ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2007年03月21日(水) セミダブル

ナナは4月から、就職のための学校に通います。
ということで、「もう出掛けられなくなるから、2月か3月に温泉にでもお泊まりしようね」と、ナナから誘ってくれていたわけですが!

このまま流れてしまうのかしら。
何がいけないって、ワタシが忙しいのがいけないんですが。

と思っていたのですが。

時間ができそうなときに、なんて思っていたらいつになってもできないよね☆と気付いたじょりぃは、昨夜、ナナに「行かないの?」とメール。
自分の都合でしらばっくれていたくせに「行かないの?」と、相手のせいにしている風情を装うあたりが、実にワタシらしい愛らしさです。

「あなた忙しそうじゃない。行けるの?」と、至極当然な返事をいただきまして。

で、昨夜から今日にかけてちまちまとメールをやりとりしましてね。
日にちは決まったんですが、ナナが「ここかここがいい」と候補を挙げてくれたところ、どっちにしようかというところでなかなか結論が出ず。

ひとつは前ーーーに「桜の季節に行こうね」と言っていたものの、長女ちゃんの反抗騒ぎで流れた某温泉地のペンション。
ペンションというからには羊羹です。 違う。 洋館です。
洋館というからにはベッドです。

もうひとつは、ひなびた温泉地のひなびた温泉宿。
この「ひなびた」という響きに何度か痛い目に遭わされているワタシたちですが、凝りません。
学習能力のないふたり。
さらに今回、ナナが「あたし、学費でお金ない」ときたもんです。
ひなびた=ボロい になる可能性、大。

「どっちでもいいよ。じょりぃの好きなほうで」とナナ。
「そう。じゃあ、予約の空き具合とか料金とか調べてみる」

ということで、かたかたと調べるじょりぃ。

ふむ。

ペンションのほうが近いし。
前から行きたかったところだし。
こっちでいいかな。
料金をよく見てみましょう。

むむ。

ツインとセミダブルとあるんですが。
セミダブルのほうが、いくらか安い。
確か「お金ない」って言ってた人がいたなあ。

(・∀・)ニヤ

じょ「あのね、(状況を説明)ということなんだけど、どうしようか」
ナナ「じょりぃはどうしたいの?」
じょ「セミダブル。(・∀・)キヒヒヒ」





・・・・・返事が止まりましたけど・・・(・_・)


しばらくあとに返事が来ました。

「いいよ。盛り上がろうね☆」


なんてはずがないですよね!(・∀・)アハハハハハハハハハハハハ  ( ´_ゝ`)ツカレタ

実際は

「セミは狭いよ。ダブルとかクイーンだったらまだ広いけど。じょりぃ、眠れないんじゃない?
 最終的にはじょりぃがソファーに寝るハメになるんじゃないかなぁ」




Σ(゚Д゚;) ソファーに寝かせる気か!


がくっ 

とは来ましたが、なんだか笑ってしまいました。
ナナワタ健在なり、なんて自分で思ったりして。


でもさて。
返事どうしよう。
いぢめるために駄々をこねてみようかな!<いじめ効果なんてなく、単に嫌がられるだけですが


「(´・ω・`)じゃあいいよー。
 って人と眠れないのはワタシだっけな!(笑)」

明るく返してみましたよ?
実はワタシも「いきなりセミは狭すぎる」とは思っていたのでした。
何がいきなりなのかはよくわかりませんが。
とにかく狭い。
現実的に考えてみれば、ワタシがナナに悪さをできるはずもなく、悶々としたまま「むむ、ね、眠れない・・・」となって、ホントにソファーで寝るのが目に見えるようです。 まぶたの裏に、くっきりと。
ナナもきっと見えたのでしょう。
警戒はしてないと思いますので、ホントに「あんた眠れないじゃんそれ」と心配してくれたのだと思います。
(でもどうかしら。最近ちょっとずうずうしい発言も増えているワタシですので少々不安ではありますが)

