ナナとワタシ
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子どもの寝かせつけ。 みなさまご経験ありますでしょうか。 このサイトはママビューワー様も多いので、片方の手は腰にあて、片方の手でワタシを指さし 「おまえにえらそうに聞かれたくなどない」 と言い放ちたいかたの方が多いかもしれませんが。
妹が子どもを産んだとき、それがワタシにとって初めてかついちばん身近な「赤ちゃん」だったわけですが。 「もう、寝かせつけが大変でさー(´д`)」なんて妹が言ったところで
放っておきゃ、そのうち寝るだろうよ(´∀`)
くらいの感覚しかなかったわけですよ。 赤ん坊なんて寝るもんだろー? それを何をぐずぐずと、ァ'`,、('∀`) とな。
甘かった。 ワタシは子どもの寝かせつけについて、何も知らなかった。
と自覚したのは、ナナと遊ぶようになってからです。
ナナと再会した当時、末子ちゃんは2歳になったばかり。 赤ちゃんつーほど赤ちゃんではありませんが、まだ赤ちゃんでした。 そしてワタシは学んだのであります。
子どもの寝かせつけ という毎日のイベントが、いかに重要で、いかに大変であるかということを。
それでも2歳くらいのときはですね。 ナナもワタシに任せたりなんてしませんし、ナナに再会したばかりでワタシもいちいち小さなことに舞い上がっていた頃でしたから。 ナナ-末子ちゃん-ワタシ と、 親子3人 川の字になって、ヒソヒソと声をひそめて話をしながら、末子ちゃんの眠りにつく様を眺めているのは、ワタシにとってはとてつもない喜びでありました。 今思い返すと、ホントしあわせだったなー、あれ。 ナナ、また子ども産まないかなー。<勝手 今度はお腹にさわって「あ!動いたね!」ってところから参加させてほしい。 つわりからでもいい。なんならワタシにゲロひっかけてくれてもいい。 「どうしよう、子どもできた」って騒ぎからでもいい。<かつてさんざん落ち込んだくせに
まあ、そんなわけで、その頃はまだ「うわー、寝かせつけって、大変!」とは思わなかったんですよ。
が。 3歳過ぎると、末子ちゃんからして「じょりぃちゃんが寝かせて!」となってまいりまして。 ナナもナナで、寝かせつけに関わる時間を他のことに使えるとものすごく助かるもんですから、「じょりぃちゃん☆よろしくー」ということに。 さらに言えば「末子、じょりぃちゃんの方がいいよね?(・∀・)」と、末子ちゃんを誘導することさえ。 とはいえ、ワタシだけで寝かせつけたのって、3回くらいですけども。 川の字は3歳過ぎもけっこうありましたが。(寝かせつけとおしゃべりいっぺんにできるので便利)
で、ワタシが寝かせつけると、なおさら寝ないんですよ。あたりまえですが。 末子ちゃんにしてみれば、オモチャと一緒に寝てるようなモンですから。 テンション高くなっちゃうんですよね。 おっぱい揉まれるし。 揉まれるたびに「ママとどっちが大きい?(・∀・)」と、ナナと張り合うことも忘れないじょりぃだったりしましたが。 ちなみにママの方がやわらかくて気持ちいいそうです。 ワタシの胸の方が張りがあるってことね、と自分に都合良く解釈しておきました。ふん。 ていうかママの胸、ワタシも揉みt って、ママの胸の話はもういいんですよ。
寝ない。 ホントに寝ない。 お!もうすぐ陥落! ってとこまでは何度もいくんですが。 落ちない。寝ない。そこからが長い。 もう、末子ちゃんのみぞおちに一発決めちゃおうかなとか思うほど寝ない。
世の中のお母さんは、これ、毎日やってるのかー(´д`)と、つくづく感心いたしましたよワタシ。
ちょっと話はそれますが、子どもって、寝ると重くなりますよね。 これもナナと遊ぶようになってから知ったんですが。 それでも、ワタシが末子ちゃんを抱っこするのって、たいてい末子ちゃんが起きていて遊んでいるときだったので、「寝ると重い」という事実はしばらく知らなかったんですよ。
が。
ナナの家族 + じょりぃ で、ネズミの海へ遊びに行ったとき。 あそこって、並ぶじゃないですか。 で、まだ末子ちゃん、(たぶん)3歳か4歳くらいだったので、ずっと立ってられないわけですよ。 おまけに眠くなっちゃうわけですよ。 というわけで、大人3人で交替で末子嬢を抱っこするわけですよ。 青春時代を男尊女卑社会で過ごしたワタシとしてはその腹いせに「それは男のパパの仕事でいーじゃん」とか思ったんですが、まあ普通は夫婦で交替で抱っこしますからね。 もちろん、ワタシは抱っこ要員に加わりたくなかったわけですが、末子ちゃんから「じょりぃちゃん、抱っこしてー」と言われれば 「抱っこー?いいよー(*´∀`*)」となってしまうわけです。 で、末子ちゃんとうきゃうきゃおしゃべりしながら抱っこしていたんですが。
いつの間にか、末子ちゃん、寝ちゃいましてね。 寝ちゃったら
重い。 なにこれ。 さっきより重くなってる・・・。
そーっと「よいしょ」と抱き直しまして。(沈んでっちゃうんだもん) そうしましたらナナが
「寝ると重いでしょ(笑)」と。 「うん、重い。何これ」 「起きてるときは、本人が抱きついてるしバランス取ってるから、その分軽いんだよ。 寝ると体重がそのままかかってくるから、重いんだよねー。安定悪くなるし」 「そういうことか。替わってほしい」 「起きちゃうかもよ。起きるとグズって泣くかもよ?(・∀・)ヒヒヒ」 「・・・(°▽°)・・・」それもおそろしい・・・
しばらくがんばりましたが、ギブアップしてパパに替わってもらいました。(熟睡していて起きませんでした) このときも、世の中のお母さんは、よくまあ年中こんなもん抱っこしてるもんだ、と感心いたしましたですよワタシは。
あと、抱っこで困るといえば、「突然のえびぞり」。 ワタシこれ初めてやられたとき、マジで末子ちゃん、頭から落とすかと思いましたよ! 全身の毛穴が開きました。翌日、腕と腰がガクブルになってましたですよ。(ギックリ腰とかにならなくてよかった・・・) なんなのあの自爆テロみたいな行動。 そんなことして危ないのはおまえだっつーの! なんであんなに突然、しかも力一杯えびぞるのか。
とまあ、ついでにじょりぃの「赤ちゃん初体験:抱っこ編」について語ってしまいましたが。 話を「寝かせつけ」に戻します。
