ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2008年11月24日(月) 妄想・じょりぃの頭の中

最近なっちゃんが見つけて、おもしろく楽しませていただいているブログがあるんですが。

あたし・主婦の頭の中
http://ameblo.jp/yuka703/

とにかくイラストがステキすぎです。

その中の記事で、イケメンバンク というものについて、熱く妄想列車を走らせているものがあるんです。
イケメンバンクとはどういうものかというと、こういうものです。



その記事というのがこちらなんですが。
おもしろいです。

おもしろいので、ワタシもイケメンバンクで、じょりぃ号という名の妄想列車を走らせてみたくなったのです。
なにしろほら、自分に都合の良い妄想って、楽しくてしかたないですからね!

しかし。
ワタシがイケメンで妄想して、きゃあきゃあもじもじできるかといえば、これは無理。
なんというか、ワタシにとって男性というのは、恋愛対象にもなりうるものではありますが、すごく現実なんですよね。
妄想に走りづらい。なぜかしら。
ひとりで妄想してきゃっきゃと楽しむくらいなら、とっととどっか飲みに連れてってくれよ、おう、といったような感じ。
ワタシをちやほやしつくして、なおかつちやほや1回ごとに、ワタシが500円いただきたい。
そんなずうずうしすぎる希望。
まあとにかく、せっかく妄想するならイケメンではなく、もっとワタシが妄想しがいのある人を対象にしたいものであります。

でまあ、ここ、ナナワタですし。
必然的にナナ。
ナナバンク。
ナナに500円授けると、ワタシがシアワセになる魔法の小箱。
安い。安上がり。
と一瞬思いますが、気付けば5万もむしり取られるという、ミョーにリアリティのある妄想だったりしますが、そこはそれ。

ということで、ナナバンク、試してみましょう。



イケメン にはとりあえず訂正線を引っ張らせていただきました。
そこ、ナナ って読んでください。心の声で。

「いいムードに!」のシルエット、これ、ナナとワタシの場合だと、ワタシが微妙に見上げる形になるかと思います。なんかくやしい。
きょんくらい、ばっきりと身長差があるのなら見上げてもしかたないかなとあきらめもつきますが、ナナとワタシの身長差はたった4〜5センチ。
しかもナナは姿勢が悪いので、実際、身長差ってほとんど感じないわけですよ。

背伸びをすれば、じょりぃの方が背が高くなるかも。
上げ底の靴を履いて、ちょっと背伸び。
うん。良いね良いね。
って、妄想っていうより、ちまちました小細工に走ってますよワタシ。せこすぎ。
だいたい身長差なんてどうでもよいことでしたよ。ムダに脳内の字数を稼いでしまった。

「キャッ(汗)」・・・・て。
手をつないだくらいで、キャッで汗、になんか   なるけどさ。
どうせならもっと、なんかこう、ほら、

・・・清純派なので、あまり過激な妄想ができません。
上になり下になり立ったり座ったりでセックスしてるくらいしか、思いつかない。
手練手管経験豊富なみなさまなら、どんな妄想に走るのでございましょうか。

「寝顔もカワイイ!!」ってさー。
まあ、妄想だからかわいい寝顔にしてもいいんだけどさー。
ナナの寝顔って、なんか、哲学的な顔してるんですよね・・・。
もっとぽけーーーっと、ヨダレたらすくらいの勢いでマヌケな顔して寝てほしいんですが、ワタシとしましては。
逆にきょんには、もう少し知的な顔で眠っていただきたいです。こたつでないところで。

ちょっとちょっとー。
あんまり楽しい妄想ができないー。
これじゃ500円入れる気にならねえ。
次、次。




おねだり!してほしい!

ナナってもっとおねだり屋さんかと思っていたんですが、物欲がないので全然そんなことないみたいなんですよね。
パパにもしないみたいですし。
でもここは妄想ですから。
試しにおねだりしてみてもらいましょう。

「ねえねえ〜」 あ。萌えた。ねだれ。なんかねだれ。(気合をこめて妄想中)

「パン買って☆」

パンかよ! (ナナはパンが好きなんです)
もっとなんか、ほかのもん、リクエスト頼む。

「じゃあ、・・・あ!ベシの携帯ストラップとかがいいなー」

先日デエトしたときに、ナナは本気でベシが大好きだということが判明したんです。
たぶん、じょりぃよりもベシの方が好きです。

 むかって左のカエルが、ベシ。


・・・ダメだ。
萌える妄想ができない。
ワタシたちの仲は、もうそこまで進化してしまったのか!
(例:ワタシはきょんに対して妄想というものが、もうできません)(みなさまは長年の恋人に対して妄想ってできますか)

もういいや(´д`)次、次。




お礼言うなんざ人として当然なのでちっともうれしくないんですが。
と言いつつ、いつも「お礼のメールすら来ない・・・(´・ω・`)」とか言ってるワタシとしては、お礼を言われた時点でうれしくても良いはずです。おかしいな。
何か萌える会話、ないものか。

「500円で、あなたの体、買う」
「ありがと☆」

500円でいいのかよ!
とツッコミたくなっただけで、ちっとも萌えなかった。
だいたい、そんなこと言われてナナが「ありがと☆」なんてお礼言うとは思えない。
ナナに限らず、誰もお礼言いませんですよこんなもん。
それに実際はこうなります。

「500円で、あなたの体、買う」
「円じゃなくて、万円だろーよ」

誰が買うか、アホ。
(せっかくの妄想なのに、リアルなかけあいを想像して腹を立ててどうするワタシ)

これも失敗か。次、次。




・・・なあに?この質問・・・。
「顔、少し赤くないか?」って、コレ萌える質問なんですか。
これも妄想しづらいなあ。
もしナナがこれを言うシチュエーションを想像した場合・・・

