ナナとワタシ
ナナとワタシ
INDEX前へ次へ


2008年12月22日(月) ならばなぜ聞く

「ねえ、正直なところさ」 とナナ。

「うん」
「あたしって、看護師、向いてると思う?」
「向いてる」

「なんでそう思うの?」

(°▽°)え!

「それはムズカシイ質問だなぁ」
「難しいって、なんで?」
「だってワタシは看護師の仕事、よく知らないもの」
「じゃなんで向いてるって言うんだよ(笑)」

わはははは。確かに。

ていうか、なんでなんでって、おまえはコドモか。ナゼナゼ坊やか。

「ねえねえじゃあさ」とナナ。
「うん」
「あたし、外来と病棟とケアセンター系、どれが向いてると思う?」
「そりゃまたムズカシイなー。ワタシはそのへんちっともわからないし」
「考えてみてよ」
「うーーーーーん・・・・病棟?」
「なんで?」

また「なんで?」ですか。
素人にムズカシイことばっか聞くなよーーーーー。

「うーーんと・・・
 ワタシは看護師の仕事とか全然わからないので、
 印象のみで話す、ということをアタマに置いて聞いてくれる?」
「うん」
「じゃあ勝手なことを言わせてもらうけど。
 まず、あなたの良さって、じっくりつきあわないとわかりづらいところがあるから、
 その場だけの応対となりがちな外来だともったいないかなと」
「あたし外来の実習のとき褒めてもらえたよ?」
「いや、それはわかるけど(笑)
 ええと、外来の看護師さんに、たまに冷たい人とかイジワルな感じの人とかいるじゃん?」
「うん。いるねー。じょりぃご贔屓のK病院なんて、病棟にだってごっそりいたよ?」<イヤミねえ
「・・・(イヤミはスルー)外来でそういうことされても、まあ今日だけのガマンだ、とか思えるわけだ」
「うん」
「でも病棟だとさ、そこで暮らさなきゃならないわけじゃん、当分さ」
「うん」
「そういうときに、イジワルされたくないじゃん。やさしくされたいじゃん」
「そだね」
「病棟に入院してさ、心細かったりつまんなかったりするときにさ、
 こう、やさしい看護師さんがさ、いてくれるとさ、しあわせじゃん?」
「うん」
「たまに楽しい気持ちにもさせてくれちゃったりなんかもしてさ」
「うん」
「ケアとかにしてもさ、実地のものにしてもメンタルのことにしても、
 この人、患者のことちゃんと考えてくれてるんだな、とかさ。思いたいじゃん?」
「うん」
「あなたはそーゆー看護師さんになるだろうから(*・∀・) テヘ、 病棟」


間。


ふふ。
褒めちゃったから、照れちゃったりしているのかな。
照れろ照れろ。恥ずかしがれ。
言ってるほうだって恥ずかしいんだからナ!
ワタシの3倍くらいは恥ずかしがりやがれ。


「あのさ」 とナナ。
「うん?」
「今のって、あたしが病棟に向いてるとか向いてないとかでなくて、
 じょりぃがあたしにこうしてほしいっていう、ただの願望じゃなかった?」
「え!」

バレたか ァ'`,、('∀`)

じゃなくて、なにそれヽ(`Д´)ノ

「まあ、確かに、看護師さんにはこうあってほしい、って希望みたいな話だけどさ・・・」とワタシ。
あたしにしてほしいことじゃなくて、ちゃんと向き不向きで考えてくれた?」

(°▽°)はいー?

「なんなんだその『あたしにしてほしいこと』という決めつけは!(笑)」
「だってさーーー。あたし真剣にじょりぃの意見を求めているわけだよ」
「ふむ」 きりっ(`・ω・´)
「だからここにあまり個人的な無邪気な願望を入れないで、客観的な判断を下してほしいわけよ」

個人的な無邪気な願望。 って失礼な。
うぬぼれるなっつーの。
ていうか、確かにそういう願望は持ってますけどもー。
それでもワタシはいち患者としての客観的な希望と意見を述べましたですよ!

