日常些細事
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朝から大雨。ひとりもお客が来ない。 ふてくされて6月の占いをする。ホームページ用のやつである。 ふてくされて占うとコメントもトゲトゲしくなるなあ。 修行が足りんなあ。
「今月の運勢」更新しました。 「6月の予約」更新しました。
山口県まで用事で行くことになった。 高速代がもったいないので朝4時に起き、国道2号線を愛車パジェロJr「たまたま号」でとろとろと走る。 広島店三原市に入ったのは7時ごろ。ふと見ると道沿いに、 『山口風呂』 と書かれた看板がある。たたみ1畳ほどもある大きな看板に、 『山口風呂』 のほかには何も書かれていないのである。 「なんだこりゃ。銭湯の看板か」 最初はそう思ったのだが、しばらくすると今度は 『株式会社山口風呂』 という看板を掲げた建物に出くわした。 どうやら『山口風呂』というのは会社名で、風呂場など水回りの工事を請け負っているところであるらしい。 「うーむ。なんとわかりやすい社名」 私はすっかり感心してしまった。 だが水回り関係を社名にしたいのなら、 『山口台所』 『山口トイレ』 『山口水道管』 としてもよかったはずである。 一体いかなる理由で『風呂』になったのか。会議で決まったのならその議事録を読んでみたいものだ。 この山口風呂という会社、支店もいくつかあってなかなか繁盛している様子。社名のユニークさも一役買っていると思われる。
(後日Webで検索したところ、東京にも『山口風呂店』という水道屋さんがあった。場所は港区白金。きっとおしゃれな水道屋さんなのだろうなあ)
短歌人会の岡山歌会へ行く。場所は岡山駅近くの喫茶店。 記憶が正しければ2年ぶりの出席である。歌会は毎月行なわれているのだから24回はすっぽかしたことになる。随分と不義理をしたものだ。 午前10時からの会は岩本、楠藤、小林、宮本、磊の各氏が出席し、私は1時間遅れ、さらに30分遅れて青輝氏がやって来た。青輝さんは近所で開かれていた骨董の展示会を抜け出して、宮本さんはわざわざ瀬戸内海を渡って香川県からの参加。その熱心さには感心してしまう。 詠草の中で印象に残った作品をいくつか。
鈴木三重吉の耳翼まことに大なれど娘のほうがさらに立派なり 楠藤さち子
ポリ袋に風が隠れて四車線道路を難なく渡ってしまえり 岩本喜代子
朝靄の森の奥にてかすかなる野鳥の声を聞きしとおもふ 青輝翼
歌会の後、皆で昼食。他結社の話や歌人の噂など、いろいろと聞く。 なかなか興味深い話を伺いました。
お客さん1人来る。 詳細はここに書けないが、おかげで短歌人の月詠ができた。 終業間際の郵便局へ駆け込み、速達で送る。12日の締め切りにはなんとか間に合いそうだ。 やれやれである。 あわせて岡山歌会の詠草も発送する。日取りが合わなくて、ここへは1年以上出席してないんじゃなかろうか。今月ぐらいは行きたいのだが。
毎日のように庭の草取りをしている。 この季節、植物の成長は実に早い。油断してると、あっという間に庭が雑草だらけになってしまうのだ。 汗だらだらで作業していると、大家さんが様子を見にやって来た。 「ああ。きれいになったねえ」 草抜きの終った個所を点検しながら、とても満足そうである。「これでよく耕したら、立派な畑になるわ」 「あ。そうですねえ。はは。はは。はは」 と私も愛想笑いをしてみたものの、
ちがーうっ。
わたしは 英国風の おしゃれなガーデンを 造りたいのっ。 そのために汗だらだら流してんのっ。 なんで自宅に畑を造らにゃならんのだ。
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