「じょりぃ、顔、少し赤くない?」
「え? 気のせいじゃないかな」 <てか、この答でゲーム的に既に失格
「熱あるんじゃない?」
「ないと思うけど・・・」
「今日は帰ったほうがいいよ。帰れ」
「! 今来たばっかだし! やっと会えたんだし!」
「インフルエンザとかだとあたしが困るから。 今日は帰ってください」

デート、お流れ。 妄想失敗。

だいたいこれ、質問がいけない。妄想のしようがない。
ということで、質問の時点から妄想してみます。

「ねえ、あたしのこと、好き?」 いいねこれ!これキター!
「うん(*´∀`*)好きー」
「そうなんだ。 でもあたしはこれからも、じょりぃをそういう風に好きになることはないよ」

自分で古傷をえぐってどうするワタシ。

ちょっとちょっとー。じょりぃさーん。
もうちょっと、ハートフルでちょびっとエロくて胸がキュンとくるような妄想を頼みますよー。
みなさんに読まれると思って、かまえすぎてるんじゃないのー?(違うんですけどね・・・なぜこうなるのか)




こ、これは・・・。
今までの妄想の中で、いちばんリアリティがありそうな。

しかしよく考えてみるとですね。
ナナは過剰にかまわれると「うざい」とフキゲンになってしまうような人間ですから。
お世話をサボったからといって家出、というのは、やはりちょっとリアルではないわけですよ。

「お金だけ投入して。話しかけないで」

これがベストな飼い方  でなくて、ナナバンクにおける正しいクリアのしかたという気が。

さ、さびしい・・・妄想のしようもない。

次。




こーれーもーさーーーー(´д`)
確認するたびに「がくーーーーーっ」となる自分の姿が見えるようでなんだかなー。
って、現実に即した妄想をしようとするから、心が折れることに気付きました。
ということで、がんばって自分に都合良く妄想してみますよ。
まずはイケメンバンクにならって、これ。

「愛してる・・・」

ダメだ。
ありえなすぎ。
萌えるどころか、なんか、もはや別人。
かろうじて「愛してる・・・」って想像できても、そのあとに

「って言えば500円もらえるわけか」

なんてセリフが脳内に。「でも500円じゃなー(´д`)」までしっかりと。

なんだつまんないな、ナナバンク。
ワタシにとってナナは妄想の宝庫のはずなのに。
それともこのようにつれないナナこそが、ワタシの萌えポイントなのでしょうか。

次。ラスト。




これいいね!これいいわ!
朝の目覚めをナナの声で!
妄想してみます!

「いーかげん起きろっつーの」(吐き捨てるように)

ダメダメ。こういう、現実感あふれるものではなくて。
せっかくだからここは妄想をフル発揮して、アラームくらいは甘いモノを考えます。

「えー、起きちゃうの? もうちょっと一緒に寝てよーよ?」


(*´∀`*)でれ〜〜〜〜ん


これはいい。
しかもこれはちょっと言いそう。
すごくいい。
すごくいいんですが。

これじゃ、ワタシが起きる気になれないという欠点が(・_・)

どうすれば起きるようなセリフになるだろうか。
なにしろワタシは、朝が弱い。起きられない。そこを起こしてもらわないといけないわけですから。


「起きないなら、もう二度と会わない。さようなら」


うん!これならビックリして目が覚める!( ^ ∀ ^ )
って、ヤですよこんなもん毎朝聞かされるの!(ワタシはいったい誰に腹を立てているのか)


・・・・もう、ことごとく失敗。
ナナバンクがあっても、ワタシ買わないわこれきっと。
ということで、そろそろおひらきにします。不毛( ´_ゝ`)ツカレタ


2008年11月20日(木) 脳内ねずみ大回転

マシマロで既にご報告済みですが、昨日ワタシ、ナナとデエトしてまいりました。
デエトと言っても、2時間ほどブランチを共にしただけですけれども。
この2時間がですね、なかなか作れないものですから、うれしゅうございました。

30分遅れで現れたナナ、席につくなり
「あたし、男のようじゃない? 携帯と財布だけハダカで持ってきちゃった(笑)」と。

なんかよくわからんが、「あたし、男のようじゃない?」のセリフを言っているときが、逆に女っぽい顔だったことに小萌え。

「バッグは?」とワタシ。
「教科書入ってて重たいから、車に置いてきちゃった」
「ふうん」

おや?
財布が新しい?

「その財布、すごくいいね(・∀・)」 ワタシ好み。
「そう? このあいだまで、長女のお下がり使ってたんだけどさ(笑)
 あたし、財布とかあんま興味ないし。お金入ればいいやーとか思ってたからさ」
「うん」
「でもそれがボロくなって、小銭がぽろぽろと落ちるようになってしまってさ(笑)」
「財布の意味ナシ」
「そうなんだよ。そしたらパパが『そんなじゃお金たまらなそうだよナ』って言って、買ってくれたのだよ」

( ´_ゝ`)ふうん

と、一瞬シラけましたが、パパ、センスいーじゃんとか思ったりして。(実際、パパはオシャレさん)
しかも、自分のお金で買ってくれるなんて、ちょっとステキじゃんねーと思いまして。

「パパやさしいね」と。
「ね。 てか、お金こぼすから、心配だったんだと思うよ」
「でもこれ、ホントいいよ」
「ありがと」

( ´_ゝ`)ふん

ワタシがプレゼントしたかったな・・・。(お金ないけど・・・)

なーんて話からスタートしまして、またお互いの進路や将来のこととか話しまして。
最近のナナは、自分の将来や未来について、悲観的な考え方をしなくなって、頼もしい限りであります。
まあそのほか、ドラマの話とか「のだめってかわいいよね」なんて話を(ワタシだけが楽しく)したりしたあと。

