制作日誌「絵のある生活」

立体額を作る　　　　　　　　　2006年07月15日(土)

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香水瓶とトマト、立体額装2006-0714_04.jpg

計画していた立体額を完成させた。

この絵はさほどいい絵とは思ってなかったが、
額装してみると愛着度が劇的に増した。
黒くて四角くて、宝石箱みたい。抱きしめたい。
額で絵の価値は変わるなぁ…。

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ＭＫ額はフレームのみのシンプルな仮額、
平型・黒のデザインがとても気に入っている。
ネット上を探し回ったが、新宿世界堂店舗にしかなかった。
世界堂はオンラインショップになくても、店舗に電話＋振込でも購入可能。

他にも好みの立体額が世界堂店舗にはあった。値段も手頃。
作る方が若干安い。仕上がりは既製品の方が綺麗だろうし、
額制作にかかる時間と費用を考えて、悩む。

そんな時間があるなら、もっと描けばいいとも思うけど、
ある意味贅沢だよねぇ。この宝物感は代え難いものがある。
まぁ、もう少し作ってみようかな。

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◆仮額から作る立体額（F3）
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立体額制作2006-0714_06.jpg
額を作ると言っても、塗装は今回諦めてる。
前回全部手作りしたけど、45度のコーナーが難しいし、塗装はやすりがツライ。
プロにはかなわない徒労感。
よって、表面の見える箇所は既製品、
内側のマットにあたる部分を布貼り・自作することにする。

それから家にある安物の冴えない水彩額を改造。
立体額にするためドロ足を付ける。

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既成額との比率（縦横差は20mm以内のもの）
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いろいろな比率が分かって、結構面白い。EXCELに一覧表を入力しておく。

帽子の女性（完成）～金箔、ミッショーネを試してみる　　　　　　　　　2006年07月12日(水)

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最初と最後で結構スゴイ差があるなぁ。
最初の方はホント悲惨…。恥だ。

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最初にマフラーのところに金箔を貼ったけど、
うまく形を出せないのでつぶす。

背景の模様もうるさいのでつぶし、
ケルト文様そのまま写してたのをやめて、
自分なりにアレンジというか、要素を減らす。

その模様に金箔（ミッショーネ）。

接着剤はカシュー（油性漆塗料、透明）。
盛り上がるので、薄い金箔が肉厚な感じに。

油彩なので金箔が周りにも着く。
卵白を泡立て、上澄みだけとって画面に塗り、
3日置く。その後シッカロールを手に塗るついでに
画面にも少し施し、粉を乗り越えてカシュー。
30～40分後箔置き。

乾いたら余分な箔を筆で払い、粉も払う。
油彩透層。完成。