2002年05月31日(金)



【脆弱】


この脆弱な精神をどうにかしたいね

少し予定が崩れると 頭痛
少し不安に支配されると 頭痛

バファリンさえも
効かなくなる始末

これからどうやって
この頭痛を乗り越える気なんだ?

"まずは薬に頼ってしまう脆弱さから見直せば?"

もう独りの自分が言った
解ってるんだけどね そんな事

だけどさ
この脆弱さを

"どうすれば"

どうにかできるの?
乗り越えられるの?

具体的な方法なんて何一つ解らないから
脆弱なまま生きてるのに





2002年05月30日(木)



【陰と陽】


物事とか世界とかには
陰と陽があって

光も影もあるわけで

陰だけなんてきっと在り得なくて
陽だけなんてきっと在り得なくて

だって光が無かったら
影なんて存在しないし

両方あるのがこの世の理みたいだから

あなたの人生にも
陰の時 陽の時が在るんだよ
きっと

平坦な道の中にも
あるよ

きっと







2002年05月29日(水)



【クダラナイ】


その気持ちを
その感情を

クダラナイと
割り切れるのなら
話は簡単なの

それが出来ないから
苦しんでる
悩んでる
死にたくもなる

クダラナイとキッパリ捨てられればいいのに!
切り捨てる事が出来ればいいのに!






2002年05月28日(火)



【欲】


欲には限りが無い
オークションがいい例だ

少しでも高く売れればの想いで
軽くオークションに参加したけれど

どんどんつり上がって行く値に
初心の心など消えてしまう

どんどん値が上がるのを期待する

アタシ


なんて醜い人の欲





2002年05月27日(月)



【願い雪】


願いばかりが
雪の様に降り積もっていく

しんしんしん

静かに けれど 確かに
欲望とも言うべき願いだけが

しんしんしん

降り続けてる 願い雪
叶うこと無い 願い雪

溶ける事も許されない

願い雪





2002年05月26日(日)



【擬似回復】


自分の自己を擬似回復する
掃除という手段で

自分をコントロール出来ない弱さを
部屋を綺麗にコントロールする事で
偽物な復活を遂げる

それでも
気持ちが上向くなら良いんだろうと思う
立ち向かう前の助走とでも思ってくれよ

ダメだなんて言わないくれ
これしかやり方知らないんだ
解らなくなってしまったんだ

偽物でも
気持ちが変化するなら
それは本物だろう?

擬似のようで擬似じゃない
回復をしてると思っていたい





2002年05月25日(土)



【視線】


そればかり気にしてる
目線 そして 視線 

誰も 誰も
あなたのことをそんなに
気にしてはいないよ

だから だから
自意識過剰になるでないよ
気にしすぎが一番ダメなのさ

何も気にせず
あなたのままに
歩いてみなよ

そうやって言われる度に
それを一番気にしてる自分に気づく
滑稽なほどに

目線 そして 視線

そればかり






2002年05月24日(金)



【自分だけの速度】


きっと自分だけの人生の速度がある

いまアタシは
平坦な道を独りトボトボと
足元だけを見つめながら歩いてる

未来に何も無い事が解っているから
前を見る必要も無くて 障害物も
ましてや少しの坂道も無い

そんな道

走れば何かが変わるだろうか
速度を変えれば明日の景色は変わるだろうか
自分だけの速度を探し続けてる

でもそれってトボトボ下ばっか見てたら
見つからないのかも知れない

走ってみなきゃ
進んでみなきゃ

顔をあげて

自分の身体で風と地面を感じながら
自分だけの速度を探しに行こう





2002年05月23日(木)



【時】


「時」をあなたは感じてますか

自分自身が感じようとしなければ
全く無意味に「時」を過ごす事が出来ます

「時」が過ぎるのはとてもとても早く
あっという間の出来事で
気づかぬうちに「瞬間」を私達は通り抜けて

だから
意識しなければ無駄に何も無く「時」は
過ぎていこうとします
何の意識の変化ももたらす事無く
ただ「通り過ぎて」行きます

それは少しだけ勿体無いと思います

いまから「時」を感じながら生きてみませんか





2002年05月22日(水)



【自転車】


足を動かして
自らの力で前に進んでいく
明確な乗り物 自転車

風を切り 景色は流れ
速度さえも思うがまま

走ってるだけで
風の中に居るようで

いつのまにか追い風が向かい風に変わり
私の行く手を阻もうとしている
けれど 消して 足を止めたりはしないよ
強い意志を自転車にの荷台にのせ こぎ続ける

走り続ける

私の人生の自転車





2002年05月19日(日)



【哀】


辛うじて
湧き出る罵声を喉で止めた

きっと放ってしまったら
自分すら
哀しみに覆われる言葉だった

怒りに任せて人を傷付けたい訳じゃ無いの
自己弁護し過ぎて、他人を批判するしか無いの

けれど
言葉の威力を知っているからこその
言葉の使い方をワザとする

其処には救われない
哀しみの言葉達ばかりが
根を底深くおろしてる





2002年05月18日(土)