「そういえばさ、あなた、卒業式みたいのって、あるの?」とワタシ。
「あるよ。3月に」
「それってさ、一般の人も見に行けるの?」
「一般の人って(笑) どういうことだ?」
「ええと、たとえば、ワタシとかさ6(・∀・*)モジモジ」
「来たいの?(笑)」
「うん」
「来ても平気だけどさー。 そんなもん見たいかー?(笑)」
「見たいよ。だって、大事な日じゃないかー。 写真撮ってあげるよ」 恩着せがましいワタシ。
「写真ー? 嫌いなんだよなー」 おかげであなたの写真全然持ってないよワタシ。
「知ってるけどさ。記念だよ記念」
「じゃあいいよ別に」

じょりぃの脳内ねずみクンが、もう、滑車大回転の喜びようでございます。
いつもより余計に回しております。

「でもなあ・・・」 なんか顔赤くなってますけどこの人。恥ずかしいのかな。
「あー、あなたから見えない位置に、こそこそといるからさ」
「ならいいよ」

あ、そうだそうだ。

「戴帽式って、もう終わっちゃったの?」とワタシ。
「うん。それは1年のときに、実習始まる前に済ませちゃうから」
「ちぇーーー。ワタシ、実はそれも楽しみにしてたんだよナ・・・(´・ω・`)」 勝手に。

薄暗い会場の中、看護生ひとりひとりが手に灯すキャンドル。
そして当然、全員ナース服。(しかも学生用のってかわいいんですよね(*´∀`*))
もちろんナナもナース服。(ナナは「白衣」という色気のない呼び方をしますが)
なんつーか、ワタシの憧れがギュッと詰まっているわけですよ、戴帽式。

「そうだねー。戴帽式の方が雰囲気いいよ」 今さら言うなよ。
「キャンドル灯したりするんでしょ?」
「そうそう。すごいキレイなの」
「それも家族とか参列できたの?」
「うん」

なにーーーーーー!?

「教えろよそういうのちゃんと! 気がきかないヤツだな!ヽ(`Д´)ノ」 家族でもないのに本気怒りするじょりぃ。
「・・・すみませんねえ(笑)」

残念ながら残念ながら残念ながら(くどい)、戴帽式は逃してしまいましたが。
卒業式には出席できることになったので、にっこにこなじょりぃ。


さらに。
またとりとめのない話をしている中で。

「冬休みがないって、こないだ言ってたよね? やっぱホントになさそう?」とワタシ。
「うん。でも3月になっちゃえばすぐ卒業だから。そしたら就職までの間は時間あることに気付いた」
「え! マジ?! 温泉行こう!」

もう、誘う前にもじもじしたり、断られるのを怯えたりといった、かつての儀式はすべて省略。
脊髄反射なみの速さで温泉打診でございます。
また返事は「無理」だろうと思いつつも、誘わない限り行けることはないんですからね。

「(笑)うん。もうこれでしばらくは無理そうだから、あたしもじょりぃを誘ってみようかなと思ってたとこ」


「無理」じゃなかった!
誘っておいてなんですが、「ええ?!」ってびっくりしてしまった、愛らしいじょりぃ。

・・・なんたるしあわせ。
じょりぃの脳内ねずみクンが、もう、滑車大回転の喜びようでございます。
さっきよりさらに余計に回しております。


もうちょっとしあわせになるために、もう一声かけてみます。(強欲)

「ね、じゃあさ」

と言って、ナナの目の前に満面の笑みでVサインをつきつけるじょりぃ。

「何それ」とナナ。
「2泊。 2泊3日で行こう」
「2泊かー(笑)」
「2泊したい。もうこれからしばらく出かけられないんだし。ゆっくりしようよー(´д`*)」 駄々駄々
「そだねぇ・・・次女ちゃんの受験が終わってからでもいい?」
「いい、いい。いつでもいい」
「なら、なんとかできると思う」


やったーーーーーーーーーーーー!!!!!
(もし実現すれば)初めての2泊3日ですよ!
3日間一緒にいられるですよ!

どうしよう、そのまま駆け落ちとかしちゃったら・・・(ありえないことに妄想の翼をはためかせるじょりぃ)

・・・まあ、カッコ部分「(もし実現すれば)」が問題なわけですが。
この「もし実現すれば号」という船、大波はおろか、小波にも非常に弱くてですね。
座礁することが多いんですよね割と。

座礁しちゃうかもですが、現時点では、ナナもなんだか楽しみにしてくれているみたいですし。
ワタシはとても嬉しいです。
嬉しいあまり、今日のナナワタにオチなんてなかったりします。困った。


帰り際、駐車場でナナの車までナナを送りまして。

「卒業式、連絡忘れないでよね」と念押し。
「わかった(笑) でも、3月だよー?」
「3月なんてあっという間だし。あなた忘れそうだし」
「わかったわかった」

じゃあね、ばいばーいと別れまして。


で、今気付いたんですが。

次にいつ頃会えるか、約束を取り付けるのを忘れました。
卒業式と温泉に夢中になりすぎた。

卒業式まで会えなかったらどうしよう。
3月まであっという間、とか言ったの誰。遠すぎます。困った。


2008年11月14日(金) オトナ勝負と謎のシアワセ

「ナナちゃんはホント、いい友だち持ったよねぇ。
 授業参観のピンチヒッターやってくれる友だちなんてさ」と、なっちゃん。

「またナナが帰ってくるまでナナ家で待ってるわけ?」と、きょん。


・・・よりによって、なっちゃんもきょんも家にいるときに、末子ちゃんの授業参観に出かけることとなったじょりぃでありましたよ。
あー、出かけづらかった ァ'`,、('∀`)

なっちゃんのジャブには
「タロちゃんの授業参観は、パーフェクトになっちゃんが出席してあげられるといいよね!(´∀`;)」と返し。
きょんの右フックには
「いえいえ。今日は授業参観終わり次第、光の速さで帰ってまいります(`Д´)ゞビシッ」と返し。

プレッシャーに背中を押されたせいか、えらいスピードでもって遅刻せずに学校へ到着。

校庭をしばらくぷらぷらとし、マシマロを更新した後に教室に向かいまして。
なんかですね、授業参観日の廊下って、ものっすごい混雑しているんですよ。
なぜだかワタシにはわからないんですが、机が廊下に出して並べてありますし。
そこへもってきて、生徒の数、そして親の数。
まともに歩くことすらままならない。