ということを伝えまして。

「そうか、わかった」とナナ。「でもさー、あたし、病棟のときの評価が思ってたより良くなかったんだ・・・(´-ω-`)」
「そうなの?」
「うん。笑顔が足りないって言われた・・・笑ってたつもりなのにな、あたし」
「あはははは。あなた、イジワル顔だからね。ちょっとキツイ顔だから、そのせいかな?」

まあでも、教官の言っていることもなんとなくわかる気もするのですよ。
タヌキかキツネかって言ったら、ワタシはタヌキ顔、ナナはキツネ顔。
ワタシの「へにょら〜ん」とした、気の抜けたような笑顔と比べると、ナナの笑顔はいくらか、なんつーか、キツイ?
ワタシがちょっと目尻下げて口角を上げればけっこうな笑顔になるのに比べて、ナナが同じくらいの気合でもって作った笑顔はおそらくワタシのそれの60%くらいになってしまうような気が。
それにそもそも、もともとの性格が、ワタシのほうが人懐こい。ように思わせる雰囲気がある。

「そうなのかな・・・。
 実はさ、あたしは病棟希望だったわけよ」
「そうか」
「病棟のほうがたぶんキツイんだけど、それでも病棟がいいなって思っててさ」
「うん」
「でも、自分がやりたいのと、向き不向きって別かもじゃん?」
「まあね」
「だからちょっと聞いてみた」
「ワタシは向いてると思うよ」

へへ。
ワタシの(適当な)所見と、ナナの希望が合っていたですよ。
なんかうれしいですよ。
ちょっと得意な気持ちですよ。

と、悦に入っていたら


「でもじょりぃの意見じゃなぁ・・・」



な ら き く な よ (°д°)



ホントはワタシの意見が大いに影響するくせにー。
いやいや、みなまで言うな。
言わなくてもワタシはそう思ってるから。うんうん。言わなくていいよ。
ていうか、本当のこと言われるとガッカリするから、言わなくていい。( ´_ゝ`)フン



2008年12月19日(金) まだ見てない

ナナと会いたい話したい。(黄金のワンパターン)
が、忙しそうなので、それを伝えるのも悪いかなと。(これもワンパターン)
ので、遠慮するじょりぃ。(これも(略

とはいえ。

なんか、全然連絡を入れずにいて
「あたしのこともうあんまり好きでなくなったかな?(あーよかった)」とか思われるのは不本意なわけですよ。(特にカッコ部分)
ワタシは相変わらずあなたに会いたいけれども、今は無理ってわかってるからいいこにしてるんだぜ?ってところは、なんかわかってほしいわけですよ。

ということに加え、やっぱ単純に声聞きたいとか顔見たいとか思うではないですか。

なので遠慮しつつも、隙あらばナナに電話したいじょりぃなわけですが、ワタシも忙しい身なもので、ナナをいちばんつかまえやすい夕方の5時半から6時くらいの時間帯にそのことを思い出すことが困難なわけなんですよ。
昼間ふと思い出して、よし今日こそ!と思っても、その時間になると忘れてしまいます。
仕事人の夕方って、割と電話がたてこんだりして忙しくないですか?

で、次に「そうだ電話」って思い出すのは、もう深夜。
昔ならば夜遅い時間こそ、ふたりの蜜月タイムだったわけですが、今となっては夜はタブー。
勉強してるか寝てるかしてます、ナナ様。

しかし先日は6時半に思い出した! ナナに電話したいって良いタイミングで思った!
でも6時半て・・・微妙?
もしかしたらもう夕飯の仕度タイムですし。
いやいや、とりあえずかけてみて、忙しそうだったらまた考えれば良いではないかじょりぃ。

