Memorandum


Memorandum
− メモランダム −
目次過去未来

2005年01月25日(火) 「職場放棄」する民主党議員は辞職した方がいい

民主・社民が首相答弁に反発、一時退席も 衆院代表質問

24日の衆議院本会議での代表質問中、岡田民主党代表への小泉首相の答弁を不満として、
民主・社民が退席する前代未聞の事態が発生した。
そうすることで、さも首相が不誠実・不真面目との印象付けようとする、姑息な戦術である。
バカバカしい限りだが・・・、
裏を返せばその程度しか攻め手がないという野党の情けなさの表れでもある。

特に民主党の場合、「政治とカネの問題」では自身でも選挙違反問題を抱えて歯切れが悪いし、
そして「年金問題」などでは党内でもごたごた、まとまらない「お家の事情」があるので、
折角の国会でも勇ましく政府を攻めたてるネタに乏しい。
なので、「NHK特集への政治介入問題」は格好の材料になるかと、さぞ期待していたことだろう。
だが、話は何やら、NHKと朝日の不毛な泥試合に推移してしまい、大した問題にならなかったので、
与党を締め上げる道具にはなり得なかった。
民主党は切歯扼腕して悔しがったに違いない。
にっちもさっちもいかなくなって、そこで窮余の末、思い付いた戦術がこの「本会議退席」だったわけだ。
でも空振り三振。
そもそも、こんなくだらないことで「職場放棄」するような議員は辞職した方がいい。

「首相に浜口を語る資格なし」 再答弁めぐり野党が批判
>「小泉首相に浜口雄幸(おさち)(元首相)を語る資格はない。
>浜口は暴漢に襲われ絶命したのではない。
>大手術をして国会に出てきて、命をかけて説明責任を果たした」

> 25日の衆院代表質問で民主党の野田佳彦「次の内閣」財務相は、
>小泉首相が施政方針演説で触れた浜口元首相の逸話を持ち出し、
>24日の岡田代表の再質問に対する首相の姿勢を批判した。

昭和政治史のトリビアやってるんじゃないんだから…
こんなくどくど言わないと「批判」もできない時点で、政治戦術として拙劣。
まだ昔の社会党の方がましだった。

ちなみに、小泉首相の祖父・小泉又次郎は、この浜口内閣の逓信大臣だったのである。
従って野田某ごときにいちいちに教えられなくても、
小泉首相の方が政治史の逸話にはよっぽど詳しいと思うよ。


2005年01月18日(火) 朝日新聞、左翼最後の決戦に挑む?!

朝日新聞が報道の経緯掲載 NHKの特番改編問題で

NHKの従軍慰安婦特集番組を自民党の安倍晋三議員らが政治介入して改編した
と称する問題で、火元の朝日新聞は、今日の朝刊で大々的な特集記事を掲載したらしい。
折角火を付けたのにイマイチ世論の反応が鈍いことに苛立ち、
更に煽りたてて火事を大きくしようという魂胆だろうが、
自分の尻に火が付いているのは他ならぬ朝日新聞である。
北朝鮮問題で地盤沈下、更に最近は頼みの中国への国民の反感意識もつのるなど、
朝日を取り巻く政治状況はますます悪化している。
そこで、劣勢を一発逆転、反転攻勢をかけるべく、タカ派ポープの安倍晋三を狙い撃ち
したわけである。
これが20年前なら朝日の大号令一下、類縁の左翼マスコミ、知識人、政治家、プロ市民らが
大騒ぎして大問題化し、朝日の目論み通りの結果が出たろう。
だが残念ながら、時は21世紀である。
左翼の影響力も、朝日自身の神通力もまるで失せているということにご当人たちが気
付いていない。
そもそも政治介入があったかないかという以前の問題として、当のNHKの特集のテーマ
「昭和天皇を戦犯として裁く」などという、オドロオドロしい話には今や殆ど誰も興味がない。
つまり、どうでもいいことに介入しようがしまいが、ますますどうでもいいことでしかないのである。
朝日は選択を誤った。
どうせデッチ上げるなら、自民党が「冬ソナ」に介入してヨン様出演場面をカットした
とでも言う話にしておけば大騒ぎになっていたものを、今更従軍慰安婦がどうのこうのと
ドマイナーなネタ振りしたことが失敗のもとである。
哀れなピエロというか、もはやいくら朝日が反日狂騒曲を吹き鳴らしても踊るバカはいない。
朝日が、追い詰められた左翼最後の悪あがきに見えてしまうのは私だけではあるまい。