あれー?教室どっちだっけー?
と、不安な気持ちできょろきょろしながら、人を掻き分けながらというかじょりぃが掻き分けられながら、かろうじて前進しておりましたら。

「じょりぃちゃーーーーーん!」

と、前方から見慣れた生意気な顔が。

末子ちゃん(*´∀`*)迎えに来てくれたのかー

「ああよかった。じょりぃちゃん迷子になるところだったよー」とワタシ。
「もう。しっかり歩いてよー。ほらー」

しまった。
今日はオトナなワタシでいるはずでしたっけ。

腕を組まれ、ずんずん連れていかれるじょりぃ。
じょりぃがチビスケとはいえ、それでもまだまだ末子ちゃんよりは大きいですからね。
前のめりになったけったいな姿勢で、末子ちゃんに引きずられるように歩くワタシの様は、なんだかすごく立派なオトナ。
たぶんこういうのがオトナの歩く姿勢。

教室の前まで来ましたら、末子ちゃん、ワタシの腕を放し、今度はワタシの右手を自分の両手で握ってこちらに向き直りまして。
甘ーい笑顔でくねくねしながら言いました。

「末子ねー。今日、バスケさぼって、じょりぃちゃんと遊びたいー(・∀・*)」

末子ちゃんは、学校のミニバスケットのチームに所属しているのであります。

もちろんワタシはこんな顔(*´∀`*)になりましたが。

前日、この娘の母親から以下のようなメールを既にいただいております。


末子にバスケさぼるなヽ(`Д´)ノと言ってやってね。


すごいですね。さすがは母親です。読み切ってます。
末子ちゃんでなく、ワタシに釘を刺しておくあたりもご立派であります。
メロメロと末子ちゃんの言いなりになるワタシの姿がまぶたに浮かんだのでありましょう。

末子ちゃんがワタシの言うことを聞くとは思えないけど。がんばってみるよ(笑)

と返しておいたワタシでありますから。

「実はね、末子ちゃん。その件については、もうママから『末子にバスケサボらせるな』って指令を受けているのだ(・∀・)」とな。
「えーー?」
「それに、末子ちゃんちに上がると、ママに怒られるしさ」
「じゃあ、じょりぃちゃんちに行って、ぼーちゃんと遊ばせて?」
「うちかい?(笑) まあじゃあそれは後でね。今日はバスケ行かなきゃ」
「やだ。じょりぃちゃんちに行く」
「今日、じょりぃちゃん以外の人は、おうちでお仕事してくれてるんだよ。だから今日はダメだよ」
「じゃ、うちに来て?」
「今日はバスケ。その件については、ママに厳重注意されているんだよ、じょりぃちゃん」
「げんじゅうちゅういってなあに?」
「さぼらないように、よーく見張っててね、って頼まれたんだよ(´∀`)」
「ちっ」

ちっ とか言うなこら。
さっきまでのかわいい態度は幻かおまえ。

「ね、ね、じゃあさ。後で絶対、末子んちに遊びに来てくれる?」
「ママがいいって言ったらね。絶対行くよ(´∀`)」
「泊まりに来てくれる?」
「ママがいいって言ったらね」 <こればっかりで情けないじょりぃ
「ぼーちゃんと遊びにじょりぃちゃんちに行ってもいい?」
「いいよ(´∀`)」

ああ。
来年の今頃も、こんな風に甘えてくれるんだろうか・・・。

名簿の出欠チェックも末子ちゃんがやってくれ。(しまった、オトナの仕事を取られた)
大事なお友だちも紹介してもらい。(引っ込み思案なかわいらしい女の子でした)

もうすぐ授業、というところで教室に入りまして。

「じょりぃちゃん、どこに立つの?」
「末子ちゃんの近くがいいな。席どこ?」
「じゃあ、ここに立ちなさいよ」

うん。近い。満足。

まわりには他のお母さんも立ち始めました。
もちろんワタシは、大人な顔してすましていたのですが、ここで末子様から大きな声で。

「静かにしてなさいよ?」

と、オトナのワタシに向かってご注意が。

ワタシがいつ騒がしくしたのかっつー話ですよ。失礼な。

「何それ(`Д´)」
「いいから。授業中は静かにしててくださいね」

まわりのオトナの視線がちょいと気になるじょりぃ。
どんだけ騒がしいヤツと思われたのだろう。いやだわー。

今日の授業は「道徳」でした。
4年生には難しいんじゃないか?という内容でございました。
・・・今、ざっと要点をかいつまんで説明しようとしたのですが、それができないくらい難しい。
こういうお話で・・・と具体的に説明できれば問題ないんですが、もし万が一、今日そのクラスに出席していたお母様がビューワー様の中にいらしたらものすごく恐ろしい身元割れとなってしまいますので(なさそうですけど)、ちょっとそれはやめておきましてー。

で、最後に、登場人物の行動は正しかったのか間違えていたのか、それともどちらとも言えないのか、あるいは他の意見があるのか、という質問がありましてね。
どれか選んで、その理由をプリントに書き込む、ということだったのですが。

ワタシの意見としては「どちらとも言えないけれど、ワタシ個人としては支持したい」というものだったんですが、末子さまは「間違えていた」という厳しい回答。
理由を書き込んでいたのですが、ワタシの位置から覗いてみる限り、どうも字数が少ない。
ちらちらと覗いていたら、末子ちゃん、プリントをワタシの方に見せまして。
書いてあった言葉は


なんとなく。  だけ。


おまえーーーー!
もっとちゃんと考えろっつーの!