ってことで、ちょいと緊張しながら電話。いまだに緊張できるってそれはそれでしあわせです。ときめき健在。

こう、ナナが重たく感じないように、さらっと、なんかのついでのように電話してみようそうしよう。

電話。



出ないし・・・・orz



まあいいや。今日はタイミングでなかったんでしょ。くすん。

なんて思っておりましたら、15分ほどしましてナナから電話。

「ごめーん、電話くれた?」とナナ。
「あ、うん」
「なに?どしたの?」
「あー、あの、声聞きたいなって思って、あのでも、今ってもしかして夕飯どきで忙しければ特に用事はないのでまたあとでかけなおしてもいいんだけど声聞きたかっただけだから、はい」  一気に。

『さらっと、なんかのついでのように電話してみる』予定はどうなったのだろうワタシ。

「(笑)今、すごいいいタイミング。 話せるよ」とナナ。
「ホント?(*・∀・*)」
「うん」

やったーーーーー。


ナナや子どもたちの近況をしばらく聞いた後、「あの、会えないかな?」と切り出したじょりぃ。

「無理ーーーーー」 ナナ、即答。


やっ orz ぱり


「学校帰りにちょっとお茶するだけでも、とかは? 顔見て話がしたいんだよー」 とワタシ。

今は無理ってわかってるからいいこにしてるんだぜ? って冒頭でえらそうに語っていた人、どこに行っちゃったんでしょうか。

「それくらいならできるかも。できそうな日を確認してみるよ」 とナナ。
「うん。そんな日があったらワタシのこと思い出してよ」
「わかった(笑)てかさ、思い出してるよちゃんと」
「えーーーー?」<疑っている
「じょりぃと話したいな、電話しようかな、ってときはけっこうあるんだよ」
「ホント?!」  マジ?!(*´∀`*)
「うん。 でも、思ってるそばから寝ちゃうの(笑)」
「あ、うん、それなら寝た方がいいよ、うん」

実際に電話が来なくても、「じょりぃと話したい」って思っているということを知っただけで大満足なじょりぃ。
でも、案外そういうもんではありませんか?
その気持ちがあるかどうかというのが割と大きいわけですよ、ワタシにとっては。 今まで何度も言ってますけども!

でもそうか。
前と違って、そう思ってくれてるだろうなって心のどこかでわかっているから、
ワタシも前みたいに落ち込んだりそわそわしたりしなくて済んでいるのかなぁ。


「会ったり話したりは無理しなくていいんだけどさ」 とワタシ。
「うん」
「なんとワタシ、あなたのナース服姿、まだ見てないのよ」

いやマジで。
こんなことがあって良いのだろうか。ナース服大好きなじょりぃだというのに。

以前「ナース服着てみるー?」「着てみたーい」なんて遊びで着ていた頃は積極的だったワタシなのですが、
ホンモノのナース服になった途端、なんか気が引けちゃってるんですよね。
お仕事のユニフォームを対象として、あまり欲情したようなことを言っても失礼かな、なんてこともあり。

ていうか、早い話が、ナナがナース服着てる時間に会いに行けてないだけなんですけども。

「だからなんだよ(笑)」
「いや、ちょっとワタシかわいそうじゃないか? 見せてほしいのだ」
「見たってしょうがないでしょーーー(笑)」
「制服姿も見てない」
「それは見せたはず」
「そういえば2度ほど制服で会ったか」
「そうだよ」
「でもなんかゆっくり見られてないしさー」
「知らないよそんなの」
「そのさ、学校帰りに会えそうなときにさ、ナース姿で来られない?」
「無理」
「えーーーー(´д`)」

普通無理でしょうね。

「学校帰りなら制服姿は見せられるよ。でも、スカートだけだよ制服っつったって。
 ブレザー着なくてもいいことになってるし。今なんて普通にカーディガンとか着てるから全然制服感ないし」
「つまらない制服だな!」
「だから見なくていいでしょ」


