楽しませてもらった。
この作品でも、一休さんの有名なエピソードが随所に出てきて、
しかもそれが鯨流解釈でこれでもかと後半押してくるのには驚き。
「邪馬台国〜」の方が短編だけに切れ味はあるけれども。
しかし一休さん、といえばやっぱり自分的にはアニメのイメージが
強いので、そういうのがない人、あるいは歴史に明るい人はもっと
楽しめたかも。
室町幕府という時代、将軍の名前くらいしか知らない・・・

ところで、新右衛門さんて、本当にいたのね。←無知
で、桔梗屋さんは??←厚顔
2002年02月12日(火)
★今邑彩。 『大蛇伝説殺人事件』

ついこないだ、出雲関係の殺人事件読んだばかりなのに、
もう忘れている・・・・というか神話は複雑でたくさんの説が
あるので、いまひとつ乗りきれない自分がいる。
登場人物たち、なぜあそこまでも神話に詳しいのか?
ワタシが常識しらんだけか。
それにしても、名前難しいし・・・・
ヤマトトトヒモモソヒメ。どこで切るのか?
ヤマト・トトヒモ・モソヒメ?
ヤマト・トトヒ・モモソ・ヒメ?

ひとつ、ちょっと言わせてもらえば、
某鉄道検索ソフトで調べたと言う、出雲から奈良への行き方、
最短距離。
出雲→JR特急で岡山→新幹線で新大阪→JRで大阪→JR関西線で奈良
とある。
多数の奈良県民はたぶんそうしないのでは。
新大阪から地下鉄で難波→近鉄で奈良
あるいは新幹線で京都→近鉄で奈良
・・・・大変失礼いたしました。
2002年02月11日(月)
◆しかくの。コミック『爺さんと僕の事件帖』

本屋でかなり迷って三巻まとめて買ったのだが(まだ連載中)、
これは自分的に「アタリ」。
無愛想で無口な爺ちゃんと同居する、小学生逸実の事件簿。
狩野俊介のように頭脳明晰というわけでもなく、虹北恭助のように
オトナでもない、フツーの少年。
爺ちゃんもただの保護者でない、ちゃんと主役だ。
そして、爺ちゃんとのほのぼのストーリーに終始していないところが
新しく不思議な雰囲気。
コミカルなところももちろん楽しめる。

続きが楽しみ。


2002年02月10日(日)
ふらふらと本屋へ。

本屋のいきさつは、「おきらくにっき」参照(笑)。
そういうわけで、やっぱり本を買ってしまったのだった。
やはり、これは中毒を名乗った方がいいのか?
いや、活字中毒者ではない。
活字購入借入中毒者か?

知らないうちに買ってしまった本たちは以下の通り。
「ダ・ヴィンチ」←最近毎月買っている
「はやぶさ新八御用旅」←いっとき待つと決めたのに・・・・高嶋効果か?
「R・P・G」←摸倣犯すんでからと決めたのに・・・・文庫効果か?
「サンタのおばさん」←これは読んでみたかった
「センセイの鞄」←話題のこの本も読んでみたかった
「爺さんと僕の事件帖1〜3」←コミック

あああああ!
しばらくは昼食は粗食!
2002年02月08日(金)
★乃南アサ。 『未練』

本屋の店頭に並んでいるのを、何度も未練たらたらであきらめて
いたが、先日図書館の返却されたばかりの本を入れる棚で発見。
この棚は、ちょっと穴場なのだ。
そして、勝手を知った本好きたちが、さりげなくチェックして
いく。
つまり返却されても、書棚に戻る前にここでかっさらわれて
いっちゃうわけだな?(笑)

『未練』は、『花散る頃の殺人』に続く、音道貴子シリーズ第二弾。
長編もいいが、個人的には軽く読める短編集が好き。
といっても、話はいちいち解決するわけではなく、「これが警察官の
日常に近いんだな」という感じがする。
淡々と描かれる日常の中の非日常=犯罪。
ドラマの音道さんは、ちょっとスマートすぎるな。

それにしても、題材はかなりシビアだ。
子どもがらみには弱い・・・・。
それから、最終話みたいな話にも。
2002年02月07日(木)
ドラマ。 『貴賓室の怪人』

内田康夫さんの浅見光彦シリーズ、最近五冊内くらいかな。
なんとなんと火曜サスペンス劇場!
しかもナントカ20周年記念企画!
しかも浅見さんが・・・・高嶋政伸!
しかも陽一郎さんが・・・・高嶋政宏!
しかも主役をはれる女優陣で脇がため!
高橋由美子、沢口靖子、斎藤由貴、宮本信子・・・・あああああ。
しかもベニスとかギリシャとかエーゲ海ロケ!
しかも浅見邸が大邸宅!
しかも浅見さんのロマンスなし!
しかも・・・・・ってもういいよ。
あっ大事なこと忘れてた。
『貴賓室の怪人』のストーリーはあれだったっけ・・・・
例によって例のごとく、なーんとなく話の展開しか覚えていないが。

気持ちを切り替えて、普通の「火曜サスペンス劇場」として
見ることにした。
ひとことだけ・・・
あ、あの若さで刑事局長はないやろ・・・・って。
俳優さんたちは、どの人も嫌いじゃないのだけど。
2002年02月06日(水)
★井上夢人。 『おかしな二人』