「そんだけ?」とワタシ。先生の目を盗んで小声で話しかけました。
「うん」
「もっと考えてよ。なんか書け」
「あはははは」

これ、たとえばワタシと末子ちゃんだけでこの件についてディスカッションできれば、「そうきたか!」というユニークな考えを聞かせてくれるはずなんですよ絶対。
でもこの娘、公の場では自分の本当の気持ちを露呈することができないのであります。
なんも考えてないフリをしたがるのであります。
めんどくさい、という気持ちが強いせいもあります。
めんどくさいフリをしたがるということもあります。

もう(´д`)
ホントに変なところが母親に似るもんだなあ。
と言いつつ、こういうところ、ワタシも気持ちはよくわかるんですが。

これで、ワタシが夜まで末子ちゃんにつきあえれば、家に帰ってから今日の難しいこの議題を、きっちりと話し合えるのになあ。
他の家の子たちはそれができるんだよなあ。
それを思うと、なんだかかわいそうだ、末子ちゃん(´;ω;)
今日つきあえなくてごめんよー。
(しかし末子ちゃんはもちろん、そんなことしたいなんてさらさら思ってっこないんですが)


授業が終わって教室を出るときに、なんだかワタシのほうがさびしくなっちゃいましてね。
末子ちゃんに「ひとりで帰るの?車で送っていこうか?」と声をかけましたら

「だって今日はバスケだよ?(笑)」

と、オトナな笑顔で返されました。

「そうか。そうだったね。がんばってね」
「うん。ばいばい」


そうかそうか。サボらないことにしたのか。えらいえらい。
実のところ、ワタシはさびしいさびしい。

オトナ勝負は負けちゃったかなぁ。


車の中から、ナナにメール。

授業参観、無事終了しました。
末子ちゃんはかわいいなあ(*´∀`*)
バスケもちゃんと行ったよ(笑)
ちょっと駄々こねたけど。
頼まれものもT井さんに渡せました。
以上、ご報告。



ナナの授業が終わった頃、メール着信。


お疲れさまでした。
ありがとうございました。



あら。
なんか、よそよそしいの(´・ω・`)

と思ったら、少し行を空けて


じゃあね。水曜日ね。




じゃあね。水曜日ね。
じゃあね。水曜日ね。  <エコー


・・・なんかうれしーーーーーーーーーーー・゜・(ノД`)・゜・。

ちなみに説明しなくても前回からの続きでおわかりとは思いますが。
来週の水曜日午前中にデエトしましょ、ってことになっていたんです。

こんなことがなぜこんなにうれしいのか。
さっぱりわからないんですが、なんか、甘かったのですよ、この響き。ナナにしては。


顔見知り同士だらけのお母さんたちの中で、ぽつんと人疲れしたことも、
1時間じっとして立っていた足の疲れも、
電話もデエトもままならないさびしさつまらなさも、

みんなふっとんでしまった「じゃあね。水曜日ね。」でございました。

他の人から見たら「へ?なんで?」って感じのこの言葉なんですが。
ワタシにも実は「なんで?」って感じなんですが、なんなんだろうこのミラクルな甘さ。


あ。
今日の授業参観のごほうびかな・・・。
と一瞬思いましたが、ナナはそんなにサービスの良いヤツではありませんでした。

必要以上に甘く感じてしまったのは、放置されすぎていて感覚がおかしくなっているからかもしれません。
いいのいいのそれでも。
ワタシはシアワセなの。
ワタシがシアワセならそれでいいの。



2008年11月13日(木) 三度目の授業参観前夜

明日っていうかもう今日なんですけど。
またもや末子ちゃんの授業参観に、母親代理で参加を頼まれました。
「いいよ!」とふたつ返事で引き受けたじょりぃだったんですが。
気がかりがあったのですよ。
こんなやりとりがあったからであります。

------

少し前に、ナナと末子ちゃんと一緒に出かけたときのこと。
ナナは課題のレポートの資料かなんか読んでまして。
ワタシはもっぱら末子ちゃんとおしゃべりしていたのですが。
その中で

「じょりぃちゃんはさー、なんで大人にならないの?」

と、末子ちゃんが急に。

最初はあははは、なんて適当に流していたのですが、あまりにも執拗に、イジワルに、しつこくねちねちと
「じょりぃちゃんは年取ってるのにちゃんと大人じゃないから変」
みたいなことを言われるので、ワタシもカチンときましてね。
子ども相手にカチンとなる時点で大人げないのかもしれませんが。
いつもはカチンと来ないんですよ! それほどしつこかったんです、末子ちゃんが!
だいたい「年取ってる」とか、余計なお世話だから! 事実だけど・・・。

「あのねえ」とじょりぃ。
「末子ちゃんと話すのにさ、合わせてるところもあるんだよ?
 じょりぃちゃんだって、ホントはちゃんとした大人なのだ」
「違うと思う」と末子ちゃん。
「じょりぃちゃんが普通の大人みたいな話しかしなかったら、末子ちゃんだってきっとつまらないと思うよ?」
「末子は大人の話だってちゃんとわかるもん」
「あっそ」

このときまでは、カチンと来てはいたものの、まあそう思ってるなら思ってるでいいやと思っていたんですよ。
が、しかし、次のこのセリフは聞き捨てならなかった。

「授業参観に来てくれたときだってさー、末子、ホントは恥ずかしかったんだから」


なにーーーーー???!!!!


どういう意味よ!

「何が恥ずかしいというのだ(`Д´*)」 せっかく行ったのに!
「だって、他のお母さんは、みんなちゃんとお母さんぽいっていうかさー。
 きちんとしてるじゃない? ふざけないし」
「・・・・・・」
「じょりぃちゃんは、まるで子どもみたいなんだもん。あたし恥ずかしかったんだからー」

ひどい。
それはひどい言いようではないですか。

「何それ、今さらそんなこと言うなんて、ひどいじゃん」

4年生相手に、本気で拗ねるじょりぃ。
こういうところが大人げないのかもしれませんけど。
だってひどいじゃんね。

「じょりぃちゃんは、ふざけすぎなんだよね、だいたい」

ふざけすぎ。

「もっとマジメに生きてほしい」

マジメに生きるってあなた。ワタシはマジメよ?