つまんないつまんないつまんないーーーー。駄々駄々。


「ナース服姿だってさ、春から働き始めるんだから、勤め先の病院に来ればいいじゃん」とナナ。
「診察受けるのはイヤなんだよう。
 それにさー、制服、ズボンかもしれないじゃん」
「あ、あたし、ズボンオンリーのところには勤めませんので」
「そうなの?(*・∀・*)」
「かわいくないもーん。やっぱワンピースでしょ。 だからそのときまで待て」
「でも、学生用のナース服ってのがさ、またかわいらしそうじゃんね?
 それは卒業しちゃったら着ないんでしょ?」

あまり欲情したようなことを言っても失礼かな、 なんて言ってた人とは思えない、ナース服フェチぶり。

「たいしてかわいくないよ。 てかいーじゃんそんなもん(´д`)」
「よくないから言ってんじゃん」

しばらくぎゃあぎゃあと騒いでみましたが、ナナが本格的にうんざりしてきた様子に満足したのでやめました。
うんざりしてほしかったのかしらワタシ(°▽°)オカシイナー


しかししかし。
ずっとナナワタをご覧になってくださっているかたでしたら、ワタシが今の今までナナのナース服姿を見ていないということが、いかに不自然なことかおわかりいただけると思うんですよ!
ワタシもなぜ見ないのか。
だってその気になれば見られるんですよ。
しかしそれをしないじょりぃ。

ワタシは何を恐れているのか?

ということをじっくりと検証するためにも、3月に2泊3日で温泉へ行くときには、ナース服持ってきてもらうようにお願いしてみようと思います。
絶対嫌がると思いますが、この件でナナを説き伏せることができたとき、ワタシの交渉能力はひとつ上のステージへとランクアップできるのではないかとビジネスライクに期待しております。

思いっきり桃色な気持ちを、無理矢理仕事に結びつけて締めとさせていただきます。



2008年12月13日(土) 夢の続き

昨日はワタシ、おそろしく疲れてましてね。

きょんが仕事から帰ってきて、
「明日はセミナーなのにちゃんと予習できてないので、食事は各自で、ってことでいい?」
と言ったので、それなら食事より何より横になりたい、ということで、「お夜寝」することにいたしまして。
ベッドで仮眠。

夢を見ました。
ナナの夢。

どうやら一緒に旅行に来ているらしいです。
日も暮れてきた頃に、ナナが「どこに行こうか?」と聞いてくれたので
「海! 海見に行こう!」とワタシ。
「海かぁ(笑) でもまあいいよ」

ということで、海沿いの道を歩き出すんですが、なかなか海が見えない。
すぐ傍は海岸線のはずなのに、海が見えない。
海は見えないが、海沿いということで散歩している人やジョギングしている人はわんさか。
そういう人たちですごいにぎわい。
部活のランニング集団なんかもたくさん。
しかし海は見えない。
なんだかちっとも旅行している気がしない。
ワタシは海辺をナナとふたりでロマンチックに歩きたかったというのに。
ふたりで波と戯れたりしたかったというのに。(ナナは戯れなそうですが)
どさくさに紛れて手をつないだりもしてみたかったのに。(つないでくれっこないですが)

なのに、汗くさい集団がワタシたちのそばを通り過ぎていくばかり。
そして海はその姿を見せることすらしてくれません。

あまり気分が良くなれない散歩になってしまったので、ナナに気を使いながら、夢時間にして1時間ほど歩いた頃に、やっと視界が開けてきました。
が。
そこに見えたのは、河原。
河原のグラウンド。
しかも河原のくせに川すら見えない。てか、海はどこへ行った。

しょぼん(´・ω・`)として、また歩き出しましたら、
「夕刻の河原は危ない人が出るから遊びに行っちゃいけません」という、幼少時に親から受けた注意が夢に反映されたのか、
ガラの悪い怪しい人たちが前方から歩いてきます。
まだ夕刻とはいえこの季節。
もうすっかりあたりは暗くなっております。
なんかヤバい雰囲気。どうしよう。
なんつーか、半島の北の方からいらした、いわゆるひとつの拉致っぽい雰囲気?

と思ったところで、「りりりりりりり!」と警報が!
なになに?! 何事?!