上記で述べましたように、子どもの寝かせつけったら大変なわけですよ。 ましてやワタシは他人。 その上子育て経験ゼロ。 末子ちゃんにそれらしい声をかけるにしても(以下時系列順)
「眠くなってきた?」 ↓ 「眠くなってきたでしょ」 ↓ 「眠くないの?」 ↓ 「もう寝なよー」 ↓ 「なんで眠くならないのだ」 ↓ 「寝ろっつーの」 ↓ 「・・・寝た?」(の一声で寝ていた末子ちゃんを起こす愚行) ↓ 「寝ろー 寝ろー 寝ろー」
そして最後の手段ぽく
「寝なきゃもう遊びに来ないよ?」<卑怯な脅迫 「遊びに来てくれないなら寝ないよ?」<敵の方が頭がいい
という、今思い出しても「ワタシが末子ちゃんでも寝ないだろうな」ということくらいしか言えないわけでございます。
そして
あの頃から何年も経った先日。 最近見つけて愛読しているブログ「反面教師的生活図鑑」の中で、こんな記事を見つけましてね。
(読まないとオチにならないので、お手数でもリンク飛んでくださいませ)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
これ。 これを。 あの頃のナナに教えることができれば。
末子ちゃんはよく寝るわ、ワタシはウハウハだわでメガハッピーだったんじゃないかな!って。
思ったんですが。 ワタシがナナにこの話を教え、「だからほら、ブラ外して(*´∀`*)」と言えるのだろうか。 そして言えたところで、ナナが自分のつけていたブラを外してワタシに貸してくれるんだろうか。(貸してくれっこありません)
まあでも、ナナのカップじゃ、ワタシにはキツくて装着できなかったと思いますけども。
それにしてもワタシ今回の更新、人のふんどしで相撲を取った・・・というより、人のブラでオチを取ってしまいました。
夜。 かたかたと仕事を するフリをして、お魚の飼い方について勉強しておりましたら。 ナナから携帯メール着信。
たいてい、ナナからの着信音が鳴ったとき、ワタシの心は2種類のドキドキに襲われます。
その1 わあい、なんだろー(*´∀`*)ドキドキ その2 何かあったのかしら・・・(・_・;)ドキドキ
これらが、順番に来るのではなく、いっぺんに来ます。
次に、「何か頼み事かな?」と思います。 このへんに来ると、ちょっとドキドキも治まります。
そしてメールを開く直前あたりで
「いや待てよ?・・・きっと末子ちゃんからだナ ァ'`,、('∀`)」
と思います。
ひとつのメールを受信し、そのメールを開くまでの僅かな時間に、人間様の心とはこれほどまでにぐらんぐらんと揺れ動くわけでございますね!(ええ、相変わらず大袈裟です)
今日のメールも、上記の一連の心の揺れ揺れ儀式を終わらせた後、開いてみたわけですが。 たったひとこと書いてありました。
卒業式くるの?
卒業式。 次女ちゃんのではありませんですよ。 ナナのです。
伏線はこちらのナナワタに。
上記で「次女ちゃんのではありませんですよ」と偉そうに言ってるじょりぃですが、実はワタシがまず「次女ちゃんの卒業式、ワタシも出ていいのかな?(・∀・)」と思っちゃったのでした。 だって、ナナに「あなたの卒業式、出たい」って話をしたの、去年の11月ですよ。 しつこいと思われるのイヤだったし、家族以外が出席するのホントはイヤかもーと思っていたので、それ以降話をしていなかったんですよね、ナナの卒業式について。
なので、ナナの卒業式について「出たい」「いいよ」と話していたことをナナが覚えてくれているとは思っていなかったんですよ。 もう少ししたらワタシから確認させてもらおう、とは思っていたんですが。 ナナから言ってきてくれるとは、こりゃ予想外だったもんでして、一瞬次女ちゃんの卒業式のことかと思ってしまったわけです。
ナナが覚えていてくれた!ってことで、じょりぃったら恥ずかしいほど大喜びで、親指が突き指するかの勢いで返信。
行く!行きたい!
カタカナだとなんか卑猥になりますね。「イク!イキたい!」・・・勝手にイケと。 「生きたい!」だと、なんか涙がこぼれそうです。 って、いいんですよそんなカタカナとか漢字はどうでも。 と自分に怒ってみる。
そのあと、ナナから日時と場所のメールが来まして。 それに対して「服装はカッチリしてないとまずい?」と返信するワタシ。
そんなカッチリじゃなくてもいいけど、 あんまりラフだと浮くな。
そうですか。わかりました。 あんまりラフ で行こうと思います。 浮いて浮いて浮きまくって、念願の空中浮遊を成し遂げようと思います。
と返信すれば「来るんじゃねえ」と言われそうなので「了解」と返信。
ナナの卒業式に出席できる。 うれしいな、うれしいな。 <今まで過去に何度、この「うれしいな」が(´・ω・`)に変化したことだろうか
いやでも、なんか緊張しそうーーーーー。ワタシが。 どんな顔して立ってればいいんだろー。 お互い、こっぱずかしーーーーー。どうしよどうしよどうしよ。 卒業のプレゼント、何にしようかな。どうしよどうしよどうしよ。
「勝手にしろ」としか言いようのないことで、人間様の心とはこれほどまでにぐらんぐらんと揺れ動くわけでございますね!(ええ、繰り返しのギャグです)
| 2009年02月16日(月) |
ワタシはナメクジになりたい |
ほとんどろくに話をする時間もないような状態で解散した、先日のナナとの映画デートであったわけですが。
ワタシ、映画(レボリューナリー・ロード)を見ている最中から、ナナに「これってどうよ?」と意見を聞きたくてしかたないことがあったのでした。 なもんで、映画館を出てから車に乗るまでの短い時間でもって、ナナに質問してみました。
「あのさ、ええと、映画の中でさ、ええと、セックスシーンでさ」
「うん」
「いきなり挿入って、 あれってどうよって思ったんだけど」
「あはははは何考えてんだよ」
映画の中のセックスシーン、どれも前戯まったくナシ→いきなり挿入→いきなり射精→終了 だったんですよ。 もうワタシ、気になって気になって。 ナナはどう思うんだろうって、それも気になって気になって。 ていうか、それこそが気になって気になって。
「じょりぃがそのとき、何か言いたそうにそわそわしてたのは気付いていたけど(笑)」とナナ。 バレていたのか!Σ(゚Д゚;)カッコ悪!
