日常些細事
DiaryINDEXpastwill


2004年07月31日(土) 大丈夫か引越し

 
台風10号が接近中である。空も雲に覆われて、雨も降ってきた。
 困ったのう。
 実はあさって引越しすることになっていて、台風がのろのろしてると暴風雨の真っ只中で荷物を運ばねばならなくなってしまうのだ。
 早く行ってしまえ台風。
 それより心配なのは新居のほう。
 まあ引越しといっても向かいの家に移るだけなのだが、ずいぶん前から入居が決まっていたというのにまだ改築中なのである。
 今日も朝から大工さんがやって来て、雨風吹く中トンカントンカンやっているのだ。
 大丈夫なんだろうな引っ越しても。
「あ。すいません。まだ床が全部できてないんですよ。そのへん歩くと落ちますから」
 なんてことにならんだろうな。
 もう電気ガス水道運送清掃電話すべての業者さんを手配しているのだ。いまさら延期なんかできんぞ。

不安の中、8月の運勢更新しました。
 


2004年07月28日(水) 知り合いの本

 
うちの近所には『イオン倉敷ショッピングセンター』があって、2階に『喜久屋書店』という大きな本屋が入っている。そこをぶらぶらしていたら、書棚で知り合いの本を見つけてしまった。

 茂吉を読む 小池光 五柳書院
 フラジャイル 佐藤りえ 風媒社

 小池氏(ダスティン・ホフマンに似ている)は私が所属している短歌人という短歌結社の編集人をされていて、短歌の世界ではよく知られた人である。
 佐藤さんはまだ若いのだが短歌人の同人。これが第1歌集。

 この夜がこの世の中にあることをわたしに知らせるケトルが鳴るよ

 青空の天辺にある美しい南京錠の鍵をください         佐藤りえ

 本屋で個人的に知ってる人の本を見かけたりすると、なんだか嬉しいような、眩しいような、ちょっと不思議な気持ちになるなあ。
 どちらも良い本なので、機会があれば一度手に取ってみてください。幸いというかなんというか、喜久屋書店内には椅子や喫茶店までがあり、そこで書棚から持ってきた本が読めるようになってます。




2004年07月24日(土) セミナーに行く

 
午後3時半からメンタル整体学院のセミナー(勉強会)に行く。私はここを卒業して整体を始めたのだが、卒業したらほったらかしというわけではなく、毎月セミナーがあって、新しい知識を習得し技術の向上ができるようになっているのである。ちょうどWindows Updateみたいなものだ。
 本日の出席者は黒瀬、小林、松尾、山下、高橋の5名。それに見学の方がひとり。少ないようだが、開業していたり施設の整体コーナーで働いている人も多く、なかなかみんなが集まるというわけにはいかないようである。私も三ヵ月ぶりに出席した。
 最初に秋山先生から、学院が「厚生労働大臣認可全国整体療法協同組合認定校」になったという報告を受ける。漢字が21字も続いてとても立派そうな肩書きである。認定を受けるのには試験などもあっていろいろ大変だったらしい。整体はマッサージや指圧、鍼灸と違って国家資格ではないため誰でも開業することができるのだが、そのため素人同然であったり、お客さんの体を痛めたりするひどい業者もいて、そういう連中とは一線を画したいというのが当学園の考えであるようだ。
 ともあれ目出度いことではある。
 その後、新しいO脚の調整法と肩コリの解消法などを学び、用事があったため6時過ぎに早退した。(写真は左から松尾、黒瀬、山下の各氏と秋山先生)


2004年07月20日(火) 10年前

 
暑いのだ。
 んもう、朝から太陽ぎらぎら、熱気むんむんである。
 一体気温が何度あるのかと思い、外へ出て計ってみようと思ったのだが、あいにく我が家には温度計が無い。
「うーむ。どうしたものか」
 しょうがないから体温計で代用することにした。
 午後2時。空にかざした体温計の表示は36.3度。
 これが人間の体であったら、
「ああ。よかったわね、平熱で」
と、喜ばしい事態となるのだが、計ったのは体温ではなく気温である。
 いくらなんでも暑すぎる。しかもこんな天気が連日なのだからたまらない。
 ちょうど10年前の1994年もこんな空梅雨で猛暑の夏だった。当時私はカヌーにハマっていて、よく近所の高梁川へ出かけたのだが、川に水が無くてカヌーが浮かばず、何百メートルも川底を歩いた記憶がある。
 炎天下、水の無い川で重いカヌーを引きずりながら歩いていると、
「オレ、なにやってんだろう」
と、つくづく情けなくなったものだ。
 それ以来、カヌーはあまりやってない。