-----

・・・・携帯が鳴って目が覚めました。
仕事の電話です。
ひととおり話して切った後に、

せっかくのナナとの旅行の夢だったのに、全然楽しい思いをしていない!
と自分に憤慨するじょりぃ。
なんと冴えない夢だ!

明晰夢ってのがあるくらいですから。
ソノ気になれば、続きが見られるかもしれません。

ソノ気になって、寝直しました。


------

ナナと夕飯を食べることに。
ということで、続きを見ることに成功した、ソノ気が功を奏したじょりぃ。立派。
しかし、この時点で「あ、夢の続き成功(・∀・)」とは気付いておりません。
要するに、夢だと思っておりません。
明晰夢にはなりませんでした。

そして食事なんですが。
なんかさんざん悩んだ挙げ句、駅弁がちょっと豪華になったような折詰を、ホテルのレストランで食べてますワタシたち。
冴えません。
なんとなく、ふたりとも無言ですし。
なんで旅行に来て、こんなもん食べてるのかな・・・と思うワタシ。
でもお腹空いてるし、別にまずくはないんだけど。(現実で夕飯を食べずに寝てたから、お腹がすいていたんでしょう)
ふたりの会話も、いまいちショボい。

しかし、なんだか暑いな。
暑い。
暑い。
早く部屋に戻りたい。
部屋でゆっくりまったり、あわよくばべったりとかしたい。
そういえば、宿はどこに取ったんだっけ?
このホテルじゃなかったような。
あれ?
ワタシ、宿取ったのかな・・・。
どうしよう、取れてなかったら。最悪。
そして暑い。


-------

暑くて目が覚めました。
電気毛布がききすぎていたようです。

ちょっとちょっとー。
続きを見られたワタシはたいしたもんだが、もうちょっと内容的に何とかならんか!
部屋に入って、べったりまで持ち込まなきゃ、夢の意味ないじゃん!(そうなのかしら)

冴えねぇーーーーー。

と、自分にプリプリと腹を立てつつ、さらに続きを見るために、ふたたびソノ気を振り絞って寝てみました。


--------

我が家のリビングで、こたつに並んで座り、DVDかなんかを見ているナナとワタシ。
きょんは自室にいるようです。ソノ気成功。
が、またもや夢を見ているとは気付いていない、夢の中のワタシ。
いいかげん気付いてもいいのではないか。

「そろそろ眠くなってきたねー」とナナ。
「そうだね(´∀`)」とワタシったら微笑んだところで

あれ?


今日って

うちに

泊まるんでしたっけ?(°▽°;)


と思い出したじょりぃ。
旅行がだんだんスケールダウンしております。

ていうか、泊まるって、どこに泊まるんだろう。
ワタシの部屋?

無理。


散らかりすぎです。
ベッド周辺にもナナに見られたくないものがちらほらと。
ふとんも干してない。

ど、ど、ど、どうしよう・・・(°▽°;)


「あー、こほん」とワタシ。「実は提案があるんだけど・・・」

「何?」とナナ。
「あのさ、今日のお泊まり、どっかこのへんのホテルにふたりで行かない?」
「ホテル? なんで?」
「いや、あのさ、部屋を片づけておくの、忘れた」
「そうなの?(笑)
 そんなのいいよ、と言ってあげたいところだけど、片づけてないあなたの部屋って、本当に汚そうだよね」
「本当に汚いよ('∀^v)
 でもだからさ、なんかほら、ホテル泊まるのも気分転換に良さそうじゃんね?
 宿泊費はワタシがもつからさ。ホテル行こう、これから。
 そして非日常の中で、ふたりでゆっくりと過ごすのだ(*´∀`*) どうかな?」

