2004年01月31日(土)
【刺青】 君の手にあるその刺青が 何の意味を持つのかアタシは知らない でも鋭く尖ったイメージの絵が まるで誰かを威嚇するようで アタシは思わずその手を撫でたくなる 怖くないよと言ってあげたくなる なんの為に入れたのか 何を思ってそれを身体に刻んだのか アタシには想像もつかないけれど 君が今まで生きてきた勲章のように アタシは想うから 抱きしめてもいい? 2004年01月30日(金) 【前】 悲しいと 淋しいと 嘆いてばかりでは 前には進めない 解っているよ もう幾度も 進んでいく人たちを 見送ってきたのだ 僕はこの場所でただひとり 立ち止まりながら 嘆き続けて 前を見ているフリをしながら 去っていく彼らの背中を見ていた 2004年01月29日(木) 【親友】 親友の定義ってなに? 数年前まで親友だと思ってた子は この土地を離れていった 自然と連絡も稀になってしまったけど それでも大事な友達の一人だよ 友達の数が多いからって それがなんだと言うのだろう? 友達が少ないからといって どうして嘆いているのだろう? 寂しい人だと思われてもいい 少ない友人達でも ただ、一緒にご飯を食べたり 一緒に笑いあったり 一緒に楽しく時間を過ごせたら それだけでいいと思う それだけで幸せだと思うんだ 2004年01月28日(水) 【ラブソング】 街で流れてるラブソングに 自分を重ねては 自嘲気味に笑うクセがついてしまった あの人はとても遠い世界の人 地味系一筋の自分と 派手できっと友達の多いあの人は 話す共通の話題探しにも困る そんな関係 なのに どうしてこんなに切ないのかな 憧れだって思い込んで 諦めようと努力してるのに 君が笑う度に胸が ぎゅっとなるのを止められなくて ラブソングがやけに切ない 2004年01月27日(火) 【恐怖】 この世から僕自身が消えてしまいそうで 僕は走る足を止められなかった 何故こんなにも何かに 追い立てられているのか 自分でも解らないんだ 焦って焦って焦って でも多分僕は 止まる事が、確かめる事が、現実が 怖くて怖くて仕方なかったんだ 怖くて仕方なかったんだ 2004年01月26日(月) 【憧れ】 はじめはただの憧れだったと 確信をもって言えます だけれど いつ 恋 だと自覚したのか 自分でも解らないのです 憧れのままだったら 割り切れてよかったのにね きっと普通に君と笑えていたのにね どうして 気付いてしまったのかな 2004年01月25日(日) 【恋煩い】 あの日から 浮かぶのは君との思い出ばかり ろくに話せた記憶も無いのに 同じ場面だけ幾度もリプレイ ふと気付いては 自分に都合のいい妄想を止めて 馬鹿みたいだと苦笑するけれど どうしてこんなに惹かれているのか 自分でも解らなくて こんなに誰かの事で 胸を締め付けられるのは 本当に何年ぶりかの出来事で 戸惑う事ばかり ねえ 恥かしくて 君の前じゃ上手く笑えないよ 2004年01月24日(土) 【真実】 君にとっては下らない事でも 僕にとっては大事な事だったり 価値観なんてものは それこそ千差万別で 君が正しいと思う事が 僕にとっては間違いなんて事が 当たり前におこる現実 君は今も理解出来ないって嘆いてる ねえ、君は誤解してるようだけど 真実はひとつじゃないんだ だが既に僕らは歩み寄って 分かり合おうとする姿勢を無くしてしまった 真実の先に待つのはきっと別れだろう 2004年01月23日(金) 【影】 うつらうつらと 今もまだ視界に入りこむ 君の影 愛しいとか 寂しいとか 色んな気持ちの狭間で 僕は今も信じきれずに 目を閉じれば こんなにもまだ君の笑顔だけが 眩しく見えるのに 僕は君が 好きだったんだ 本当に 好きだったんだ 2004年01月22日(木) 【君の唄に君の声】 どれだけそれに僕が救われているか 君は気付きもしないのだろう 君の紡ぎだす前向きな言葉が 