2003年05月31日(土)



【いちにち】


お昼頃に起きて
ダラダラと着替えて
無意味にテレビのスイッチを入れ
ニュースを流し見しながら
朝食とも昼食とも取れない
食事を軽く済ませる


広告と番組欄と
今日の占いの為に
新聞を読んで
不意に時計を見る
しばし考え込んで
出かける予定を止めた


外は台風の所為で雨模様
好きな音楽でもかけて
今日はいちにちゆっくりしよう
そんな日も私を形成する
ひとつの思い出





2003年05月30日(金)



【何がみえる】


その目で
そのにごった目で
何が見えるというのか
その奢った目で
何がお前に見えると言うのか


まるでそう責めるかのように
貴方の瞳は強く私を射抜いた


そうして私は何も言えなくなって
言葉を飲み込んだ



見えてるんです
ただ伝えられないんです
解ってと言うのは我侭なのですか





2003年05月29日(木)



【青空】


真っ青な空に憧れて
あんな綺麗な心が欲しいと
思っていたけど


綺麗なだけが人間じゃないし
きっと綺麗だけな人間も居ないし
裏も表も誰だって持っていて
光と闇は一対で


だから
だから


そんなに嘆かないで
汚い自分を責めないで


あなたもきっと
誰もがきっと
心に青空を持っているから





2003年05月28日(水)



【欲しい】


零れるほどの愛とか
満たされるほどの幸せとか
そんな風に目に見えないものが
欲しくて堪らないけど


欲しがるだけじゃ
何もきっと手に入らない





2003年05月26日(月)



【糧】


立ち止まって見えるものも
走り続けて見えてくるものも
全部自分の糧となるから
どっちの道でも良いじゃん
どんな道でも良いじゃん


その全部全部が
自分の人生だよ
クヨクヨも
うじうじも
颯爽に走っていくのも


選ぶのは自分だろう?





2003年05月25日(日)



【クヨクヨ】


いつまで立ち止まってるつもり?
クヨクヨするにも
そろそろ飽きていい頃だろう


さあ 立って!
顔あげて!


靴紐キツク結びなおすんだ
まだ未来は何も決まってない
真っ白な可能性のまま
君の前に拡がっている


さあ 走り出せ





2003年05月24日(土)



【一片】


小さな一片が胸に落ちて
それが小さな波を創る
やがてそれは大きなうねりになって
僕の心を君から遠ざける


哀しいね
人の心は 儚くて 脆くて
移ろい易くて


哀しいね
約束を果たす事せずに
僕は別れの言葉を君に告げる





2003年05月23日(金)



【携帯】


今もまだ
携帯がなる度に胸が高鳴る
着メロはあの頃のまま変えてない
助手席で聴いていたあの曲
切なさに胸が千切れそうだよ


お互い好きで付き合った筈なのに
どうしてあんな別れ方しか
出来なかったのかな


ボロボロに傷つけあったね
一緒に居ても辛いだけだった

なのにねえ
今でもまだ思い出すんだよ
君の声と笑顔と
携帯をとる度に嬉しかった気持ちを


今でもまだ思い出すんだよ





2003年05月22日(木)



【溢れて】


涙が溢れて
止まらないのは


哀しんじゃなくて
淋しいんだってば


淋しくて
淋しくて
堪らないからだってば


解ってよ





2003年05月21日(水)



【座右の銘】


あたしの座右の銘教えてあげる


”心機一転”


転んでも
躓いても
裏切られても
傷ついても
涙がもう零れないよってくらい
泣いても


魔法の言葉
”心機一転”


何度でもやりなおせるのが
何処からでもやりなおせるのが
何があっても立ち直れるのが
人の素敵なところでしょ
人の素晴らしさでしょ


泣いてないで顔あげてごらん?


世界は優しさに満ちてるはずだから








2003年05月20日(火)



【大好き】


ああ なんて事なんでしょう


大好きが溢れて困ってしまいます
笑顔を見れるだけで幸せになります


中学生のときみたいな
そんな青臭いトキメキが甦って来て
自分でも戸惑ってしまいます


でも なんだか嬉しいんです
そんな自分が結構好きだったりして
微笑ましくなってしまいます


ああ 貴方が好きです
なんて幸せな事なんでしょう





2003年05月19日(月)



【恋煩い】


いつ
好きになったかなんて
解らない
どこが好きかなんて
はっきり言えない


だって
全部が好きなんだもの
どうしてどうして
諦め切れない


彼女いるなんて知ってる
だから好きにならないように
気をつけてた
なのになのに
それを上回る君の優しさ


だってだって
全部が好きなんだもの
彼女を大事に想ってる
それも含めて
好きになったんだもの
久しぶりに本気で恋煩い


これからどうしよう・・・?