「いや、マジでさ。気になっちゃってさ。 あれって映画の時間短縮のためにああなったのか、それとも時代背景的なものなのか、とかさ。それとも単にあーなのか」
男性はみんな、スーツに帽子をかぶって仕事に出かけるような時代の話だったので、女性の性的快感はあまり重視されていなかったのかもしれない、ということが「時代的背景」というワタシの発言となっているわけですが。
「さあ? 感情がたかぶっていれば、ああいうこともあるんではないの?」 とナナ。ちょっと興奮しました。
「でもさ、別々のオトコでもって、どっちもいきなり挿入だったじゃん」
「どっちもたかぶってたんでしょ(笑)」 寛容なのねあなた。
「ええええええええ? でもさ・・・あんまりじゃんね?」
「そお? まあでも男の人にずいぶん都合がいい話ではあるよね(笑)」
「だいたい、いきなり挿入できるもんかいな」 受け入れ側の話です。
「人によるでしょ」
「気持ちいいと思えない」
「それも人と状況によるんじゃない?(笑) それに女性にそーゆー欲望や権利があったかどうか、やっぱ時代背景的には疑わしそうだし」
「人によるの?」 <時代背景の話は無視
「さあ?(笑)」
「で、あなたはどうなの? いきなり挿入でも気持ちいいの? ちなみにワタシはイヤ」
・・・とは言えなかったんですが(°▽°)ワタシ清純可憐乙女だからー
でも「ワタシはイヤだな。いきなり挿入は」とだけは伝えました。 それだけでもナナにしてみれば「なぜあたしにそれを伝えるのか。キモイ」だったかもしれませんがー。
ナナはなんだかんだ言って、ワタシの自発的な生々しい話は聞きたくないらしく(今までもそう感じたことはありました)、 もちろん、自分の生々しい話なんて話すつもりはないらしく、この場も 「いいじゃんそんなのどうでもー。映画だよ映画」 で打ち切られました。
・・・パパと、感情がたかぶっているときに、いきなり挿入いきなり射精されたことあるのかしら、ナナ・・・。 <ものすごく大きなお世話の妄想(しかも世界に向けて)
ナナ。 ワタシはナメクジのようなセックスがいいな。(ナナの手を取り、潤んだ瞳で見つめながら告白)(気持ち悪さも格別です)
実際は小鳥のようにつつましく、なじょりぃですが。<じょりぃ定番台詞のひとつ
-----ナメクジのセクースとはどんなもんかと言いますと-----
ナメクジの配偶行動はすばらしいものである。 ペアはまず互いに輪を描いて旋回しながら、枝の先や壁の上に登る。 旋回する輪の大きさは、触覚で愛撫し合えるまで小さくなっていく。 この行動は90分間もつづくことがあり、両者はしだいに興奮するにつれて大量の粘液を分泌する。 それから、旋回運動により丈夫な粘液の糸をつくると、体に絡ませて、粘液の命綱にぶらさがる。 ぶらさがっている糸の長さは、45センチにもなることがある。 ここでナメクジは、頭からぶらさがっている、長くて青白いペニスの袋を突き出す。(じょりぃ注:ナメクジは雌雄同体です) さらに興奮すると、袋の外見は棍棒状から扇状に変わる。 このときは袋は絡み合わされ、ふたたび形が変わり、突出部分を発達させ、絶頂に達して精子交換が起こる。
文章じゃわかりづらいなーとおっさるあなたは、 この画像で理解を深めるとともに、気持ち悪がってください。
愛の交歓中
扇状のペニスがぶら下がって絡み合ってるの、見えますでしょうか。 携帯で撮っちゃったからなー。見づらくてスミマセン。
(引用文・写真とも、デズモンド・モリス/アニマル・ウォッチング/河出書房新社)
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「とまあ、どうかな?ワタシとこんな具合に、ナナ(*´∀`*)」
と、聞いてみたとたんに会ってもらえなくなるような気がひしひしとするので、聞けません。
ワタシが「ナメクジのセックスってなんかエロティックでステキー」と思っているのは本当です。 そもそも、雌雄同体ってうらやましいですわ。セクマイを取り巻くめんどくさい状況を考えると。 それに、ペニス持っていても、挿入でなくて絡み合わせて感じ合う、っつーのが、人間社会におけるヘテロ的固定観念とは
なんか( ° ▽ ° )ちがう
て感じで、ナメクジの配偶行動のおおらかさと、ねちっこい官能に憧れるのであります。
ええと、それで何の話だっけな。 あ、そうか、ナナだ。 ここはナナワタだった。一瞬サモピンかと思った。
てことで、ナナ。
今度生まれ変わったら、一緒にナメクジにならない?(*´∀`*) <桃色に持ち込むための愛の告白はこんな感じでいいのかしら(°▽°)
さて、「行けるんだろうか?」と懸念していたナナとの映画デートですが。 11日の夜に「13日の金曜日ならいいよ」とナナからメールが来ました。 さらに、
11:00から? じゃあ10:50には着けるようにしますね。
という、「10分前到着を目指すなんて、あんた誰?」的なお言葉まで。
そしてデート当日。 今日はナナ、学校に遅刻しなきゃならないくらいなので、ろくに話す時間ないだろうけど、プーちゃんの耳の様子だけは絶対聞くぞ!と、忘れっぽい自分に言い聞かせながら家を出まして。 10:51にシネコンに到着。
もちろん、ナナは
来てませんでした( ^ ∀ ^ )
チケット買っちゃっていい?と聞こうと思い、バッグからケータイを出s
ケータイ忘れた!Σ (゚Д゚;)
出かける前に充電したのが間違いでした。 うわわわわ。 ケータイ依存症のワタシとしては、こうなると途端に不安になります。 そしてケータイ依存症のくせに年中ケータイを忘れる、禁断症状を愛するMっ気満々じょりぃ。
そわそわそわそわそわそわ。
11時3分前。 もういいや。来なくてムダになっても、チケット買っておこうっと。 今日は半ば無理矢理誘っちゃったようなもんですから、映画代、ナナに出させたくなかったんですよねワタシ。 そのためにはナナが来る前に買ってしまうのが手っ取り早いです。 と、並び始めたら、ナナ様登場。