僕の背中をいつも後押しする 君の産み出した旋律が 僕の薄汚れた心を静かに浄化する 君の言葉が 君の唄が 君の声が 僕を癒していく 恋人になんて高望みはしない ただずっとどうか唄っていて 君の紡ぎだす言葉が 君の生み出す旋律が 僕を支える 2004年01月21日(水) 【片想い】 馬鹿みたいな片想いをしています 月一で会えるだけの人 そうして二言三言交わすだけの人 ねえ、これも恋と呼べますか 貴方が目の前に来ると 恥かしくて顔も直視できない でも会いたい 見て欲しい 話したい 矛盾した欲求 今更いい歳して馬鹿みたい そう思うのに 次会えるのを楽しみにしている そんな自分が居ます 本当に馬鹿みたいだけど 多分アタシは今 幸せな片想いをしています 2004年01月20日(火) 【今】 この手に何を得ているかなんて ぜんぜん見えなくて解らなくて 不安ばかりの毎日がずっと続いてる 泣こうと思っても何故か泣けなくて 吐こうと思っても何故か吐けなくて 体内に何かが降り積もっていくのを ただ呆然と眺めている 今 ちゃんと笑えているだろうか? 僕は今 この世界に在るのだろうか 2004年01月19日(月) 【予感】 うずうずと何かを感じる 心が少しずつざわめきだす じっとなんてしていられない 走り出したくて仕方が無い 予感がする 春じゃなくて嵐の予感 人生の 嵐の予感 でも自分で起こす嵐なら きっと満足で楽しいものになるさ さあ! 転んでも立ち向かう勇気を 立ち塞がる壁を打ち壊せる力を 今 思い出せ 2004年01月18日(日) 【脆弱】 たった今まで信じて歩んでいた道を ほんの一瞬で疑い始めてしまう アタシは何故意思を貫けない? 確固たる信念が欲しくて走り出したのは ほんのついこの前だったのに 小さな挫折を何回か味わい アタシは以前よりも弱くなってしまった そんな気がしてならない 涙が止まらないのは多分悔しいからね 2004年01月17日(土) 【激励】 ここは自由すぎて何も出来ない なんて、ただの甘えだろ やろうと思えばなんだって出来るのに 変わる事の恐怖や不安に怯えて ”そこ”から動かないのは やっぱり ただの怠慢 生きてる事に達成感が欲しいなら忘れるな 今を選んでるのは紛れも無い自分だ 現状を望んだのは紛れも無い己だ 自由すぎて何も出来ないんじゃない 自分が何もしようとしてないだけだ 背中を押して欲しいのなら 何度だって押してやる 蹴ってでも押してやる 怖れてもいい 不安になるのは当たり前なんだ でも、それでも今が嫌なら 走り出すしか無いだろ? 2004年01月16日(金) 【ヒカリ】 目の前の誰かが放り投げた缶 思いっきり蹴り上げた 真っ青な空に、缶がキラリと光って 馬鹿みたいな賭けをしてみたくなった ”ゴミ箱に入ったら覚悟を決める” 公園の中で独り悩んでいた僕は 青いその先に答えを探した コン! 軽く音を立てて 缶はゴミ箱へと無事到着 僕は笑ってゴミ箱に背を向けた 2004年01月15日(木) 【癒し】 癒しを求めて君を買ったのは 何時だったかな 久しぶりにカーテンを開けたら 少しだけ窓に寄りかかって 悲鳴をあげるかのように君がいた 君はこの部屋に空気と癒しを ずっと変わらずくれていたのに ごめんね 今ちゃんとお水をあげる 明日には肥料もあげる だから どうか生き返って また緑色に元気な君をみたいから 2004年01月14日(水) 【ひらひら】 舞い落ちるのは 僕の声 何処へも届く事の無い 僕の声 でもそれでいいんだ 誰かを責めるつもりの言葉じゃない ただ 吐き出したくて ただ 言葉にしたくて そうして落としてる言葉達だから 届かなくていいんだ ひらひら 何処へも行く場所無く 舞い落ちて 空に溶けてくれれば それでいい 僕の声 ------------------- ヒトハ復活しました また毎日綴っていきます 良かったらお付き合いください |