って話しているときに、ここが自分ちであることをうっかりすっかり忘れていたんですよね、ワタシ。


きょんが後ろに立ってました。


悪 夢 。


夢の中のワタシは大いに焦りました。
なんか雰囲気最悪ですよ!
ナナは黙ってます。
きょんも黙ってます。

そしてワタシはきょんに言いました。


「ワタシの部屋汚いからこれからホテルで一泊しようと思うんだけど、
 あなたも一緒にどうかな?( ^ ∀ ^ )」 


ナナの都合もきょんの気持ちも一切無視した「みんなで仲良く( ^ ∀ ^ )」的発言を、チーターもビックリなほどさわやかに発したところで、
ワタシはみたび目を覚ましました。
電気毛布は先ほど切ったはずですが、首まわりに汗をびっしょりかいておりました。


けっこうな根性を使って、「ナナとの夢の続きを見る」という偉業を成し遂げたというのに、内容がこれかい・・・と落胆したワタシは、ベッドから起きあがって、冷蔵庫にビールを取りに行きました。


最後まで冴えなかったナ・・・( ´_ゝ`)




しかし、もっとソノ気を振り絞ってさらに続きを見れば、ナナときょんと3P みたいな夢も見れちゃったりしたんでしょうか。

いやでもそれって、ワタシ、神経使って疲れるばかりで、なんかちっとも楽しくも気持ちよくもなれなそうであります。
小物ネ( ´_ゝ`)




2008年12月07日(日) お久しぶり泣き虫さん

日付が変わってしばらく経ちまして。
その日の分の仕事も一段落していたので、レスつけをしようといそいそとパソコンに向かっておりましたら、ナナからの着信音。

てっきりメールかと思ったら、どうやら電話。
イエ電でなくこっちにかけてくるなんてめずらしいなー、と思いつつ「もしもしー」と出ましたら。

「あ、起きてた?」とナナ。
「うん」
「仕事中?」
「仕事してないよー」
「何かしてた?」
「パソコンいじってた」
「何かの途中?」
「いや、特には。 どしたの?(・∀・)」

ナナの声が明るくてパキパキしていたので、なんか楽しい話かなーと、のんきに水を向けてみましたら。

「もうやだよーーーー」 <涙声


いきなり泣いた!Σ(゚ω゚ノ)ノ


「なんだなんだ(笑)どしたのさ」
「もう何もかもがイヤだ」 <びいびい泣いてます
「何もかもかー。かわいそうになぁ」
「特に家にいるのがイヤ。・・・いなくなっちゃいたい」 びいびい
「まあその前に、イヤなことみんな教えてよ」
「長いよ?」 めそめそ
「たっぷり頼むヨ(・∀・)」

たっぷり聞きました。

早い話が、オーバーワークでございますよ。パンク。パンツのゴム伸びきって切れた状態。
ナナが考える「やらなきゃならないこと」をやるには、もう物理的に無理なんです。
加えて、通常の勉強にプラスして、高看への推薦試験の面接指導やら試験勉強やらで精神的に追いつめられておりまして。


「ずっとこのままの状態が続くのかな? あたし、そしたらやっていけない(´;ω;)」とナナ。
「今がいちばん大変なのかもよ? 次女ちゃんの受験も重なっちゃってるし。末子ちゃんのバスケのこともあるし」
「だって、高看の学校行きながら准看として働いて、ってなったら、今よりハードになるかもじゃん」
「実際そうなってから考えればいいって(´∀`)  今から心配するの、疲れちゃうよ」
「だよね? やってみて、いよいよダメだったらしかたないよね?」
「うん。適当にやってるならアレだけど、あなた一生懸命がんばってるんだもの。
 それで無理ならしかたないよ。まずはカラダと心の健康がいちばんだ」
「でしょーーー?!」

Σ(゚ω゚ノ)ノ なぜ急に勢いづくのだ?
と思ったら、理由があったのでした。

同じようなことを、パパに話したらしいのです。もうちょっとさりげなく。
「もうこれ以上無理、死にたくなっちゃう、って気持ちになったら、高看あきらめようと思うんだけど、いいよね?」と。

