日常些細事
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2004年08月31日(火) |
お見舞い申し上げます |
昨夜中国地方を横断した台風16号に、我が家も被害を受けてしまった。 といっても自分は朝まで全然気がつかなかったのだが、1階に置いてある物置が強風でバターンと2つとも倒れていたらしい。 らしい、というのも今朝私は7時半まで爆睡していて、目が覚めた時にはもう近所の人達が倒れた物置を起こして、散乱していた収納物も片付けてくれていたからである。 まことに申し訳ありませんでした。 このあたりでは他にも学習塾の看板が外れたり、向かいのアパートの雨どいが10メートル以上吹っ飛んだり、隣家のガラスが割れたりと、規模は小さいながら意外に台風の被害があったようだ。 他の地方では死者も出ており、もっと深刻な事態に直面されている方が大勢いらっしゃる。 この場を借りてお見舞い申し上げます。 (9月の『運勢』『予約』のページ更新しました)
ラスカルの絵皿を貰ってしまった。 別に私は皿なんか欲しくなかったのだが、店員さんがあまり熱心に勧めるものだから、 「ま。ためしに集めてみっか」 とポイントシールを応募用紙に貼っていたら、たったの3日で皿1枚分の25点が溜まってしまったのだ。1点が100円相当なので、3日で2500円以上をセブンイレブンで買物したわけだ。 しかもこのシールは弁当や調理パンなど、いわゆる惣菜類にしか付いていない。 つまりこの3日間、私の食の大半はセブンイレブンで賄っていたことになる。 なんたることであろうか。 まあこれは、うちの近所にセブンイレブンしかコンビニが無いため、ここで買物をすることが多いせいであろうが、しかしコンビニの弁当ばっかり食っているのも問題があるなあ。栄養は偏ってるし、野菜は少ないし。今日買ってきた『ミートスパゲティグラタン』なんか、いかにもコレステロール高そうだし。 早死にしそうだ。 ところで絵皿は2種類あって、ひとつは盥でラスカルが洗い物をしているもの、もうひとつは野原にラスカルがぼーっと立っている図柄である。 「どちらにしますか?」 店員さんに尋ねられた私は、迷わず『洗い物』のほうを選んだ。あらいぐまは常に洗い物をしているのが正しい姿なのである。
セブンイレブンで買物をする。 レジで清算を済ませていると、30歳ぐらいの女性店員がチラシを手にして、 「お客様。ラスカルの絵皿はいりませんか?」という。 「いま、セブンイレブンの商品に付いているポイントシール25点を集めると、もれなく『あらいぐまラスカル』の可愛い絵皿をプレゼントしているんです」 そういえばこのあいだからレジの端っこに、なにやらお皿を2枚飾ったディスプレイ台が置いてあった。あまり興味が無かったのではっきり見たことはなかったのだが、こういうキャンペーンをやっていたのか。 「8,9,10月と、毎月お皿の絵が変わるんです。今月はラスカルですよ。いかがですか、ポイントシールを集めてお皿を集めてみては?」 そして一緒に入れときますね、と買物袋の中にチラシを入れた。この紙へシールを貼り付けるようになっているらしい。 しかし8月ったってあと10日しかない。そんな短い間にお皿を貰えるだけのポイントが集められるのだろうか。 そもそもこの私が店員さんの説明を聞いて、 「ほんとだラスカル超かわいー。よーし。いっぱい商品を買ってポイント集めて、お皿をゲットしちゃうぞお」 などと張り切ると思っているのだろうか。 顔を見れば分かりそうなものだが。
夜、友人の小林さんと山口氏が引っ越し祝いに観葉植物を持ってきてくれた。ゴムの木だそうだ。もう少し成長したら樹液を採取して、輪ゴムやチューインガムが作れそうである。楽しみだなあ。 ありがたく頂戴する。 その後3人で水島の歓楽街に繰り出し、おいしくお酒をいただきました。
女友達が遊びに来る。 彼女が新居にやって来るのは初めてなので、キッチンから順に部屋の間取りなどを説明していたところ、 「なにこれ」 洗面台の歯ブラシを発見されてしまった。こういうところ、女性は実に目ざとい。 「あなた独身だったわよね。何で歯ブラシが2本もあるのよ」 とっさに私は、 「通行人じゃ。通行人が持ってきたんじゃ」 と答えた。 「うちに歯ブラシを持って来ると、歯の病気が治るという言い伝えがあるのです」 信じてもらえなかったようだ。
某所より頼まれていた原稿を書き上げる。締切にも何とか間に合い、やれやれである。 明日はようやく部屋の片付けができる。 仕事の合間にこれを書いていた為時間が無くて、部屋の中は引越し荷物が散乱したままになっているのだ。 深夜の郵便局に行き、発行所へ速達で送る。 帰りにビールを購入し、帰宅。ひとりで祝杯をあげる。 それでも飲み足らなかったので、仏壇のお酒を失敬した。
今日は引越しの日である。 引越しといっても大騒ぎするようなものではなく、直線距離にして10メートル。向かいの大家さんちが2階を改築して賃貸にしたので、そこへ移ったのだ。 懸念していた台風10号も日本海に去った。 台風一過の青空のもと、晴れやかな気持ちでお引越しだあ、と元気よく家を出たら、外は小雨まじりの曇り空であった。 おまけに朝から前の道で水道管の工事が始まってしまい、ショベルカーは来るわダンプカーはくるわ、えらい騒ぎである。 そういえば少し前に『水道工事のお知らせ』の紙がポストに入っていて、「○日から○日までは道が通りにくくなりますのでよろしくおねがいします」と書かれていたような気もする。しかし引越しの準備に忙しくて、いつから工事が始まるのかなんてことはすっかり忘れていた。 よりによって、今日とは。 うちの前の道は幅4メートルと狭く、工事を始めると車はまったく通れない。 忙しそうにしている工事関係者に 「あのー。今日引越しするんで、運送屋さんなんか来るんですけど」 恐る恐る言うと、 「ええっ。この道当分、通れないよ。穴掘っちゃうんだから」 すごく迷惑そうである。 そこを何とか、とお願いして、引越し屋さん、電気屋さん、水道屋さん、などが来る度工事機材を動かして道を開けてもらい、夕方までに何とか引越しは完了した。部屋の中はまだ全然片付いて無いですけど。
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