ナナ「ごめん遅くなった」 じょ「ワタシケータイ忘れちゃってさ」 ナナ「11時からだよね?」 じょ「チケット買っちゃっていい?」 ナナ「コーヒー飲む?普通のでいい?」
お互い、相手の話に答える気がまったくありません。 我ながら驚いたよこの会話。
で、『レボリューショナリー・ロード』を上映している館内に入りまして。 平日午前中の回だったせいか、場内はがら〜〜〜〜んと。 貸切かよ!ウハウハだな!と、ナナ相手にウハウハしたことなんてできっこないのに一瞬心が躍ったものの、離れたところにひとり客が座ってました。ちっ。
もう予告が始まっていたのですが、自分たちより後ろに人がいないのを良いことに、ナナはケータイで誰かにメールしております。 ワタシに背を向けるような姿勢でケータイいじっていたので、ワタシは遠慮なくナナの斜め後ろ姿を眺めることができます。
あーーー。 背中。 あーーー。 肩。
だ、だ、抱きつきてぇーーーー(´д`*)
と、純情可憐なはずのじょりぃが、ヨコシマな心いっぱい、いやらしさ爆発な目でナナを見ておりましたら、ナナがこちらを急に振り向きまして、ちょっとだけ驚いた顔した後に
「あ、ごめんね」とワタシに謝りまして。
な、なにが?(゚Д゚;)
ワタシがあまりにもガン見していたので、「てめぇ何やってんだよ」と思われたと思ったようです、ナナ。 後ろ姿だったので、ワタシもワタシで油断して思いっきり、しかも真剣な目でっていうかギラギラした目で見ていたと思います。 結局ナナとしては「予告始まってるのにケータイいじってごめん」という意味だったようなのですが、最初それがわからずに、ワタシったらエロ見していた罪悪感があったものですから
「あ、いや。それはワタシの方で・・・」
何言ってんだじょりぃ。
まさかナナも自分の後ろ姿をエロ見されていたとは思わないでしょうから、これではおそらくワタシがケータイのメールを盗み見ていたと思うことでしょう。
「や、あの、ケータイは見てない」 さらにわけがわからないことを訴えるじょりぃ。 「????」 <ワケわかんねー という顔をするナナ。当然です。
でまあ、そのうち映画が始まりましてね。
ああ、映画って。 映画って。 映画って。
ナナの顔が見れねぇーーーーーー!!!!ヽ(`Д´)ノ <なら映画に誘うなよと
仕方がないので、姿勢を変えるフリをして、ナナの顔をちらちらと見ます。 何度も見たいので何度も姿勢を変えます。 ものすごく落ち着きがありません。 たまにナナと、こしょこしょと映画について話します。 ナナとの映画って、これが楽しみなようなもんですから。 映画館で話すときは、どうしても顔カラダを近づけねばならないので、ホントしあわせ(*´∀`*)
しあわせ(*´∀`*)
はいいんだけど。 この映画館、人が少ないせいか、とても寒い・・・。 ワタシ、カッコつけて薄着してきちゃいましたし。 (12月にM某さんカポーとお会いしたとき、ワタシがあまりにも厚着で笑われたのがトラウマになっています)(ウソですけど)(ちょっとホント)
ナナは寒がりなので、ワタシが寒ければ当然ナナも寒いだろうと思い、
「寒いね」
と話しかけましたら「そお?」と。 しまった。この人厚着してるんだった。
なんか(´・ω・`)コドク と思いながら寒がっておりましたら、
「これ、一緒に掛ける?」
と、ナナが自分の膝に掛けていたダウンコートを、ワタシの膝にも掛けてくれようとしましてね! やさしいなキミ! てか、なんという、体を寄せ合うチャンス! 寒くてよかったねじょりぃ! もう、心は小躍り体は盆踊りですよ!
なのにワタシの口から出た言葉は
「あ、けっこうです。大丈夫」 (なぜか眉間にしわまで寄せて)
orz いつものことながら、いったいどうしてこういうことに・・・・・゜・(ノД`)・゜・。
しかも、寒い。 ワタシはアホか。
とまあ、そんなこんなで映画が終わりまして。 たいてい、エンドロールの最後まで見るんですが、この日はナナ、学校に既に遅刻しておりますから、とっとと席を立ちまして。
館内を出口に向かって歩きながら、ナナが言いました。
「あたし、ケイト・ウィンスレットの役の人がキライなんだけど」と。 「そうなの? ワタシはディカプリオの方がイヤだったな」 「どうして? あの人はちゃんと現実を見ていたじゃん」 「ケイトの閉塞感への理解が足りないよ」
などなど、意見がふたつに分かれたまま会話をいたしまして。
ナナとはこの手のことで意見の不一致を見ることはよくあることなんですが。 ナナ、割と議論は好きなんですが、基本的に「自分が正しい」という押しつけはしてこないんです。 自分の言いたいことは言いますが、それはあくまで「あたしが思ったこと」であって、人の意見に覆い被せてゴリ押しするようなことはないのであります。 そのせいなのか、ワタシもナナと議論するときはお互いに「それはわかるけど、でもさー」的に、穏やかに言いたいことを言え合えるので、言葉にねじ伏せられるようなイヤな気分になることなく、議論自体が楽しいので、意見の不一致は別に気になりません。 (ついついクセで、ワタシがねじ伏せようとするときはあるみたいです)(注意されます)(当然です)
でまあ、今日もそんな感じで笑顔で「だってさー」「それはわかるけどでもさー」なんてやりながら、出口までてくてくと歩いていたわけですが。
いよいよ映画館の出口であるところのタッチ式の自動ドアの前まで来ましてね。 ナナは忙しいので、そのまま外に出るだろうと思いましたら、出口のところで立ち止まって、さらに何か言い募りまして。(内容忘れた) ワタシも「でもそれはさ、」とまたちょっと自分の意見を言いまして。
そうしましたら、ナナ、
「待って待って。あなたの言ってることは確かに一理あるよ? でもちょっと考えてみて。あたしの言ってるのはさ」
とか言いながら、
わざわざ
ワタシの
腕を
つかんだんですよ!