たぶんナナは、パパに許可を求めるつもりではなく、なんて言うんだろ、うまく言えませんが、
「そんなにがんばらなくていいんだよ」とか「ナナの好きにしていいんだよ」めいたことを言ってもらえれば、それで気持ちが楽になれるような気がして言ったんじゃないかなーと思うんですよ、ワタシは。
だって、誰よりも高看(正看と一緒なの?これって)になりたいのはナナなんですもの。


「そしたらパパ、『えー?』って言って、すごくイヤそうな顔したんだよ」とナナ。


パパ・・・(´д`)  と思ったものの、パパもどんな気持ちの「えー?」かワタシにはわかりませんので

「それはさ、パパとしては『こんなにがんばってるんだから、あきらめちゃったらもったいないよ!』って、
 あなたを励ますっていうか、あなたを認めているからこそ、そういう返事になったのではないかなー」

と言ってみました。
ワタシならそういうつもりで「えー?」って言って、相手をぷんすかさせることってありそうですし。

「違う。それは絶対違う」とナナ。
「なんでわかるのさ(笑)」
「パパはそんな、実は深い考えがある、みたいなことはないもん。顔にも言葉にも、すべてそのまま考えていることが出るもん」
「わかりやすくて良いね(・∀・)」
「わかりやすいよ。 高看のが給料いいんだからそっち目指せよって、それだけのことだよ」
「そうなのかなあ」
「そうだよ」
「でも給料いいったって、死なれるくらいなら、やめて欲しいよなぁ(笑)」
「でしょーーーー?! 死んでもいいのかよ!って思って、もうームカついた!」

また泣いた。

「死んでもいいとは思ってないよパパだって(笑)」
「そりゃ思ってないだろうけどさ。あたしの話、ちゃんと聞いてねえよこいつ、あたしのこと怠け者としか思ってねえよこいつって思うじゃん!」
「そんなこと思ってないって(どうかしら…)。 深く考えないで『えー?』って言っちゃっただけだよ」
「ほらやっぱりちゃんと考えてないんじゃん」 ぷんすか

パパのことでワタシの揚げ足を取られても・・・。

「でも、あたしもダメだからなー・・・無理もないのかもだけど」とナナ。
「何がダメなのだ?」
「家の中が散らかってる・・・」 また泣いた。 そんなことで泣くな。笑っちゃうから。

「わははははははは」
「笑い事じゃないんだよ!(笑)(<笑ってる) あたしどうしてこんなにだらしないんだろう・・・」
「家が散らかるのなんてしかたないじゃん。忙しいんだもん。家族が5人もいれば散らかっちゃうよ」
「でもまわりのお母さんはちゃんとやってるんだってば!」
「まわりのお母さんったって、あなたまわりのお母さんより忙しいじゃないの」
「あたしよりもっと忙しいもん」

よくよく話を聞いてみたら、クラスメイトのお母さんの話で。
母子家庭で、自分の稼ぎだけで子どもも養わねばならないので、働いてて学校にも来ていて、子どもの面倒もちゃんと見て、
「そして家も散らかっていない」 そうで。

「だからやろうと思えばできるはずなんだよ。その人ができてるんだもん。あたしなんてすごい恵まれてる状況なわけだし」とナナ。
「確かにその人は立派だけどさ。 他人と比べてどうこうってことじゃないじゃん。あなたががんばってるのは事実だし」
「がんばれてないからこうなるんじゃん」
「違うって。 認めろって。ちゃんと自分がんばってて自分エライって、そういうのちゃんと認めろよ」
「・・・・・・」
「認めろー」
「やんなきゃならないこと、できてなくても?」
「うん。それに、できてなくないよ。よくやってるよ」
「・・・でもそれを認めると、なんか、家族に対して腹が立つ気がする。みんな好き勝手やってさ」
「じゃ、怒れ」
「でもあたしがやりたいことやっててそうなってるって言われればそれまでだ」
「それとこれとは別。家族に直接怒らなくても、怒りを自覚するべきだよ。そうやってため込むから死にたくなるんだよ(笑)」
「そっか(笑) でも死なないよ?」
「あたりまえだっつーの!!!」
「あはははははは。 でも蒸発はしたいなー」

久々の蒸発したい発言(°▽°)キター!