2005年01月04日(火) 防衛省昇格

「防衛省昇格」法案、次期国会提出へ…公明が容認方向

漸く日本もこれで「普通の国」に少し近づくか。
2001年1月の省庁再編時も、防衛庁の省格上げは検討されたが、
この時は時期尚早、
特に公明党が同意せず実現しなかった。
以来4年、
国際情勢、そして安全保障への見方も変化したことで
ここいらが潮時と心得たのだろう。
これに対しては、またぞろ共・社、そして民主党の一部、
朝日ら左翼マスコミ、更に中韓などの反日勢力が「軍国主義化」
などと埒もない誹謗中傷で騒ぐだろうが、
しかし大したことにはなるまい。
政治家用語で言えば、「粛々と」法案は審議・可決・成立されるだろう。


2005年01月02日(日) プロ野球は、昭和末期のプロレスになる!

あけましておめでとうございます。

去年はこの日記、サボりにサボって20回しか更新していない。
つまり月2日も書かなかった。
期待して読んでる人はいないにしろ、
自分自身として、もう少しマメに書かないと、日記を持ってる意味がない。
というわけで、今年は大いに書きます!
・・・せめて月3日ぐらいは・・・?

さて、
その新年最初の日記、何を書こうかと思ったが、
政治の話は飽きたし、
痛ましい事件・世相の話ももうウンザリ。
そこで、私は野球ファンなので、それについて触れてみる。
と言っても、あまりl明るい展望にはならない。

私は昨年を「プロ野球崩壊元年」と位置付けている。
バカ選手会のストという暴挙で、
経営側の球界再編という合理的判断は潰え、
今年も無意味な12球団2リーグ制が存続することになってしまったからだ。

尤も、私は1リーグ制がいいとも思っていない。
しかし球界は1リーグ制でドカ貧なら、2リーグ制でもジリ貧、
つまりどっちにしろもう先は長くはない。
だったらなるべく早くガラガラポンした方が、次の展望を描き易い。
だらだら現状維持で老衰していくことこそが最悪なのである。
そういう意味で球界再編を支持している。
三木谷だの孫だの、成金フゼイが参入したからと言って
プロ野球の人気落ち目はどうにかなるものではない。

この頃のプロ野球を見るにつけ、
昭和末期のプロレス衰退が重なって見える。
当時、何をどうやっても、どんなテコ入れしても
プロレス中継の視聴率は下落の一途を辿り、
遂にはゴールデンタイムでの放映打ち切りとなった。
もう、大衆のニーズに応えるコンテンツではなくなってしまったのだ。

以来、プロレスは、一部のマニアに支えられるのみで、
国民的娯楽の地位は失って今日に至る。
馬場、猪木、そして鶴田、長州・・・
彼等は老若男女、誰でも知っているスターだった。
しかし今、マニア以外で、プロレスラーの名前を知っている人がいるだろうか。
プロ野球も近い将来、確実にそうなるだろう。
少なくとも、野茂、イチロー、松井など、メジャーリーガーは知られても
日本球界の選手はあまり知らないという時代が現に来ている。
私は日本プロ野球が完全崩壊するとは思わない。
ただ、生き残る道はおそらくメジャーへの選手供給源、
すなわち、マイナーリーグ化の道であろう。


who |MAIL


My追加