2003年05月18日(日)



【泣きたいほど】


孤高に頑張る君の姿が
あまりに愛しくて
僕はいっそのこと
抱き締めてしまいたくなる


僕の腕で護って
僕だけのものに出来たら
どれほど幸せか


妄想だと解ってるんだ
でも
泣きたいほどに
君が愛しくて


君が愛しくて





2003年05月17日(土)



【愛しい】


今愛しいのは
駄目な私に今も付き合ってくれる
大事な友達
そしてなんだかんだ言いながら
優しい両親
可愛い姪っ子
ケンカもするけど妹と弟


日々生きてれば色々イラ付く事や
お互い反発しあう事もあるけど
やっぱりそれでも
みんな
みんな


愛しい


愛しいと想う


そうして
みんなの生きているこの世界が
愛しいよ





2003年05月16日(金)



【時間】


なんて他愛の無い時間
皆でくだらない事で笑える瞬間
それがどれほど大切なのか
その時には気付けないけれど


ねえ 心から想ったの
大事だなって
この時間が愛しいなって


いつも有難う
笑ってくれてありがとう






2003年05月15日(木)



【恋】


恋愛じゃなくて
”恋”しか
アタシはした事無いから


恋愛の辛さも
恋愛の幸せも
知ることは出来ないの


片恋の切なさしか
アタシは知らないの






2003年05月14日(水)



【好き】


在るのはそれだけ


なのに
その気持ちだけで
どうして満たされないの
どうして求めてしまうの


返事は来ない
笑顔は私だけのものじゃない


”スキ”


ただ 在るのはそれだけ
なのに満たされないで
淋しくなるばかり
独りで
淋しくなるばかり


どうして求めてしまうの
返事が来ないとアタシは知っているのに


好きが 辛い





2003年05月13日(火)



【一方通行】


止まらない
止められない
一方通行なのに
受け止めてくれる事も
在り得ない
そんな想いを抱えて
それでも
日々を生きていけるのは
貴方の笑顔のおかげだと
思ってしまう私が


愚かなのでしょうか





2003年05月12日(月)



【憧れ】


憧れは眩しく胸を焼いて
想いは降り続けて溶けないまま
気持ちはどんどんと膨らんで
会うだけじゃすぐに物足りなくなって


貴方を独り占めしたい
貴方の大事な人になりたい


なんて
無理な事を願ってみる


憧れは今も眩しく胸を妬き付ける
けれど
焦がれれは焦がれるほど距離を感じて
切なさは増すばかりなのに
この憧れを捨てる事は出来なくて


アタシは明日も生きて行く
貴方への気持ちを抱いたまま





2003年05月11日(日)



【頭痛】


嗚呼 久しぶりに
頭がガンガンするわ
立っていられない程
この世にお別れしたい程


知らぬ内に溜まるストレス
頭痛は少し休めって言うサイン?


なら今日は大人しく早く眠るわ
明日にはどうかこの痛みが安らぐように





2003年05月10日(土)



【地団駄】


口惜しくて 口惜しくて
お菓子が買ってもらえなくて
駄々をこねたあの頃のように
今もまだ アタシは
駄々を捏ねてるだけなのかも知れない


人知れず
独りで


自分の全てに納得がいかなくて
地団駄を踏み鳴らす






2003年05月09日(金)



【黄色いカーテン】


明るくなれるように
窓際には黄色いカーテン
幸せの象徴みたいで
明るさの象徴みたいで
いいと思ったの
でも どうして
反比例して落ち込む 心


なんでアンタそんな暗いの?
アタシみたいに明るくなりなさいよ


黄色いカーテンがそう囁いてる気がするよ






2003年05月08日(木)



【小さな音】


ひろってね
なくさないでね
聴いていてね


謳うから
届く様に祈って
君へと謳うから


この音
どうかひろって
そしたら無くさないで
ずっと聴いていて





2003年05月07日(水)



【手のひらから】


手のひらから暖かさが伝わるように
愛が伝わればいいよね


撫でてあげるね
愛しい君の頬
君の頭
愛しい愛しい
君を


どうか
僕の手のひらから
伝われ








2003年05月06日(火)



【耐える】


どんな屈辱にも耐えるよ
それで君の気がすむのなら


どんな暴言を吐かれても僕は平気
どうせ君は後で自己嫌悪するんだろう?


大丈夫
そんな君の全てが僕は好きだから
受け止めてあげるよ
君の愛の全て


きっと耐えてみせるさ





2003年05月05日(月)



【閉じて】


瞳を閉じて
世界を閉じて
心を閉じて
全てを閉じて



そうして
見えてくるものもあるだろう
無駄な事なんてこの世に無い
全てに意味があって
全てが私の糧になる


だから
この時間も
この気持ちも
無駄にはならないよ


さあ 閉じてごらん





2003年05月04日(日)



【孤独喪失】


苛まれるのは
いつも孤独感
そして喪失感


離れていく友人と
越えられない壁
いつもの作り笑顔に
チリチリ痛むのは胸


淋しいの?
(・・・淋しいの)


苛まれるのは
いつも孤独感
そして喪失感


それだけ





2003年05月03日(土)



【風を運ぶ君】


嗚呼 風を運ぶ君よ
子供達へと夢を届けておくれ
遥かな未来を紡ぐ為に


妖精と謳われながらも
人々の記憶から
忘れ去られてしまった
けれど


覚えているよ
小さい頃に出会った君
まだはっきりと覚えているよ
あどけなく微笑む君の笑顔を


風を運ぶ君よ
どうか僕等の子供達にも
夢を届けておくれ
昔僕らに届けてくれた様に


嗚呼 今日もいい風が吹く


きっと 君だね





2003年05月02日(金)



【吹いてあげよう】


口笛を 軽やかに
それが道しるべになるのなら
迷わずに歩ける印しになるなら


吹いてあげよう
草原を吹く風のように
海辺を走る風のように
それはそれは軽やかに


君への道しるべ






 


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