結婚式・ウェルカムボード制作 2006年09月10日(日)
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アルシュ水彩紙荒目。
最近買った色鉛筆でお気に入りは油性色鉛筆。カランダッシュ。
茶系で下描き。それから緑系、赤系で。
油性色鉛筆は、色が普通の色鉛筆より強く線が綺麗に出る。
何故か消しゴムで消える。
水彩を上にのせても溶けない。下描き素描に最適かも。
写真の資料がバラバラで、何枚かから表情を選ぶ。
『二人の結婚を画家が承認する』という意味合いを出したく、
手は繋ぐこと。これは自分のこだわり。
しかし想像で強い存在感のある手は描けなかったので
相棒と二人で手を握り、鏡に映して写真を撮って手の形を決める。
形が決まってきたら、水彩で色を決める。
油性色鉛筆に隠し色が入ってるので、水彩はざっくりでいい。
いつもと違う事は、あまり描写しないこと。
描写して形をゴリゴリに描く必要はなく、
迫力ありすぎてコワイ絵になったら困る。
ウェディングの幸せな感じがないものね。
描きすぎないように進む。
>>[完成拡大画像]
>>[額装拡大画像]
最後にマットを厚紙とレザー紙で作り、
レタリング、一部金箔。
レタリングの色合わせは結構大変だった。
いくつも色見本を作る。
小さい文字はドクターマーチン顔料系カラーインクの
ダークウォルナット(濃い茶)で縁取り、中はゴールドアンバー(金茶)と
ホルベインアクリルガッシュ・グリニッシュイエロー(草緑)の混色。
グロスメディウムで艶を出す。
金箔の下は、同じくインクのスペクトラムレッド(明赤)で縁取り。
ホルベインアクリルガッシュ・コーラルレッド(白朱)で塗りつぶし。
一部だけ金箔を貼り、他はアクリル金を塗り差を付ける。
が、チューブ入りの金絵の具は金泥状態で非常に細かい線が難しく、
色も金箔の方が段違いに美しいので、全部金箔にしても良かったな。
今後、制作日誌はBLOGに移行します。http://memo.art-b.net/
週3回更新していた時期もありましたが、最近は月一もやっと。
楽しみにしていた方(おられましたら)ごめんなさい。
最近は手が痛い(腱鞘炎)とか、ネット自主規制(中毒)とかの事情で、
制作日誌は手書きでつけてたりするのですが、メモはすぐなくします(^^ゞ。
なので、今後は携帯から更新しようかと思ってます。
記事も短く。一日に何度も書くような、まとまりのない、
本当に制作日誌・メモ的になる予定です。
メルマガはまとめになるかなぁ。
まぁ、細々と続けていこう思います。はい。
by HPY
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