2004年07月15日(木) 日本最初のミル金を食す

 
暑いのだ。
 新潟県では大雨で死者も出ていると言うのに、私の住む岡山県はカンカン照りで、今日も気温は35度を越えてしまった。所用で朝から岡山の表町あたりをうろついていたら、昼にはもう、汗だらだらである。
「うーむ。こんなに暑いとカキ氷でも食べたいのう」
 そこで表町商店街にある喫茶『カニドン(実名)』へ行くことにした。妙な名前だが岡山の喫茶店としては屈指の老舗で、結構有名なお店なのである。
 ここに来たら『ミル金』を頼まねばならぬ。小豆を潜ませたカキ氷の上に練乳をかけた、あれである。なにしろ、
「日本で最初にミル金を作ったのはうちの店」
と自慢しているくらいなのだ。一体どんな理由で「日本初」を標榜しているのか、そこのところはよくわからないのだが、とにかく私の生れる前からそう言って自慢しているのだからしょうがないのである。
 12時ぴったりに店の扉を開けると、店内には誰もお客が居らず、入口あたりの椅子にウエイトレスのおねえさんがぽつんと座って雑誌を読んでいた。
む。ずいぶんヒマそうな雰囲気。流行っとらんのかこの店は。
 いささかの危惧を抱きながら奥の席に着き、だるそーに水と紙おしぼりを持ってきたウエイトレスさんにミル金を注文する。
 ミル金はすぐにやって来た。
 直径15センチほどのガラスの器に、カンナで削ったような氷がてんこ盛りにされている。スプーンですくって口に入れると、氷はあっというまに溶けて、口の中に練乳の甘さと冷たい水の感触だけが残る。氷の削り方に秘訣があるらしく、口の中でしゃりしゃりしないで、ふわあっと溶けてしまうのだ。凍った綿菓子を食べているような感じである。器の底に潜んでいる粒あんも甘さ控えめで、小豆の味が立っていた。
「日本で最初」かどうかはともかく、なかなか美味いミル金である。
 半分くらい食べたところで、お客さんがどっと入って来た。全員が女性と子供。狭い店内があっという間に満席になって、あっという間に騒々しくなった。私が訪れたのはちょうどお客の切れ目時だったようで、店は繁盛しているようだ。
 ミル金の値段は税込で700円。このあたりの店のラーメン一杯より高く、お昼の定食よりは少し安い。


2004年07月10日(土) 投票に行く

 
明日は朝から家に居ないため、市役所へ参議院議員選挙の期日前投票に行った。 以前はたしか不在者投票と呼んでいたと思うが、いつから変わったのだろう。
 そんなことも知らないほど、普段は政治に興味の無い人間なのだが、どうもこのままじゃ、わたしら年金もらえそうに無いし、もらえそうに無いのに年金支払額は上がることになっちゃったし、選挙の直前に曽我ひとみさんは家族と会えちゃうし、なんか変だな、と思ったので投票に行くことにした。
 投票の手順は実に簡単。渡された用紙に名前と住所を書き、期日前に投票する理由を『仕事』『法事』『レジャー』などとあらかじめ書かれたものの中から丸を付け、係員に渡す。すると白と黄色の投票用紙をくれるので、それぞれの紙に立候補者と政党の名前を書き、2つ折して銀色の投票箱に入れる。
 この間、3分足らず。カップラーメンにお湯を入れてから投票に行って、帰ってきてもまだ食べられないほど短い時間である。
 投票所の中を撮影しようと思ったのだが、怖そうなおじさんが睨んでいたので、止むを得ず外の看板を写しておいた。


2004年07月05日(月) 画像1号

 
来月あたりホームページをリニューアルしようと思っているのだが、その打ち合わせをするため山口氏に来てもらった。彼は1年程前に『高橋もんだる院』のホームページを作ってくれた人である。
 いろいろと意見の交換をした後、ついでにといっては何だが、この日記へ画像を貼る方法も教えてもらった。
 日記に画像が添付できるようになったことは以前から知っていたのだが、自分でやってみると画像が現れなかったり、どこかへ行ってしまったりでうまくいかなかったのだ。
 画像第1号は、その山口氏が「ハワイのお土産です」とくれたTシャツ。
仕事場に着ていくと、今まで築いてきた信用をいっぺんに無くしてしまいそうな図柄である。
 しかし、えらくピンぼけだな。


高橋もんだる院 |HomePage

My追加