しかもこのときのナナの笑顔ったら。 なんという(ナナ贔屓のワタシだけが感じる)愛らしさ!
なんだよ腕つかまれたくらいで(´д`)-3ヤレヤレ って、みなさまはお思いになるかもしれませんけどね! 必要もないシチュエーションで、滅多にないスキンシップをされ、ワタシの腕をつかんだまま笑顔で一生懸命自分の考えを話しているナナに、ワタシが舞い上がらないはずがありませんですよ。 しかもなんかホントに「わざわざ感」があったんですよ!<妄想だろ、とか言われてもいいもん(´Д⊂)
なもんで
ぽーっとしちゃってナナが何を話しているかさっぱりアタマに入ってこないまま、こんな顔(*´∀`*)して「うんうん。それはそうだよね。そのとおりだよ」とか返事しちゃいましたですよ。 ごめんナナ、話聞いてなくて。 意識はキミがつかんでいた腕一点に集中してしまっていたよ。 もっと強くつかんで(´д`*)ハァハァ
外へ続く階段を降り、駐車場に出て、足早にナナの車に到着。
「ホントに映画だけでゴメン」とナナ。 「いや、無理させちゃって。どうもありがとう」 「こちらこそ。 じゃあまたね」 「うん。時間できたら連絡ちょうだい」 「わかった」
ぶぶーーーーー と走り去るナナ。
ワタシも自分の車に乗りまして。 はふーーーとひといきつきまして。 ああ、なんか、ナナ恋しいな・・・。 なんか話し足りないな・・・。 映画についてももっとゆっくり話し合いたかったし、次女ちゃんの受験のことも聞きたかったし、3月の温泉の話もしたかったし・・・。
はて。
もっと大事な話があったような気g
あ! Σ(°Д°;)
プーちゃんの話するの忘れた!!!・゜・(ノД`)・゜・。
明日あたり、メールしてみよう。 ごめんよー、プーちゃん(´Д⊂) キミのママが、ワタシの腕をつかんだばっかりにーー。<いつでも人のせい
ナナは犬を飼っております。 正確には、家族に無断でパパがノリで貰ってきた犬を、ナナが世話しております。 2行目の言葉にトゲを感じるのは気のせいです。
この、トイプードルのプーちゃん。(我が家と同じくらい、名付けが適当です) こいつがまあ、しつこいわうるさいわ元気だわ懐きまくるわ。 ホントしつこいんです。
ええと、ナナに対するワタシの話ではありませんよ。犬の話です。
犬好きのワタシが「勘弁してくれ!おまえ寄るな!あっち行け!」と放り投げるくらい、しつこい。 決してプーちゃんがオスだからワタシが冷たいとか、そういうことではない こともないかもしれませんが、そんなの凌駕するほどしつこい。 ワタシが玄関に入った時点で、一瞬にしてワタシのところへやってきて、顔までのジャンプを1回/秒でキリなく続けるほどしつこい。 ソファに座ってからも、口を開けて話ができないくらい、顔めがけてぴょんこぴょんこぴょんこと。 おまけにぴょんこのたびに、ベロ出して顔舐めようとします。 やめて!不潔よ! てか今舌が口に入った! そーゆーのはナナからしてもらいたいの! おまえじゃイヤーーー! と放り投げてもまた一瞬にして戻ってきてさらに激しくぴょんこぴょんこぺろぺろ。 遊んでもらっていると思いこむらしく、嫌がれば嫌がるほどエキサイトします。 相手にしないでいると今度は「受け入れてもらっているらしい」と思いこむらしく、やはりキリなくエキサイトします。 どうにも逃れようがないのであります。
こんななので、家族中から嫌われておりますが、ナナだけはプーちゃんをかわいがっております。 「この犬しつこいよ!」とワタシが本気で文句を言っても「しつこいよねー」で終了。気にしてません。 たぶん、しつこさに関しては、ワタシで既に免疫ができていたおかげだと思います。 「おまえが言うな」くらいに思っているかもしれません。 「どうにも逃れようがない」というおそろしい状況にも、ワタシによって慣らされていることでしょう。 よかったね、ナナ。よかったね、プーちゃん。 両者ともワタシ(のしつこさ)に感謝するように。
でまあ、ナナはしつこい嫌われ者プーちゃんを、抱っこしたり頬ずりしたり「プーちゃ〜ん」なんて甘い声出してかわいがるわけですよ。
おもしろくない。
あんなにしつこくてもかわいがってもらえるなら、ワタシだってナナに抱っことか頬ずりとかされてもいいんじゃないかと思うんですよ。 「じょりぃ〜」なんて甘い声出してもらってもいいんじゃないかと思うんですよ。 なんかちょっと「ずるい」とか思っちゃうわけですよ。 ワタシとプーちゃん、何が違うというのかヽ(`Д´)ノ
と考えたとき、決定的に違うのは。
くささ。 ぷ〜〜〜ん
トイプードル、人気の犬種ですが、ナナにしてみれば「たまたま家にやってきた犬」くらいの認識でありますから。 他のトイプーの飼い主様のように、美しく毛刈りしてあげたり、シャンプーをしてあげたりなんてしません。 朝晩のお散歩は欠かさないようですが。あとごはん。 基本的には、ナナが十代の頃に飼っていた雑種犬「ドラえもん」と同じ扱いです。(この名付けもどうかと思います) プーちゃんは愛玩犬ですし、あの頃と犬の飼い方も変わっておりますから、室内で大事に飼われておりますが。 身も心も毛ものびのびと伸びっぱなしで育っておりますので、パッと見、黒い毛玉のような犬になっております。 それはそれでかわいいんですけどね。 かわいいんですけど。
くさい (´д`) 洗ってくれ。
もうホント、鼻が曲がるくらいくさい。 犬好きのワタシが「勘弁してくれ!おまえ寄るな!あっち行け!」と放り投げるくらい、とびきりくさい。
これですよ。プーちゃんとワタシの決定的な違い。 ワタシにはくささが足りなかった。 あの鼻の曲がるような匂い。 あれこそがナナの心をそそっているに違いないですよ。 そうか、ワタシも臭くなればいいのか。がんばろう。
・・・という、どうしようもないほどくだらないテキストを書いているのは、 前回のナナワタを書いた翌日にナナに映画の打診をしたら
「来週かな?」
という「何そのまたいつになるかわからない返事!」が返ってきたからだとワタシは思うんです。 次に打診したときも「来週かな?」になるような気がしてきましたし!