結局ペンションのほうはもう予約が取れず、ひなびた方に決定したんですが。

まあ、ツインよりも布団のほうが、仲良し感がありますし( ^ ∀ ^ ) <懲りない人


なんだかんだ余裕ありそうなことを書いているワタシですが、今回もいつも通りもじもじしながら品行方正に過ごしてくる自分の姿も、まぶたの裏にくっきりと浮かびます。
とにかく、これでもう本当にしばらくはナナとお出かけできなそうなので、楽しんでこようと思います。
砂風呂があるんですよ! 温泉だけが楽しみですよホントにもう( ^ ∀ ^ )



2007年03月11日(日) 温泉茄子

ナナワタやっていた頃と比べてゆるゆるとはいえ、相変わらずナナの尻を追いかけているじょりぃでありますが。
なにやらもう、20数年「ナナナナ」思っていたものですから、たぶん追いかけるのが習慣になっているんだと思います。
習慣。それはおそろしいスピードで身についてしまい、そしてそれはなかなか抜けないものであります。

例えば、先日事故ったワタシは、車の修理の間、二週間ほど代車を借りていたわけですが。
ワタシの車のギアは、なんと言うんですか、運転席と助手席の間に「どっかり」ある昔ながらのアレなんですが。
代車はシフトレバーだったんですね。
思わずワイパー動かしちゃうような位置のアレです。
借りた当初は「ま、ま、間違えないようにしなきゃ!」と緊張しながらギアチェンジしていたんですが。

車が修理から返ってきて、既に5日が経過しているんですが。
今ではすっかり、シフトレバーの習慣が身についてしまったワタシ。
自分の車、待ちわびた恋しい愛車だというのに、ギアチェンジするたびにハンドル横を左手が「すかっ」と空振りします。
習慣というものの、なんと恐ろしいことでしょう!(大袈裟)

こんな具合に習慣というものはあっという間に身に付くものです。
つかの間の恋だって、忘れるには時間がかかるものです。
ついうっかり、相手のこと考えちゃったりして。でもそれは習慣だから。しょーがない。
というおそるべき習慣というものが、ワタシを捉えて早20数年。

尻でも胸でも追いかけたくなりますよ!
論旨めちゃくちゃなのは自分でもわかってるんですけど!

さて。
ここまでは今日の日記と全然関係ありません。
ムダに字数を稼いでしまいました。

良く覚えていないんですが、確か一昨年あたりから「温泉行こうね」とナナと話していて、流れに流れて今に至りまして。
ようやく、ひなびた温泉宿に今週末の予約が取れたわけでありますよ。

で、先週の土曜日。
来週の今日は温泉のはず、と一瞬心が浮き立ったじょりぃだったんですが、相手はナナです。油断なりません。
ここ数年は、ナナの気まぐれのせいでキャンセル、という絞め殺したくなるような事態は起きていないんですが、妻であり母である彼女には、常に「家の事情」がついてまわるわけです。
パパが寝込めばおしまいです。コドモが寝込めばもっとアウトです。
コドモとケンカしてナナが負けて大泣きするようなことになってもアウトです。

身も心も健康でいてくれているであろうか。

と心配になったじょりぃは、その土曜の夕方、ナナにメールいたしました。

「せっかくあったかくなったと思ったら、今日は寒いねえ。
 みんなの風邪の具合どう? うつされてない?
 来週は温泉大丈夫そうかな」

と。よっこいしょと。
愛情いっぱいのメールに、我ながらめまいがします。

めまいがしますが。

丸一日経っても返事が来ないのでさらにめまいがしました。

さすがに最近は「む、無視?Σ (゚Д゚;)」とか「き、嫌われてる?」「怒ってる?」などというおどおどぶりはナナには発揮されなくなりましたが

こりゃ風邪にやられたかな。

と心配はいたしました。
あるいはメール返せないほど、何かに落ち込んでいるか。

そうしたら、今日の夜になって「ごめん!今メールに気が付いた!」と返信が。
ああよかったそんなことで。

で、そのメールで、「末子のインフルエンザがやっと治ったけど、もしかしたら家族にうつって蔓延しつつあるかも」とありまして。
ええええええええ!?と動揺した状態で更新したのがマシマロであります。てへ☆