(本文中はネタばれの宝庫なので、岡嶋作品を未読の人は注意が必要な本)

サブタイトルが、「岡嶋二人盛衰記」である。
この時点で、けっこう軽めのイメージを持っていた。
なぜならタイトルが、そのペンネームの由来となった
「おかしな二人」だったからだ。
しかし・・・・
本当の「盛衰記」だった。
前半は夢を持って書けあがろうとするふたりの思いが熱く語られる。
しかし後半は少しずつすれ違っていくふたりの気持ちが寂しい。
もちろん二人だからよけいに大変なのだけれど、作家ってこんなに
大変なものなのか。
身につまされる・・・・というか、何度も読むのやめようかな、
と思ったほどだ。
だって、ファンだったから。
舞台裏、と一言でいうにはあまりにも切羽詰った日常が迫ってきて、
読んでいてキツかった。
これを書いたのは井上さんであって、岡嶋二人ではなかったし。
あえて世に出す意味ってなんなんだろう?

だけど、最後のシーンがあって、やっぱりふたりはこれで
よかったんだな、と素直になれた。
・・・・そう、思うことにしよう。
好きだったから。


2002年02月05日(火)
図書館の日&買った本(コミック)

前回(先々週)図書館に行ったとき、タッチの差でおじさんに
さらわれた上下本は、上巻だけ返ってきていた。
しかも、ワタシが本を見ながらうろうろしている間に
おじさんは返却したらしい。
なかった棚にさりげなく戻っているのを見つけたときは、
「ラッキー!」と思ったが、下巻がなかった(泣)
おじさん・・・・下巻まで読みきれなかったのね?
再来週お待ちしてますわ〜♪

というわけで、今回借りたのは以下の通り。
『建築屍材』(門前典之)←延長。読了して感想アップすみ
『おかしな二人』(岡嶋二人)←読了、感想は後日。
『チョコレートゲーム』(岡嶋二人)たぶん再読だが自分ちの本だな探すのめんどい
『富士山』←さくらももこの作ってる雑誌
『2002本格ミステリベスト10』←もう読んだ
『未練』(乃南アサ)←発見したときはひそかに小躍り
『大蛇伝説殺人事件』(今邑彩)←怖いかも・・・
『金閣寺に密室』(鯨統一郎)←本当は「九つの殺人メルヘン」がよかった
『月の裏側』(恩田陸)←まだ買った本に未読あるのに〜
『天国への階段・上』(白川道)←がんばります

おまけ。買った本(笑いは特に意味無し)
『しあわせの書』(泡坂妻夫)←ふふっ
『あたしンち・6』(けらえいこ)←ふふふっふ
『人形はこたつで推理する1・2』(コミック・河内実加)←ふぉふぉふぉふぉ
2002年02月04日(月)
★門前典之。 『建築屍材』

鮎川哲也賞らしい。
基本的に「賞もの」は苦手としているが、新しいハードの本が
図書館で手に入る確率はきわめて低いので、勢いで借りたら
読みきれずに延長に。
鮎川哲也賞のハード本で楽しみなのは(って数冊しか読んで
ないけど)、巻末の審査員の書評である。
これを見て、また「なるほど、専門家はそう見ているのか」と
思う。
シロートの自分とはぜんぜん読み方が違うのも、選者によって
目の付け所が違うのもなかなか面白い。

本文。・・・・建築用語が難しすぎ〜
だが、人を隠すのによく壁に塗りこむという本を(ミステリだけ
でなくホラーとか)読んだことがあったが、それは「あかん」
ということが解説されていて興味深かった。
本当の建築現場に一般人が入ることはまずない。
そのへんがもう少しわかりやすく楽しめたらよかったかな・・・・・

しかし・・・・このナイスなタイトル、後でつけたのね。
2002年02月03日(日)
★島田荘司。 『展望塔の殺人』

うっかりホンのにっきを書く前に、図書館に返してしまった(泣)。
短編集なので、記憶の退化も早い・・・・・(おいおい)
表題作。
誰が見てもいい人を、誰が見てもいい人が刺した。
一見無意味に思える衝動殺人の意味。
この動機、というより動機を引き起こした出来事に呆然。
これ以上書くとネタばれ。
でも、あれはやだ。そういうのは見たくない。

ああー、なんつー感想文なんや〜

2002年02月02日(土)
★井上夢人。 『プラスティック』

岡嶋二人のファンだった。
「クラインの壺」を当時読んだときの眩暈のような読後感は
忘れられない。
井上さん単独になって何冊めかな・・・

これをネタばれせずに感想書くのはむずかしすぎる。
あらかた解っていたものの、最後に二転三転とやられた。
結局、結末まで引っ張られた。
他の人はどんな感想を書いているのだろう、と検索したら、
この話、過去舞台になっているらしい。
むううう。それは見たいかも。

それにしても、疑い深くなったもんだ。
素直に読みたいね・・・・・
2002年02月01日(金)
By ちゃいむ

My追加

*back *next *Menu *First *New!! *Mail *Home* 

Edit by オレンジミルク。