・・・まあ、ナナも忙しい身ですから仕方ないんですがー。 実はワタシもそんなにがつがつ会いたいと思っているわけではないんですがー。ホントホントホントですよ。すごくホント。超ホント。 でもほら、グズグズ言わないとナナワタにならなくなっちゃうもんで。 ってなんの義務だ。誰へのサービスだ。無意味。
今日から来週だぞナナ。 あんまり焦らすと1回/秒でぴょんこぴょんこしちゃうぞ。(できるもんならやってみたいその筋力) 顔舐めるぞ。(できれば舐められるほうがいいなぁ) くさくなるぞ。(これはやればできそうですが、迷惑するのはきょんとなっちゃん)
わんわんっ。 ぴょんこぴょんこ。 ぺろぺろ。 ぷ〜〜〜ん。 (映画デートに向けて練習する、隠れた努力家じょりぃ)
ええと、ワタシですねえ、 先月の23日に、ナナを映画に誘ったんですよ。 ナナ忙しいだろうなーとは思いつつ、ワタシはここしばらくヒマなもんですからね(・∀・)自分の都合で。 で、誘うにあたって、ちょっとアタマを使ってみたんですわ。 どの映画ならナナを釣れるかな、と。 「じょりぃと映画観てるヒマなんてないっつーの」と思われていようとも、ナナが観たい映画なら「行ってもいいかな、てか、観たい!」って思ってくれるかもしれないじゃないですか。 さて、どの映画に誘おうかなと。
---情報収集及びひとり作戦会議---
よしよし。 これなら観たがるのではないかな。 てことでメール。
ケイト・ウィンスレットとディカプリオの『レボリューショナリー・ロード』観に行かない?
1日待っても返事が来ません。 ふっ。
これが携帯メールだと思うからいけないんです。せっかちになってしまうわけです。 郵便のお手紙だと思えば、ほら、こころはゆったり(´∀`)
と自分に言い聞かせていたら、1日を数時間超えたところで返事が来ました。
遅くなってゴメン。平日の午前中ならいいよ。
やった! 釣れた!
と喜んだくせに、「これは郵送のお手紙」という自分への刷り込みが効きすぎてしまったのか、 ワタシの次の返信もその翌日に。 いや、「午前中」とか言われちゃったもんで、あちこちの映画の上映時間とか調べなきゃとか思っていたらついめんどくs じゃなくて手間がかかっちゃって。
よかった(・∀・) と思ったけど、時間厳しいかなぁ。 ○○○で10:30〜12:39がある。 □□□は11:00〜だから無理っぽい。 他は平日午前中全滅。
ナナからの返事は、またその翌日。 ふたりの間で働く白ヤギさんと黒ヤギさん、どうものんきです。
あそこは? 新しくできた△△△。
ここまで辿りつくのに3日かかった。
が、ここからはヤギさんたち、ターボ仕様になったのか、やりとりが順調になりました。
調べてみたんだけど、レボリューショナリーはやってないや。
めえめえめえ!!!ばびゅーーーーん
やってないの? ぼろいね。 観たいんだけどな、それ。(ほーらやっぱりな!とガッツポーズじょりぃ) じゃあ来週以降でいい? 学校遅れて行ってもいいしね。
めえめえめえ!!!ばびゅーーーーん
うん。じゃあ都合がついたら連絡ちょうだい。 ワタシは今んとこ、今度の木曜以外大丈夫だから(・∀・)
めえめえめえ!!!ばびゅーーーーん
わかった。
・・・で、今日ってばもう2月4日なわけですが。 いまだ音沙汰ナシ。 ヤギよ、どこに行った。
どうしようかなー。ワタシから連絡すべきなんだろうかー。 でもしつこいと思われてもイヤだしー。(もう思われてるから今さら心配することでもないんですが)
で、ここからが本題なんですがー。 ウソだろー!と自分でとりあえずつっこんでおきました。
こういう「ナナからの連絡待ち状態」のときですとか、「会ったり話したりしたいけど、ちょっと無理そう」というときとかにですね、 なんか代わりになりそうなナナに関わったものプリーズ!って具合に飢餓状態になっちゃうんです。 なんか、なんかないかナナっぽいもの!みたいに。 みなさまもそーゆーことってありませんか。 好きな相手の写真を眺めてみちゃったり。 貰ったモンいじってみたり。 メールを読み返してみちゃったり。
ワタシの場合、ナナの写真つーもんがほとんどないですし。 貰ったモンといえばスパイグッズとか虫のおもちゃですし。なんかちょっと違う。 ナナに思いを馳せる前に、それらで遊び始めて夢中になっちゃたりしてね。 メール探して読み返すくらいなら、ナナワタ読んじゃったほうが話が早い。 というわけで、自分が書いたこっ恥ずかしいナナワタを読み返すという気持ちの悪い人間になるわけです。
しかしこれがですね。 なんかちょっとさびしーとか、恋しいー、とかの心のスキマを埋めようと、笑うセールスマン・喪黒福造を頼るような気持ちでナナワタを読むわけですが。 なんか、なおさら恋しくなってしまうのですよ。(ホントにワタシってば気持ち悪い)(自分の書いたモン読んでこれって、すごいアイラブミーって気がするし) 今すぐ会いたいじゃんかーとか思っちゃったりして。 逆効果。 だいたい喪黒福造が真に人を助けてくれることなんてないんですよ!