【嘘】


何も見えないなんて 嘘
見えても 見えないふりをして居たかった
自分の弱さと向き合いたくなかった

何も感じないなんて 嘘
感じてない筈は無いの でも気づかないふりをして
誤魔化して居たかった 自分の汚さ

私は誰も傷付けてませんなんて顔して
裏で知ってた 現実と理想の合間に
私も確実に誰かを傷付けて 此処に在る事


何も知らないなんて 嘘
何も解らないなんて 嘘

嘘ばかりで固めた自己が崩壊して
今 目の前に残骸が溢れてる

何も見えないなんて嘘はもう

つけないよ





2002年05月17日(金)



【孤独】


何時からか友達への電話も
躊躇いがちになった

本当の親友なんて
居ない気がした

バイトが変わる度友達も変わって
小さくながらも世界が変わって行った
楽しかったけど
何時も親しくなる前に関係が止まった


心から話し合える友達が
誰一人居ない

その事がまざまざと
目の前の現実に立ちはだかり
既に孤独に押し潰されてる心を
膨らませようと
頑張って 頑張って

でも でも
孤独には勝てなくて

この世界で独り ただ独り
淋しくて 寂しくて 
泣き叫べば 泣き叫ぶほど
孤独は深まって

深く 深く 深く 
孤独の津波に襲われて

きっとアタシは孤独に波に溺れてるんだろう
だから涙も直ぐに流されて

陸は見えずに
救いが見えずに





2002年05月16日(木)



【笑】


最近笑う事もままならない
思えば笑ってる記憶なんて数少ない

人より笑ってない分
人より不幸な人生を歩んでる気がして
直ぐに忘れているだけなんだと慰めて

ただ自然に笑顔がこぼれる場所に居たい
それだけなのに

それすら我儘だと 
それすら自己中だと

思われてしまうのは

虚しい よりも 哀しい








2002年05月15日(水)



【麻痺】


瞳は真っ赤に充血中
喉はだみ声真っ盛り
胸は麻痺してまっちろけ

何もかも無くなって 失って
友達とか信用とか嘘にしか感じれなくて

夢が消えて
(正しくは奪われた)
友が泣いて
(ホントはアタシが裏切られ)
声が出せなくなって
(精神的なモノだって、笑っちゃう)

心は麻痺したまま まっちろけ

アタシの全てが まっちろけ


***
まっちろけ⇒(真っ白け)





2002年05月14日(火)



【真実】


目に見えたことだけが真実じゃない
今はそう思っているけど

人の裏側には見えないものが絶対あって
友達の裏側にも分かり合えないモノが絶対あって

真実なんて
人それぞれ
きっと違うんだ

自分に都合よく書き換えられてしまう記憶と一緒で
目線を変えれば 昨日までの真実が嘘になるかも知れなくて

きっとだから
目に見えないものにこそ
真実は隠れてる





2002年05月13日(月)



【足枷】


足枷が重く冷たく縛り付けてる

届かないから憧れて
飛べないからこそ憧れて
窓からみえる外ばかりを瞳に映して

始めから 望んだ道 望んだ場所

だったハズなのに
いつからか後悔ばかりが胸を締め付け
変わりに足枷が心さえもきつく縛り付けていて

重く冷たくきつく
足枷が勇気を閉じ込めてる

壊さない限り此処から出られないと
本能で解っているのに
どうしても恐怖に打ち勝てなくて

重く冷たく足枷が





2002年05月12日(日)



【鬱】


そいつは何時も何時も
心の奥底に根をはっていて
ふと気付くと既にそいつに
足元を捕えられていて

気付いたときには手遅れで
心はそいつに鷲づかみ状態

嫌悪感 倦怠感
様々などす黒い感情が世界を覆っていく
日の光さえ届かなくなっていく

顔を手で覆う
膝をつく
そのまま前のめりになって
咽び泣く

このまま
永久の眠りについても構わないかの様に
そのまま真っ黒い闇の中で眠りにつく

どうか
どうか
どうか

目を覚ましたときには
違う世界が待っていますように
この世界じゃないところで
僕を必要としてくれています様に

どうか どうか どうか





2002年05月11日(土)



【風】


風になるよ
君を守りぬく
優しい風に

君はふわりと微笑んだだけだったけれど

有り触れた日々が消えないように
君と笑い合える明日が無くならないように

風になるよ
君を守り続ける
優しい風に







2002年05月10日(金)



【丑三つ時の雨音】


かけてたCDを停止して
耳を澄ましてみた

窓を打つ雨音が聴こえて
それは静かな静かな雨音で
ささやかに自分の存在を主張しながら
誰かの眠りを妨げないように降っていて

雨が入るのも構わずに窓を開けた

静かで冷たい空気は何だか綺麗で
そんな冷たいはずの空気が
アタシの心を優しくつつみこんで

丑三つ時の雨音
誰も居ない夜に独りで聴いてた
でも不思議と淋しく無かった






2002年05月09日(木)



