漸くＷ杯が終了。
サッカーファンではないから、サッカー大会として成功か不成功かは
よくわからない。
政治的に見たらロクでもない結果だけが残ったように思う。
アジアの恥を晒しまくった韓国サポーターの醜態は、
相対的に日本の評価を上げたかもしれないが、
韓国と比較されてもあまり嬉しくもない。
また、無理矢理に共催に仕立てた政治的目的である
日韓友好にも役だっているとも、思えない。
韓国には友好する気なぞさらさらないのは明白。
妙な自信をつけた韓国は、ますます日本への敵愾心を剥き出して来る事だろう。
対する日本はどうか。
これを機に韓国に好意や興味を抱いた人がいるかと言えば、
大していないような気がする。
大会そのものは、共催と言っても実は日韓それぞれの分催だから、
向こうでもやっている、という程度で、特に韓国だからという事もなく、
３２出場国の一つの認識に過ぎなかったのではないか。
４強進出の際にはそれなりに応援もした人も多いだろうが、
大会が終わったら、所詮はＷ杯お祭り騒ぎの中の一風景。
下手すれば閉幕直前の南北銃撃戦の印象が残っているかもしれない。
サポーターの醜態、審判買収問題等、、、
本来なら韓国への悪印象が残りかねなかったところを
韓国マンセーのマスコミの情報操作によって
マイナスをゼロに留めたというのが関の山ではないか。
そう、
マスメディアの露骨な言論統制・情報支配、
Ｗ杯が残した醜悪な結果は、実にこれである。
日頃から韓国べったりの朝日新聞だけではなく、全マスコミ的に
タブーを設けて腫れ物を触るような扱い。
それ果敢に挑戦？したのは飯島愛ぐらいのもので、
誰もが知っていながら黙っていた「本当の事」を口にしてしまった飯島愛の言動に
周囲が慌てふためく様は、まるで「はだかの王様」の童話のようだった。
先に、個人情報保護法等３法案をメディア規制法と決めつけて潰した事に引き続いて、
マスコミの横暴と独善極まれりの感がする。
「権力の監視」を謳うマスコミ、
しかし政治家＝国会議員は、曲りなりにも選挙を通じて国民の付託を得ているが、
誰からも付託されていないのに勝手に「権力を監視」と称して
実は権力を行使しているマスコミをこそ国民が監視せねばなるまい。
これこそがワールドカップが残した教訓ではなかったか。