例えて言えば。 大海原を小舟で漂っていて、喉乾いちゃって、だけど水ねぇし!てな状態で。 代わりになるのが海水しかないから、背に腹は代えられねぇ!海水飲んじゃえ!ってやっちゃうようなもんですよ。 いったんは喉が潤うかもしれませんが(塩水じゃそれもどうかしら・・・)、そのあと地獄の苦しみですよ。 ダメですよ海水なんか飲んじゃ。 ダメですよナナワタなんか読んじゃ。
しかし何度読み返しても。
「もうナナのこと好きになるのやめる」とナナに悲しみいっぱいかつ偉そうに宣言し、 そのあとしゃあしゃあと何食わぬ顔でナナにつきまとっている自分には大笑いできます( ^ ∀ ^ ) しかもそれ以前よりずうずうしくなってますし。 怖いですよこのじょりぃって人マジで。
じょりぃって人に好かれるのが自分でなくてよかった(´∀`)-3
そうそう。 「なんか代わりになりそうなナナに関わったものプリーズ!」状態になったとき、 ナナワタを読む他に、ナナに似てる人のエロっぽい画像を見つけてよろこぶという気持ち悪さも持っています。
じょりぃって人に好かれるのが自分でなくて本当によかった(´∀`)-3
ところで。
おーーーい。 ヤギよーーーーーー。 どこで道草食ってんだーーーーー。
少し前のナナとの会話になりますが。 昨日、高校時代の卒業アルバムを見ていたら思い出したので書きます。
ワタシとナナは、中学は一緒でしたが高校は別でした。 なのになぜ、高校時代のアルバムを見ていてナナとの会話を思い出したのかと言いますと、ずっとナナの仲良しさんだった友実ちゃんという子が、ワタシと同じ高校だったからです。 (一度こちらでも名前が出てきておりますね、友実ちゃん) で、友実ちゃんはとてもかわいい顔をしておりまして(特に鼻の下の溝)、ワタシは小・中・高校と「かわいいなー(*´∀`*)」と思っていたのであります。 でも、話をしたことはありません。 たぶん、かわいいから緊張して話しかけづらかったんだと思います。 それに加えて、なんとなく友実ちゃん、気軽にへらへらと話しかけられる雰囲気の子ではなかったんです。 ちょびっと気むずかしそうな。 でまあ、卒業アルバムを見るたびに、いつも友美ちゃんの顔も懐かしむじょりぃなもんですから、この日も「友実ちゃんかわいー(*´∀`*)」と思ったあとに、「そういえば」と、ナナとの話を思い出したと、そういうわけでありんす。
ここで「ナナとの会話」になりますが。
ある日電話でどーでもいーことを話していたワタシたち。 それまでの話の流れは忘れましたが、ナナがワタシにたずねてきました。
「じょりぃさ、友実ちゃんと同じ高校だったじゃん?」と。 「うん。あの子ってかわいい顔してるよね(*´∀`*)」とワタシ。 「かわいいよね。 友実ちゃんとは仲良くしなかったの?」 「うん。 なんか話しかけづらくて」 てへ。 「ああ、うん。そういう感じはあるかもね」 「あなた小学校の頃から仲良しだったでしょ」 「よく知ってるねー」 「うん。友実ちゃんてかわいいなーと思って、よく見てたもん」
正直なじょりぃ。
「そうなんだ(笑) 友実ちゃんてさ、あたしのこと大好きだったんだよねー」とナナ。
何その色っぽい話! と、ひとりでレズづいて喜んだのですが、友実ちゃんの「大好き」は、あくまでも友情の域を越えないものでございました。ちっ。
「何自分で『あたしのこと大好き』とか言い切ってんの(笑)うぬぼれてるなぁ」とワタシ。 「だってホントにそうだったんだもん。 あのね、あたしが他の子と仲良くしてると、ものすごい勢いで怒るの」 「へえ。 そんな風には見えないのにね」 「そうそう。割といつも冷静そうでしょ? それがさー、違うんだよー(´д`) あたしが違う子とおしゃべりしてる途中でも、怒って腕つかまれて連れて行かれちゃうこととか、何度もあってさ」 「うわ。 それは困るね」 「うん。困った。ものすごくヤキモチ妬きみたいでさ」
人は見かけによらないモンでございますねえ。
「友実ちゃんちって母子家庭でさ。で、お母さんは働いてるじゃない? だからさびしがり屋だったのかもだけど」とナナ。 「そういうのはあるかもね」 「うん。 あたしも家庭の事情とか関わってくると、なんかほら、やっぱ他人事に思えなくてさ。 いつもなら『この子めんどくさい。もう一緒にいたくない』って思うとそれっきりにしちゃうんだけど、 友実ちゃんの場合はそんなわけでそれがしづらくて」 「うん」 「それに、『それっきり』にしたくてもできないんだよ。 友実ちゃんはあたしを逃さないわけだ(笑)」 「またずいぶんと気に入られたもんだね」 「そうなんだよね。とにかく、自分があたしにとってのいちばんでないと気に入らなくてさ。あたしにはそれが負担でさー。 あたしは常に、楽しければなんでもいいやみたいな感じだったから、友だちとかも誰でも良かったのよ。 で、友実ちゃんはあたしのことが大好きなんだけど、あたしは友実ちゃんがちょっと負担だったのだ」 「なるほど」 「まあ、それも昔の話だけどね。今もたまに話すけど」 「今はそーゆー風に負担じゃないんでしょ?」 「全然(笑)」
「でね? 大人になって、じょりぃとこうやって話すようになったじゃん」 「うん(*´∀`*)」 「最初はあなた、おとなしかったじゃん」 「うん」
何の話をするつもりだろう・・・(°_°;)
「だけどだんだんグズグズ言い出したじゃん」 そう来たか。 「ハッキリ言うなぁ」 「だってそうだったんだもん(笑) で、あたしはちょっと怯えたのよ。 じょりぃも友実ちゃんみたいな子なのかな。だとしたら超めんどくせーと」
がーーーーーーーーん Σ (゚Д゚;)
「ホントにハッキリ言うねあなた!」 「だってすぐ拗ねたしさー。いちばんでないと嫌がったじゃんじょりぃ」 「 (°▽°) 」 反論できず。 「まあでも、なぜかそれにつきあってしまったわけだがあたしも」 何よその後悔してるような口振り。 「そりゃそうさ。 ワタシは友実ちゃんとは違うもの」 「でもさ、根本的には違わないんじゃない?」 「いや、根本的な部分が違う」 「どういう風に?」 「友実ちゃんのは、友情いちばん獲得のための束縛だったわけじゃん?」 「うん」 「ワタシのは、ほら。 ラブじゃんね?」 「は?(笑)」 「好きの種類がもう、全然違うでしょ」 「まあ、確かに実際、どーゆーわけかそれを知ってからのほうが、その点については気が楽なのは確か」
なんというパラドックス。
自分の気持ちを知られてしまったら、ナナの負担になるのでは! と必死に隠していたあの頃の日々だったというのに。 実は恋ですラブですとわかってからの方が「なるほど。そういうわけか。ほっ」だったらしいです。(そのことに関しては、という話ですが)
「それにだいたい、ワタシは束縛してるかぁ? 確かに拗ねたりいじけたりはしてたけどさぁ」 じょりぃ、反論。 「それを束縛というのでは(笑)」 「ちょっと違くない? ワタシはあなたの行動を規制したことはないと思うけどー」 「規制してなくても、拗ねたりいじけたりされれば『こうしなくちゃ』とか『これしたらいけないかな』とか、 あたしにはプレッシャーになるじゃん。 結果的には束縛され感があったよ」 「むむぅ・・・それはスマンかった」 「いいんだけどさ、もうだいたいわかってきたから。じょりぃの性格とか、いろいろさ。確かに友実ちゃんとは違うよね」 「うん。違うと思うんだけどなぁ。それともそう思いたいだけなのかな?」 「それもあるかもだけど(笑) それとさ、友実ちゃんて、えらい頑固なのよ」 「へえ」 「友実ちゃんもじょりぃも、割となんでもできて、そしてすごい頑固でさ」
なんでもできるってゆってもらえたー。わーい。(頑固と言われたことは無視)
「それで?」 「そういうところがさ、中学の部活のときのようなトラブルを引き起こしたんじゃないの?」
ちょっと待て。 ワタシの頑固さによる、中学の部活のときのトラブル?
