| 2004年02月29日(日)
【ポロポロ】 両手からポロポロと 願いとか希望とかそんな綺麗なものが 零れて行くのが見える様な気がして 切なくなった 両手で顔を覆うと どうしてこんなにも やるせない気持ちになるのだろう？ 世界が僕を見放したような あるいは 僕が世界を見放したような そんな気持ちになって ポロポロと 今度は涙がこぼれたよ 2004年02月28日(土) 【鉄分不足】 血が体から出て行く 澱んだ感情も一緒になって 出て行ってしまえば楽なのに 鉄分不足で頭が回らない きっと貧血気味だ 君の声すら届かない 今は誰も話し掛けないで この口からは酷い言葉しか出てこない 人を切り裂く言葉しか出てこない どす黒い血と一緒に こんな汚いアタシも 消えてしまえばいいのに 2004年02月27日(金) 【窓】 窓に灯る明かりが まるで癒すように夜空まで照らした 僕は足元のそれを愛しく見つめる あそこは君の部屋 愛しい君の部屋 今は泣きべその君の部屋 嗚呼 君の成長がみられないなんて 哀しいよ 悔しいよ でも 君はこの地上で笑って泣いて 愛を育てて生きてほしいよ 僕はこのまま空へ溶け 君を何時でも守る そんな存在になるから 明日には泣き止んで 空を仰いでおくれ そのやさしい窓から どうか空を仰いでおくれ そうしたら 僕のめいっぱいの強がりの笑顔を 君にきっと届けるから 2004年02月26日(木) 【部屋】 このちっぽけで狭い部屋に 窮屈に押しこまってる アタシの愛しい全て こんな狭い世界でも 生きていける事に自分で驚く でもそれを幸せに感じてしまって 唐突に寂しさを実感する 独りは寂しくて嫌なのに どうしてあたしは 独りを選んでしまうのかな 独りに慣れすぎて 他人との関わり方を忘れてしまいそう 笑顔を忘れてしまいそうだよ 2004年02月25日(水) 【君の誕生日】 君の誕生日だったね 人に言われて気が付いた ファンクラブの更新は やめたんだ 馬鹿みたいだと 気づいてしまって 一人相撲の切なさに 気づいてしまって 僕は僕の未来を 見据えて生きていく事を決めた 2004年02月24日(火) 【涙】 泣いても泣いても 僕は何も変われないんだ 今までがそうで これからもきっとそうで なのに 今もまだ泣き続けてる 哀しいから 寂しいから 空しいから 切ないから 感情が僕の容量を越えて 溢れ出て来るから 外に吐き出さないと 僕がつぶれちゃうよ 2004年02月23日(月) 【強風】 あんまり風が強いから もう髪の毛のセットなんて 途中からどうでも良くなった 風は なんでこんなに自由なのかな 人は自ら何かに縛られて生きてる そんな気がしてならないよ 2004年02月22日(日) 【頭痛】 お願い誰か頭痛を止めて頂戴 世界が歪んでいくわ 音が遠のくわ 私を遮断しないで 孤独に押し潰されて 息が出来ない 2004年02月21日(土) 【音】 キーを打ち付ける音が まるで自分の証の様に そこにしか 全てが無いように 言葉を吐き出して 音に変換して ねえ アタシは何を求めて この無駄ばかりの世界に 今も何を求めて 2004年02月20日(金) 【懺悔】 瞬間世界が止まったのです 僕はただの傍観者でした 倒れるあなたに駆け寄り 助け起こす行動がどうしても出来ず 流れる血が恐ろしくて 堪りませんでした 足が動きませんでした あなたは無事でしょうか 命は助かったのでしょうか 今願うのはそれだけです 2004年02月19日(木) 【前】 前を見ろとか当たり前に吐かれても 僕には今 前が見えません 前ってどっちですか 後を向けば それは前になりますか それとも前は あなたの言う その一筋の道の事だけを 指し示すのでしょうか もしそうならば 僕は前ではなく後ろへ進むだろう あなたは僕に あなたの道を 押し付けようとしているだけです 2004年02月18日(水) 【明日】 怖れてばかりいる 現在この場所に立っていても 自分がいまだ何をすべきか解らず 立ち竦んだまま、空ばかり眺めて 未来を勝手に夢想しては 悪い事ばかりが浮かんで来るから 頭を振って掻き消して また立ち止まって、空を仰いで こんな僕にも明日は来ると言うのに 怖れは今もこの胸を支配したまま 消えてはくれない 2004年02月17日(火) 【日々】 あんなに時間に追われてた日々が 今はこんなにも懐かしく愛しい 戻りたいとさえ思う 今は家でただひたすら惰眠を貪り どうでもいい食事を済ませ 何にも興味を持たない生活 なんて なんで虚しいの あんなに望んだ自由なのに 2004年02月16日(月) 【はらはら】 言葉が纏まりきらずに ハラハラとこの両手から こぼれて行ってしまう 慌てて追いかけるけど 捕まらない言の葉は ハラハラ風に乗って舞い上がり 空へ溶けていった 僕はただ地上でそれを眺めていた 2004年02月15日(日) 【青空】 あんまり空が青くて あんまり空が高くて 窓から見上げるだけで 胸が締め付けられた どうして僕はこんなにも ちっぽけで くだらなくて 空っぽな人間なんだろう あんまり空が綺麗だから 泣きたくなった 自分の全てが情けなくて 哀しくて 淋しくて 泣きたくなった 2004年02月14日(土) 【バレンタイン】 チョコが僕を引き寄せる 甘い香りが小さな罠だね バレンタインなんて 気にしてない風な素振りして 君から貰える事を密かに期待した 馬鹿だと笑って良いよ 今日、君は僕の友人を呼び出した 帰ってきた友にきっと僕は 笑って尋ねるのだろう どうだった？