「そうなの?」
「うん。 末子がもう少し大きくなってさ。高校卒業して次の進路決まって、車の免許も取って。(ずいぶん先の話で安心しました)
 そしたら、ふらっといなくなるの、あたし。 看護師ならひとりでも生きていけそうだし(・∀・)」
「そうだね」
「なんかさ、あたしもしかして、熟年離婚したくて、看護師目指しだしたのかも、とか、思ったり」
「そうなの?」
「(笑) パパもうっすら気付いているんじゃないかな、そのへん」
「まさかーーーー(笑)」
「ううん。なんかそんな気する」
「・・・・・・」
「ふらっと出ていけるために、そうだ!あたしは看護師になるぞ!」

変な奮起のしかたしてますが・・・(°▽°)ま、いいか・・・。


蒸発もいいけどさ。
するときは、ワタシには行き先言ってってよね。

と、昔のように釘を刺しておこうかなと思ったんですが。
しかし、昔の蒸発したい病から何年も経って、お互いの関係も微妙に変化してきた今となってはですね。

ワタシにも気兼ねなく、どこでも行っちゃえばいいさ、と思いましてね。

だってどこに行ってもワタシ絶対見つけちゃうから。<怖いよねーーー

てか、好きに思える部分くらい、好きに思ってガス抜きしてほしいですよホントにもう。


だんだんナナも落ち着いてきまして。
いろんな話をして、ナナから気の抜けたあくびが聞こえてきた頃。


「あーあ、じょりぃと映画とか行きたーーい。 ね?」

何よ突然その素敵なお言葉!

「そうだね(*´∀`*)」
「当分無理だけど」
「そうだね( ´_ゝ`)」


気が付けばもうすぐ夜中の3時。

「あなた明日も学校なんでしょ? 寝たほうがいいんじゃない?」とワタシ。
「ホントだ!寝なきゃ!」
「うん」
「今日はごめんね。話聞いてくれてありがとう」
「いやいや」
「おかげで少し楽になった。 かも」

かもかよ(°▽°)


しかし、泣き虫ナナ、本当に久しぶりでございました。
えらく心配しちゃったんですが、同時にですね。

やっぱりこういうときはワタシなんじゃん。

と、心のどっかで満足していた自分のエゴの強さにほとほと感心しました。
ナナはそれどころじゃないっつーのにもう。


ていうか、パパ。
あなたのかわいいナナちゃんが「ふらっといなくなる」なんて物騒なこと言わなくなるためには、パパの
「よくがんばってるよな」
のひとことだけでいいんですよ。 たぶん。

よろしく頼んますわ。




2008年12月04日(木) あやつられ

ナナは現在ドラマ「流星の絆」にハマっておりまして。
ジャニがふたり出てますしね( ´_ゝ`)


「それなりにおもしろいよ。じょりぃも見なよ(・∀・)」とナナ。

「テレビドラマって見る気にならなくてさー」

「原作は割と重たいんだけどさ。
 クドカンが監督だから、けっこう笑えるのになってるよ?」

「クドカンねえ・・・」

「ニノがかわいいんだよー」

「ニノ?」 健康に良いジュースか? ってそれはノニ。

「二宮クン」

「ああ( ´_ゝ`)」

「見てよっ」

「あー、うん」 <見る気なし

「見ないでしょ、その返事」

「やー、どうかなー。えへへ」

「あ、あの子、じょりぃ、好きなんじゃないかなー」

「誰?」

「戸田恵梨香ちゃん。 好き?」


 戸田ちゃん


「好きーー!(*´∀`*)」

「かわいいよーー? あのドラマは特にかわいいと思う」

「見る」



ナナ、こういう点ではきょんよりもワタシの扱いがうまいかもしれません。




じょりぃ |HomePage