「じょりぃちゃんがママでなくてよかった。友だちに恥ずかしくて見せられない」

そこまで言うか。


というようなことをしたり顔で言われましてね。
なんか腹立ってきた。
おい!そこの!他人事のように資料読んでるそこの母親!
友の味方しろよ!
おまえの代役で授業参観行った挙げ句にこの侮辱だぞ!


ふざけて書いてますが(やっぱりふざけているのかしらワタシ)、これはけっこう、マジで「なんだそりゃ!」と腹が立ちましてね。
末子ちゃんのいる前でナナに文句。

「ワタシがちゃんとした大人だってさー、あなたからもちゃんと説明してよー。
 授業参観のとき恥ずかしかったとか言うんだよ。ひどくない?」とな。

「まあ、無理もないよ」 と、資料から顔も上げずにナナ。

(°д°)

「なんで!」
「自分だってホントは自覚してるでしょー?
 末子に言われても仕方ないところはあるでしょ?
 あたしだって思うもん。末子が言うほど子どもだとは思わないけどさ。
 かなり変わってるでしょあなた。そしてそんな自分が好きなんでしょ?
 文句言うことないじゃん。いつまでも子どもでいたいんでしょ?」

がーーーーーーーーーーーん。


ひどい・・・親子して・・・(´;ω;)  図星なだけにひどい

--------

実はこのエピソード、前に書いておいたのですが(ホントはもっと長い)、読んだみなさまにも「何を今さら」とか思われたらっていうかきっと思われるだろうしと思い、お蔵入りになっていたのですが。
授業参観を頼まれた先々週、このことが気になって、ナナに聞いてみたのですよ。

末子ちゃんに『じょりぃちゃんが子どもっぽいから恥ずかしい』って前に言われたのだ。
ワタシは授業参観行きたいけど、もし末子ちゃんが本気で言ったのなら、なんかどうなのかなーって心配。


え?そんなこと言ってたっけ?(<自分もあそこまで言ったくせに覚えてない人)
と思って末子に確認してみたら「ばかねー。冗談に決まってるじゃん」だってさ(笑)
ということですみませんがよろしく。


なーんだ、冗談か(*´∀`*) って、ここで甘い顔していいのかしら。まあいいか。冗談ならいいか。
ばかねーとか言われてるけど、まあいいか。

そうか。なら行くよ!
授業参観の日はママにも会えるのかな?


こないだあなたに頼んだものを受け取らなきゃならないので、会うことになると思うよ。

相変わらずたいした態度ですが。
まあいいか。会えるならいいか。


ということで、授業参観も楽しみですし、ナナにも会えるしということで、ワタシはにこにこしておりましたのです。

ところが。


いつものことですが、前日になっても時間などの連絡が来なかったため、本日夕方、ナナに「明日の時間と教室教えて」とメール。

1時55分から、3Fの4-1でお願いします。

ほっ。
しかし、その後にこんなメッセージが。

で、頼んだもの、末子と同じクラスのT井さんのお母さんに渡しておいてください。
あたし、明日忙しくなっちゃったし、末子はミニバスあるので、じょりぃは授業参観終わったらそのまま帰っていいよ。



や。
帰っていいよ とかじゃなくてさ。
ちっともよくないから!

え! ママには会えないの?


ごめんね。


・・・・いいの、別に・・・(´-ω-)

わかったよー、了解、と返事をし。
ちょっと拗ねようかな、とも思ったんですが、忙しいんじゃしかたないですしねえ。
せっかく今のところ良い子にしているじょりぃですから、ここでぐだぐだ言ってナナを困らせるのももったいないし。
ここであまり困らせないのが、いわゆるひとつの「年取ったオトナ」の対応というものでござろう。
そうでしょ?末子ちゃん。

末子ちゃんの授業参観だけでも楽しみだし。ま、いいか(・∀・)


と気を取り直していたら、ふたたびナナからメール着信。


来週、前半ならテストがないので、午前中で良ければ時間が取れそうなんだけど。会う?


あうあうあうあうあうあうあうあう会う!


(*´∀`*)


これで来週「やっぱりダメだ、ごめん」になってもいいんです。
会おうと思ってくれて、時間を作る努力をしてくれているだけで、単純じょりぃはうれしいのであります。

来週会えたら、ナナもグッと来て学校サボってラブなホテルにしけこみたくなっちゃうほど、アダルトなじょりぃになって口説こうと思います。
そんなじょりぃ、ワタシも見たことありませんけど。

とりあえず、授業参観だけは、今回「ちゃんとしたオトナ」な態度で臨んでみようと思っております。
笑い方はもちろん「おほほほ」です。


2008年11月09日(日) いつも慌ててほしい

日記の方に書いた話の、次女ちゃんの合唱コンクールに向かった続きのお話です。

日記にも書きましたが、次女ちゃん、今回は全校生徒の指揮者ですからね!
間に合うか間に合わないか!という待ち合わせ時間をナナに指定されたじょりぃは、車を飛ばしまくり、車線変更しまくって急ぎましたですよ。
次女ちゃんの晴れ姿を見たい!の一心で。
12時20分の会場入りに間に合うか!?(合唱コンクール開始は12時半から)

そして、12時17分には駐車場に到着したじょりぃ。
この子は約束が守れる子なんです。
そしてすぐにナナに電話。既に駐車場で待たせているに違いない!

「着いたよ!(・∀・)」
「そう。 あたし、あと4分くらいかかる。待ってて」

12時20分には会場に入れるようにするわけではなかったのですか先生。

4分より待たされて、ナナ到着。

そして会場に向かって、ふたり並んで歩き始めまして。
看護学校、冬休みがないんだよー?ありえなくね?という、ナナの文句を聞きながら、
てことは、冬休みも遊べないのかー(´・ω・`)なんて思いながら、会場入り。

「・・・ねえ、今そこの入口、合唱コンクール12時15分からって書いてあった気が」とワタシ。
「え? 気のせいじゃない?」

その自信の根拠はなんなのだ?