と 今から気を引き締めて 笑顔の練習をしておこう 願うのは君の幸せ、それだけなんだ 2004年02月13日(金) 【何もしない日】 今日はお昼くらいに起きた ご飯もろくに食べずに また寝た 目を両手で覆ったまま 自分の部屋の天井すら 視界に入れたくはない こんな日は世界から 自分を断絶して 全ての感情を切って 何も考えず 何も聞かず 何も見ない 今日は何もしない日 自分を休ませる日 人生にはそんな日もきっと必要 そう自分を慰めてひとつ深呼吸 明日起きた時にはもう少しだけでも マシな自分になれてる様 祈るように静かに目を閉じた 2004年02月12日(木) 【消えないで】 また視界が闇に閉ざされようとしてる 君の唄が辛うじてヒカリを 僕の心に届けるけれど まだ 消えないで 独りじゃまだ立ち向かえない 少しずつ視界を侵されていく恐怖が 僕を包んで行くから 足の動きが少しずつ鈍って行く まだ 止まらないで この暗黒と絶望の闇の中に 君の唄だけが ヒカリとして入り込む力を持ってる どうか僕を救って 僕の心を 君の唄だけが 君の叫ぶ言葉だけが 僕の希望 生きる力 ヒカリよ まだ 消えないで 2004年02月11日(水) 【ピック】 君が投げたピックを拾った 嬉しくて泣きそうだった ねえ お守り代わりに お財布にしまったよ きっとこれから 何かあるたびにそれを見ては 君へと想いを馳せるだろう 2004年02月10日(火) 【枷】 度重なるいくつもの後悔が 胸に重く圧し掛かる 何時の間にかそれは 枷へと姿を変え 私の心を縛り付ける 同じ所で立ち止まって 同じ所でつまづいて 同じ所で後悔をして 小さな世界を必死に泳いでるつもりで でも本当は一歩も此処から動けていなくて 重い過去の枷が今も私の足をここへと 留まらせている そんな気がして 進めないのは誰のせいでもない 自分の心だと解っているつもりなのに 2004年02月09日(月) 【祈り】 一歩 たった一歩 ここを 今を 踏み出す 勇気を この手と この足と この胸に 宿して下さい どうか この場所から踏み出せる あと一歩の勇気 この心に宿して下さい 2004年02月08日(日) 【会わない】 会えば会うほど 切なくなって行くんだよ 会えば会うほど 己の駄目さが解ってしまって 会えば会うほど それでも焦がれてる自分に 嫌気がさす あまりにも泣けてくるから もう 会いに行かないよ もう 行けないよ 2004年02月07日(土) 【君が好き】 君が好き そう素直に言えたらどんなに良いだろう お疲れ様を言う勇気も無いくせに そんなことばかり考える 名前を呼んでもらうだけで嬉しい そんな中学生のような恋をして 想いが勝手に降り積もって行く毎日 切なさだけは本物で 気付けば胸の中が 君でいっぱいになって行った ねえ どうしたって こんなにもまだ君が好きだよ 諦めたいのに諦められない 2004年02月06日(金) 【引力】 後ろ髪を引かれながらも 前だけを見て帰る 振り向いたらきっと あの場所まで戻ってしまうよ それほど君の引力は強い アタシはただ 君の周りの衛星の様に つかず、離れず、一定の距離 それを保つのに精一杯 ホントは越えたい でも越えられない なら、いっその事離れよう もう来るの止めよう そう何度も何度も誓うのに どうしてもまた君の引力に引き寄せられて アタシは又独りで どうしようもない切なさだけを持ち帰る 2004年02月05日(木) 【恋煩い】 楽しみにしてきた 当日 でもいざ君を目の前にすると 何を話して言いか解らなくなるんだ 全然可愛くない自分が 恥かしくて堪らなくなる あの子たちみたいに 人並みに可愛くなりたいよ 2004年02月04日(水) 【ネイル】 指の先に一本ずつ色を塗って ピンク色の可愛らしさを演出 君への恋心が加速する 馬鹿だとは思うの こんな事でって でも 折角女の子に生まれたから こんな楽しさも良いでしょう？ さあ メイクも気合入れて 君に会いに行くよ 2004年02月03日(火) 【視界】 もし今世界が見えなくなったとしたら 僕は君の笑顔だけを思い出して 生きていくのだろう 視界が狭まっていく恐怖に怯えながら それでも自ら命を絶つ事は出来ずに 君が僕の傍を離れても 僕は君を忘れない 2004年02月02日(月) 【雨】 雨の匂いが好き 静かな雨音が好き カラフルな傘が好き 真っ赤な長靴も好きだった 窓を締め切って でもカーテンは開けて 煩かったCDを止める それだけで 雨が静かに世界を癒してく 2004年02月01日(日) 【ピアス】 馬鹿げた迷信だって信じてる でもその割りに気にしてる 身体に穴をあけたからって アタシの何が変わるわけでも まして運勢なんてあやふやなものが 向上する訳でもない そんな事は信じてない でも なにかが変わるのだとしたら 多分 現実に立ち向かっていく覚悟 この穴を開けた時に少し強くなれた そんな気がした |