具体的に覚えがないんですけど。
「何そのトラブルって」 「あ」 「何その『あ』って」 「なんでもないなんでもない(笑)」 「話せ!」 「・・・怒らない?」 「怒らない( ^ ∀ ^ )」 たぶんな 「泣かない?」 「ワタシ泣いたことないでしょ!(笑)・・・てか、泣くような話なの?」 「いや、たぶんじょりぃなら気にしないと思うけど」
話してくれました。
「あなたさー、先輩いるときからレギュラーだったりしたじゃないですかー」とナナ。 「へー。知ってたんだ(・∀・)」 <サボリ部員へのイヤミ 「でさー、ちょっとばかり、なんつーかこう、態度がエリートっつーか、頑なだったわけですよーじょりぃちゃんてば」 「かもね」
自分は他の人より練習してるんだから、他の人よりうまくて当然、と思っておりました。中学時代のワタシ。 実際に他の人より練習していたかどうかは定かではありません。(たぶんそんなことなかったんだろうなー) 要するに、自分しか見えてないナマイキ娘だったんです。 先輩からも好かれてなかったみたいだし・・・(´・ω・`) <これは悲しかった 中3になってからは、人当たりの良い社交術も少しずつ身につけていったのですが、それまでは本当にナマイキだったと思います。 今でもナマイキなんですが、また質が違う。 子どもの頃より知恵がついたので、腰を低くしてナマイキを言うというワザも身につけましたしね!
「でさ、じょりぃのいないところで、悪く言われていたりしたわけよ、じょりぃ、たまに」 「・・・薄々気付いてはいたけど・・・たまにってことは、一度じゃないってことだよね?」 「いや、あー・・・どうだったかな(°▽°)」 「いいよ無理しなくて(笑)」 「まあとにかくさ、そんな風に陰口叩かれちゃうところは、友実ちゃんに似ている部分のせいもあったんじゃないかなって、 今ふと思い出しちゃったわけだ。あははは」
あははは じゃ、ない。 けどなんだか、ナナが思い出してつい口に出しちゃって、もごもごと昔の言いづらい話をしてくれたことがなんかおかしくてかわいくて、一緒にあははははと笑ったんですが。 言いづらかったろうなこりゃ(笑)
「まあさ、みんなに陰口言われてることも薄々感づいてはいたんだけど、 ヘタクソのひがみだろ?って感じで気にしないようにしていたよ」 やっぱりナマイキでかわいげのなかったじょりぃ。 「それで正解だとは思うけど、でもほら、やっぱり『なんでもできて頑固』なところがちょっと問題って気がするじゃん。 あたしがこの話を思い出しちゃったのは、まあ無理もないっつーことだね(・∀・)」
ワタシが気にしないモンだから、開き直りやがりましたよ。
「で?」 とワタシ。 「なに?」 「あなたも一緒になってワタシの陰口言ってたの?(・∀・)ニヤニヤ」 「言わないよ。あたしそういうことに関わるの、めんどくさくて嫌いだもん」 「なるほど。 じゃあ、ワタシの擁護とかは?」 「あたし? するわけないじゃん。あははははははは」 「だよねー。わはははは( ° ▽ °)はははは(無機質な笑い)」
「いや、正直なところ、あたしとしても『なんだかなー』って思ったよ。みんなの話聞いててさ」 「ふうん」 「でもほら、あたしもじょりぃのことよく知ってたわけじゃなかったしさー、 おまけにそこであたしが『それ違うんじゃない?』とか、言うと思うー?」 「言わないと思う(笑)」 「でしょ? あたしにとっては他人のことなんてどうでもよかったもん」 「でもさ、じゃあ逆にさ、みんなの話聞いてさ、みんなに同調してワタシのことイヤになったりはしなかったの?」 「それはないよ。あーあ、こんなこと言われちゃって・・・とは思ったけど。 そして言われても無理ない態度取ってるもんなとかは思ったけど(笑) 逆にみんなに対して『なんだかなー』ってのは思ったけど、反論するほどじょりぃのことを大事に思っていなかったしねー(笑)」 「まあそりゃそうだ。大事な相手だったとしてもさ、ある意味捨て身だよね。中学生のつきあいの中でそれするのってさ」 「そうそう。あたしは自分のことが大事だったもん。それに部活のつきあいって、ホントどうでもよかったし」 「今ならどう? もしワタシがどこかで悪く言われていたら」 「自分の考えを言うでしょうね。 その場の差し障りがない程度にだけど」 「逆にあなたが率先してワタシの悪口言ってたりしてね」 「あ、それはない」 きっぱり
(*´∀`*) へえー
「ご本人にちゃんとお伝えしますから。陰口ってあなたに伝わらなくて意味ないもんね(・∀・)モッタイネーヨ」
ヽ(`Д´)ノそういう意味かよ!
それにしても
なんと嫌われ者だったじょりぃ(´Д⊂)ヨヨヨヨ...
友実ちゃん、 性格に同じような問題がある者同士、 今から仲良くしませんか?(*´∀`*) そりゃもう特別な仲良しに!
あ、でも、
嫉妬深いのは困るなぁ(°▽°) 困った、誰とも仲良くできない。
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