【病気】


病気が出た
直ぐに飽きてしまう困った病気


想いの先ですら
願いの先ですら

創造する事に飽きてしまう病気
生きる事自体に飽きてしまう病気

ああ どうしよう
このまま眠っていたい






2002年05月08日(水)



【矛盾な冷凍庫】


凍らしてしまおうか
あっという間に
感情とかウザッタイモノとか全部

冷凍庫がね
きっと脳味噌のどっかにあって
そんで何時でも待ってんの

獲物

人の冷凍庫はね
凍らせてしまったら融けにくいものに
変わっちゃうの

だから
冷凍庫から凍りついた感情を出した所で
和解も 融解もしないの
全然 融けにくいの

凍らせてしまえばいいよ
辛いなら
仕舞い込んでしまえばいい
他人に触れられない所に

大事に 大事に凍らせておけば?

あれ
ウザッタイモノを大事にしまうの?
ウザッタイから大事にするの?
矛盾な冷凍庫だなぁ



+++
ほんとに矛盾だ・・・でもそのまんま
矛盾こそが人らしさの証・・・なんちって(笑)





2002年05月07日(火)



【おなじ】


おなじような言葉ばかり
おなしような想いばかり

退屈な日々でも
何かが変わっていると思うのは
もう止めよう

無駄な希望を抱くのはもう止めよう

自分で何かを感じとらなければ
成長なんて在り得ない

何も感じずに日々を過ごせば
何も無い未来が待つだけ

今までと変わらないおなじ生活と
おなじ自分があるだけ





2002年05月06日(月)



【未来予想】


連休と浮かれる友達を尻目に
ワザと予定を全てゼロにして

これから先何を求めるのか
これからの未来予想図を少しでいいから
描いてみようと思った

この連休の間に
自分を見つめ直したかった

けれど けれど
真っ白な画用紙に描かれたのは
漠然とした 不安と恐怖
このままで良い筈が無いと
追い詰められた灰色ばかり
積極性の赤 明るさの黄色 爽やかな青
希望の色がひとつも無くて

未来予想図が汚れていたよ 何時の間にか
自分でさえ気付かぬうちに

こんなに こんなに
色を失っていたんだね
夢を失っていたんだね

未来予想は灰色に染まったまま

今もまだ 光は見えずに

今もまだ 空さえ見えずに





2002年05月05日(日)



【聴こえない】


もう今は聴こえなくて
波の音や 貴方の囁きや
自分の声さえも遠い空に消えて

無くしたのは心の耳で
ぼんやりとした陽炎みたいな現実が
更に症状を悪化させて

願いも 望みも
今の私には無くて
それが当たり前になってしまったから

閉ざした自己が必死にトビラを叩いているけど
ドクンドクンとした響きにしか今は感じられなくて

音も 声も
貴方の少し低めの優しい響き
それさえも今の私には届かない






2002年05月04日(土)



【人魚姫】


零れ落ちていった言の葉達は
愛しい貴方に届く事無く波間に消えて行く
呟いた想いさえ風に消されて

貴方の瞳は私を映してはくれないのね

声をなくして脚を貰って
会いたくて必死だったけれど
貴方は私に気付く事無く

海に戻るのに
貴方を殺めてお仕舞いと
波が囁いている
貴方をこの手にかけろと

馬鹿ね

健やかな貴方の寝息でさえ愛おしいのに

貴方を殺めてまで海に戻る私に何が待つと言うの
そんな未来を望んで脚を欲しがった訳じゃ無いの

だから これでいいの

愛しい気持ちのまま消えていければ本望だから



+++
なんか纏まらなかったなぁ・・・
あとちょっとデザイン変えてみた





2002年05月03日(金)



【何が】


何が生み出せるのだろう
何を生み出せるのだろう

こんな空っぽの僕から

一体 何が





2002年05月02日(木)



【笑い声の片隅で】


古馴染みの友達達と会う
けれど笑い声が絶えない中の片隅で

アタシは己の心が
寒々しくなって行くのを
止められなかった

虚しさは大きく遥かに
楽しさを覆い尽くして


笑い声の片隅で
アタシだけが孤独と闘っていた







2002年05月01日(水)



【加速】


”死ねばいい”

想いばかりが加速する

リスカも出来ない半端な自分を
誰かが殺めてくれないかと
無駄な事ばかりを夢想して

決して傷付けたい訳じゃ無いのに
悪癖が傷つく言葉を無意識に選んで

言ってから後悔したって
言葉はもう相手に届いた後で
悪意の固まりが言葉の刃となり
相手の心を突き刺さしてから
嗚呼、と嘆いて

吐いても吐いても
出て来るのは胃の中のモノばかり
汚いアタシは出て来ない

加速して 加速して 加速ばかりで
ストッパーなんて遠い記憶の彼方に消えて
友達だった声さえもこの深淵には届かない

自分だけ違うスピードで生きてるみたい
バラバラな速度が更にアタシを追い込んでいく






 


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