ホール内に入ってみたら、 なんか、シーンとしてます。
もう始まる寸前なのかな?
座れるところはないかと、ホールに入ってすぐ、客席の端っこのほうできょろきょろと佇むワタシたち。

「・・・なんか、いつもより人が多い・・・」とナナ。
「そお?」
「・・・まあ、とにかく行こう」

ずんずんと、ホール客席を横切るような大きめの通路を歩き始めるナナ。
どこに座るんだろう?(・.・)
と、疑問に思いながら、一向に途中で曲がる様子のないナナの後をついていたんですが、途中から早足になったと思ったら、結局端から端まで横切って、反対端まで来てしまいまして。

こいつ何やってんだ?(°▽°)と思っていたら、ワタシの腕をぐいっとつかんで引っ張りまして。

まあ(*・∀・*)スキンシップ

てか、乱暴よあなた! ちょっと男らしいし!

「なに?」とワタシ。小声で。
「ヤバイかも」と答えながら、ナナ、急にビデオカメラのスタンバイを始めます。

壇上には生徒たちが。
そして指揮者登場。

「あれ次女ちゃん?!」と小声で叫ぶナナ。
「え? あれ? あ、そうかも」
「ちょちょちょちょちょっ」

奇声を発しながら、ビデオをさらにスタンバろうとしますが、荷物が邪魔なようでもたもたしております。
ワタシは親切ってことになってますので、ナナから荷物を奪い取ってやりまして。(ワタシも焦っておりました)

「・・・なんだ、次女ちゃんじゃないじゃん」とナナ。
「あ、ごめん ァ'`,、('∀`)」
「・・・・・てかさ」
「ん?(´∀`)」


ここでまた、ワタシのひじの上あたりをぎゅっとつかんで、客席脇の通路の方へワタシを引っ張るナナ。

おいおいー(*´∀`*)またスキンシップかよー 

と得意そうにするほどのことではまったくないわけですが、日頃ほとんど接触のないワタシたちなもんでしてねぇ。
これだけでも舞い上がれます。

「・・・どしたのよ」とワタシ。
「ちょっと確認する」

と言って、式次第のプリントを見ようとするナナですが、ビデオを持っているもんでうまくプリントを開くことができません。
ビデオを自分の脇に挟んで格闘していたんですが、もたもたしていたもんですからね。

「ビデオ貸して、持つから」

と、申し出まして。

「あ、うん」

とナナが言ったので、ビデオをナナの脇から抜こうとしたときに、


ふにゃ。


ふにゃ?


親指でナナの胸に触ってしまいました。


なんという恩恵。


そしてワタシが触られたわけじゃないのに、なぜかワタシがくすぐったかった、という変態ぶり。


と、ひとりで興奮するワタシのことはそっちのけで、ナナは式次第のプリントに顔につけるようにして、食い入るように見ております。

そしてワタシに顔を上げ

「次女ちゃんの出番、終わっちゃってる・・・」と。
「え!」

とワタシがびっくりしたところで「次は、1年1組による合唱・・・」というアナウンスが。

「・・・てことは、開会式の校歌斉唱、終わっちゃったの?」とワタシ。
「どうしよーーーーー」

と言いながら、ワタシにカラダをぎゅむっとくっつけてくるナナ。
なんだこのシアワセは。このまま抱きしめちゃうゾと。できないけど。

「マジで終わっちゃってるの? 勘違いじゃなくて?」とワタシ。
「・・・マジ。とにかくここ出よ。次女ちゃんの指揮が終わっちゃってるなら、ここにはもう用はないから」

と言いながら、ワタシの腕に自分の腕を絡ませ・・・早い話が腕を組みながら、出口へ向かうナナ。

あらららー。何よこの接触の多さ!(*´∀`*)

と感激しておりますが、ワタシは壇上を向いていた状態で、ナナは反対方向の出口へ向かう状態で腕を組まれたもんですから。
要するに、互い違いの姿勢で腕を組んで、ナナの進みたい方向へずんずん行かれてしまったもんですからね。
ワタシは後ろ向きにナナに引きずられながらホールを出まして。(カッコ悪い)


ロビーに出てからナナ、「あー、やっぱ12時15分からだったー」と。
「見られなかったのか・・・」とワタシ。

ここに次女ちゃんの担任の先生が通りがかりまして、「あ、○○さん」とナナに呼びかけ。

「指揮、見ましたか?( ^ ∀ ^ )」と先生。
「やっぱ終わっちゃいました? あたし12時半からって聞いてたもんですから・・・」
「え!・・・あー・・・あと5分早ければ・・・見られたんですけど・・・」

ナナ、がっくり。

がっくりしているナナに、ワタシはやさしく声をかけましたよ?

「あなたを待たずに入っていればワタシは見られたのにな。待たなきゃよかった」 <きょんの動悸騒ぎでさんざん迷惑をかけた人の発言

「ホントだねー(´・ω・`) じょりぃにだけでも見てもらえばよかった・・・」 あら、素直。
「そもそもなんで時間を間違えたのだ?」

次女ちゃんが合唱コンクールに関するプリントをなくしたので、前日、ママ友だちに確認したのだそうです。
そうしたら「12時半だよ( ^ ∀ ^ )」ということだったらしく。
次女ちゃんにも「12時半でいいの?」と聞いたら「うん。そのくらいだと思うよー」と。
そして、今まで毎年12時半からだったから、それ以上確認しなかった、と。

「ならばママに罪はないさ」とワタシ。「残念だったけどね」
「うん。でも次女ちゃんのおとぼけな指揮が見たかった・・・」
「次女ちゃん、しょんぼりしちゃうかなぁ」
「それはないよ(笑)それは大丈夫。でもあたしが見たかった」
「そうだね・・・ワタシも見たかったよ・・・」

ふたりして、とぼとぼと駐車場まで歩きまして。
先ほどまでの動揺が残っているのか、ナナはワタシにぴったりくっつきながら歩いております。
なんだなんだ、このシアワセは。


はっ。

もしかしたらこの人、慌てていて素に戻ってるときは、スキンシッパーなのでは・・・?

