後悔日誌
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2010年03月31日(水) 年度末


３月から４月へ。
カレンダーを一枚めくるだけ。
ところがこれが、新年を迎えるよりずっと忙しいから参ってしまう。

部屋の引越し。
荷物の移動、そしてお片づけに明日からの準備。
寝られそうにない。


ラジオをつけていたら、大好きな番組のパーソナリティが今日で解散ということを知った。
首都圏では絶大な人気を誇る、渋滞の友？番組。
ピストン西沢＆秀島史香の絶妙なトークもこれが最後なのかな…と思うと寂しくなった。

電源装置の点検のついでに、人知れず咲く晴海の桜を眺めた。
「毎年毎年、よく咲くよナァ…。」
何気ない公園に色々な思い出がある。

泣いたり笑ったり。
学生のように劇的な変化はないけれど、それでも変わっていくのが春。
喜怒哀楽が、一番綺麗な季節だと思う。


いつかこの日を愛せる日も来るのかな。
ちょっとネガティブな気分で。

缶ビールを開けた。

2010年03月23日(火) 春


家の周りを散歩して、あちこちで春を感じるようになってきた。
今にも咲きそうな桜の蕾（つぼみ）、元気良く飛び出す土筆（つくし）たち。


昔のことだけど、春になると裏山に野草を取りに行った記憶があって。
土筆や菜の花、他にはワラビやノビロなどなど。
叔母さん達に言われるがまま、探したもの。
味はどれも一癖あるんだろうけど、香りや苦味が今でも忘れられない。

春はまた、畑を起こす季節。
祖父が裏庭で、堆肥を混ぜていたり石灰を撒いているのを今でも覚えている。


暖かな日差しを受けて、体が反応してしまうのは仕方のないことだろう。
一大決心をして、ちょっとだけ畑を作ることにした。
雑草だらけ、しかも粘土質の土はなかなか手強いけど。
虫がいっぱい住んでいるから元気な畑になりそうだ。

子供にミミズを投げつけると
「ミミズは土の神様だよ！」
なんて言ったりする。
教えてないのに凄いなー、なんて思うけどこれも幼稚園での経験談。
微妙な田舎育ちになってくれていて嬉しい。


懐かしい香りだなと思いながら、堆肥を混ぜこんだり。
筋肉痛になりながら、時間をかけて作った一坪の畑。
何を植えようか考えていると楽しい。

シソとミョウガと芽が出ちゃってるジャガイモと…。
考えてると全然寝れそうにない。

春って素敵だね。

2010年03月20日(土) 蛹


☆数日前☆
子供の誕生でほったらかしになっていたカブトムシの虫かご。
エアコンの直下に置いていたせいで腐葉土が無残なまでに乾燥していた。
気づいてから慌てて水分を補給していたんだけど遅かったみたい…。

底のあたりでプラスチック越しに見える幼虫はなんだか萎びてしまい。
全く動かないまま黒ずんできている。
インターネットで調べてみると、こうして結構全滅させちゃう人。
多いみたいですっかり肩を落とした。


☆今日☆
水分が戻ったせいか、小バエがどこからともなく発生した虫かご。
なんとかしなきゃ、と思い土を天日干しにすることにした。
新聞紙の上に中身をザッと出して広げてみると…。

なんと蛹（さなぎ）になってた。
まだ３月なのに…。

蛹室を壊されて怒っているのか、飴色の体が元気良く動いている。
蛹の時期はかなりシビアで、安静にしておかないと死んでしまうこともあるだけに、取り出しちゃったなんて大失態。
まさかの結末に唖然としたまま、土を戻した。


かなり、落ち込んでしまったけど。
チビは初めて蛹を見てビックリしていた様子。
大人に向けてどんどん形を変えていく、というのは少しは分かってくれたようで良かった。


カブトムシ君。
ほんと、今日はゴメン！

2010年03月09日(火) 対面


忙しい１日だった。

入港に潤滑油搭載、それから電源の切り替え作業に書類関係。
定時を過ぎて焦りながら、ようやく船を飛び出た。

風邪をひいているせいで、途中下車してトイレに行くことになったり。
大雪が降って、タクシーが乗り場が大混雑していたり。
面会時間ギリギリの滑り込みセーフだった。


大きいね、と言われてもやっぱり可愛らしい姿。
ガラス越しにスヤスヤ眠っているところを見ていたら
なんだかジーンとしてしまった。

時々、ピクンと小さく動いたりして。
その一挙一動に目が釘付けになってしまう。
面会時間はあっという間に過ぎ去ってしまった。


家に寄り道すると、上の子が書いた赤ちゃんの絵があって。
それがまた、今まで見たことのない良い出来に驚いた。

子供は３歳までに親孝行をしちゃうとか。
成長と共に憎たらしくなってくるなんて、よく聞くけど。
４歳の長男が今、とても可愛いと思う。

２人で遊んでる姿、なんて考えるとなんだか愉快で。
そう遠くない未来も、なんだか待ち遠しい。


ほんと。
子供って可愛いナァ…。

2010年03月08日(月) 誕生


時間：午前５時３０分
身長：５２ｃｍ
体重：３８４０ｇ
性別：男の子

とっても、元気らしいです。

2010年03月01日(月) 肌色


はだ色。

人種差別になるから、ということでいつの間にか姿を消したそうだ。
新しい呼び名は”うすだいだい”とか”ペールオレンジ”。

今まであった言葉がいつの間にか姿を消してしまう。
誰にも気付かれず、そっといなくなるような。
そんな消え方が怖い。


環境の変化や、外来種による生態系の変化で消えていく魚や動物達のように。
生活や言葉も淘汰されてしまう。
それは果たしてそれでいいのか。
とても疑問に思う。

どうして”はだ色”って、言ってはいけないの？
とっても暖くて、柔らかな、からだの色。
日本仕様の呼び方を、大事に残しておけばいいのに…。

ピンクを桜色と呼んだり、緑を若草色で表現したり。
色の響きって素敵だと思うんだけどナァ…。


薄橙（うすだいだい）にやはり違和感を感じながら、こんな事を書いてみた。
愚痴っぽくて、ごめん。

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