で、動揺しつつも「大変そうだねー」と親指で文字を打ちまして。
さらに「火曜日までならキャンセルしてもお金かからないよ」と、既に行けないことを前提にし始めるじょりぃ。
ていうか、ナナ、4月から学校通うので今金欠なんですよ。気をきかせたつもりであったのですが。ちょっと失礼風味でしょうか。

そうしましたら「火曜日に無事なら大丈夫だろうし、火曜の時点でインフルエンザにかかってればタミフル飲めば3日で治るからどっちにしろ大丈夫だよ」と返信が。

タミフル飲むのか(笑) いや、別にタミフル自体は使い方さえきちんとしてれば問題ないんでしょうけど。<実はよく知らない
ていうか、ホントに3日で治るのー?(ワタシはインフルエンザにかかれば軽く一週間コースなので)

「そうか(笑)とにかくお大事にね。楽しみにしてますので」

と、紳士淑女な気持で文字を打った後に、

「でさー、前に今度温泉行くときはナース服着てくれるって言ってたよね?(・∀・)持ってきてね」

欲望に満ちた気持を追加。
ちょっと安心したところで、途端に大きな態度に出てみるじょりぃ愛らしい23歳(詐称)。

が。




返事来ないし(・_・)




さすがに引いたかしら。



と、もじもじそわそわしていたら、メール着信。

「太ったからもう着られません。無理」



なんか二重にショック!Σ (´д`)



しかし続けて、
「実習始まったら、○○病院に来れば?
 ナース服だけでなく、キラキラと働くあたしの姿も見られるよ(・∀・)」と。


何そのずうずうしい自信。
そしてその自信に対して「○○病院も当然行くよ!ヽ(`Д´)ノ」と怒った顔文字でメールしているワタシもよくわかりませんが。

ていうか。ご報告が遅れましたが。

ちゃんと学校に通い始められるのか、そして学校がちゃんと続けられるのか、さらに仕事としてちゃんとやっていけるのか。
他人事ながら色々と心配で今までこちらではお茶を濁させていただいていたんですが。


ナナは4月から准看護学生です。
ホントにナース服着るようになるのであります。
看護師の資格制度やら医療現場やらが変わりつつある昨今、准看護師の道は甘くなさそうですが、いろいろと考えた末にがんばることに決めたようなので、がんばってほしいものです。
もちろんじょりぃは全面的に応援態勢です。下心も含めて(・∀・)


ていうか、ホントにこんなことになるとは。


ふざけて「看護婦さんごっこ」なんてしていた …じゃなくて、しようとしていたあの頃が懐かしいです。(遠い目)



は、はやく、お、お、お注射してもらいたいな(´д`;)ハァハァ <本来注射大嫌いなワタシ
(そのときはマジで興奮しそうで心配)(変な声とか出ちゃったらどうしましょう)



ちなみに。
かつてのアホなナナワタナース関係のログを読みたいという奇特な方はこちらからどうぞ。(いるかしら…)

・ナース服お届け
・ナース服お届け・続編

ナース服関係のを一通り挙げておこうと思ったのですが、タイトルに「ナース」とつくものだけでもけっこう多くて自分で驚きました。そして呆れました。さらに怖くなりました。
というわけで、実際に着てもらったときのものだけを抜粋いたしました。


今読むと、あの頃のワタシたちが、懐かしくいとおしいです。


2007年03月01日(木) 目標30分以内

何を30分以内に行おうとしているかというと。
日記の更新です。
なぜ30分かというと、きょんに「お風呂沸くまであと30分ね」と言われたからです。
ちなみに、一緒に暮らし始めた当初、お風呂の掃除はワタシの係だったはずなんですが、いつの間にかきょんがやってくれております。
さらに言うと、掃除はきょんがしてくれるのに、お風呂好きなワタシのために、一番風呂はワタシに入らせようとしてくれます。

じょりぃ、関白宣言を歌ってもいいかもしれません。
あの歌キライですが。

さて、30分でできる更新ですよ。
まだネタは考えておりません。
やれ困った。
いつもは30分でなんて到底できないからであります。

ええとー、ええとー、ネター、ネター。

困ったときは思い出話です。
何がいいかなー。ええとー。

あ。
ナナを初めて見たときのことを書いてみます。


ワタシは小6で転校をしまして。2学期からの編入でした。
なので、小学校の卒業式間際でも、自分のクラス以外、あまり友達も知り合いもおりませんでした。
家の方角が一緒の子なんかは、クラスが違ってもぽつぽつと仲良しになっていったのですが、その他はよくわからなくて。