そうだそうだよ!思い出したよ!
確か中学のときはべたべたしていたもの、ワタシにも!
学校帰りの自転車二人乗りのときも、胸のふくらみがわかるくらいべたーってしてたし!
それで余計に桃色が分泌されていたんだった!
あらやだ懐かしーーー、このくっつき歩き!

さらに思い出しましたが、ナナ、中学のときは話しているうちにどんどん顔を近づけてくるというけったいな癖もありましてね。
なんかもう、ちょっと首を突き出せば「ちゅ☆」ってできちゃうくらい、ホントに近づけるんですよ。
初めてそれをされたとき「この子、すごく、変」とびっくりしたものでしたが。
今そうしてくれれば、もう余裕で「ちゅ☆」ってやっちゃうじょりぃですが(できっこないけど言わせてください)、当時は恥ずかしくてならなかったもんで、ナナと話しているといつもじりじりと後ずさり状態になっていたものでした。

あの頃よ、カンバーーーーーーーーック(山に向かってエコーつき)


だいたい、あの子どもらのワタシに対するべたべたぶりを思えば、母親も十分なスキンシッパーであろうことは予想できます。


しかし、「素に戻るとスキンシッパー」ということはですね。

パパといるときは(想像したくないのでここまでにしておきます)。



来週は末子ちゃんの授業参観があります。
よし。

授業参観で、ナナが慌てるような騒ぎを起こしてみせますとも! <互い違いに腕を組まれるくらい、努力の方向を間違えてます



ていうか、この日、ナナと一緒にいたの、正味15分。
そんなに慌てて学校行かず、もっとゆっくりしようよナナー。



2008年11月04日(火) ベシ

いちばん最近の電話で、ナナとちょいと気まずくなりましてね。
ていうか、ワタシが勝手に気まずくなりましてね。(いつものことですが!)

なんで気まずくなったのかというと、ワタシがむくれたんです。
久しぶりに。
「会ってよ遊んでよかまってよ」とむくれたわけではないのですが。

なら何をむくれたのかと言うと、

「あたしは今あなたに時間取れないんだし、
 好きな人でもつくってその人と遊べば?」

みたいなことを言われたからであります。

まあ、ワタシの日頃の行動やら言動やらが招いたこの言葉でありますので、一方的にむすっとするのもどうかと思うんですが。
それでも「何それ」とむくれたと。
時間取れないことにむくれたわけではありませんですよ。
「好きな人でもつくって」に引っかかった。むくれた。

とまあ、ヒトサマからすれば非常につまらないことでむくれたじょりぃでありますが、ほとんど会えない現状でケンカになるのもイヤでしたので、むくれは飲み込んで、和やかに電話を終えたのですが。

むすっ。

ふん。
もうおまえのことなんざ好きじゃねえですよ。
他に好きな人見つけますよ。

と、内心はむくれ続けておったわけです。
しかも腹立たしいことに、好きな人も見つからねぇでやんの。

むすっ(`_´*)

もうワタシからはコンタクトなんて取らないもんね。<なんだか懐かしいフレーズ・・・
と思ったところでナナには痛くも痒くもないので、そのまま日々が過ぎていたんですけれども。


先ほど携帯が鳴りまして。メール着信。ナナからです。
なんだろ・・・。<期待と不安 てか、期待が大なところが相も変わらず愚かなじょりぃ

「やっぱじょりぃがかまってくれないとさびしい」

なんて書いてあるはずがないです。

「あたしのナース服姿、写メで送るね☆」

もっとありえない。


現実↓

もーれつア太郎 というアニメ見てた?
そのアニメのキャラで、ケムンパスという毛虫といつも一緒にいた
カエルの名前、知ってる?



知るか。

だいたい、ちょっと世代ずれてないかぁ?
覚えてないよー全然そんなのー。

てか、ホントにワタシからのノーコンタクトが痛くも痒くもなさそうなこの屈託のないメールに絶句。
何よこの緊張感のないケムンパスって字面。

しかたないのでググりました。

 このカエル。


返信。

ベシ(カエルの絵文字)


ノーコンタクトの意気込み満々で言葉少なに送ってみたのですが(意気込み満々なら送るなよ自分)、最後につけたカエルの絵文字がことさらゴキゲンな表情をしているので、緊迫感に大いに欠けました。

またお礼すら来ないんだろうな( ´_ゝ`)イイケドネ  と思っていたら、メール受信。

おぅ。
そうだ。語尾に必ず「べし」がつくんだった。
知ってたの?
ありがとう
(笑顔絵文字)



お礼が来ました。ワタシのゴキゲンもちょっと良くなりました。
ので、返信。


知らなかった(笑)
てか、よく覚えてないんだよねー。
お役に立てて何より(・∀・)



ついでに、「いらねーよ(笑)」と言われるのを覚悟で、上記の画像を添付してあげました。
そうしましたら、意外なことに


うわーい目がハートの絵文字)
ありがとう(笑顔絵文字)



Σ(゚ω゚ノ)ノ 喜んでる! てか、目がハートだし!


・・・そ、そんなにベシが好きなのかしら・・・。


さらにメールは続きまして、

今週次女ちゃんの合唱コンクールがあるんだけどどうする?
で、来週は末子の授業参観があるんだけど、都合がつくようならまたお願いできませんか?



ナニ勝手なこと(*´∀`*)言ってんだよぅ


「あんた、うまく使われてるだけじゃん」とか笑われたっていいベシ。
ワタシのゴキゲンはすっかり治り、もちろん、どちらにも出席する予定なのだベシ。




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