で、転校してすぐに、クラスのある女の子にほのかな恋心を抱き、仲良くなり、その子も含めた3人で交換日記なんかしてました。
その恋心を抱いた女の子は双子でして、違うクラスに妹がおりました。
そうなると必然的に、そのクラスに足を運んだり目を向けることも増えたりして。
で、そのクラスに、ワタシはひとり、「うわー、かわいいなーこの子ー」という女の子を見つけました。

それが、ナナです。

ならば話は早いんですが。そうではないです。
その子は友実ちゃん(仮名)と言って、顔立ちの整った、そして頭の良い子でした。
ふふふ、と、ワタシは趣味の「今度のクラス編成で一緒のクラスになりたいリスト」の中に友実ちゃんの名前も書き加えることに。
小学校1年の頃から、この勝手な「じょりぃの夢のクラス編成リスト」づくりはワタシの趣味だったんです。

で、恋心ちゃんの妹と友実ちゃんは、仲良しグループでして。
廊下で会ったりすると「友実ちゃん(*´∀`*)」なんてひとりでにこにこしておりました。
今と変わりません。ワタシは一体いつになったら成長するのでしょうか。

そして、卒業式も近くなり。
体育館で答辞とかなんやらとか、練習するようになります。
体育館までの渡り廊下を恋心ちゃんたちと歩きながら、ワタシは「友実ちゃんいないかなー」ときょろきょろしておりました。

すると。

「きゃはははははははは!」というバカ笑いが聞こえまして。
なんだあのいかにも笑ってますよっぽいでかい笑い声は。と思い、その声を目で追いましたら。

あ。
友実ちゃんだ(*´∀`*)
でも友実ちゃんは賢くて物静かな娘です。
あのバカ笑いが友実ちゃんのはずないしー。
と思っていたら。

もう一度「きゃははははははははは!」と。

友実ちゃんのとなりで笑っている子がいました。


なんであの子あんなに笑ってるんだろ。

なんだか体つきがオトナっぽいナー。

あ。また笑った。 楽しそうだ。
あはははははは。と、自分もつられ笑い。


ワタシは恋心ちゃんに「あの、●子ちゃん(双子の妹)とかと一緒にいる、大笑いしてる子誰?」と聞きました。

「ああ、ナナちゃん? 校門出てすぐの大きい家の子だよ」
「ふうん」

ナナは友実ちゃん・●子ちゃんと仲良しグループで、今までも近くにいたはずだったのに、そのときまでナナの存在に気付かなかったのも不思議なんですが。
とにかく、そのときのナナが印象的だったのでした。


家に帰ってから、「じょりぃの夢のクラス編成リスト」にナナの名前を追加。
しようと思ったんですが、実は名前を覚えておりませんでした。
なので「大笑いする子」と記された、ナナの名前。


今になって、バカ笑いしていてもちっとも楽しくなかったナナだったことを知ったわけですが。
人生って難しい。


そして、そのとき一瞬気に入ったものの、中学になって同じ部活になったのに、あの「大笑いする子」が同じ部活にいるということがわかったのは、ひと月くらい経ってからだったのでした。
ワタシけっこうぼーっとしていたみたいです。

というわけで、中1の半ば頃に恋心を抱くまではワタシの中で印象の薄いナナだったのですが、いまだに、卒業式の練習に向かうあの渡り廊下で、頭を後ろにのけぞらせてバカ笑いしている小6のナナの姿はハッキリと思い出せるんですよねえ。

というのが、ナナを初めて見たときのお話でございます。
ちなみに、友実ちゃんとナナは今でも仲良しみたいです。
そしてワタシは高校も友実ちゃんと一緒だったというのに、とうとう口をきいたことがありません。


あ。
30分以内に書き終わった。
やった。
じょりぃはやればできる子だと思ってました。( ^ ∀ ^ )


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